山道を進むディアボロ。道なき道を進んでいくが、少々迷ってしまったようだ。
だが目的地は山頂にあると分かっている。ならばどんどん前に進むだけだ。
「(……山を降りるときは飛んでいったり川を下っていったほうがいいかもしれないな)」
そう思いながらディアボロが周囲を見渡したとき、何かが物凄い速さで飛んでいった。
「(速くてよく見えなかったが……今のはなんだったんだ)」
だがこの周辺をあんなスピードで進むものといえば……ディアボロは考える
「(……もしかしてあの面倒くさい天狗か?あいつ、この山の警備もやっているのか)」
彼女の速さにはいつも驚かされる。間違いなくマッハ級のスピードを出しているだろう。
「(あの速さで追いかけられたら厄介だな……見つからないようにするのが理想的だ)」
ディアボロはそう思って先に進む。そして、延々と道なき道を進んでいくと、一際開けた場所にでた。
「(ここは……?)」
どうやら目的地にたどり着いたらしい。
景色の変化が全然無いために、かなり進んでいたことに気づかなかったようだ。
「(……意外とこの山が低かったのか、それとも俺が気づかないうちにかなりの距離を進んでいたのか?)」
ディアボロはそう思うが、無事に目的地にたどり着いたのだからと気にしないことにした。
そう、今ディアボロが見ている場所こそ、今回のディアボロの散歩の最終目的地、守矢神社である。
ディアボロは視界に入った賽銭箱の前に移動する。
「(一応神社に来たんだ、お賽銭ぐらい入れておいてやるのが礼儀だろう)」
懐から幾らかお金を取り出す。
白蓮が時々お金をくれるのだが、使うこともあまり無い。だから少々多めに取り出し、賽銭箱の中に投げ入れた。
「(あまり使うことも無いんだ、今度から俺にくれるお金を減らしてもらうように白蓮に頼んでもいいだろう)」
そう思いながらも、周囲を見渡す。
「(誰もいない……ようにも見えるな)」
無言で神社周辺にある木のうちの一本を見るディアボロ。
「……そこにいるのは誰だ?」
反応が無い。そこでディアボロはエメラルド・スプラッシュを木に撃ってみる。
何発も打ち込むと、木はどんどん破壊されていく。
と、木の陰から何かが出てきた。
「あやややや!いきなりなんなんですか!?」
射命丸 文である。
どうやらディアボロの変装を見破っておらず、いきなり木が破壊されたのはディアボロの仕業だということに気づいていないようだ。
正体を知ったことで、ディアボロはエメラルド・スプラッシュを木に撃つのをやめる。
「……あれ?」
木の破壊がおさまったことを不思議に思い、首を傾げる文。
「収まったな」
自分の変装がばれていないのをいいことに、他人事のように今の状況を言うディアボロ。
「貴方はなんで無反応だったんですか」
「私には何も起きなかったからな」
文がディアボロが無反応だったことをつっこむが、ディアボロはそれを受け流すかのような返事を返す。
当然ここでも吉良のような言葉遣いで話す。本物はこの地にはいないが、念のためだ。
「そうそう。この山を強行突破して来た人間がいるらしいですけど、貴方知らないですか?」
「知らないな。ここに来る最中で人間は見ていない」
「そうですか……そりゃあそうでしょうね……」
そう言ってニヤリとする文。ディアボロは嫌な予感を感じ、エピタフの未来予知を使う。
見えた光景は文が弾幕で攻撃してくる未来。それに備え、キングクリムゾンを傍に出しておく。
「『貴方がこの山を強行突破してきた張本人』ですからね!」
その言葉と同時に文が弾幕を撃ってくる。
ディアボロはそれを回避し続けながらも考える。
「(何故あいつは俺がこの山を登ってきているのを知っていた!?俺の変装はまだ見破られていないようだがッ……!)」
驚き、戸惑いながらも冷静に攻撃を回避していくディアボロ。
と、そのとき。あまりの騒がしさに、神社から誰か出てきた。
だが目的地は山頂にあると分かっている。ならばどんどん前に進むだけだ。
「(……山を降りるときは飛んでいったり川を下っていったほうがいいかもしれないな)」
そう思いながらディアボロが周囲を見渡したとき、何かが物凄い速さで飛んでいった。
「(速くてよく見えなかったが……今のはなんだったんだ)」
だがこの周辺をあんなスピードで進むものといえば……ディアボロは考える
「(……もしかしてあの面倒くさい天狗か?あいつ、この山の警備もやっているのか)」
彼女の速さにはいつも驚かされる。間違いなくマッハ級のスピードを出しているだろう。
「(あの速さで追いかけられたら厄介だな……見つからないようにするのが理想的だ)」
ディアボロはそう思って先に進む。そして、延々と道なき道を進んでいくと、一際開けた場所にでた。
「(ここは……?)」
どうやら目的地にたどり着いたらしい。
景色の変化が全然無いために、かなり進んでいたことに気づかなかったようだ。
「(……意外とこの山が低かったのか、それとも俺が気づかないうちにかなりの距離を進んでいたのか?)」
ディアボロはそう思うが、無事に目的地にたどり着いたのだからと気にしないことにした。
そう、今ディアボロが見ている場所こそ、今回のディアボロの散歩の最終目的地、守矢神社である。
ディアボロは視界に入った賽銭箱の前に移動する。
「(一応神社に来たんだ、お賽銭ぐらい入れておいてやるのが礼儀だろう)」
懐から幾らかお金を取り出す。
白蓮が時々お金をくれるのだが、使うこともあまり無い。だから少々多めに取り出し、賽銭箱の中に投げ入れた。
「(あまり使うことも無いんだ、今度から俺にくれるお金を減らしてもらうように白蓮に頼んでもいいだろう)」
そう思いながらも、周囲を見渡す。
「(誰もいない……ようにも見えるな)」
無言で神社周辺にある木のうちの一本を見るディアボロ。
「……そこにいるのは誰だ?」
反応が無い。そこでディアボロはエメラルド・スプラッシュを木に撃ってみる。
何発も打ち込むと、木はどんどん破壊されていく。
と、木の陰から何かが出てきた。
「あやややや!いきなりなんなんですか!?」
射命丸 文である。
どうやらディアボロの変装を見破っておらず、いきなり木が破壊されたのはディアボロの仕業だということに気づいていないようだ。
正体を知ったことで、ディアボロはエメラルド・スプラッシュを木に撃つのをやめる。
「……あれ?」
木の破壊がおさまったことを不思議に思い、首を傾げる文。
「収まったな」
自分の変装がばれていないのをいいことに、他人事のように今の状況を言うディアボロ。
「貴方はなんで無反応だったんですか」
「私には何も起きなかったからな」
文がディアボロが無反応だったことをつっこむが、ディアボロはそれを受け流すかのような返事を返す。
当然ここでも吉良のような言葉遣いで話す。本物はこの地にはいないが、念のためだ。
「そうそう。この山を強行突破して来た人間がいるらしいですけど、貴方知らないですか?」
「知らないな。ここに来る最中で人間は見ていない」
「そうですか……そりゃあそうでしょうね……」
そう言ってニヤリとする文。ディアボロは嫌な予感を感じ、エピタフの未来予知を使う。
見えた光景は文が弾幕で攻撃してくる未来。それに備え、キングクリムゾンを傍に出しておく。
「『貴方がこの山を強行突破してきた張本人』ですからね!」
その言葉と同時に文が弾幕を撃ってくる。
ディアボロはそれを回避し続けながらも考える。
「(何故あいつは俺がこの山を登ってきているのを知っていた!?俺の変装はまだ見破られていないようだがッ……!)」
驚き、戸惑いながらも冷静に攻撃を回避していくディアボロ。
と、そのとき。あまりの騒がしさに、神社から誰か出てきた。
「ちょっと!せっかくの参拝客になにしてんですか!」
緑色の髪、そして巫女服。怒りながら文に文句を言う少女に、ディアボロはある推測を立てた。
「(……こいつが『巫女』か?なんか想像したのと違うが……まあいい)」
ディアボロはちょっとばかり考えるが、気にしないことにする。
ちなみに、彼の目の前では少女と文が口論をしていた。
「(こいつら……まったく、しょうがない)」
ディアボロはそう思うと口論をしている二人に接近する。
二人は口論に集中しているためか、近づいてくるディアボロに気づいていない。
「…………」
ディアボロはキングクリムゾンを出すと、少女と文を同時に蹴る。
勿論キングクリムゾンに蹴らせたのは文のほうだ。一応手加減はしている。
二人は突然の攻撃をくらって倒れる。そしてディアボロを睨む。
「お前らどうでもいいことで言い合いするな」
「どうでもいいわけがないですよ!……もういいです!貴方なんて知りません!」
ディアボロの言葉に文はますます怒る。そしてふてくされて飛び去っていく。
「……機嫌を損ねてしまったか(変装している以上、俺に不利な記事を書かれる可能性は無いに等しいが……)」
そう言って呆れるディアボロ。少女は安心し、ディアボロに声をかける。
「大丈夫ですか?」
「怪我は無い。大丈夫だ」
「そうですか、よかった……」
ディアボロに怪我が無かったことに、少女は改めて安心する。
「(天狗の情報網を侮っていた……あいつが風の噂で聞いたのか、それとも俺が天狗を気絶させているのを別の天狗が見ていたのか、どちらにしろ俺が油断したのは事実だな)」
考え事をしているディアボロが気になり、少女は声をかける。
「あの……」
「……ああ、すまない。ちょっと考え事をしていただけだ」
それを聞いてホッとした少女。
「初めて見る参拝客ですね。私は東風谷 早苗(こちや さなえ)。ここで巫女をしています」
「私はソリッド・ナーゾ。……変な名前だなんて思わないでくれ」
少しでも仲良くなろうと自己紹介をする早苗。ディアボロは早苗の質問に返事を返す。
「変な名前だなんて思いませんよ。その名前は貴方の両親が貴方に与えてくれたんですから」
「(実際にこの名前を俺に与えたのは自分自身なんだがな)」
心の中でそう言いながらも早苗との会話を続けていくディアボロ。
「そういえばソリッドさんはどうしてここに?」
早苗の問いかけに、ディアボロは今回の散歩の目的を話す。
「……『神』をこの目で見るためにここに来た」
「神を見るために……?」
ディアボロの言葉を聞き、早苗は不思議に思う。
「私は元々外来人だ。……外の世界では教会で育った孤児だが、私は神など信じなかった」
ディアボロは淡々と語る。早苗はその話を理解できた。彼女もまた『外から幻想入りした者』だからだ。
「だがこの幻想郷では神がいると聞いた。……だから私は神を見るためにここを訪れた」
「……神を見るために……」
早苗はディアボロの言った言葉を呟く。数秒の沈黙の後、早苗が笑顔と共に返した言葉は
「変わった参拝客なんですね、貴方は。そんな参拝客でもこの神社の神様は歓迎しますよ」
とても純粋さに満ち溢れていた。
「ありがとう。少なくとも外の世界よりはずっと良いだろうな」
ディアボロはそう言って笑顔を返す。
緑色の髪、そして巫女服。怒りながら文に文句を言う少女に、ディアボロはある推測を立てた。
「(……こいつが『巫女』か?なんか想像したのと違うが……まあいい)」
ディアボロはちょっとばかり考えるが、気にしないことにする。
ちなみに、彼の目の前では少女と文が口論をしていた。
「(こいつら……まったく、しょうがない)」
ディアボロはそう思うと口論をしている二人に接近する。
二人は口論に集中しているためか、近づいてくるディアボロに気づいていない。
「…………」
ディアボロはキングクリムゾンを出すと、少女と文を同時に蹴る。
勿論キングクリムゾンに蹴らせたのは文のほうだ。一応手加減はしている。
二人は突然の攻撃をくらって倒れる。そしてディアボロを睨む。
「お前らどうでもいいことで言い合いするな」
「どうでもいいわけがないですよ!……もういいです!貴方なんて知りません!」
ディアボロの言葉に文はますます怒る。そしてふてくされて飛び去っていく。
「……機嫌を損ねてしまったか(変装している以上、俺に不利な記事を書かれる可能性は無いに等しいが……)」
そう言って呆れるディアボロ。少女は安心し、ディアボロに声をかける。
「大丈夫ですか?」
「怪我は無い。大丈夫だ」
「そうですか、よかった……」
ディアボロに怪我が無かったことに、少女は改めて安心する。
「(天狗の情報網を侮っていた……あいつが風の噂で聞いたのか、それとも俺が天狗を気絶させているのを別の天狗が見ていたのか、どちらにしろ俺が油断したのは事実だな)」
考え事をしているディアボロが気になり、少女は声をかける。
「あの……」
「……ああ、すまない。ちょっと考え事をしていただけだ」
それを聞いてホッとした少女。
「初めて見る参拝客ですね。私は東風谷 早苗(こちや さなえ)。ここで巫女をしています」
「私はソリッド・ナーゾ。……変な名前だなんて思わないでくれ」
少しでも仲良くなろうと自己紹介をする早苗。ディアボロは早苗の質問に返事を返す。
「変な名前だなんて思いませんよ。その名前は貴方の両親が貴方に与えてくれたんですから」
「(実際にこの名前を俺に与えたのは自分自身なんだがな)」
心の中でそう言いながらも早苗との会話を続けていくディアボロ。
「そういえばソリッドさんはどうしてここに?」
早苗の問いかけに、ディアボロは今回の散歩の目的を話す。
「……『神』をこの目で見るためにここに来た」
「神を見るために……?」
ディアボロの言葉を聞き、早苗は不思議に思う。
「私は元々外来人だ。……外の世界では教会で育った孤児だが、私は神など信じなかった」
ディアボロは淡々と語る。早苗はその話を理解できた。彼女もまた『外から幻想入りした者』だからだ。
「だがこの幻想郷では神がいると聞いた。……だから私は神を見るためにここを訪れた」
「……神を見るために……」
早苗はディアボロの言った言葉を呟く。数秒の沈黙の後、早苗が笑顔と共に返した言葉は
「変わった参拝客なんですね、貴方は。そんな参拝客でもこの神社の神様は歓迎しますよ」
とても純粋さに満ち溢れていた。
「ありがとう。少なくとも外の世界よりはずっと良いだろうな」
ディアボロはそう言って笑顔を返す。
「おや早苗、そいつは誰だい?」
突然、何者かが神社から出てきて早苗に語りかける。
水色の髪。胸元あたりに鏡をつけ、その背中には円形のしめ縄。
一見すると怪しく見えるが、彼女こそ守矢神社に祭られている神、八坂 神奈子(やさか かなこ)である。
「あ、神奈子様!」
「(かなこさま……?ということは彼女がこの神社に祭られている神か)」
神社に住み、かつ巫女が敬語で呼ぶ者。
ディアボロは得ていた情報(主に紫の記憶)で理解した。彼女こそが『神』なのだと。
「私はソリッド・ナーゾ。ただの参拝客だ。貴方がこの神社の神……なのか?」
「私は八坂 神奈子。貴方の予想通り、私がこの神社の神」
「(やたらと友達感覚で接してくる神だな。予想はしていたが、流石に神話に登場するような厳(おごそ)かな神はもういないようだ)」
ディアボロはどうして神が厳かでなくなったかを考え、数秒である結論をだす。
「(……友達感覚で接したほうが仲良くなりやすいのと似たようなものか)」
ディアボロがそう思っていると、突然神奈子がディアボロの顔に触れだした。
「!?(まさか変装を見抜かれた!?……いや、こいつらは俺を知らない。仮に知っていたとしても新聞の写真だけのはず)」
「……?」
驚き、焦るディアボロに対し、不思議そうにディアボロの顔を触りつづける神奈子。
「……神奈子様?」
早苗は不思議そうに加奈子を見つめ
「……何故私の顔をいきなり触りだしたんだ?」
ディアボロは神奈子がいきなり顔を触りだしたことを咎め
「……違和感を感じたけど気のせいだったわ。驚かせてごめんね」
神奈子はディアボロから手を離して謝る。
「(バレずに済んだか……だがシンデレラの能力を見破りかけるとは、気を抜けないな)いや、気にしなくていい」
内心ホッとするディアボロ。早苗も神奈子が何もしでかさなくて安心した。
突然、何者かが神社から出てきて早苗に語りかける。
水色の髪。胸元あたりに鏡をつけ、その背中には円形のしめ縄。
一見すると怪しく見えるが、彼女こそ守矢神社に祭られている神、八坂 神奈子(やさか かなこ)である。
「あ、神奈子様!」
「(かなこさま……?ということは彼女がこの神社に祭られている神か)」
神社に住み、かつ巫女が敬語で呼ぶ者。
ディアボロは得ていた情報(主に紫の記憶)で理解した。彼女こそが『神』なのだと。
「私はソリッド・ナーゾ。ただの参拝客だ。貴方がこの神社の神……なのか?」
「私は八坂 神奈子。貴方の予想通り、私がこの神社の神」
「(やたらと友達感覚で接してくる神だな。予想はしていたが、流石に神話に登場するような厳(おごそ)かな神はもういないようだ)」
ディアボロはどうして神が厳かでなくなったかを考え、数秒である結論をだす。
「(……友達感覚で接したほうが仲良くなりやすいのと似たようなものか)」
ディアボロがそう思っていると、突然神奈子がディアボロの顔に触れだした。
「!?(まさか変装を見抜かれた!?……いや、こいつらは俺を知らない。仮に知っていたとしても新聞の写真だけのはず)」
「……?」
驚き、焦るディアボロに対し、不思議そうにディアボロの顔を触りつづける神奈子。
「……神奈子様?」
早苗は不思議そうに加奈子を見つめ
「……何故私の顔をいきなり触りだしたんだ?」
ディアボロは神奈子がいきなり顔を触りだしたことを咎め
「……違和感を感じたけど気のせいだったわ。驚かせてごめんね」
神奈子はディアボロから手を離して謝る。
「(バレずに済んだか……だがシンデレラの能力を見破りかけるとは、気を抜けないな)いや、気にしなくていい」
内心ホッとするディアボロ。早苗も神奈子が何もしでかさなくて安心した。
ディアボロは早苗、神奈子と会話をしていて、いろいろな事を聞き出せた。
この神社は元々この幻想郷の外の世界の神社だったこと。
そして、神は信仰無しに力を発揮できず、『神徳』なるものを出せなくなること。
……そしてこの神社にはもう一人の神がいること。
この神社は元々この幻想郷の外の世界の神社だったこと。
そして、神は信仰無しに力を発揮できず、『神徳』なるものを出せなくなること。
……そしてこの神社にはもう一人の神がいること。
「(俺には『神徳』とかいうのはよくわからないが……まあいい、そのうち教えてもらうか調べてみよう)」
『神徳』なるものの調査は一時的に除外するとして、ディアボロは早苗が出した話題に挙がった、『もう一人の神』が気になった。
「(……神社に祭られている神が複数いることなんて聞いたことが無いぞ?どういうことだ?)」
DISCで得た記憶の全てを思い出しても、神が複数祭られている神社なんて聞いたことも見たことも無かった。
「神奈子さん、先ほど早苗さんが言っていた『もう一人の神』とは……?」
「ああ、私の『友達』のことね」
神奈子のその言葉を聞き、ディアボロは守矢神社の本殿を見る。
「…………(……この先に居るのか)」
そして本殿に向かって歩き出す。
「会いに行くつもり……ですか?」
早苗はディアボロに尋ねる。
彼は神を見るためにこの神社に来たとはいえ、その神が与える影響などまったく考えていないに違いない。
もしも彼女の機嫌を損ねたら、祟られるかもしれないのに。
「止めておきなさい。祟られても知らないわよ」
「それを恐れていたら先に進むことはできません。……あなたたちには失礼かもしれませんが、私は先に進ませてもらいます」
神奈子は見抜いていた。
この男は恐怖を感じていない。『祟られる』と聞くと普通はためらうだろうが、この男にためらいはない。
そして同時に興味が湧いた。どうして恐れることがないのか。
「……どうなってもしらないわ」
「覚悟はとっくにできていますよ」
神奈子の忠告に返事を返し、本殿に入るディアボロ。
装備DISCの変更の必要が無いことを確認し、本殿を進んでいく。
『神徳』なるものの調査は一時的に除外するとして、ディアボロは早苗が出した話題に挙がった、『もう一人の神』が気になった。
「(……神社に祭られている神が複数いることなんて聞いたことが無いぞ?どういうことだ?)」
DISCで得た記憶の全てを思い出しても、神が複数祭られている神社なんて聞いたことも見たことも無かった。
「神奈子さん、先ほど早苗さんが言っていた『もう一人の神』とは……?」
「ああ、私の『友達』のことね」
神奈子のその言葉を聞き、ディアボロは守矢神社の本殿を見る。
「…………(……この先に居るのか)」
そして本殿に向かって歩き出す。
「会いに行くつもり……ですか?」
早苗はディアボロに尋ねる。
彼は神を見るためにこの神社に来たとはいえ、その神が与える影響などまったく考えていないに違いない。
もしも彼女の機嫌を損ねたら、祟られるかもしれないのに。
「止めておきなさい。祟られても知らないわよ」
「それを恐れていたら先に進むことはできません。……あなたたちには失礼かもしれませんが、私は先に進ませてもらいます」
神奈子は見抜いていた。
この男は恐怖を感じていない。『祟られる』と聞くと普通はためらうだろうが、この男にためらいはない。
そして同時に興味が湧いた。どうして恐れることがないのか。
「……どうなってもしらないわ」
「覚悟はとっくにできていますよ」
神奈子の忠告に返事を返し、本殿に入るディアボロ。
装備DISCの変更の必要が無いことを確認し、本殿を進んでいく。
「神奈子様……止めなくて良かったんですか?」
「たまには諏訪子にも人間と交流させたほうがいいんじゃないかって思ってね」
神奈子は守矢神社を見つめる。
「でも私達もついていったほうがいいんじゃ……」
戸惑う早苗に、神奈子は腕を組んで答える。
「あいつは恐怖をまったく感じていない。ただの馬鹿なのか、それとも好奇心が恐怖に勝っているのか……」
そして神奈子は組んでいた腕を解く。
「彼にはもしかしたら何か策があるのかもしれないけど……念のため私達も行ったほうがいいかもね」
そう言って神奈子は守矢神社に向かう。早苗も後からついていく。
「たまには諏訪子にも人間と交流させたほうがいいんじゃないかって思ってね」
神奈子は守矢神社を見つめる。
「でも私達もついていったほうがいいんじゃ……」
戸惑う早苗に、神奈子は腕を組んで答える。
「あいつは恐怖をまったく感じていない。ただの馬鹿なのか、それとも好奇心が恐怖に勝っているのか……」
そして神奈子は組んでいた腕を解く。
「彼にはもしかしたら何か策があるのかもしれないけど……念のため私達も行ったほうがいいかもね」
そう言って神奈子は守矢神社に向かう。早苗も後からついていく。
本殿を進むディアボロ。
ふと、ある部屋の前で誰かの気配を感じた。
「……?」
数秒立ち止まり、部屋の襖に手をかけた。
「(ここにいるな、もう一人の神が)」
ディアボロはそう思って、襖を開いた。
ふと、ある部屋の前で誰かの気配を感じた。
「……?」
数秒立ち止まり、部屋の襖に手をかけた。
「(ここにいるな、もう一人の神が)」
ディアボロはそう思って、襖を開いた。