車高

概要

GenX10では車高はツーリングカーと同じく前後4mm~5mmとするのが一般的なようです。(参考:WorldGTでは最低車高は4mmと規定されています)
一般的には低い方がタイヤがグリップしているのであれば車の挙動が良くなります。
フロントはリアより1mm程度低い方がよいでしょう。
路面の状態によって調整する必要があることに注意してください。GenX10を走らせる事はあまりないでしょうが
パーキングロット等あまりフラットでない路面ではシャシーと地面の接触を防ぐため高めの車高が良いです。

タイヤ径

車高にはタイヤ径の影響が常につきまといます。タイヤの径が1mm小さくなった場合車高が1mm低くなることを意味します。
その為車高調整は(厳密には)毎回行わなくてはならない物と考える必要があります。

フロント

フロントはロアアーム下に挟むスペーサーの厚さで車高を調整します。
まずシャシー裏面からこのネジ2本を外し
このネジを更に外し
このメガネ状のスペーサーを入れ替えることで車高調整が行えます。キットには3mm、4mm、5mmの3種類が付属しており、厚いスペーサーを入れることで車高が落ちます。

つまり、計ネジ4本を完全に外す必要があります。(注)左右なので計8本です。)めんどくさいと感じるのであれば
このようなトゥエルブ用のスペーサーを購入することでシャシー裏側のネジ2本を「緩めて」
このようにスペーサーを差し込んで調整することが出来ます。
スペーサーはアソシRC12やCRCカーペットナイフ用として販売されているものが使用できます。
このスペーサーはカーボンなどを切り抜いた物ですので自分で作っても良いでしょう。
このタイプのスペーサーを使用する利点は、取りつけやすさと共に、調整が細かくできることです。(キット標準のスペーサーでは1mm単位でしか調整できません。)

リア

リアは以下のようなスペーサーをアクスルに固定することで調整します。

リアのハイトスペーサーは上下を反対にしても使用できます。スペーサーの穴が上に来るように取りつければ車高が落ちることになります。
注意)リアの車高調整はピニオンとスパーのバックラッシュ調整に影響を与えます。

注意点

GenX10では車高調整はツーリングカーのように簡単に行うことは出来ないことに注意してください。
スポンジタイヤを使うので車高は結構変動します。厳密に見るのであれば毎走行時に調整が必要になります。
しかしながらコスト的な問題が絡む場合は程度の割り切りも必要です。新品タイヤをいきなり直径10mmも削るのには抵抗が有る人もいるでしょう。
副管理人はリアの車高が8mm程度で走らせるときもありますし、管理人に至っては車高を測っていませんw。

  • 前後差
一般にフロントをリアより0.5mm程低くするのが良いようです。フロントをリアより低くすると減速時にフロントにより荷重がかかり、曲がる傾向になります。
逆に高くすると曲がらない傾向になります。車高の調整では高さより前後の差を重要視する方が良いようです。
最終更新:2010年01月11日 01:53
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