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ルースニシー・ガーチ
最終更新:
darebek
目次
プロフィール
概要
ガーチ。魔法史の教授だ。以上。
アルカナ学院の魔法史家。学院を留守にしがち。
データベース
-
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基本情報 |
基本情報
名前 |
ルースニシー・ガーチ |
英表記 |
Ruthenicy Gerch |
所属 |
ベルギア |
呼ばれ方・愛称 |
ガーチ先生、教授、大先生 など |
性別 |
男性 |
年齢 |
186歳 |
種族 |
エルフ |
職業 |
魔法史家、アルカナ学院教授、アトラス・ウィッカ編集員 |
肩書・階級 |
教授 |
魔法について |
得意 |
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+
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その他情報 |
その他情報
一人称 |
私 |
家族構成 |
独身 父母はフロリスの一般市民、存命 |
誕生日 |
mm月dd日 |
好きなもの |
研究対象 |
嫌いなもの |
愚か者 |
苦手なもの |
無学な者 |
好きな色 |
知らぬ |
趣味 |
研究 |
行ってみたい国 |
全て行った |
座右の銘 |
温故知新 |
決め台詞 |
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+
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交流情報 |
交流情報
キャラクター個別Xアカウント |
無し |
プレイヤーのXアカウント |
@Siod_arE_RP←ロールプレイ特化。基本的にはこちら |
@Siod_arE←VRC一般用のアカウント |
フレンド申請 |
会った人のみ |
IN時間帯 |
21時以降、遅くなるほど確実 ~1時 |
RP |
オレンジステータス&ステータスメッセージが「【イベント中】ガーチ先生(BER)」のとき それ以外のときは全て中の人です |
VRCネーム |
非公開 |
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+
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ファンアートOKリスト |
ファンアートOKリスト
カップリング表現 |
OK |
夢表現 |
OK |
FAの外部発注 |
OK |
身体的特徴の変更 |
OK |
性転換 |
OK |
髪型変更 |
OK |
衣装変更 |
OK |
パロディ |
OK |
性表現(軽度) |
OK |
暴力(軽度の傷や流血) |
OK |
R18 |
OK |
R18G |
NG |
(以下キャラクターシートより引用)
※創作表現の自由を尊重するため、カップリング表現・性表現や暴力表現を禁止していませんが、必ず適切な配慮をお願いします。
※赤字項目については公式タグを使用しない、ワンクッションを設けるなど、作品の公開方法に十分な棲み分けを行ってください
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性格や特色
博学だが高慢で身勝手、気難しい性格。生徒に求める基準は高い。授業は難解かつ合格基準は厳しい。自分が興味を抱いた事物のことになると脇目もふらず探求する。
(長命種基準で)熱しやすく冷めやすい。
研究室はベルギアのアルカナ学院にあるが、文献や考古学史料調査のための外遊を繰り返しており、学院には1~2カ月に1回いるかいないか程度である。
魔法
全属性の魔法の操作技術、素質において卓越した能力を有し、基礎魔法から応用魔法まで難なく扱う。第一素質は火。次いで土、水と続く。土属性魔法による凝集と精錬を基軸に、火属性と水属性による繊細な温度操作、そして無属性による空間制御を組み合わせて繰り出すガラス結晶の魔法は、物体の保存・保護、防衛陣の展開や牽制、拘束などに活用され、彼の「固有魔法」と呼べる領域にまで昇華されている。
普段は補助的な魔道具として片手用の杖を用いる。滅多に使わないが、護身用の大型の杖も所持している。
魔法に関して天賦の才を持つにもかかわらず、フィールドワーク等で危機的状況に陥った際を除いて応用魔法や防衛術を使用することはなく、普段は魔法の修練よりも史料収集・読解に明け暮れている。
正式なサインは
葉枝体(学院式現代葉枝体)と呼ばれる独特の字体で記される。一般的に使用される文字の筆記体の派生形ではあるが、魔法図像学的に強固な形態をとっており、サインそれ自体が簡易的な魔法陣を形成している。詠唱式の魔法と組み合わせることでサインおよびサインされた書類の本人性・真正性・証明性が担保される、応用魔法の一種。
生い立ち
王都フロリスの比較的裕福な平民エルフの家庭に生まれる。アルカナ学院卒業後、フロリスやニーレンの公文書館に勤めるも、仕官に嫌気が差し研究職へ。10年ほど臨時講師を務めたのち、40年前からアルカナ学院所属の研究者として在籍している。
魔法の歴史に限らず、史学が未だ発展途上のエーレにおいて、社会や経済、文化など、あらゆる存在の「過去」「あらまし」を研究対象としている。
ペルベヌアのアトラス・ウィッカ出版社と協力関係にあるが、本人は煩わしく思っている。出版社では編集長の「左足」と通称される。常に辞めたがっているが編集長が許さないのでしぶしぶ歴史関係の記事の編集を請け負っている。
研究
+
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コメント:魔法制限論について |
コメント:魔法制限論について
それは研究対象として、という意味だろうか?であるならば「研究対象ではないので何も言うことはない」と返答するのみだ。私はあくまで魔法史の専門家であり、私自身はエルフ以外の魔法の使用を制限すべきか否かを論じる立場にない。制限論そのものは政治だとか倫理だとかの領域であり、魔法史……いや、歴史があずかり知るところではない。無論、賢者ドヘンケンの時代から如何なる過程で現代の制限論が発展してきたのか、だとかサベッツが制限論を唱えるに至った歴史的背景は何なのか、といった課題を探求し、判明した歴史的事実を現代の議論の糧として提供することは魔法史学の社会における使命であり、私の研究が目指すべき到達点の一つである。しかしながら、今この時世において魔法をどのように扱うべきかを論じるために登壇させられたとて、魔法史家・歴史家としての私が発することのできる言葉は一言もない。私の為すべきは過去の事象を詳らかにすることであって、今の世をどう治めるかを議論することではないからだ。
ただ、先述の返答は些か無責任というものだろう。では歴史を愛する者としての立場から述べるとしよう。答えは「反対」だ。魔法とは常に歴史の動因。先日のマジスタ滅亡はエーレ史の一頁に刻まれる重要な事件であったが、これもまさに劣等種……失礼、「短命種」による魔法の乱用が関わっている。あらゆる種族の社会、文化に根差し、もはや切っても切れないものとなった魔法は常にダイナミックな変化を起こす可能性を秘めている。短命種から魔法を取り上げ、完璧な我々のみが魔法を独占してしまっては、エーレの歴史は病床に伏した老人の日記よりも遥かに退屈なものになってしまうだろう。短命種が不完全な魔法を用いるからこそ、歴史は胎動し、戦と武勲、商機と富、探求と革新が生まれるのだ!
……何だ?『それこそ無責任、不謹慎だ。もっと自分事として捉えろ』だと?先の回答が不満だとでも言いたいのか?フン、君はエーレ随一の学院の魔法史家に対する敬意というものがないのかね。だが、そうだな、いちベルギア市民として答えろということなら「賛成」だ。短命種の魔法は不完全にして醜く、そのうえ危険だ。繰り返し説明するまでもない。
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コメント:魔法史の研究思想について |
コメント:魔法史の研究思想について
既知の事実として、サイヨーの論によるところの「破壊的」魔法学の発展は特に旧マジスタにおいて一定の社会的・政治的要請によって加速し、国家戦略の一環として制度化され、軍事利用に資する学統として確立した。その結果が何を招いたか言うまでもない。かの国は地図上から消失したが、問題はそれで終わりではなく、旧マジスタの遺産はいまだ実質的な脅威として作用しうる。よって、これを平凡ないち研究対象として片付けるのは早計だ。現在の魔法史研究がこの分野に集中する背景には、単に過去の学問的遺産を検討するという目的に留まらず、より実務的な側面が強く影響を与えていることを看過してはならない。すなわち、「破壊的」魔法学の歴史的変遷を明らかにすることは、単なる学術的探究ではなく、むしろ現在および未来における秩序の構築と安定に寄与する営為であり、極めて重要な意義を持つ。そして何より、この研究が喫緊の課題たる所以は、「破壊的」魔法学の発展が過去の出来事に非ず、その乱用が今後も繰り返される可能性をはらんでいるという厳然たる事実にある。
とはいえ、魔法の発展経過を追うのみでは「破壊的」魔法学発展史の全貌を解明するには不十分である。この事実は史学における一般法則に則るものであり、いかなる学問領域においても、単一の要素によって全体を説明することが不可能であるのと同様の理である。すなわち、魔法の発展とその応用のみを追究する態度は、一面の理解を助けるにすぎず、全体的な解を導くものではない。必然的に、「破壊的」魔法学の発展の背景には、魔法以外の諸要素──具体的には、個々人の動向、物資の流通、経済的基盤、さらには文化的・思想的潮流といった、複合的な歴史的要因が相互に作用しつつ組み込まれており、これらの流動がいかにして当該技術の発展と交錯し、果てには国家の破滅へと至らしめたのかを詳細に解析することこそが、真に有意義な研究である。
つまり魔法史研究においては、魔法そのものに囚われることなく、その周縁に広がるあらゆる要素を総合的に分析する視座が不可欠となる。そして、この視座は「破壊的」魔法学発展史研究に限らず、あらゆる魔法史的事象を検討に通底する普遍的命題だ。魔法が単なる道具や技術ではなく、大気や水と同じく世界の基底に組み込まれた存在であるがゆえに、その考察に際しては魔法のみを限定的に論じるのではなく、むしろ社会・経済・文化といった周辺環境を包括的に理解する必要があるのだ。したがって、魔法史とその他の歴史を分けること自体、もはや無意味であるどころか、時代遅れの考え方でさえある。今求められているのは、両者を統合的に論じること、それこそが現代の魔法史研究において要請される方法論というものだ。
こうした認識に立つならば、今後の研究の方向性も自ずと明らかになる。狭義の魔法史研究に固執するのではなく、より広範な史学的視座をもって、魔法を含む社会現象全体を総合的に分析する態度が求められるのだ。この視座に基づく研究こそが、現代における魔法のあり方を理解し、それを未来の秩序構築に資する形で運用するための基礎となる。そして、ひいてはエーレの平和実現へとつながる実践的知見を提供することにもなるのだ。
……さて、ここまで説明すれば君たちがその明晰な頭脳をどのように活かすべきか理解できるのではないかね?
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他キャラクター・組織との接点
アルカナ学院
アルカナ学院では応用魔法哲学領域研究会という会派に所属。学院の花形研究よりもマイナーな魔法研究を行う様々な領域の研究者たちが寄り集まっている雑多な研究会である。ガーチは協調性がなく、しょっちゅうフィールドワークに出かけて教師や会員としての業務を怠っているため、研究会の教授たちからは迷惑がられている。
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とある学期の授業連絡 |
とある学期の授業連絡
【業務連絡】
学院在籍者で以下のダール担当講義を受講する者へ
第Ⅰ期
「魔法史Ⅲ」
「コモン・ジョヨーム『環ノストラベア魔法周圏論』の史学における受容とその限界」
「地域経済史から地域圏経済史へ:ヴァンドヴァレーヌ-マリヴァンス間を例として」
通年授業
「古期北方碑文史料読解」
今期は講義を行わないため使用教室は特に指定しない。学期末の論稿で成績を評価する(100%)。指定の教科書および参考文献をよく読み込むこと。通年授業受講者は前学期に読解しきれていない史料があるはずなので引き続きそちらに励むこと。つまらない論稿を提出した者は落第とする。
レポートは研究室の提出ポストに入れること。提出場所付近の秘匿呪文の解呪を試みると丸3日ほど錯乱するので注意すること。不正をはたらいた者は落第とする。
質問は月に一度学院の研究室で受け付ける。基礎的な概説書、工具書、史料をロクに読みもせずつまらない質問をした者は落第とする。
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とある学期の授業連絡・追伸 |
とある学期の授業連絡・追伸
【業務連絡・追伸】
職員および学院在籍者へ
シャッテンという名のペルベヌア人が訪ねてきたら追い払ってくれ。協力してくれた者は成績や教授会、その他の場面において便宜を図る。
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アルカナ学院の基礎魔法教師。個人研究として遺跡調査と儀式魔法の研究を行っている。ダールとは正反対の優しい先生。
ダールは彼について学生を甘やかしすぎだと思っているが、研究者としての素質は認めており相応の敬意を払っている。
リタ・ルクレール
アトラス・ウィッカ出版社
ペルベヌアを拠点とする出版社。ダールは計79通の辞表を送付している(8月時点)が未だに受理されていない。
シャッテン
アトラス・ウィッカ出版社の編集長にして近年頭角を現してきた情報屋。得意の移動魔法でエーレ中を取材してまわっている。
ダールが移動魔法技術の改良とペルベヌア諸島における商品流通、経済発展の関係史をテーマとしてフィールドワークを行っていた際に、ある商家の過去の取引記録の入手に協力してもらったのが付き合いの始まり。
ダールの天敵。あらゆる手段で彼を避けようとしているが結局先回りされていることが多い。要求された原稿とともにいつも辞表を送り付けているがビリっと破かれてなかったことにされている。
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ダールからのヒント…? |
ダールからのヒント…?
「本項目を閲覧している君たちにいいことを教えてやろう。歴史研究において文献の解読に近道は存在せず、史料の全てを網羅することによってのみ事実が見えてくるというものだ。『アトウィキ』と通称されるこの文書群もまた同じ。 全ての資料を網羅することによってのみ彼についての新しい事実が明らかになるだろう」
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もうちょっとわかりやすく説明していただけませんか? |
もうちょっとわかりやすく説明していただけませんか?
「何だと?この愚か者が!私は先ほど貴様の頭でも理解できるよう貴重な時間を使って懇切丁寧に説明し、問題解決のための糸口を示したにもかかわらず、貴様は自らの頭で考えることを放棄し他人の言葉に追従するばかりの無知蒙昧な現状に甘んじるというのか?……別に怒ってなどいない。貴様は少し声を荒げただけでそれを怒りと見做すのか?はあ、もうよい。一つだけコツを教えてやろう。それは関連事象或いは 関連人物にあたることだ。これ以上の説明は不要、私はもう貴様のために使う時間を残していない。去れ」
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アトラス・ウィッカ出版営業部部長にして自称編集長の「右腕」。自由きままな性格で、文字通りエーレ中を飛び回りながら新しい情報に目を輝かせている。
ダールの天敵その2。礼儀を知らぬ若造。ダールと編集長の口論に割って入り揚げ足を取ってはダールにキレられるなどしている。
その他
現在のフィールドワーク対象地域であるノースネイア北西部を所領とするリュングヘイム伯爵の息子。彼の使う召喚魔法は北方部族直伝のものであり、多数派のエルフが継承してきた一般的な魔法体系とは異なる、遥か昔に分岐した北方エルフ由来の魔法の痕跡をとどめるものであるため、研究対象として注目している。個人としてのダレベクには特段興味がない。素直で良い子であるのは確かだが所詮短命種の子供にすぎないと思っている。
注意:ネタバレを含む内容
以下は、X(旧Twitter)でのポストやキャラクターシートに記載されている情報など、公に開示されている情報ではない情報を記載してください。
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上記に同意し開く |
ネタバレを含む内容
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関連ワールドから判明する情報 |
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「ほう……この隠し項目を開いたのかね?フム、残念ながらここに開示するような秘匿情報など一片たりとも存在しない。私は歴史家だ。判明した事実はすべて整理し、公開するのが私の信条であってね。その原則は当然ながら私自身に関する記述にも厳格に適用される。したがって、先ほどまでに貴殿が目にした情報こそが私について知り得るすべてであり、それ以上のものは何ひとつないのだ。
だが、こうして隠された情報まで見落とすまいと精査する姿勢は、歴史研究において極めて重要な素養であることは認めよう。まったく、貴殿のような者が市井に埋もれているのはこの社会にとって甚だ惜しいことだ。この私が直々に褒めてやるとしよう。
さて、貴殿ほどの才を無為に遊ばせておくのは、私としても看過できないな。ゆえに貴殿を今期の『古期北方碑文史料読解』の授業に登録しておいた。安心するがいい、これは通年授業であるゆえ、読解が早々に終わってしまうなどという無粋な心配は不要だ。なにせ過去50年の卒業生を見ても、課題を終わらせるのに最短で4年を要しているのだからな。貴殿の探究心を満足させるには、ぎりぎり足りる程度の学習量であろう。学期末には論稿の提出を求めるが、つまらぬ内容では落第することだけは忠告しておく。だが貴殿ほどの慧眼を持つ者ならその心配も無用か。期待しているぞ。」
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