『左手にInすることなかれ』
ここは紅魔館。人里の人間が床につき漆黒の闇が世界をつつむ夜こそがここの住人たちの活動時間である。そんな館の主である1人の少女が何かを探して歩き回っていた。しばらく歩き、ようやく目的の人物をみつけたのか、彼女はその男に声をかけた。
「ねぇ吉影、あなたのスタンドちょっとかしてくれない?」
声をかけられた男は脚を止め振り向き、うっとおしそうに言った。
「・・・あいかわらずいきなりだなレミリア。だが残念ながらわたしのキラークイーンを貸すことは出来ないぞ。キラークイーンは私自身なのだからな。せいぜい3メートルぐらいしか私から離れることはできないぞ」そう言うと男は再び歩き始めた。
「本体じゃないわ。あの、左手からでるちっちゃいやつを貸して欲しいのよ」
「シアーハートアタックのことか?だがあれはおもちゃじゃあないぞ。まず貸して欲しい理由を言え理由を」彼が不機嫌なのは理由がある。ぶっちゃけ72時間ほど寝ていないのだ。夜はフランの相手をして、朝は人里で仕事をしている。今の彼の生活リズムはめちゃくちゃであった。これは規則正しい生活をしていた彼にとっては非常に堪えた。はやく眠りたいのにそれを邪魔されたら誰だって怒るだろう。筆者だって怒る。
「美鈴と一緒に門番をして欲しいのよ。そばに不可視の爆弾があったらさすがに寝ることはないでしょ?」
「わかった。貸そう。そのかわりもう寝させてくれ。キラークイーンッ!」彼はスタンドの名を呼び、そして左手の戦車をだした。
「シアーハートアタック、家の周りを見張れ。門番が寝ているようならちょっとくらい爆破してもかまわん」
「ありがとう。じゃあおやすみなさい。フランには邪魔しないように言っておくわ」
そう言って彼女もまた漆黒の闇に姿を消した。
そのころ森の中では男が独り言を呟きながら紅魔館に向かって歩いていた。
「吉良にちょっとした頼み事があるのだが・・起きているだろうか?お、ようやく紅魔館についたか」
そこで彼は門番を見る。
「・・・相変わらず寝ている。これだったらまだ案山子でも置いといたほうが金もかからないからいいんじゃあないのか?・・・まあ私には関係のないことだがな。門番も寝ていることだし、さっさと用件をすませるとするか」
そう言うと男、エンリコ・プッチは館の中に入っていった。
「あら、いらっしゃい。吸血鬼の館に神父がなんの用かしら?」
「別に吸血鬼に用があるわけじゃない。吉影は起きているか?」
「残念ね。彼ならさっきベッドに行ったわ。多分もう寝ているし、無理やり起こしたら・・・爆破されるわよ」
「そうか・・・なら別にいい。別に急ぎの用事でもないからな。また明日か明後日にでも来るとするよ」
「そう。お茶でも飲んでく?」
「いや、やめておこう。わたしもまだ神社での仕事が残っているからな。気持ちだけ受け取っておこう」
「(吸血鬼と普通に会話したり、神社で神父したり・・・この男・・)じゃあ、おやすみなさい。道中気をつけてね。最近妖精が兄貴化しているらしいから、油断すると攻撃されるわよ」
「そのときは『磔刑』にしてやる(兄貴化って何だ?)」
「ああそれから、この間の本役に立ったわ。ありがとう」
「ん?ああ。あの本か。当然だな。今度また新しい本を執筆するからまたくれてやろう」
とちゅうですけどちょっと失礼してCMを
『DIO その異常なカリスマ。または如何にして私は吸血鬼を恐れるのをやめ信頼するようになったのか エンリコ・プッチ著』カリスマを目指すなら一度は読んでおきたい本
<この本を読んで私はカリスマの持続時間が最大11秒にまで増えました(500歳 吸血鬼 女性)>
『プッチ神父14の言葉』『楽しい素数入門』『天国への歩き方』『覚悟と幸福』『君は引力を信じるか?』幻想郷で絶賛発売中ゥ!!
「なんだったんだ今のは?まぁいい」
男は少女に背を向けてもと来た道に戻り門を通りすぎてあるものに気付いた。
「これは・・・シアーハートアタック(と、爆破された門番)か。自動操縦型のスタンドだったな」男は腰をかがめ恐れることなくシアーハートアタックを手に持ちしばし考えた後に呟いた。
「スタンドに知性のDiscを入れたらどうなるのだ?気になるな・・・。そもそも入るのか?」男は自分のポケットから1枚のDiscを取り出しそれをゆっくりとシアーハートアタックに差し込んだ。
「おお、入るものなのか。知らなかった。今度会ったら教えてやるかな」
男が去った後、吉良吉影のスタンド シアーハートアタックは自分の中に目覚めた知性を感じながら呟いた
「コッチヲミロォ」
キュルキュルキュルキュル・・・・
吸血鬼が眠りにつく朝、人間である吉良吉影は目を覚ました
「最近疲れているな。生活が不規則すぎる。安全・・とはいえ快適な生活はできていないな」彼がどうやって健康的な生活を送ろうかと思案していたとき、彼を呼ぶ声が聞こえた。
「おーい、吉影―っ。迎えに来たぞーっ」
「っち、もう週末か。わかった、今いく小町。少し待て」
彼、吉良吉影は週末になると泊り込みで映姫とオセロの対戦をしていた。正直彼は飽きてきているのだが、映姫のほうは毎週彼に使いをよこすので吉影もしょうがなくオセロの対戦相手を務めている。そうこう考えているうちに彼は用意を終えて玄関まで来た。
「よう、眠そうだな。ところで門番が怯えてたけど・・なんかあったのか?」
「爆破される夢でも見たんじゃないのか?眠っているからそうなるんだ」
門のそばまで歩いていくと眼の下に隈をつくった門番が寄ってきた。
「ちょっとちょっと吉影さーん、あの爆弾なんとかしてくださいよぉ。眠るたびに爆破されちゃ怖くてねむれないじゃないですか。しかもこっちからは見えないなんて・・反則ですよ」なさけない声で門番が訴えてくるが男は冷淡な声で答えた。
「それが門番の仕事だ」
「ひーん!!鬼!悪魔!人殺しい!」
「わたしはここ3日間寝ていなかったんだぞ!!妖怪が1日くらいどうってことないだろう。それに安心しろ。今はお前のそばにシアーハートアタックはいない。外の見回りでもしているのだろう。おまえよりよっぽど役に立つ門番だ」
男が館を去ってすぐのちに何かが爆発する音(と、「この嘘つきーッ!!」という声)が聞こえたが全く気にすることなく自分を迎えに来た少女の後ろをついていった。
いつものことなのだ。別になにも気にすることはない。
ここは紅魔館。人里の人間が床につき漆黒の闇が世界をつつむ夜こそがここの住人たちの活動時間である。そんな館の主である1人の少女が何かを探して歩き回っていた。しばらく歩き、ようやく目的の人物をみつけたのか、彼女はその男に声をかけた。
「ねぇ吉影、あなたのスタンドちょっとかしてくれない?」
声をかけられた男は脚を止め振り向き、うっとおしそうに言った。
「・・・あいかわらずいきなりだなレミリア。だが残念ながらわたしのキラークイーンを貸すことは出来ないぞ。キラークイーンは私自身なのだからな。せいぜい3メートルぐらいしか私から離れることはできないぞ」そう言うと男は再び歩き始めた。
「本体じゃないわ。あの、左手からでるちっちゃいやつを貸して欲しいのよ」
「シアーハートアタックのことか?だがあれはおもちゃじゃあないぞ。まず貸して欲しい理由を言え理由を」彼が不機嫌なのは理由がある。ぶっちゃけ72時間ほど寝ていないのだ。夜はフランの相手をして、朝は人里で仕事をしている。今の彼の生活リズムはめちゃくちゃであった。これは規則正しい生活をしていた彼にとっては非常に堪えた。はやく眠りたいのにそれを邪魔されたら誰だって怒るだろう。筆者だって怒る。
「美鈴と一緒に門番をして欲しいのよ。そばに不可視の爆弾があったらさすがに寝ることはないでしょ?」
「わかった。貸そう。そのかわりもう寝させてくれ。キラークイーンッ!」彼はスタンドの名を呼び、そして左手の戦車をだした。
「シアーハートアタック、家の周りを見張れ。門番が寝ているようならちょっとくらい爆破してもかまわん」
「ありがとう。じゃあおやすみなさい。フランには邪魔しないように言っておくわ」
そう言って彼女もまた漆黒の闇に姿を消した。
そのころ森の中では男が独り言を呟きながら紅魔館に向かって歩いていた。
「吉良にちょっとした頼み事があるのだが・・起きているだろうか?お、ようやく紅魔館についたか」
そこで彼は門番を見る。
「・・・相変わらず寝ている。これだったらまだ案山子でも置いといたほうが金もかからないからいいんじゃあないのか?・・・まあ私には関係のないことだがな。門番も寝ていることだし、さっさと用件をすませるとするか」
そう言うと男、エンリコ・プッチは館の中に入っていった。
「あら、いらっしゃい。吸血鬼の館に神父がなんの用かしら?」
「別に吸血鬼に用があるわけじゃない。吉影は起きているか?」
「残念ね。彼ならさっきベッドに行ったわ。多分もう寝ているし、無理やり起こしたら・・・爆破されるわよ」
「そうか・・・なら別にいい。別に急ぎの用事でもないからな。また明日か明後日にでも来るとするよ」
「そう。お茶でも飲んでく?」
「いや、やめておこう。わたしもまだ神社での仕事が残っているからな。気持ちだけ受け取っておこう」
「(吸血鬼と普通に会話したり、神社で神父したり・・・この男・・)じゃあ、おやすみなさい。道中気をつけてね。最近妖精が兄貴化しているらしいから、油断すると攻撃されるわよ」
「そのときは『磔刑』にしてやる(兄貴化って何だ?)」
「ああそれから、この間の本役に立ったわ。ありがとう」
「ん?ああ。あの本か。当然だな。今度また新しい本を執筆するからまたくれてやろう」
とちゅうですけどちょっと失礼してCMを
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<この本を読んで私はカリスマの持続時間が最大11秒にまで増えました(500歳 吸血鬼 女性)>
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「なんだったんだ今のは?まぁいい」
男は少女に背を向けてもと来た道に戻り門を通りすぎてあるものに気付いた。
「これは・・・シアーハートアタック(と、爆破された門番)か。自動操縦型のスタンドだったな」男は腰をかがめ恐れることなくシアーハートアタックを手に持ちしばし考えた後に呟いた。
「スタンドに知性のDiscを入れたらどうなるのだ?気になるな・・・。そもそも入るのか?」男は自分のポケットから1枚のDiscを取り出しそれをゆっくりとシアーハートアタックに差し込んだ。
「おお、入るものなのか。知らなかった。今度会ったら教えてやるかな」
男が去った後、吉良吉影のスタンド シアーハートアタックは自分の中に目覚めた知性を感じながら呟いた
「コッチヲミロォ」
キュルキュルキュルキュル・・・・
吸血鬼が眠りにつく朝、人間である吉良吉影は目を覚ました
「最近疲れているな。生活が不規則すぎる。安全・・とはいえ快適な生活はできていないな」彼がどうやって健康的な生活を送ろうかと思案していたとき、彼を呼ぶ声が聞こえた。
「おーい、吉影―っ。迎えに来たぞーっ」
「っち、もう週末か。わかった、今いく小町。少し待て」
彼、吉良吉影は週末になると泊り込みで映姫とオセロの対戦をしていた。正直彼は飽きてきているのだが、映姫のほうは毎週彼に使いをよこすので吉影もしょうがなくオセロの対戦相手を務めている。そうこう考えているうちに彼は用意を終えて玄関まで来た。
「よう、眠そうだな。ところで門番が怯えてたけど・・なんかあったのか?」
「爆破される夢でも見たんじゃないのか?眠っているからそうなるんだ」
門のそばまで歩いていくと眼の下に隈をつくった門番が寄ってきた。
「ちょっとちょっと吉影さーん、あの爆弾なんとかしてくださいよぉ。眠るたびに爆破されちゃ怖くてねむれないじゃないですか。しかもこっちからは見えないなんて・・反則ですよ」なさけない声で門番が訴えてくるが男は冷淡な声で答えた。
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「ひーん!!鬼!悪魔!人殺しい!」
「わたしはここ3日間寝ていなかったんだぞ!!妖怪が1日くらいどうってことないだろう。それに安心しろ。今はお前のそばにシアーハートアタックはいない。外の見回りでもしているのだろう。おまえよりよっぽど役に立つ門番だ」
男が館を去ってすぐのちに何かが爆発する音(と、「この嘘つきーッ!!」という声)が聞こえたが全く気にすることなく自分を迎えに来た少女の後ろをついていった。
いつものことなのだ。別になにも気にすることはない。