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ジョジョの奇妙な東方Project@Wiki

悪役幻想奇譚 プロローグ

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匿名ユーザー

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『始まりの日』
ここ、紅魔館の一室では外の陽気な天気と反比例するかのように沈んだ表情をして少女が男に話しかけている。
「どうしても行っちゃうの?吉影?」
話しかけているのは悪魔の妹フランドール・スカーレット
「ああ、どうしても行かなければならない。だが安心しろ。必ず帰ってくる」
答える男は連続殺人鬼吉良吉影
「もうお迎えが来たようだ。さあベットに戻って寝ておきなさい」
男はそう言うとつい先ほど彼を迎えにきた少女を見た
「ずいぶんと早いお迎えじゃあないのかね?小町?いつもの君らしくない」
「映姫様がね、あんたが逃げるかもしれないからって」
そう言うと少女はため息をついた
「あんたが逃げるわけないのにねぇ」
それを聞き男は頷いて言った
「まったくだな。もっとも出来ることなら逃げてやりたいがね」
男はそう言って紅魔館の外に出た。
「映姫も待っているだろうから。さっさと行くか」
振り返ると、フランが手を振っていた。それを見て吉影は決心した、絶対に勝って戻ろう、と。
小町は小町で思っていた。映姫様の命令で吉影を運ぶよりも吉影と酒を飲みたい、と。
各々の想いとは裏腹に運命の時は迫っている。

小町が吉影を無事運び終えると、そこで待っていた人物がゆっくり立ち上がり、二人のほうを見て言った。
「ずっと待っていましたよ吉良吉影・・あなたがやってくるのを」
『恋人を待っていた』・・そんなロマンチックな雰囲気じゃあない。映姫の身体からは普段の彼女には考えられないほどの凄まじい闘気がでていた。
「そんなに会いたかったのかね?わたしは出来れば君とは会わないほうが調子はいいんだがな」
二人の間に沈黙が流れる。
「それでもここに『来た』ということは当然『覚悟』して『来た』わけですよね。わたしに倒されるという『覚悟』を?」
「あいにくそんな『覚悟』はしていないな。わたしは平穏な生活を送るために・・・ここに来たつもりだ」
二人の間に闘気が流れる、それこそ並の妖怪なら自ら手首を差し出して逃げだしそうなほどの。
「スタンドが使えないというのに・・ずいぶんと余裕ですね」
「『スタンドが使えない』?おもしろいことを言うな。閻魔が冗談を言うとは思わなかったぞ。『使う必要がない』だけだ。この戦いにわがキラークイーンは絶対に使わない」そう言うと吉影は不敵に笑った。
「言っておきますが・・・これはわたしの仕事ではありませんよ?はっきり言ってしまえば個人的な趣味です。一切手加減するつもりはありません。あなたを再起不能にする気でいきます」映姫の目つきがいっそう鋭くなる
「御託はいいからさっさと始めるぞ」
凄まじい殺気が・・・
「吉良吉影・・・白黒はっきりつけてあげましょう」
二人の間に流れる
先に動いたのは・・・吉影のほうだったッ!!
「甘いッ!!そこにくるのはすでに予測済みですよ!」映姫は的確に、流れるような動きで吉影の攻撃をさばいていく。
「どうしたのですか!?いつものキレがありませんよ?言ったでしょう?これは仕事ではないのです。あっけなく決着がついたらおもしろくありませんよ。足掻いてみせなさい吉良吉影!!」
勝負は一方的だった。甲子園優勝チームにバットも握ったこともない茶道部が挑んでいる・・勝負にもなっていない。両者の戦いを眺めていた小町はそう思った。
だが・・おかしいぞ・・なにか・・奇妙だ。なんだかわからないが・・・妙な雰囲気だ。
普段から吉影と飲んでいる小町には吉影の行動に違和感を覚えた。・・・おかしい・・あの男は常に相手の先を読み動いている
・・・なのになんなんだ今の状況?まるで行き当たりばったりだ・・・先を読んでいない・・・このままいけば間違いなく吉影はやられる・・・あまりにもあっけなさすぎる・・まるでわざとやられているみたいだ。
「その程度ですか吉良吉影!?なにか策があって動いているのかもしれませんが・・・もう勝負もおしまいですよッ!!」そう言うと映姫は吉影にとどめをささんとした。
「ああ・・・そうだな・・もう勝負もしまいだ。わたしの『勝ち』でな」吉影の手がゆっくりと動く。
「はやく動いてはいけない。あせって狙いが外れるかもしれないからな。
ゆっくりだSOS信号を打つようにゆっくりとやさしく動かなければならない」そういうと吉影は攻撃を終えて映姫の目を見て言った
「さあ閻魔よ、おとくいの能力で白黒はっきりつけるんだ・・ん?・・どうだ?」
映姫は目の前で起こっていることが信じられなかった。
そして悔しさをかみ締めて言った「白・・・・の勝ちです」
こうして二人の戦い、オセロは吉影の勝ちで終わった。
「なぜですか!?途中までわたしの圧勝でしたのにッ!」
「なあに君が私の行動を予測することを予測して動いただけだ。君は四隅を取ることにこだわりすぎて他のところに目がいっていなかっただけだ。
ところで映姫?わたしの善行ポイントは今いくつ貯まっているんだ?」
説明しようッ!『善行ポイント』とはッ!!
その人が行なった善行に応じて与えられるポイントであるッ!!
だが吉良吉影のように悪行をしていた者はその逆の『悪行ポイント』が貯まっている。
善行が悪行ポイントをこえないかぎり、死んでも成仏はできないッ!!
借金みたいなものである!(作者が昨日寝る前に思いついただけである)
「12万ポイントですね。15万貯まればわたしと地獄温泉2泊3日ツアーに行けますが・・どうしますか?」
「行くわけないだろうそんなとこ。しかし・・・12万か・・・わたしの悪行ポイントは4800万だったな」
「ええ、ですが年間0.03%の利率で増えていきますから・・・残念ですが今のペースではいつまでたっても成仏できませんよ?
ですがまぁプッチの650兆悪行ポイントよりかは希望のある数字ですね」
「(もとより死んでも成仏なんてするつもりはないんだがな・・・650兆ってプッチは一体何をやらかしたんだ?)しかし君とオセロするごとに善行P100ってのは少なすぎないか?」
「お黙りなさい!こんな楽しい遊びができてなおかつ善行Pがつくんですから。ありがたく思いなさい!」
ちなみにオセロを映姫に紹介したとき吉影は善行P3万もらい、初めて相手をした時にボーナスで5000Pもらったが、以後は一戦につき100Pである。
安すぎるファイトマネーだ。
映姫個人的には1万Pぐらいあげたいのだが、そんなことをしたら吉影がちゃっちゃと成仏するかもしれないので9900P天引きして別のものの成仏に使っている。
「はぁ・・なにかてっとり早くP貯める方法は・・」
「子どもを生んでその子を善人に育てれば1人あたり100万Pつけてあげますが?」
「48人か・・・そもそもわたしはロリコンじゃあない。フランに対する愛も親子愛のようなものだ。親父が私を愛してくれたようにな」
「(ならまだチャンスありですか・・・)そうですか、では仕方ありませんね」
「ん?そういえばフランを良い子に育てたら100万P・・いや、ざっと10人分くらはあるだろうから1000万Pくらいもらえるんじゃあないのか?」
吉影がふと思いついたように聞いた
「育っているんですか?」
「いや・・・まるで成長していない」吉影は遠い目をしてそう言った。映姫の目に一瞬白髪でメガネをかけた太ったおじいさんが見えたが、気のせいだろう。
「さて、では・・第2回戦といきますか。こちらが先攻ですね。今度は負けませんよ」
「さっき負けたばかりだろう?まあいい。次も勝てば私の95勝23敗8分けだ」
ズゴゴゴゴゴ
「いざ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「勝負ッ!!」
吉良吉影。なんやかんやで楽しんでいた。

一方その頃
一人の男が無慈悲に判決を告げている。
「つぎの者こちらへきなさい」
黒い服を着て、頭には星型のあざ
「ふむ、生前の行いがわかるのは便利だな」
何者にも負けない精神力を武器に
「なに!殺人だと!!」
全人類を『天国』へと導こうとした男
「おまえは『磔刑』だーッ!!」
エンリコ・プッチその人である。
週末は映姫の変わりにこうして閻魔のバイトをしている。
「おっと、もう昼休みか。昼食をとってくる。午前はここまでだ」そう言って男はさっさと食堂に行ってしまった。そこに残された男が言った
「おいらどうしたらいいんだろう?」
兄貴のとばっちりで死んでしまったペッシである。
「ああ、君また来たの?もう帰っていいよ」
「いや・・・死んだと思ってたんだけどな?まあいいや。死にたくないし」
ペッシ生還ッッ!!
昼休み
食堂で3人の男が談笑している。
「しかしプッチ?映姫から聞いたぞ650兆だって。なにをやらかしたんだ?」
週末には映姫とオセロの対戦相手を務めている吉良吉影と
「しかたないことだ。人類を『天国』に導けなかったのだから」
週末には閻魔のバイトをしているエンリコ・プッチと
「しけた面すんな飯が不味くなる」
週末には出張でイタリアンレストラン「パッショーネ」を食堂で開いているプロシュート兄貴であった。
この男たち全員がスタンド使いとあってそこそこ仲がいいのである。こうして週末の昼休みには一緒に食事をとっては互いに愚痴なんかを言い合っている。
「おっと、もう昼休みも終わりか。職務にもどらなくては。おさきに失礼するよ」
「じゃあ私も8回戦を戦ってくるか」
「おう、終わったら2人とも飲みに来いよ。じゃあおれもそろそろ・・店に戻るか」
店に戻ってきたプロシュートを見て1人の少女が愚痴を言った
「忙しい時間帯に堂々と休むって、いくら兄貴でもひどいよ」
プロシュートに無理やり店を手伝わされているミスティアであった。もっとも本人はけっこう喜んでいたりするのだが。兄貴はそんなこと知らない。


この物語は



1世紀以上にも及ぶ




ジョースター家とディオの因縁の物語




に・・・


巻き込まれてやられた男たちの




幻想郷での物語である





設定
スタンド
・スタンドはスタンド使いでしかみることはできない。
・気合を入れたらスタンド使い以外でも見ることができるようになる
・その場合でも一般人には見えない
・時々勝手にレクイエム化する
・スタンド使いは引かれ合う(のでよく会う)
・スタンド使いは異変を起こす
暗殺チーム(万屋パッショーネ)
・ソルベとジェラートはいない
・もう暗殺はしない(ギャグなので)
・殺さない程度に痛めつけることはある
・うっかり死んでもだいたい生き返る
吉良吉影
・紅魔館に住んでいる
・フランの保護者?
・殺人衝動はまだある
・あいかわらず手が好き
・平日は人里で教師
・時々「万屋パッショーネ」の手伝い
エンリコ・プッチ
・博麗神社に住んでいる
・ぷるぷる、ぼくわるいプッチじゃないよう
・週末は閻魔のバイト

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