『なんだよ、ガムねーのかよ、しけてんなあ』
殺し合いの舞台にて、一人の犬がリュックを漁って悪態をついていた。
その犬…イギーは溜息をつきながら思う。
人間という奴は勝手だと。
ジョースターとかいう奴にDIOとかいう化け物を倒す旅に無理やり同行させられたかと思えば、それも終わらぬうちに今度は殺しあえと来た。
まあ、あのカモだかユメだかって奴は、人間じゃなくDIOとかいう奴と同じ化け物なのかもしれないが。
イギーにとって傍迷惑な連中であるという点では、ジョースターもDIOもこの殺し合いの企画者も同類だ。
その犬…イギーは溜息をつきながら思う。
人間という奴は勝手だと。
ジョースターとかいう奴にDIOとかいう化け物を倒す旅に無理やり同行させられたかと思えば、それも終わらぬうちに今度は殺しあえと来た。
まあ、あのカモだかユメだかって奴は、人間じゃなくDIOとかいう奴と同じ化け物なのかもしれないが。
イギーにとって傍迷惑な連中であるという点では、ジョースターもDIOもこの殺し合いの企画者も同類だ。
『とりあえず、ジョースター達を探すとするか』
自分を化け物退治の旅に巻き込んだ迷惑な人間達ではあるが。
それでも、こんな殺し合いを開く奴らよりはマシだ。
どいつもこいつも正義ぶったお人好しだから、殺し合いに乗ることはないだろうし、戦力としてもあてになる。
ジョースターのジジイなら、コーヒーガムも持ってるかもしれないし。
もしいるなら、合流しておきたい。
それでも、こんな殺し合いを開く奴らよりはマシだ。
どいつもこいつも正義ぶったお人好しだから、殺し合いに乗ることはないだろうし、戦力としてもあてになる。
ジョースターのジジイなら、コーヒーガムも持ってるかもしれないし。
もしいるなら、合流しておきたい。
「いろはー、どこにいるワン~!?」
そんなことを考えていると、人間の女の声が聞こえてきた。
チッ、とイギーは舌打ちする。
声の感じからしてまだ色気のねえガキの女みたいだが、ここが殺し合いの舞台だって分かってんのか。
もし殺し合いに乗った危険な奴らが寄ってきたら、どうする。
ポルナレフだって、そこまでバカじゃねえぞ。
大体語尾がワンって、なんだよ。
チッ、とイギーは舌打ちする。
声の感じからしてまだ色気のねえガキの女みたいだが、ここが殺し合いの舞台だって分かってんのか。
もし殺し合いに乗った危険な奴らが寄ってきたら、どうする。
ポルナレフだって、そこまでバカじゃねえぞ。
大体語尾がワンって、なんだよ。
『…まあ、頭の緩いバカ女とはいえ、あんな語尾使うくらいだから、犬好きなのかもしれねえ、行ってやるか』
そうしてイギーは、声がする方へ走った。
そして声の主を見つけ…目を丸くする。
そして声の主を見つけ…目を丸くする。
「いろは~!」
そこにいたのは、人間の女ではなくて。
人間の言葉を喋るそいつは、自分と同じ犬だった。
人間の言葉を喋るそいつは、自分と同じ犬だった。
「あっ、ねえねえ、いろはって人間の女の子知らないかワン!?」
『お、お前…なんで人間の言葉喋ってんだ!?』
『お、お前…なんで人間の言葉喋ってんだ!?』
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『ワンダフルパクトに、プリキュアねえ…』
「うん!これをジーっと見て、ピカーってなって、人間になるんだワン!」
「うん!これをジーっと見て、ピカーってなって、人間になるんだワン!」
そういうと、人間の言葉を喋る犬…犬飼こむぎはワンダフルパクトを取り出す。
そうすると彼女の身体がピンクに発光したかと思うと、その姿は子犬から人間の女の子の姿になっていた。
その光景に、再び目を丸くするイギー
自分や自分の周りの人間もスタンドなんていう変わった力を持っているが、こいつは別ベクトルで変わってる奴だった。
そうすると彼女の身体がピンクに発光したかと思うと、その姿は子犬から人間の女の子の姿になっていた。
その光景に、再び目を丸くするイギー
自分や自分の周りの人間もスタンドなんていう変わった力を持っているが、こいつは別ベクトルで変わってる奴だった。
『…で、さっき叫んでたいろはって奴は、お前の飼い主なのか?』
「うん!いろは、どこにいるのかなあ…」
『そもそもいるとは限らないだろ?』
「うん!いろは、どこにいるのかなあ…」
『そもそもいるとは限らないだろ?』
まあ自分もジョースター一行をあてにしていたのであまり人…いや、犬のことは言えないが。
「ええ!?いろは、いないの!?」
『こんな場所だし、いないならそれはそれでいいんじゃねえ?』
「あっ、それもそっか!」
『…お前、同じ犬だってのにバカだな』
「そういうイギーは大福みたいにクールだね!」
『こんな場所だし、いないならそれはそれでいいんじゃねえ?』
「あっ、それもそっか!」
『…お前、同じ犬だってのにバカだな』
「そういうイギーは大福みたいにクールだね!」
ともかく、こんなバカ犬とバカな会話をしている場合ではない。
ここは、殺し合いの場なのだから。
とりあえずこのバカ犬は殺し合いに乗ってることはなさそうだが、どの程度役に立つのか見極めなければ。
ここは、殺し合いの場なのだから。
とりあえずこのバカ犬は殺し合いに乗ってることはなさそうだが、どの程度役に立つのか見極めなければ。
『なあ、そのプリキュアっての、もっと教えてくれないか?』
「うん、いいよ!」
「うん、いいよ!」
そうしてこむぎはイギーにプリキュアについて話した。
いわく、この人間の姿からさらに変身することが可能で、それがプリキュアという存在で。
人間離れしたプリキュアの力を使って、ガルガルという闇にとらわれた動物を救ってきたらしい。
いわく、この人間の姿からさらに変身することが可能で、それがプリキュアという存在で。
人間離れしたプリキュアの力を使って、ガルガルという闇にとらわれた動物を救ってきたらしい。
(…思った以上に使えそうだな)
イギーの言葉を理解できて人語を喋れるという時点で、他の参加者との意思疎通という面で有用ではあったが。
ただ人間になれるだけでなく、戦う力も持っているらしい。
こいつについていけば、生き残れる可能性は高まりそうだ。
ただ人間になれるだけでなく、戦う力も持っているらしい。
こいつについていけば、生き残れる可能性は高まりそうだ。
『話は分かった。とりあえず、いろはっていうお前の飼い主を探すか』
「ええ、いいの!?その、いるかどうか分かんないのに」
『お前、そのいろはって奴に大切に飼われてたんだろ?』
「うん、いろはは私にとって、恩人で…ずっと一緒にいたいパートナーなんだワン」
「ええ、いいの!?その、いるかどうか分かんないのに」
『お前、そのいろはって奴に大切に飼われてたんだろ?』
「うん、いろはは私にとって、恩人で…ずっと一緒にいたいパートナーなんだワン」
雨の中自分を拾って、大事にしてくれたいろは。
彼女と一緒にいられないなんて、考えたくもない。
犬として、人間として、もっともっといろはと色んな事をしたい。
彼女と一緒にいられないなんて、考えたくもない。
犬として、人間として、もっともっといろはと色んな事をしたい。
『…だったら決まりだ。そいつ探すぞ』
こむぎの言葉を聞き、イギーはそう返して歩き出した。
こむぎの話によればそのいろはって飼い主もプリキュアらしく。
戦力としてあてにしたいという打算もある。
だけどやはり、それ以上に…
こむぎの話によればそのいろはって飼い主もプリキュアらしく。
戦力としてあてにしたいという打算もある。
だけどやはり、それ以上に…
『犬好きの人間を見殺しには…できねえぜ』
【イギー@ジョジョの奇妙な冒険】
状態:健康
服装:なし
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1~3、ホットライン
思考
基本:生き残る。殺し合いをする気はない
01:こむぎと行動を共にする、いるならいろはって飼い主を探してやってもいい
02:ジョースター一行がいるなら合流しておきたい
参戦時期:ペットショップ戦以前
備考
※わんだふるぷりきゅあ世界のプリキュアについておおむね把握しました。
状態:健康
服装:なし
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×1~3、ホットライン
思考
基本:生き残る。殺し合いをする気はない
01:こむぎと行動を共にする、いるならいろはって飼い主を探してやってもいい
02:ジョースター一行がいるなら合流しておきたい
参戦時期:ペットショップ戦以前
備考
※わんだふるぷりきゅあ世界のプリキュアについておおむね把握しました。
【犬飼こむぎ@わんだふるぷりきゅあ!】
状態:健康、人間体
服装:人間体での服
装備:ワンダフルパクト@わんだふるぷりきゅあ!
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:元の世界に帰る。
01:イギーと行動し、一緒にいろはを探す
参戦時期:ニャミーとリリアンが仲間になって以降
備考
状態:健康、人間体
服装:人間体での服
装備:ワンダフルパクト@わんだふるぷりきゅあ!
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2、ホットライン
思考
基本:元の世界に帰る。
01:イギーと行動し、一緒にいろはを探す
参戦時期:ニャミーとリリアンが仲間になって以降
備考
- ワンダフルパクト@わんだふるぷりきゅあ!
犬飼こむぎと犬飼いろはがそれぞれキュアワンダフル、キュアフレンディに変身するためのコンパクト型の変身アイテム。
こむぎの場合は犬から人間の姿になるときにも使用する。
こむぎの場合は犬から人間の姿になるときにも使用する。