量子力学

量子力学1,2 (KS物理専門書)

【著者】猪木 慶治, 川合 光
【出版社】講談社 (1994/2/18)
【難易度】☆☆☆
【お勧め度】☆☆☆☆
【コメント】
  • 章末に演習問題と解答があるので自力で学習できるが、それなりに難しいので二周目に解くと良さげ。これだけできたら院試の問題が解けるようになる。事前にある程度の数学知識、特に偏微分方程式、行列の対角化、フーリエ変換を押さえておくとよい。2巻の後半で相対論的量子力学にも触れているので、これだけで学部レベルの量子力学は一通り学べるという算段である。ただし、1巻の最後の章の角運動量については群論から入るために初学者には難解かと思われるので、ここだけは別の本も読むことをおすすめする。 -- sgmt (2011-12-28 15:26:42)
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量子論の基礎―その本質のやさしい理解のために (新物理学ライブラリ)

【著者】清水明
【出版社】サイエンス社
【難易度】☆
【お勧め度】☆☆☆☆☆
【コメント】
  • ブラケット形式の量子力学をやさしく教えてくれます.Bellの不等式との関連など,量子論の本質も抉りだしています.線形代数の知識も書かれていて,self-containedになっていて,初学者にもおすすめ.ただし,本の名の通り「基礎」なので,応用例が乏しいです.この本だけでは数物理的な例がわからないので,使いこなすためには別の本(例えばシッフやサクライ)を読む必要があります. -- kz (2012-10-20 17:37:24)
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量子力学(物理学叢書)

【著者】シッフ
【出版社】吉岡書店
【難易度】
【お勧め度】
【コメント】
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現代の量子力学

【著者】J. J. Sakurai
【出版社】吉岡書店
【難易度】☆☆☆
【お勧め度】☆☆☆☆☆
【コメント】
  • ブラケット形式の量子論を解説した本格的な本です.とてもわかりやすく,演習問題も多いのでとてもお勧めします.ただし著者も言っていますが,シュレディンガー形式の量子力学は既習を前提としているので,他のスタンダードな本を先に読んだ方がいいかもしれません.(僕はこれだけ読みましたが,十分理解できました.これだけでも良いかもしれません.)上下巻の両方を読めば,量子論の基本的な理論形式を一通り学べます.東大の物理学科の僕の代(2010年前後)では,【J. J. Sakurai】か【猪木・川合】の本が学部の標準のように思えました.つまり,物理学者の量子力学に対する理論的教養としてはこれだけで十分だと思います. -- kz (2012-10-20 17:38:18)
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相対論的量子力学 (新物理学シリーズ (13))

【著者】西島 和彦
【出版社】培風館 (1973/04)
【難易度】☆☆☆
【お勧め度】☆☆☆☆
【コメント】
  • 場の量子論を使わずにどこまで相対論的量子力学を使って計算できるかに挑戦する本。ディラック方程式や、非相対論の範囲も含めた散乱問題に詳しくなれる。量子力学を学び終えて場の量子論に行く前に読むとよい。ニュートリノの質量を0とするなど時代を感じさせる。 -- sgmt (2014-05-08 18:19:19)
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最終更新:2014年05月08日 18:26
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