本SSには性的描写と残酷描写がございます。閲覧にはくれぐれもご注意ください。
何という、恐ろしいことを。
テルティナ・リズ・ワーグレイ・アヴァルロストがバトルロワイヤルという狂った催しに抱いたのは恐怖交じりの嫌悪、そして主催に対する憤りであった。
異なる世界の者達を一所に集めた殺し合い。絆は破壊され、多くの命が失われる。ここでどれだけの悲劇が生まれるのだろうか。
参加者達の前に姿をあらわした羂索という者は姿こそテルティナや、仲間のイドラとそう歳の変わらない少女(体型はともかく)であったが、その所業は魔王族と遜色ない。
テルティナ・リズ・ワーグレイ・アヴァルロストがバトルロワイヤルという狂った催しに抱いたのは恐怖交じりの嫌悪、そして主催に対する憤りであった。
異なる世界の者達を一所に集めた殺し合い。絆は破壊され、多くの命が失われる。ここでどれだけの悲劇が生まれるのだろうか。
参加者達の前に姿をあらわした羂索という者は姿こそテルティナや、仲間のイドラとそう歳の変わらない少女(体型はともかく)であったが、その所業は魔王族と遜色ない。
「はぁ……はぁ……」
しかし、そんなテルティナにも、初っ端から危機が訪れていた。
テルティナは息を切らしながら走り、追手から逃走を試みていた。
当然ながら、いつも傍に付き従ってくれていたロゥジーや、仲間であったレッドにイドラは勿論、太陽の森で修行に励んでいるはずのラーニヤはいない。
いるのは支給品の入ったリュックを持たされたテルティナ一人だ。
テルティナは息を切らしながら走り、追手から逃走を試みていた。
当然ながら、いつも傍に付き従ってくれていたロゥジーや、仲間であったレッドにイドラは勿論、太陽の森で修行に励んでいるはずのラーニヤはいない。
いるのは支給品の入ったリュックを持たされたテルティナ一人だ。
「あぐっ!?」
追手の攻撃によって背後の建物が倒壊し、テルティナはその衝撃に吹き飛ばされる。
テルティナは地に伏せった身体を急いで起こし、振り返って追手の姿を確認する。
テルティナは地に伏せった身体を急いで起こし、振り返って追手の姿を確認する。
「貴方は……!」
「よぉ、久しぶりだなあお姫様?太陽の森以来だな」
「よぉ、久しぶりだなあお姫様?太陽の森以来だな」
卑劣な顔をした男、ユーゲス。
特権魔法TCGバインダーを操りロゥジー、イドラと交戦したアジールの傭兵だった男。
テルティナはこの男の特権魔法によってカードに封じられたことがあり、その性質はよく知っている。
テルティナは冷や汗を浮かべながらユーゲスの腕にあるはずのない物を見る。
特権魔法TCGバインダーを操りロゥジー、イドラと交戦したアジールの傭兵だった男。
テルティナはこの男の特権魔法によってカードに封じられたことがあり、その性質はよく知っている。
テルティナは冷や汗を浮かべながらユーゲスの腕にあるはずのない物を見る。
「なぜ魔力の種を貴方が持っているんですか!?確かに私が取り除いたはずなのに……!」
「ああ、そういえばお前、俺をペットに食わせてくれてたな。ったく、酷いことするよな。わざわざ噛ませるなんてよ」
「……」
「ああ、そういえばお前、俺をペットに食わせてくれてたな。ったく、酷いことするよな。わざわざ噛ませるなんてよ」
「……」
自分のした所業はどこ吹く風という風にユーゲスは言う。
魔力の種。魔王族によって皇国内に広められた呪物であり、宿した者に莫大な魔力とその願いを叶える魔法を授ける代償に宿主を蝕み、やがては魔獣の一部に取り込む悪魔の産物。
テルティナは自身の特権魔法である"簒奪の銀狼"で魔力の種を宿主を傷つけることなく取り出せる。
このユーゲスという男からも、魔力の種を取り除いていたはずだ。
魔力の種。魔王族によって皇国内に広められた呪物であり、宿した者に莫大な魔力とその願いを叶える魔法を授ける代償に宿主を蝕み、やがては魔獣の一部に取り込む悪魔の産物。
テルティナは自身の特権魔法である"簒奪の銀狼"で魔力の種を宿主を傷つけることなく取り出せる。
このユーゲスという男からも、魔力の種を取り除いていたはずだ。
「まあ、ムシャムシャと噛まれてる最中に殺し合いに呼び出されたと思ったら最初に出会うのが姫様だとはな。ツイてるぜ」
(どういうこと……?まさか私が簒奪の銀狼に食べさせる前から来ているの……?)
(どういうこと……?まさか私が簒奪の銀狼に食べさせる前から来ているの……?)
テルティナは時間軸のずれに怪訝になりながらも、この状況を脱しようと頭を回転させる。
端的に言って大ピンチだ。テルティナは一人である上に、ユーゲスという魔力の種が健在の男が自分を狙っている。
テルティナはロゥジー達に比べて非戦闘員とも言える立場ゆえに、守ってくれる者がいなければ単純な力で襲い掛かられるとどうしようもない。
端的に言って大ピンチだ。テルティナは一人である上に、ユーゲスという魔力の種が健在の男が自分を狙っている。
テルティナはロゥジー達に比べて非戦闘員とも言える立場ゆえに、守ってくれる者がいなければ単純な力で襲い掛かられるとどうしようもない。
(まだ確認はしてないけれど……賭けるしかない……!)
確か、羂索の言うことが正しければリュックには支給品が入っていたはずだ。
自分の助けになるアイテムが入っていることを祈りながら、ユーゲスに悟られぬようテルティナはリュックに手をかける。
自分の助けになるアイテムが入っていることを祈りながら、ユーゲスに悟られぬようテルティナはリュックに手をかける。
「掛かったなバァカ!テメェの考えなんてお見通しなんだよ!」
「なっ!?しまった……!」
「なっ!?しまった……!」
テルティナのリュックには、既にユーゲスのカードが貼り付いており、そうとも知らずにテルティナはそれに触れてしまう。
カードに触れたら最後、その特権魔法の発動は止められない。テルティナの身体はカードに吸い込まれていく。
カードに触れたら最後、その特権魔法の発動は止められない。テルティナの身体はカードに吸い込まれていく。
「くぅぅっ……!」
「無駄無駄、踏ん張っても俺の特権魔法は止められねぇよ」
「無駄無駄、踏ん張っても俺の特権魔法は止められねぇよ」
テルティナはカードの縁を掴んで踏ん張りながら、身体が完全にカードに引きずり込まれる前に支給品を取り出そうとするが、リュックをひっくり返すだけで精一杯だった。
白いセーラー服と白衣がリュックから零れ落ち、瓶に入った薬をかろうじて掴むも、その時点で完全にテルティナの身体はカードに封印されてしまった。
白いセーラー服と白衣がリュックから零れ落ち、瓶に入った薬をかろうじて掴むも、その時点で完全にテルティナの身体はカードに封印されてしまった。
「激レアのお姫様ゲットだぜ!ってなァ」
ユーゲスはひらひらと舞うカードを掴み、そこに映るテルティナの姿を下卑た目線で見下ろしてくる。
テルティナはカードの中で、一縷の望みをかけて一緒に封印された支給品の薬を飲むも、特に変化は感じなかった。
どんなにカードの表面を叩いても、カードに閉じ込められたままだ。
2度に渡って何もできずにカードに閉じ込められるという屈辱に歯噛みしながら、ユーゲスを睨み上げる。
テルティナはカードの中で、一縷の望みをかけて一緒に封印された支給品の薬を飲むも、特に変化は感じなかった。
どんなにカードの表面を叩いても、カードに閉じ込められたままだ。
2度に渡って何もできずにカードに閉じ込められるという屈辱に歯噛みしながら、ユーゲスを睨み上げる。
「悔しそうだなお姫様?だが今回はこれだけじゃないんだぜ」
そう言って、ユーゲスはテルティナに対してカードの束を見せつけてくる。
「こいつは俺の特権魔法とは違うカードゲームのカードらしいんだがな、それをカードになった女に使ったらどうなると思う?」
(っ……!?)
「やっぱりな。いい格好になったじゃねぇか」
(っ……!?)
「やっぱりな。いい格好になったじゃねぇか」
ユーゲスがカードを使用すると、テルティナの衣服は下着に至るまで一瞬のうちに全て消え去り、全裸になってしまった。
ユーゲスの使用したカードは、罠カードの『武装解除』。ユーゲスに支給された、罠・魔法カードセットのうちの1つだ。
元になったカードゲーム本来の効果で言えばフィールド上の装備カードを全て破壊するという効果なのだが、このバトルロワイヤルでは使用した相手の衣服に至るまでを破壊して丸腰にする効果として機能していた。
ユーゲスの目には、カードの中で胸と股間を手で隠して睨んでくるテルティナの姿があった。
ユーゲスの使用したカードは、罠カードの『武装解除』。ユーゲスに支給された、罠・魔法カードセットのうちの1つだ。
元になったカードゲーム本来の効果で言えばフィールド上の装備カードを全て破壊するという効果なのだが、このバトルロワイヤルでは使用した相手の衣服に至るまでを破壊して丸腰にする効果として機能していた。
ユーゲスの目には、カードの中で胸と股間を手で隠して睨んでくるテルティナの姿があった。
「いいねぇ、こうして女を好き勝手できるのは最高に気分がいいぜぇ」
ユーゲスは口角を吊り上げながら、一糸まとわぬ姿となったテルティナのカードをベロリと舐め上げる。
カード越しからでもぞわぞわとした悪寒が駆け巡り、テルティナはカードの中で縮こまっていた。
カード越しからでもぞわぞわとした悪寒が駆け巡り、テルティナはカードの中で縮こまっていた。
「んじゃ、本番と行こうか」
ユーゲスは新たなカードを取り出す。そのカードの名前欄には、「フレームバインダー」と書かれていた。
「解放《リリース》!」
テルティナとフレームバインダーのカードを同時に掲げてユーゲスがそう叫ぶと、カードに封じられていたモノが解き放たれる。
「同時に解放するとアイテムを強制装備できる……俺の読み通りだったな」
「こ、これは……!」
「こ、これは……!」
カードから解放されたテルティナは目を見開く。
なぜなら、テルティナは全裸の状態で、フレームバインダーと呼ばれる拘束具に拘束されていたからだ。
フレームバインダーとは、世の性欲旺盛な諸氏がとある同人誌の絵よりイメージを膨らませてその形状を確立した、金属製の骨組みで対象を挟み込む形で全身を拘束する拘束具だ。
虚空よりぶら下がっている鎖と繋がったフレームが、全裸のテルティナの肢体をその中に閉じ込める形で吊り下げている。
テルティナの首、肩、胴、両太腿、両足首はそれぞれ金属製の枠の内に挟まれる形で固定されており、唯一自由に見える両手も背中のフレームと連結した手枷を後ろ手に嵌められ、一切動くことはできない。
なぜなら、テルティナは全裸の状態で、フレームバインダーと呼ばれる拘束具に拘束されていたからだ。
フレームバインダーとは、世の性欲旺盛な諸氏がとある同人誌の絵よりイメージを膨らませてその形状を確立した、金属製の骨組みで対象を挟み込む形で全身を拘束する拘束具だ。
虚空よりぶら下がっている鎖と繋がったフレームが、全裸のテルティナの肢体をその中に閉じ込める形で吊り下げている。
テルティナの首、肩、胴、両太腿、両足首はそれぞれ金属製の枠の内に挟まれる形で固定されており、唯一自由に見える両手も背中のフレームと連結した手枷を後ろ手に嵌められ、一切動くことはできない。
「こ、こんな格好いやぁ……っ!」
「へっへっ、あの激レアなお姫様がとんだ無様を晒したもんだぜ」
「へっへっ、あの激レアなお姫様がとんだ無様を晒したもんだぜ」
何よりも目を引くのが、フレームバインダーに固定された全裸のテルティナの姿勢だ。
解剖前のカエルのように「<>」の形で両脚を開脚したまま、背中で手を組んだまま恥部を隠すことができない。
いわばジベットの開脚版とでも言うべき拘束具に、テルティナの肢体はその中に押し込まれ、恥ずかしい姿勢で五体を完全に固定されていた。
解剖前のカエルのように「<>」の形で両脚を開脚したまま、背中で手を組んだまま恥部を隠すことができない。
いわばジベットの開脚版とでも言うべき拘束具に、テルティナの肢体はその中に押し込まれ、恥ずかしい姿勢で五体を完全に固定されていた。
「この……、くっ……っ」
テルティナは身体を動かそうともがくが、フレームが僅かに音を立てるだけで、手足は勿論、首も押さえられていて一切の姿勢を変えることができない。
ちょうど吊り下がった自分を拘束するフレームバインダーの真下に、テルティナの支給品であったセーラー服と白衣が落ちており、それを足で拾おうとするも太腿と足首を固定されては伸ばすことすらできず、見ていることしかできない。
ちょうど吊り下がった自分を拘束するフレームバインダーの真下に、テルティナの支給品であったセーラー服と白衣が落ちており、それを足で拾おうとするも太腿と足首を固定されては伸ばすことすらできず、見ていることしかできない。
「さぁて……楽しませてもらうとするか」
「ひぃ……っ」
「ひぃ……っ」
吊り下がったまま動けないテルティナの頬を、ユーゲスはべろりと舌で舐める。
テルティナは身体を震わせて心底恐怖した表情で顔を逸らすが、当然一切の身体の自由が効かないため、その頬に舌が這いまわるのを止めることができない。
テルティナの反応に満足したユーゲスは、早速とばかりにテルティナの下半身に目を移す。
そこには惜しげもなく晒された、オンナとして成熟しないテルティナの身体の中でも全くもって幼い頃のままの秘所があった。
テルティナは身体を震わせて心底恐怖した表情で顔を逸らすが、当然一切の身体の自由が効かないため、その頬に舌が這いまわるのを止めることができない。
テルティナの反応に満足したユーゲスは、早速とばかりにテルティナの下半身に目を移す。
そこには惜しげもなく晒された、オンナとして成熟しないテルティナの身体の中でも全くもって幼い頃のままの秘所があった。
「ここの感触はどうかなぁ?」
「そこは……!?」
「そこは……!?」
テルティナは頬を紅潮させて思わず脚を閉じようとするが、フレームバインダーに固定された両脚はくの字に開かれたまま閉じることはできない。
両手も後ろ手で拘束されているため、恥ずかしいところをすべて目の前の男に曝け出すしかない。
下種な男の目に晒されたとしても、フレームバインダーは無機質に彼女の裸体を拘束し続ける。
両手も後ろ手で拘束されているため、恥ずかしいところをすべて目の前の男に曝け出すしかない。
下種な男の目に晒されたとしても、フレームバインダーは無機質に彼女の裸体を拘束し続ける。
「さ、触らないでください!!」
「目の前で女に股を開かれて何もされないわけないだろうがよぉ!」
「目の前で女に股を開かれて何もされないわけないだろうがよぉ!」
そして、ユーゲスは趣など知らないとばかりに、指をテルティナの割れ目にねじ込む。
テルティナはどうにか暴れてユーゲスの指から股間を逃そうとしたが、五体をフレームバインダーに拘束された状態では、ギシギシと僅かに身を捩らせて吊り下がったフレームごとぷらぷらと揺れるのが精一杯だった。
当然ながらそれでユーゲスから逃げられるはずもなく、カエルのように開脚したまま閉じられないテルティナの股間を指で無慈悲に掻き回した。
テルティナはどうにか暴れてユーゲスの指から股間を逃そうとしたが、五体をフレームバインダーに拘束された状態では、ギシギシと僅かに身を捩らせて吊り下がったフレームごとぷらぷらと揺れるのが精一杯だった。
当然ながらそれでユーゲスから逃げられるはずもなく、カエルのように開脚したまま閉じられないテルティナの股間を指で無慈悲に掻き回した。
「あっ、くっ、いやっ、ぁ、くぅ……!」
「おやぁ?なんか湿ってきたぜ?こんな状況で感じてるのかお姫様?」
「ッ……!!」
「おやぁ?なんか湿ってきたぜ?こんな状況で感じてるのかお姫様?」
「ッ……!!」
一切の抵抗ができないテルティナはユーゲスの蹂躙を受け入れるしかなく、どんなに耐えても声が漏れ出てしまう。
息を荒くしながらも、テルティナはキッとユーゲスを睨みつけた。
息を荒くしながらも、テルティナはキッとユーゲスを睨みつけた。
「抵抗できない女の子にこんなことをして……恥ずかしいと思わないんですか……っ!?」
「恥ずかしい?女を好き放題できるのは何よりも……楽しいだろうがよ!?」
「ひ……!?」
「恥ずかしい?女を好き放題できるのは何よりも……楽しいだろうがよ!?」
「ひ……!?」
そして、ユーゲスはテルティナに自身の一物を晒して見せつける。外気に晒されたそれは、既に準備万端というほどに勃起していた。
「それじゃあ本番と行こうかお姫様?」
「ま、待ってください!?貴方、状況分かっているんですか!?殺し合いの中でこんな行為をしている場合では――」
「殺し合いだからヤるんだろうが!いつ死ぬか分からねえからなあ!」
「ッ、特権魔法”簒奪の銀狼”!!」
「うるせえ、邪魔だ!!」
「ま、待ってください!?貴方、状況分かっているんですか!?殺し合いの中でこんな行為をしている場合では――」
「殺し合いだからヤるんだろうが!いつ死ぬか分からねえからなあ!」
「ッ、特権魔法”簒奪の銀狼”!!」
「うるせえ、邪魔だ!!」
テルティナは咄嗟に特権魔法”簒奪の銀狼”を発動して自分を守らせようとするが、召喚されたヴリコラカスは見た目に反してせいぜいそこらの犬程度の強さしかない。
性欲に狂いつつあるユーゲスに何度も蹴られて、最終的にテルティナの魔力の種に戻ってきてしまう。
性欲に狂いつつあるユーゲスに何度も蹴られて、最終的にテルティナの魔力の種に戻ってきてしまう。
「さぁて、やっと一つになれるなお姫様」
「やめて……っ、来ないで……」
「やめて……っ、来ないで……」
ユーゲスは自身のそれをテルティナの股間に宛がってくる。
テルティナは全身に嫌な汗を浮かべながら、ガチャガチャと手枷の鎖を鳴らしつつ必死に拘束された身体に力を込めて逃げようとする。
しかし、虚空に吊られたフレームバインダーが僅かにギィ……と揺れるだけでそれは叶わず、せいぜい数cmしか動けなかった。
焦燥するテルティナの意志に反して、テルティナは股を開いたまま動くことができなかった。
テルティナは全身に嫌な汗を浮かべながら、ガチャガチャと手枷の鎖を鳴らしつつ必死に拘束された身体に力を込めて逃げようとする。
しかし、虚空に吊られたフレームバインダーが僅かにギィ……と揺れるだけでそれは叶わず、せいぜい数cmしか動けなかった。
焦燥するテルティナの意志に反して、テルティナは股を開いたまま動くことができなかった。
「それじゃあ、いただきま~す」
「いやっ!待っ、誰か――!!」
「いやっ!待っ、誰か――!!」
ユーゲスはテルティナの嫌がる様子を嘲るかのように、彼女の腰を掴んで一気に一物を穴に挿入する。
それは、あまりにも簡単に、そしてあっけなく。
ぶつりと音を立てて、"膜"を貫いた。
それは、あまりにも簡単に、そしてあっけなく。
ぶつりと音を立てて、"膜"を貫いた。
「あ……あ……嘘……」
「お姫様の初モノゲットだぜぇ~~~~~っ!!」
「お姫様の初モノゲットだぜぇ~~~~~っ!!」
鋭い痛みすらも意に介する余裕もなく、テルティナは呆然としていた。
こんなことで、自分の初めてが奪われるなんて。
目から、一筋の涙が零れる。ただ、テルティナは結合部からぽたぽたと垂れる破瓜血が、真下のセーラー服に垂れる様子を見ていた。
こんなことで、自分の初めてが奪われるなんて。
目から、一筋の涙が零れる。ただ、テルティナは結合部からぽたぽたと垂れる破瓜血が、真下のセーラー服に垂れる様子を見ていた。
「ああ、最高の気分だ。ついにやった、やったんだ!俺に逆らう女はみんなこうなるべきなんだ!」
ユーゲスは歓声を上げながら興奮していた。
ゆえに、気づかなかった。ユーゲスがテルティナを陵辱している際に、近づいてくる影があったことを。
ゆえに、気づかなかった。ユーゲスがテルティナを陵辱している際に、近づいてくる影があったことを。
「……あ?」
ヴ、という鈍い音がしたと思うと、ユーゲスは目を見開く。
すぐ目の前で犯していたはずのテルティナが、視界から逸れてしまっていたのだ。
この無垢な姫を自分色に染める快感を感じようとしていたユーゲスは思わず視野外に外れたテルティナの姿を目で追い、そして信じられないものを見る。
そこには、尻を露出してテルティナを犯しているユーゲス自身の下半身があった。しかし、上半身はなく、ただ一物をテルティナの秘所に挿入したまま痙攣していた。
すぐ目の前で犯していたはずのテルティナが、視界から逸れてしまっていたのだ。
この無垢な姫を自分色に染める快感を感じようとしていたユーゲスは思わず視野外に外れたテルティナの姿を目で追い、そして信じられないものを見る。
そこには、尻を露出してテルティナを犯しているユーゲス自身の下半身があった。しかし、上半身はなく、ただ一物をテルティナの秘所に挿入したまま痙攣していた。
「なんだ、こりゃ」
ようやく理解する。
自分は、上半身と下半身が亡き別れになったのだと。何者かに肉体を分断されてしまったのだと。
不思議と痛みは感じず、ゆったりとした時間の流れの中で、フレームバインダーに拘束された驚愕しているテルティナと地面に伏した自身の上半身を交互に見る。
自分は、上半身と下半身が亡き別れになったのだと。何者かに肉体を分断されてしまったのだと。
不思議と痛みは感じず、ゆったりとした時間の流れの中で、フレームバインダーに拘束された驚愕しているテルティナと地面に伏した自身の上半身を交互に見る。
「まだ……気持ちよくなってねぇ……の、に」
すぐ近くにある女の裸を名残り惜しく思いながら、ユーゲスの意識は暗転していった。
【ユーゲス@戦隊レッド 異世界で冒険者になる 死亡】
テルティナは、何が起こったか分からなかった。
突然、音を切る鈍い音がしたかと思うとユーゲスの上半身がひしゃげ、下半身と亡き別れになってそのまま絶命した。
主の失った下半身は、しばらく痙攣した後に、力を失い崩れ落ちる。ユーゲスの一物だったものもテルティナの膣内に留まることができず、崩れ落ちていくそれに引っ張られてテルティナの秘所から引き抜かれる。
突然、音を切る鈍い音がしたかと思うとユーゲスの上半身がひしゃげ、下半身と亡き別れになってそのまま絶命した。
主の失った下半身は、しばらく痙攣した後に、力を失い崩れ落ちる。ユーゲスの一物だったものもテルティナの膣内に留まることができず、崩れ落ちていくそれに引っ張られてテルティナの秘所から引き抜かれる。
「貴方達、は……?」
ユーゲスのいた場所のすぐ後ろに立っていたのは、血の抜けたような顔色をした、焦点の合わない赤い瞳をした二人の男だった。
両方の男共に金色に輝く髪をしており、その内片方の男は前髪の生え際がM型にハゲている。
まるで糸に吊られた操り人形のように心ここにあらずといった様子だった。
両方の男共に金色に輝く髪をしており、その内片方の男は前髪の生え際がM型にハゲている。
まるで糸に吊られた操り人形のように心ここにあらずといった様子だった。
「それよりも、これを外してくれませんか……?」
テルティナは未だにフレームバインダーの中に身体を拘束されたまま、目の前にいる男達に全裸を晒している。
しかし、羞恥心は不思議と起きなかった。なぜなら、男達の異様な雰囲気に不安と恐怖がそれを上回っていたからだ。
事実、男達はテルティナが呼びかけているにも関わらず微動だにせず、混濁した目のまま一糸まとわぬ姿のテルティナを見つめている。
しかし、羞恥心は不思議と起きなかった。なぜなら、男達の異様な雰囲気に不安と恐怖がそれを上回っていたからだ。
事実、男達はテルティナが呼びかけているにも関わらず微動だにせず、混濁した目のまま一糸まとわぬ姿のテルティナを見つめている。
「あのっ、話を聞いているのですか!?動けないんです!早く――」
焦りを覚えつつ、後ろ手に拘束され股を開いた状態のまま鎖に吊られるフレームバインダーを揺らしてテルティナは促す。
しかしその時、テルティナには見えてしまう。
目の前にいる男達には、この殺し合いの参加者の証であるはずのレジスターが腕にないのだ。
にも関わらず、ここにいるということは、この男達は参加者ではなく――NPC。
しかしその時、テルティナには見えてしまう。
目の前にいる男達には、この殺し合いの参加者の証であるはずのレジスターが腕にないのだ。
にも関わらず、ここにいるということは、この男達は参加者ではなく――NPC。
「嘘……」
テルティナはすべてを察して呆然とする。
この二人の男が彼女に向けている目は、殺意なのだと。
今から、この男達は自分を殺そうとしていると。
無意識に身体がガタガタと震えてしまい、絶望で視界が真っ暗になりそうになる。
この二人の男が彼女に向けている目は、殺意なのだと。
今から、この男達は自分を殺そうとしていると。
無意識に身体がガタガタと震えてしまい、絶望で視界が真っ暗になりそうになる。
「嫌……いや……!」
状況を整理しよう。
一撃でユーゲスを葬ったNPCが二人に対して、テルティナは一人である上に全裸でフレームバインダーに囚われている。
テルティナは首、手首から先、足首から先が僅かに動くだけでそれ以外は微動だにできず、自身の真下にある支給品に手を伸ばすことすらできない。
彼女の身を守るものは何もなく、身に纏うものもない。乳首や秘所といった恥部すら開けっ広げに晒しながら、処刑されるのを待っている囚人であるかのような状態だ。
戦うことも、逃げることも叶わない。
一撃でユーゲスを葬ったNPCが二人に対して、テルティナは一人である上に全裸でフレームバインダーに囚われている。
テルティナは首、手首から先、足首から先が僅かに動くだけでそれ以外は微動だにできず、自身の真下にある支給品に手を伸ばすことすらできない。
彼女の身を守るものは何もなく、身に纏うものもない。乳首や秘所といった恥部すら開けっ広げに晒しながら、処刑されるのを待っている囚人であるかのような状態だ。
戦うことも、逃げることも叶わない。
「ぐうっ!!くううっ……!!」
それを認識したテルティナは、必死に暴れて拘束を解き、この場から逃げようとする。
フレームバインダーに纏わりつかれた身体を捩りながら、背中に張り付く両手首とくの字に開いた脚の先に投げ出された両足首をぴこぴこと動かしながら抵抗する。
しかし、フレームバインダーは残酷なまでにテルティナの身体を固定し続け、ギシギシと音を立てて鎖に揺られるだけに終始した。
テルティナが自力でフレームバインダーを解けない以上、解く者が現れるのを待つことしかできない。
しかし悲しいかな、それが現れないのであればたとえ襲われたとしても拘束されたまま襲われるしかない。
フレームバインダーに纏わりつかれた身体を捩りながら、背中に張り付く両手首とくの字に開いた脚の先に投げ出された両足首をぴこぴこと動かしながら抵抗する。
しかし、フレームバインダーは残酷なまでにテルティナの身体を固定し続け、ギシギシと音を立てて鎖に揺られるだけに終始した。
テルティナが自力でフレームバインダーを解けない以上、解く者が現れるのを待つことしかできない。
しかし悲しいかな、それが現れないのであればたとえ襲われたとしても拘束されたまま襲われるしかない。
「―――!!」
「―――!!」
「―――!!」
やがて、テルティナを狙うNPCが動き初めて、辺りに地響きを起こすほどのエネルギーを迸らせる。
テルティナの前に現れた二人の男は、「クローン戦士」と呼ばれる者達だ。
かつて人造人間21号と呼ばれるバイオロイド戦士がかのZ戦士を模して作り出したクローンで、テルティナの前にいる男達はそれぞれ、孫悟空とベジータという戦士を元に作られていた。
呼称するのであれば、クローン悟空、クローンベジータといったところか。
テルティナの前に現れた二人の男は、「クローン戦士」と呼ばれる者達だ。
かつて人造人間21号と呼ばれるバイオロイド戦士がかのZ戦士を模して作り出したクローンで、テルティナの前にいる男達はそれぞれ、孫悟空とベジータという戦士を元に作られていた。
呼称するのであれば、クローン悟空、クローンベジータといったところか。
「この……外れて、お願い外れてっ!!」
魔王族すら軽く凌駕するような力を剥き出しの肌で感じながら、それでもテルティナは諦めずに拘束を解こうとする力を緩めない。
テルティナは、ここで死ぬわけにはいかない理由があるのだ。
こんなところで死んでは、自分のために死んでいった者達を裏切ってしまう。
テルティナは、「兄貴」に償いをしなければならないのだ。
テルティナは、ここで死ぬわけにはいかない理由があるのだ。
こんなところで死んでは、自分のために死んでいった者達を裏切ってしまう。
テルティナは、「兄貴」に償いをしなければならないのだ。
「そうだっ、令呪――」
テルティナが自分自身に令呪を発動するのと、クローン悟空がテルティナの土手っ腹に蹴りを入れたのは、ほぼ同時だった。
「ぐ、ぇ――」
テルティナは胃にたまっていた息を吐き切る。
フレームバインダーを吊っていた鎖は簡単に引き千切られ、テルティナはフレームバインダーに拘束されたまま吹き飛んでいく。
すると、なんとテルティナの吹き飛んだ先にもまたクローン悟空が待ち構えていた。
瞬間移動により、吹き飛ぶテルティナより速く飛んだのだ。
クローン戦士はデータ上ではオリジナルと変わらぬ戦闘力を有しており、クローン悟空はその気になればこの殺し合いの参加者全員を相手取っても引けを取らないパワーを有していた。
フレームバインダーを吊っていた鎖は簡単に引き千切られ、テルティナはフレームバインダーに拘束されたまま吹き飛んでいく。
すると、なんとテルティナの吹き飛んだ先にもまたクローン悟空が待ち構えていた。
瞬間移動により、吹き飛ぶテルティナより速く飛んだのだ。
クローン戦士はデータ上ではオリジナルと変わらぬ戦闘力を有しており、クローン悟空はその気になればこの殺し合いの参加者全員を相手取っても引けを取らないパワーを有していた。
「ぶっ――」
ガキン、というかっ飛ばすような音と共にテルティナは蹴り上げられ、彼女を拘束したフレームバインダーは上空へと打ち上げられる。
いとも簡単にテルティナは打たれた部位の周辺を複雑骨折し、そのお姫様特有とも取れるシミ一つなかったきめ細やかな肌には痛々しく青ずんで出血までしていた。
いとも簡単にテルティナは打たれた部位の周辺を複雑骨折し、そのお姫様特有とも取れるシミ一つなかったきめ細やかな肌には痛々しく青ずんで出血までしていた。
――本来であれば先ほどのユーゲスのように、蹴りの一発でも入ればテルティナの華奢な肉体など一瞬のうちに蒸発しており、テルティナは既に死亡しているであろう。
にも関わらずテルティナが骨折や出血で済んでいるのは、ユーゲスに囚われた時に服用した薬と、令呪だ。
その薬の正体は、「蓬莱の薬」。かの高名な月人が作り出した不死の秘薬。
この殺し合いにおいては不死を与える効果はなく、単に傷つきにくくして治癒力を飛躍的に伸ばす程度に留まるが、令呪の効果時間中はその限りではない。
令呪の時間に限ってはその制限は無に帰され、文字通り不老不死の能力を手に入れられるのだ。
にも関わらずテルティナが骨折や出血で済んでいるのは、ユーゲスに囚われた時に服用した薬と、令呪だ。
その薬の正体は、「蓬莱の薬」。かの高名な月人が作り出した不死の秘薬。
この殺し合いにおいては不死を与える効果はなく、単に傷つきにくくして治癒力を飛躍的に伸ばす程度に留まるが、令呪の効果時間中はその限りではない。
令呪の時間に限ってはその制限は無に帰され、文字通り不老不死の能力を手に入れられるのだ。
「う、ぎ――」
(死ねない……兄貴に償うまでは……)
(死ねない……兄貴に償うまでは……)
上空で、全裸のまま後ろ手に拘束されカエルのように開脚した無様な姿で宙を舞うテルティナ。
未だにフレームバインダーはテルティナを拘束し続け、無防備な裸体を晒すことを強制している。
碌に受け身も取れないまま、固定された身体をぐっ、ぐっ、と動かそうとするも拘束具はビクともしない。
未だにフレームバインダーはテルティナを拘束し続け、無防備な裸体を晒すことを強制している。
碌に受け身も取れないまま、固定された身体をぐっ、ぐっ、と動かそうとするも拘束具はビクともしない。
「――」
「ひっ!?」
「ひっ!?」
すると、クローン悟空が上空に飛翔してテルティナに追いついてくる。
「くっ……!」
テルティナはどうにか身を捩って体術で抵抗しようとするが、彼女を拘束するフレームバインダーはそれを許さない。
両手は背中で組まれたまま動かず、両足はフレームバインダーに太腿と足首を取られて一切の関節の自由が効かず、パンチもキックも封じられている。
両手は背中で組まれたまま動かず、両足はフレームバインダーに太腿と足首を取られて一切の関節の自由が効かず、パンチもキックも封じられている。
「ぐううううぅぅおあががががががっ!?」
そのまま、クローン悟空の光速ともいえるラッシュをその肢体に叩き込まれてしまう。
孫悟空のいた世界ではこういった空中での体術の応酬は戦闘においてよく見られたが、此度においてクローン悟空の相手は、全裸で拘束された少女だ。
五体満足でラッシュを放ってくる悟空に対して、テルティナは一切の抵抗も防御も許されず、その無防備な裸体に連続で打撃を叩き込まれる。
裸体の前面を晒したまま両手両足を固定されている以上、四肢で身体を庇うことすら許されず、しかも鎧どころか下着も纏っていないためダイレクトにダメージがその身に伝わってしまう。
孫悟空のいた世界ではこういった空中での体術の応酬は戦闘においてよく見られたが、此度においてクローン悟空の相手は、全裸で拘束された少女だ。
五体満足でラッシュを放ってくる悟空に対して、テルティナは一切の抵抗も防御も許されず、その無防備な裸体に連続で打撃を叩き込まれる。
裸体の前面を晒したまま両手両足を固定されている以上、四肢で身体を庇うことすら許されず、しかも鎧どころか下着も纏っていないためダイレクトにダメージがその身に伝わってしまう。
(痛い……いたいいたいいたいいたいいたいいたい!!!!!)
どんなに悲鳴を上げようとも、テルティナの五体を固定するフレームバインダーは一切の痛みを軽減する甘えを許してはくれない。
テルティナは無抵抗を強要され、まるでリフティングされるボールかのように拳と蹴りを防ぐことも避けることもできずに叩き込まれる。
頭や腹は勿論、時には一番弱い部分である股間にまで打撃を叩き込まれる。
テルティナは無抵抗を強要され、まるでリフティングされるボールかのように拳と蹴りを防ぐことも避けることもできずに叩き込まれる。
頭や腹は勿論、時には一番弱い部分である股間にまで打撃を叩き込まれる。
「――!!」
「がっ――!?」
「がっ――!?」
そして、クローン悟空が拳を振り下ろすとテルティナは地面に撃ち落とされ、受け身を取ることができずに固い地面にその裸体を激突させる。
テルティナが撃ち落とされた場所にはクレーターができて、その中央にテルティナが苦悶の声を上げながら身を捩っている。
とどめとばかりに、クローン悟空は墜落してフレームバインダーに拘束したまま仰向けに転がるテルティナに対して気を集中させた極太の気功波「かめはめ波」を放つ。
テルティナが撃ち落とされた場所にはクレーターができて、その中央にテルティナが苦悶の声を上げながら身を捩っている。
とどめとばかりに、クローン悟空は墜落してフレームバインダーに拘束したまま仰向けに転がるテルティナに対して気を集中させた極太の気功波「かめはめ波」を放つ。
「ぎっ――」
股間の割れ目から小水と垂れ流して伸びていたテルティナは四肢を拘束されたテルティナは為す術もなくかめはめ波による熱線に焼かれ、光に吞まれていく。
しかしそれでも、テルティナはフレームバインダーに拘束されて無様な姿勢で拘束されたまま、死ぬことはなかった。
否、ここまでくると「死ねない」と言った方が正しいのかもしれない。
しかしそれでも、テルティナはフレームバインダーに拘束されて無様な姿勢で拘束されたまま、死ぬことはなかった。
否、ここまでくると「死ねない」と言った方が正しいのかもしれない。
(これが……罰なのかな……私への……)
かめはめ波による光が止んだテルティナの肌は、もはや肌色を保っている部分の方が少なかった。
それでも、令呪によって制限を解かれた蓬莱の薬はテルティナの身体を急速に再構築していく。
それでも、令呪によって制限を解かれた蓬莱の薬はテルティナの身体を急速に再構築していく。
(そうだ……私はここで終わるわけにはいかない……)
テルティナは償わなければならない。
どうしようもないわがまま娘であった自分のために死んだ、「兄貴」のアルテオに、イドラの父にラーニヤの父。
兄貴から託された使命――世界から魔力の種を取り除くまで、テルティナの償いは終わらない。終わってはならないのだ。
どうしようもないわがまま娘であった自分のために死んだ、「兄貴」のアルテオに、イドラの父にラーニヤの父。
兄貴から託された使命――世界から魔力の種を取り除くまで、テルティナの償いは終わらない。終わってはならないのだ。
「ぜぇ……ぜぇ……!」
(その時が来るまで……絶対に――!!)
(その時が来るまで……絶対に――!!)
テルティナの肢体に肌色の面積が回復していく。
そんなテルティナに、クローンベジータが近づいてきていた。
そんなテルティナに、クローンベジータが近づいてきていた。
「私は……負けません!!」
未だに裸を晒してフレームバインダーに拘束され、自分で立ち上がることすらままならない身体で、テルティナはキッとベジータを睨む。
フレームバインダーに開脚したまま固定され、ユーゲスに犯され初めてを奪われたばかりの陰部を開けっ広げにしてクローンベジータに向けて股を開いたまま、啖呵を切った。
フレームバインダーに開脚したまま固定され、ユーゲスに犯され初めてを奪われたばかりの陰部を開けっ広げにしてクローンベジータに向けて股を開いたまま、啖呵を切った。
「――」
クローンベジータは気を溜めて、連続で容赦なく気弾を抵抗できないテルティナに向けて放つ。
所謂「グミ打ち」と呼ばれるものだ。
所謂「グミ打ち」と呼ばれるものだ。
「ぎゃあああああっ!!」
直後に聞こえるのは、連鎖する爆発音とテルティナの悲鳴。辺りには姿が見えなくなるほどの土煙が舞っている。
向きの関係上、ベジータの放った気弾のうち多くはテルティナの股間に直撃し、フレームバインダーに拘束されて開脚させられたままのテルティナは股間をガードすることもできず、グミ打ちによる金的攻撃を連続で受けることになった。
向きの関係上、ベジータの放った気弾のうち多くはテルティナの股間に直撃し、フレームバインダーに拘束されて開脚させられたままのテルティナは股間をガードすることもできず、グミ打ちによる金的攻撃を連続で受けることになった。
「――」
やったか。
クローンベジータがテルティナのいた場所に近づくと、テルティナは本当にやられていた。
全身のあちこちが焼け焦げており、特に股間の辺りはほぼ炭と化していて真っ黒だ。これはもはや子宮もいかれたかもしれない。
クローンベジータがテルティナのいた場所に近づくと、テルティナは本当にやられていた。
全身のあちこちが焼け焦げており、特に股間の辺りはほぼ炭と化していて真っ黒だ。これはもはや子宮もいかれたかもしれない。
「ふーっ、ふーっ……!」
それでも、唇を噛んで口元から血を垂らしながら、テルティナは脳が焼き切れるような痛みに耐えながら生きていた。
彼女の生き延びるという意志に答えて、蓬莱人となったテルティナの魂をその肉体に留め続ける。
彼女の生き延びるという意志に答えて、蓬莱人となったテルティナの魂をその肉体に留め続ける。
「うっ、ううっ……」
テルティナは見下ろしてくるクローンベジータを睨み上げながら距離を取ろうと、かろうじて動く足首から先の足指を使って距離を取ろうとする。
ほんの僅かに、テルティナの身体が全身を捕えているフレームバインダーごと動くが、その距離、僅か数cm。
ほんの僅かに、テルティナの身体が全身を捕えているフレームバインダーごと動くが、その距離、僅か数cm。
「ぐっ……」
「――」
「――」
当然逃れられるはずもなく、まだテルティナに息があることを悟ったクローンベジータはテルティナの首を掴み上げる。
そして、拘束されたテルティナを前面に掲げながら音速を越えるスピードで飛翔し始める。
まるで、いつまでも死なないテルティナに痺れを切らしたかのようだった。
そして、拘束されたテルティナを前面に掲げながら音速を越えるスピードで飛翔し始める。
まるで、いつまでも死なないテルティナに痺れを切らしたかのようだった。
「はぉあっ――!?」
そんな呆けるような間抜けな声を上げたテルティナの顎を掴みながら、クローンベジータはさらに速度を上げて、その背後にある岩盤へと突貫していく。
そのまま、力任せに拘束された彼女を叩きつけた。
そのまま、力任せに拘束された彼女を叩きつけた。
「かはっ――」
その勢いは凄まじく、硬い岩でできていたはずの巨大な岩盤は轟音を立てて衝撃波を周囲に放ちながらその形を変える。
テルティナと激突した衝撃でその面積を覆うかのようなクレーターを形成し、岩盤にずっぽり埋まったテルティナを中心に巨大なひび割れが起こっていた。
テルティナと激突した衝撃でその面積を覆うかのようなクレーターを形成し、岩盤にずっぽり埋まったテルティナを中心に巨大なひび割れが起こっていた。
(ダメ……やっぱり、死なないだけじゃ勝てない……)
口と目から血を流しながらも、テルティナはクローンベジータと、自分と同じ高さまで降りて来たクローン悟空を睨みながら悟る。
(せめて……この拘束具が解ければ……!)
不思議なことに、これほどの衝撃を受けても未だにフレームバインダーは傷つきながらもテルティナを拘束し続けていた。
未だにテルティナは無様な姿勢で、この戦闘において一切四肢を動かすことができていない。
やはり、テルティナが償いを果たすには力が必要だというのか。この殺し合いを勝ち抜き、優勝できるほどの力を。
未だにテルティナは無様な姿勢で、この戦闘において一切四肢を動かすことができていない。
やはり、テルティナが償いを果たすには力が必要だというのか。この殺し合いを勝ち抜き、優勝できるほどの力を。
「うっ……」
クローン悟空とクローンベジータは、すぐそこまで迫ってきていた。
「――」
「――」
「――」
クローン悟空とクローンベジータはテルティナに手を向けて気を溜めている。これで終わらせる気だろう。
令呪もそろそろ切れる頃だ。
もはや、一刻の猶予もなかった。
辺りを見回すも、使えそうな支給品はない。テルティナの破瓜血のかかった衣服とは既に引き離されてしまった。あるのは、テルティナの身一つだけだ。
このままでは、死ぬ。けど、五体を固定されたこの状況でどうすればよいというのか。
令呪もそろそろ切れる頃だ。
もはや、一刻の猶予もなかった。
辺りを見回すも、使えそうな支給品はない。テルティナの破瓜血のかかった衣服とは既に引き離されてしまった。あるのは、テルティナの身一つだけだ。
このままでは、死ぬ。けど、五体を固定されたこの状況でどうすればよいというのか。
「うっ、ぐすっ……」
鼻を啜りながら、涙を流しながら、テルティナは天に請うように言葉を絞り出す。
「力が……欲しい……!せめて、この償いを続けられる力を……!!」
そんなテルティナの声に応えるように、何者かがテルティナの肢体に覆いかぶさってきた。
テルティナが目にしたのは、あの支給されたセーラー服だった。なんと、セーラー服が白衣を引っ掻けながら独りでに動いて、テルティナの元に来ていたのだ。
そのセーラー服はまるで自分のことをじっと見つめていて、生きているみたいで、とてつもなく不気味だった。
テルティナが目にしたのは、あの支給されたセーラー服だった。なんと、セーラー服が白衣を引っ掻けながら独りでに動いて、テルティナの元に来ていたのだ。
そのセーラー服はまるで自分のことをじっと見つめていて、生きているみたいで、とてつもなく不気味だった。
――そして、テルティナはそのセーラー服と、一緒に持ってこられた白衣に、『着られた』。
「があああああああっ……!!」
テルティナの苦悶の声がすると共に、凄まじいエネルギーの奔流が迸る。
そのセーラー服は一度自身を分解し、裸のテルティナの肌に這いずると同時に噛みつくように締まりつき、浸食するかのようにテルティナの肌を覆っていく。
同時にテルティナの力は瞬く間に増大していき、その身体から漏れ出るエネルギーの奔流にフレームバインダーは抗えず、ついに自壊してテルティナを拘束から解放する。
そして、閃光が溢れ出たと思うと、テルティナのいたクレーターから一筋の光が飛び出し、クローン悟空とクローンベジータを弾き飛ばしながら宙を舞う。
そのセーラー服は一度自身を分解し、裸のテルティナの肌に這いずると同時に噛みつくように締まりつき、浸食するかのようにテルティナの肌を覆っていく。
同時にテルティナの力は瞬く間に増大していき、その身体から漏れ出るエネルギーの奔流にフレームバインダーは抗えず、ついに自壊してテルティナを拘束から解放する。
そして、閃光が溢れ出たと思うと、テルティナのいたクレーターから一筋の光が飛び出し、クローン悟空とクローンベジータを弾き飛ばしながら宙を舞う。
「人衣血友――」
「――神衣純潔!!!!!」
.
そこには、白衣を肩にかけ、ほとんど裸とも言えるような露出度の高い戦闘スーツを身に付けたテルティナが、堂々と二体のクローンを見下ろしていた。
肩のアーマーとニーソックスを除けば後はスリングショットで胸と股間を隠しただけという格好でとてもそれがあのセーラー服が変形した姿とは思えない。
しかし、テルティナに支給された「それ」は可能だった。
生命繊維を100%編み込んだ「神衣」の一つである、「純潔」。テルティナの破瓜血によって起動したそれは、着用したものを喰らいかねないほどに危険ながらもフレームバインダーを破るほどの力を彼女に与えていた。
肩のアーマーとニーソックスを除けば後はスリングショットで胸と股間を隠しただけという格好でとてもそれがあのセーラー服が変形した姿とは思えない。
しかし、テルティナに支給された「それ」は可能だった。
生命繊維を100%編み込んだ「神衣」の一つである、「純潔」。テルティナの破瓜血によって起動したそれは、着用したものを喰らいかねないほどに危険ながらもフレームバインダーを破るほどの力を彼女に与えていた。
「私は、止まるわけには行かないのです」
テルティナは落ち着いた口調で言う。
純潔の露出度による羞恥心はない。既に、男に汚された挙句一糸まとわぬ姿にされて嬲られた経験から、羞恥心など忘れ去ってしまった。
純潔の露出度による羞恥心はない。既に、男に汚された挙句一糸まとわぬ姿にされて嬲られた経験から、羞恥心など忘れ去ってしまった。
「止まってしまったら……もう兄貴に償えなくなるから」
そう言ってテルティナは、クローン戦士達を倒すべくさらに一画令呪を消費する。
すると、純潔を纏ったテルティナの姿がさらに変わっていく。
銀髪の長い髪はそのままに、肌の色はまるでかの魔人ブウのようにピンク色に。その尻からは、トカゲのように長い尻尾が生え。その瞳は黒と赤に染まる。
まるで、目の前のクローン戦士の生みの親でもある人造人間21号のようであった。
否、今のテルティナは人造人間21号なのだ。なぜなら肩にかけていた白衣が、人造人間21号の能力とアバターを与える支給品だったのだから。
すると、純潔を纏ったテルティナの姿がさらに変わっていく。
銀髪の長い髪はそのままに、肌の色はまるでかの魔人ブウのようにピンク色に。その尻からは、トカゲのように長い尻尾が生え。その瞳は黒と赤に染まる。
まるで、目の前のクローン戦士の生みの親でもある人造人間21号のようであった。
否、今のテルティナは人造人間21号なのだ。なぜなら肩にかけていた白衣が、人造人間21号の能力とアバターを与える支給品だったのだから。
「なるほど……この白衣もまた、力をくれたんですね」
完全に魔の者の姿となったテルティナはピンク色に染まった手を開閉しながら得心がいったように見つめる。
そして、クローン戦士達の方を向いて、以前のテルティナからは想像もできないような嗜虐的な笑みを浮かべて言う。
そして、クローン戦士達の方を向いて、以前のテルティナからは想像もできないような嗜虐的な笑みを浮かべて言う。
「私の償いを続けるためにも……私の糧になってくださいね?」
直後、テルティナの姿が消えたかと思うとクローン悟空に肉薄しており、目では負えない速度でかかと落としを見舞う。
テルティナの動きはもはやクローン戦士たちには捉えることができず、クローンベジータは狼狽えたかのように地面に突き落されたクローン悟空を見守っていた。
テルティナの動きはもはやクローン戦士たちには捉えることができず、クローンベジータは狼狽えたかのように地面に突き落されたクローン悟空を見守っていた。
「お返しです」
テルティナはすかさずクローンベジータの顎を鷲掴みにすると、意趣返しとばかりに背後の岩盤に激突させて鎮める。
その衝撃で岩盤は完全に崩壊し、あたりには膨大な量の土煙が舞っていた。
その衝撃で岩盤は完全に崩壊し、あたりには膨大な量の土煙が舞っていた。
「さて……食事といきましょうか」
テルティナはにっこりと笑いながら、クローン戦士達にとどめを刺しに向かった。
§
戦闘が終わると、テルティナの着る純潔は元のセーラー服に戻り、ピンク色だった肌も元に戻っていた。
どうやら、魔人ブウに似た姿は令呪を維持している間限定のようだ。今は純潔の上に白衣を纏いながら、戦いの後の処理をしている。
どうやら、魔人ブウに似た姿は令呪を維持している間限定のようだ。今は純潔の上に白衣を纏いながら、戦いの後の処理をしている。
「死体を食すのは気が引けますが……仕方ないですね――おいしくなあれ」
そう言って、テルティナが指から光線をユーゲスに放つと、なんとユーゲスの死体だったものはチョコドーナツに変わってしまう。
その手には、既に2つのカップケーキが握られていた。それぞれ、クローン悟空とクローンベジータだったものだ。
その手には、既に2つのカップケーキが握られていた。それぞれ、クローン悟空とクローンベジータだったものだ。
「結構揃いましたね……おいしそう……」
テルティナは目を輝かせながら、手元に揃った3つのスイーツを眺める。
今のテルティナは、元の心優しかったテルティナと比べると人が変わったようだった。
事実、その精神は歪んでしまっていた。
ユーゲスから辱めを受け、クローン戦士に蹂躙されて弱っていた精神に、人造人間21号の能力を得たことによる副作用が強く出てしまっていた。
今のテルティナは、元の心優しかったテルティナと比べると人が変わったようだった。
事実、その精神は歪んでしまっていた。
ユーゲスから辱めを受け、クローン戦士に蹂躙されて弱っていた精神に、人造人間21号の能力を得たことによる副作用が強く出てしまっていた。
「いえ、でも……相手が悪人とはいえこんなことをしたと知ったら皆は……兄貴はどう思うだろう……?」
――食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。
「けど……この殺し合いで私の償いを続けるためには……仕方ないですよね……」
――食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。
「けど……この殺し合いで私の償いを続けるためには……仕方ないですよね……」
一瞬、難しい顔をして躊躇するも、「殺し合いの中で償うために生き延びる」ことを言い訳に、テルティナは心に湧き上がる衝動に従う。
その瞳は混濁しきっており、ピクピクと震えていた。
その瞳は混濁しきっており、ピクピクと震えていた。
「はむっ、むぐっ、もぐもぐ……」
テルティナは貪りつくように夢中でスイーツを食す。
副作用――それは、凶悪な捕食衝動である。事実、オリジナルである人造人間21号も「強い戦士をスイーツにして食らう」という捕食衝動に苦しんでおり、それがそっくりそのまま参加者に作用してしまうのだ。
スイーツにされて食べられた者は、捕食者の糧となり、吸収される。
捕食者はそうして戦闘力を増大させ、無尽蔵に力を得ていくのだ。
副作用――それは、凶悪な捕食衝動である。事実、オリジナルである人造人間21号も「強い戦士をスイーツにして食らう」という捕食衝動に苦しんでおり、それがそっくりそのまま参加者に作用してしまうのだ。
スイーツにされて食べられた者は、捕食者の糧となり、吸収される。
捕食者はそうして戦闘力を増大させ、無尽蔵に力を得ていくのだ。
「ちょっと薬品臭かったし死臭もしたけど……おいしかったです」
やがて、全て食べ終えたテルティナはクローン悟空とクローンベジータの戦闘力を受け継ぎ、気のオーラを発現できるようになっていた。
また、ユーゲスの死体をスイーツにして食べたことで、一画しかなかった令呪には三画が書き足され、ユーゲスの分の令呪を受け継いでいた。
また、ユーゲスの死体をスイーツにして食べたことで、一画しかなかった令呪には三画が書き足され、ユーゲスの分の令呪を受け継いでいた。
「もっと力をつけないと……このままここで死んでは兄貴に償いきれない……」
ユーゲスの分の支給品を自身のリュックに入れたテルティナは、その場を後にする。
(このまま強い人をスイーツにして食べて、力をつけて元の世界に帰って、それで魔王族もスイーツにして――あれ?)
ふと、テルティナは自身が本来の目的を見失っていることに気づく。
そもそも、テルティナには魔力の種を世界から取り除くという使命があり、それが償いでありそのためにも生きて帰らなければならなかったはずだ。
それに、なぜか強者全員を食す気になっていたのもおかしい。強者の中でもレッドやロゥジー、イドラにラーニヤと、頼もしい仲間も強者に入っている。
もし、同じ殺し合いの場にいれば合流も考えなければならない。
そもそも、テルティナには魔力の種を世界から取り除くという使命があり、それが償いでありそのためにも生きて帰らなければならなかったはずだ。
それに、なぜか強者全員を食す気になっていたのもおかしい。強者の中でもレッドやロゥジー、イドラにラーニヤと、頼もしい仲間も強者に入っている。
もし、同じ殺し合いの場にいれば合流も考えなければならない。
(そう……そうです。食べていいのは、強い人の中でも悪人だけ……。でも、心も強い人で作ったスイーツはどんな味がするんだろう……)
だが、一時的に正気に戻ろうとも、テルティナの心には確かな綻びができていた。
かつては”簒奪の銀狼”で悪人すら救おうとしていたのに、もはやそれらは捕食対象となっているのだから。
とぼとぼと、おぼつかない足取りでテルティナは歩いていく。
テルティナが、いつかの人造人間21号のように暴走してしまうまで、どれほどの時間が残されているだろうか。
かつては”簒奪の銀狼”で悪人すら救おうとしていたのに、もはやそれらは捕食対象となっているのだから。
とぼとぼと、おぼつかない足取りでテルティナは歩いていく。
テルティナが、いつかの人造人間21号のように暴走してしまうまで、どれほどの時間が残されているだろうか。
【テルティナ・リズ・ワーグレイ・アヴァルロスト@戦隊レッド 異世界で冒険者になる】
状態:処女喪失、蓬莱人、精神的ダメージ(大)、捕食衝動(特大)
服装:純潔@キルラキル、人造人間21号の白衣@ドラゴンボール ファイターズ
装備:
令呪:残り四画(自前+ユーゲスから吸収した分)
道具:罠・魔法カードセット@遊戯王TCG、ランダムアイテム×0~1(ユーゲスの分)、ホットライン
思考
基本:償うためにもこの殺し合いを生き延びて元の世界に帰還する。
00:食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。
01:強者であり悪人をスイーツにして食し、生き延びられるだけの力をつける。
02:仲間(レッド、ロゥジー、イドラ、ラーニヤ)が参加していた場合は合流したい。
参戦時期:クライガン戦(魔力の種が暴走してケモノ化するより)前
備考
※全裸の上に純潔と白衣を来ています。
※令呪を使用した場合、不老不死になると共に肌が人造人間21号の色となり尻尾が生えます。
状態:処女喪失、蓬莱人、精神的ダメージ(大)、捕食衝動(特大)
服装:純潔@キルラキル、人造人間21号の白衣@ドラゴンボール ファイターズ
装備:
令呪:残り四画(自前+ユーゲスから吸収した分)
道具:罠・魔法カードセット@遊戯王TCG、ランダムアイテム×0~1(ユーゲスの分)、ホットライン
思考
基本:償うためにもこの殺し合いを生き延びて元の世界に帰還する。
00:食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。食べたい。
01:強者であり悪人をスイーツにして食し、生き延びられるだけの力をつける。
02:仲間(レッド、ロゥジー、イドラ、ラーニヤ)が参加していた場合は合流したい。
参戦時期:クライガン戦(魔力の種が暴走してケモノ化するより)前
備考
※全裸の上に純潔と白衣を来ています。
※令呪を使用した場合、不老不死になると共に肌が人造人間21号の色となり尻尾が生えます。
【支給品紹介】
【純潔@キルラキル】
テルティナに支給。
着た者に強大なパワーを与える、生命繊維が100%織り込まれた「神衣」の一つ。
原作では主に鬼龍院皐月は装着しており、戦闘形態になると極端に露出度の高い外見になると共に、戦闘の余波だけで周囲の都市を瓦礫の山にしてしまうほどの戦闘力を得る。
しかし強力な分、身体に与える負担も大きい。
皐月が「人衣圧倒」に対して、テルティナは「人衣血友」。
【純潔@キルラキル】
テルティナに支給。
着た者に強大なパワーを与える、生命繊維が100%織り込まれた「神衣」の一つ。
原作では主に鬼龍院皐月は装着しており、戦闘形態になると極端に露出度の高い外見になると共に、戦闘の余波だけで周囲の都市を瓦礫の山にしてしまうほどの戦闘力を得る。
しかし強力な分、身体に与える負担も大きい。
皐月が「人衣圧倒」に対して、テルティナは「人衣血友」。
【人造人間21号の白衣@ドラゴンボール ファイターズ】
テルティナに支給。
人造人間21号が着用していた白衣。
着ている者には「人造人間21号@ドラゴンボール ファイターズ」のアバターが与えられ、その能力を使えるようになる。
しかし、人造人間21号のアバターには捕食衝動が極端に増加するという副作用があり、最終的には強い戦士をスイーツに変えて捕食したい欲求を押さえられなくなる。
また、令呪を用いて制限を解除した場合、人造人間21号のようなピンク色の肌になり、尻尾も生える。
テルティナに支給。
人造人間21号が着用していた白衣。
着ている者には「人造人間21号@ドラゴンボール ファイターズ」のアバターが与えられ、その能力を使えるようになる。
しかし、人造人間21号のアバターには捕食衝動が極端に増加するという副作用があり、最終的には強い戦士をスイーツに変えて捕食したい欲求を押さえられなくなる。
また、令呪を用いて制限を解除した場合、人造人間21号のようなピンク色の肌になり、尻尾も生える。
【蓬莱の薬@東方project】
テルティナに支給。
月の民が製作した不老不死になる秘薬。
月の都ではこの薬を服用することは禁忌とされており、罪人として重い刑を受けることとなる。
この薬によって不老不死になった者を蓬莱人は呼ばれている。
殺し合いではあくまで傷つきにくくなり、回復力が飛躍的に向上するだけで不死の効果はないが、令呪の効果時間中はその限りではない。
テルティナに支給。
月の民が製作した不老不死になる秘薬。
月の都ではこの薬を服用することは禁忌とされており、罪人として重い刑を受けることとなる。
この薬によって不老不死になった者を蓬莱人は呼ばれている。
殺し合いではあくまで傷つきにくくなり、回復力が飛躍的に向上するだけで不死の効果はないが、令呪の効果時間中はその限りではない。
【罠・魔法カードセット@遊戯王TCG】
ユーゲスに支給。
遊戯王TCGにおける罠カードと魔法カードの詰め合わせ。
使用すると、カードに書かれた効果が現実にも及ぶようになっている。
現状は総枚数と、「武装解除」以外のカード構成は不明。
ユーゲスに支給。
遊戯王TCGにおける罠カードと魔法カードの詰め合わせ。
使用すると、カードに書かれた効果が現実にも及ぶようになっている。
現状は総枚数と、「武装解除」以外のカード構成は不明。
【フレームバインダー@ネットミーム】
ユーゲスに支給。
とある同人誌から端を発して、ネット上でイメージが醸成されたエロネタに使われる拘束具。
プラモのランナーのような枠状の形をしている一人用の檻。
拘束された者はフレームの中に無防備な姿勢で固定されたまま、一切の身動きができなくなる。
主なフレームバインダーは、両手は後ろ手に拘束し、両脚はくの字肩に開いて拘束している形状が多い。
ユーゲスに支給。
とある同人誌から端を発して、ネット上でイメージが醸成されたエロネタに使われる拘束具。
プラモのランナーのような枠状の形をしている一人用の檻。
拘束された者はフレームの中に無防備な姿勢で固定されたまま、一切の身動きができなくなる。
主なフレームバインダーは、両手は後ろ手に拘束し、両脚はくの字肩に開いて拘束している形状が多い。
【NPC紹介】
【クローン戦士@ドラゴンボール ファイターズ】
人造人間21号の生み出したクローン戦士。
孫悟空やベジータのようなZ戦士以外にもフリーザやセルのような悪戦士のクローンも存在する。
オリジナルと同等の技と能力を有しており、原作では世界中にばら撒かれて世界を混乱に陥れていた。
実際は人造人間21号がパワーを増すための餌として生み出されたものであり、21号はこのクローン戦士を捕食して力をつけていた。
ただし21号曰く、「クローンは薬品臭くておいしくない」とのこと。
【クローン戦士@ドラゴンボール ファイターズ】
人造人間21号の生み出したクローン戦士。
孫悟空やベジータのようなZ戦士以外にもフリーザやセルのような悪戦士のクローンも存在する。
オリジナルと同等の技と能力を有しており、原作では世界中にばら撒かれて世界を混乱に陥れていた。
実際は人造人間21号がパワーを増すための餌として生み出されたものであり、21号はこのクローン戦士を捕食して力をつけていた。
ただし21号曰く、「クローンは薬品臭くておいしくない」とのこと。