この世の地獄と言うものが実在するなら、ここに広がる光景が正にソレだ。
大地が泣き叫ぶ、自らの儚い終わりを受け入れられないが故に。
天が狂い笑う、己が眼下の悪夢に正気を保てないが故に。
どうか幻であってくれと誰もが願い、紛れも無い現実と思い知り絶望するだろう。
大地が泣き叫ぶ、自らの儚い終わりを受け入れられないが故に。
天が狂い笑う、己が眼下の悪夢に正気を保てないが故に。
どうか幻であってくれと誰もが願い、紛れも無い現実と思い知り絶望するだろう。
『ハッハァ!!!』
「ぬぅええええええええい!!!」
「ぬぅええええええええい!!!」
行われているのは闘争。
真紅の王が狂喜乱舞し、漆黒の王が怒号一閃の剣を放つ。
真紅の王が狂喜乱舞し、漆黒の王が怒号一閃の剣を放つ。
感情任せの未熟な刃、そのような嘲りがどうして出来ようか。
速い、音を置き去りに、振るった腕の輪郭すらも視認不可能。
強い、叩き割られた空気が四方八方へ弾け、周囲の木々が消し飛んで行く。
数千数万の素振りをやったとて到達は出来ぬ。
日々の弛まぬ鍛錬と試合を重ねた所で、足元にも及ばぬ。
或いは数人を手に掛け血飛沫を浴びようとも、所詮は児戯の枠に収まるのみ。
百を超える数を斬り、数多の戦場を練り歩き、骨の髄までどっぷりと死に浸かった者のみが到達する領域。
名を織田信長、恐怖で以て世を支配せんとする第六天の魔王。
速い、音を置き去りに、振るった腕の輪郭すらも視認不可能。
強い、叩き割られた空気が四方八方へ弾け、周囲の木々が消し飛んで行く。
数千数万の素振りをやったとて到達は出来ぬ。
日々の弛まぬ鍛錬と試合を重ねた所で、足元にも及ばぬ。
或いは数人を手に掛け血飛沫を浴びようとも、所詮は児戯の枠に収まるのみ。
百を超える数を斬り、数多の戦場を練り歩き、骨の髄までどっぷりと死に浸かった者のみが到達する領域。
名を織田信長、恐怖で以て世を支配せんとする第六天の魔王。
歴史研究家が見たら発狂し、自身の両目を潰すに違いない。
鈍色の甲冑が壮年とは思えぬ屈強な肉体を覆い、血の池に浸した色の外套を靡かせ、
人の形をしていながら、人とは思えぬ邪悪な気を放つ。
これが、こんなものが過去の日本で名を馳せた英雄など信じられようか。
鈍色の甲冑が壮年とは思えぬ屈強な肉体を覆い、血の池に浸した色の外套を靡かせ、
人の形をしていながら、人とは思えぬ邪悪な気を放つ。
これが、こんなものが過去の日本で名を馳せた英雄など信じられようか。
尤も、更に信じ難い展開はここからだ。
天を、地を、世界を斬り、己が踏み付ける屍へ変える信長の剣が止められた。
ガキィンと金属同士の衝突音が木霊し、防がれた魔王は僅かに眉間へ皺が寄る。
自身の剣を真っ向から受け止める者など、戦国の世においてもそう多くは無い。
甲斐の虎、越後の軍神、そして戦国最強。
いずれも名だたる一騎当千の英雄、滅ぼすべき相手なれど決して油断は抱かぬ敵達。
だが今、新たな顔をそこに加える必要があった。
何せ眼前の相手とは既に百を超える程剣をぶつけ合い、未だ互いに一太刀も受けていないのだから。
ガキィンと金属同士の衝突音が木霊し、防がれた魔王は僅かに眉間へ皺が寄る。
自身の剣を真っ向から受け止める者など、戦国の世においてもそう多くは無い。
甲斐の虎、越後の軍神、そして戦国最強。
いずれも名だたる一騎当千の英雄、滅ぼすべき相手なれど決して油断は抱かぬ敵達。
だが今、新たな顔をそこに加える必要があった。
何せ眼前の相手とは既に百を超える程剣をぶつけ合い、未だ互いに一太刀も受けていないのだから。
『わ・る・く・ねェ。仮面ライダーでもない人間にしちゃ、良い腕してんなァ!』
赤。
信長の外套と同じ、血をぶち撒けたかの如き真紅の装甲。
胸部と肩部、腹部の三か所には蜘蛛をモチーフにした意匠。
素顔を隠す仮面もまた赤く、毒々しい輝きの瞳が魔王を射抜く。
コレは英雄ではない、それぞれが異なる形とはいえ日の本を治めんと戦った戦国武将達とは程遠い。
彼が求めるのは破壊一択。
自分自身も含めた宇宙全ての命が朽ち果てる、完全なる終焉を望む王。
名をキルバス、星狩りの一族に生まれながら、同胞や実の弟にすら異端と扱われた怪物。
信長の外套と同じ、血をぶち撒けたかの如き真紅の装甲。
胸部と肩部、腹部の三か所には蜘蛛をモチーフにした意匠。
素顔を隠す仮面もまた赤く、毒々しい輝きの瞳が魔王を射抜く。
コレは英雄ではない、それぞれが異なる形とはいえ日の本を治めんと戦った戦国武将達とは程遠い。
彼が求めるのは破壊一択。
自分自身も含めた宇宙全ての命が朽ち果てる、完全なる終焉を望む王。
名をキルバス、星狩りの一族に生まれながら、同胞や実の弟にすら異端と扱われた怪物。
偶然出会った両者の間で闘争が起こったのは至極当然の流れだ。
自身に枷を填め、あろうことか殺し合いを強要する主催一派の愚行を許す気は無い。
が、かといって他の参加者と仲良く手を組むなど以ての外。
参加者も主催者も等しく皆殺し、共通の方針だった。
自身に枷を填め、あろうことか殺し合いを強要する主催一派の愚行を許す気は無い。
が、かといって他の参加者と仲良く手を組むなど以ての外。
参加者も主催者も等しく皆殺し、共通の方針だった。
彼らが激突し早数分、現在位置を焦土に変える死合にも変化が表れる。
『人間にしては楽しませてもらったぜェ。だがまあ、お前一人と遊んでもいられない。そろそろ…ジ・エンドってなァ!!!』
『Ready Go!』
『KILLBUS SPIDER FINISH!』
腹部の機械に手を添え、レバーを回転。
エネルギーが流し込まれたのは背中に装着された、巨大な蜘蛛の足。
禍々しい輝きを放つ魔槍が四本、魔王の頭上より迫り来る。
エネルギーが流し込まれたのは背中に装着された、巨大な蜘蛛の足。
禍々しい輝きを放つ魔槍が四本、魔王の頭上より迫り来る。
「笑止!小童の絡繰如きで、余を破ろうなどと片腹痛いわっ!!!」
常人ならば、いやたとえ百戦錬磨の戦士であろうと恐怖を抱かずにはいられない光景を鼻で笑う。
この程度の殺意が何だと言う。
360℃、全方位から死が群れを成して襲い、常に喉元へ刃を突き付けられるかのように死が付き纏う。
かの戦場の空気に比べれば、そよ風にも等しい。
成程、吠えるだけが能の犬ではないと認めはしよう。
しかし第六天魔王を、織田信長を仕留められるなどの思い上がりは死を以て償わせてやる。
この程度の殺意が何だと言う。
360℃、全方位から死が群れを成して襲い、常に喉元へ刃を突き付けられるかのように死が付き纏う。
かの戦場の空気に比べれば、そよ風にも等しい。
成程、吠えるだけが能の犬ではないと認めはしよう。
しかし第六天魔王を、織田信長を仕留められるなどの思い上がりは死を以て償わせてやる。
「ぶるあああああああああああああああっ!!!!!」
地獄の悪鬼も裸足で逃げ出す咆哮は、敵を威圧するのみに非ず。
邪気が形を変え、信長の背後に出現。
六魔ノ王と名付けた、魔王の血筋のみが操る力。
一人と一体、魔王達が掲げた剣がドス黒くも眩い輝きを放つ。
振り下ろした魔刃は魔槍を迎え撃ち、暫し拮抗を見せる。
邪気が形を変え、信長の背後に出現。
六魔ノ王と名付けた、魔王の血筋のみが操る力。
一人と一体、魔王達が掲げた剣がドス黒くも眩い輝きを放つ。
振り下ろした魔刃は魔槍を迎え撃ち、暫し拮抗を見せる。
『大したもんだァ!だが…滅びるのはお前の方なんだよォオオオオオオオオオオッ!!!』
「ほざけィ!下郎がァ!世迷言は聞き飽きたわぁっ!!!」
「ほざけィ!下郎がァ!世迷言は聞き飽きたわぁっ!!!」
互いに勝利は譲らない、敵の死に妥協はしない。
ここから一歩も下がりはしない、死ぬのはお前だと叩きつけ合う。
そうして訪れた結末は、双方にとって納得のいかないもの。
生半可な力の持ち主では無いが故の衝突により、あらぬ場所へと弾き飛ばされた。
踏み止まるには放った技の威力が高過ぎて、あっという間に戦場から消失。
ここから一歩も下がりはしない、死ぬのはお前だと叩きつけ合う。
そうして訪れた結末は、双方にとって納得のいかないもの。
生半可な力の持ち主では無いが故の衝突により、あらぬ場所へと弾き飛ばされた。
踏み止まるには放った技の威力が高過ぎて、あっという間に戦場から消失。
死を振り撒く王達が去り、残ったのは静寂だけ。
◆
異なる場所で王達はのそりと身を起こす。
多少の傷こそあるが死には至らない。
どうにもつまらない終わりとなったが、これはまだ初戦に過ぎない。
まだ見ぬ子羊共が、或いは因縁深い贄達は生きている。
生きて、自分達の手による終焉を逃れている。
多少の傷こそあるが死には至らない。
どうにもつまらない終わりとなったが、これはまだ初戦に過ぎない。
まだ見ぬ子羊共が、或いは因縁深い贄達は生きている。
生きて、自分達の手による終焉を逃れている。
だったら話は早い。
殺し合い?馬鹿な、これから始まるのはそんなお優しいものな訳があるか。
殺し合い?馬鹿な、これから始まるのはそんなお優しいものな訳があるか。
「最っ高の終わりを見せてやるよ、人間どもォ!!!」
「今宵皆殺しぞ…うつけ共がァ…!!!」
取るに足らない弱兵如きが対等に渡り合うなどと、驕りを捻じ伏せる王達の虐殺劇に他ならない。
【キルバス@仮面ライダービルド】
状態:疲労(小)、ダメージ(小)、柿崎悟志に擬態
服装:上半身を開けた赤い服
装備:ビルドドライバー+キルバススパイダー+キルバススパイダーフルボトル@仮面ライダービルド
令呪:残り三画
道具:ランダム支給品×0~2、SA・ホットライン
思考
基本:参加者も主催者も全て滅ぼす。
01:地球の仮面ライダー共とエボルトがいるなら優先して殺す。
02:パンドラボックスがあれば回収しておく。
参戦時期:『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』で死亡後。
備考
状態:疲労(小)、ダメージ(小)、柿崎悟志に擬態
服装:上半身を開けた赤い服
装備:ビルドドライバー+キルバススパイダー+キルバススパイダーフルボトル@仮面ライダービルド
令呪:残り三画
道具:ランダム支給品×0~2、SA・ホットライン
思考
基本:参加者も主催者も全て滅ぼす。
01:地球の仮面ライダー共とエボルトがいるなら優先して殺す。
02:パンドラボックスがあれば回収しておく。
参戦時期:『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』で死亡後。
備考
【織田信長@戦国BASARAシリーズ】
状態:疲労(小)、ダメージ(小)
服装:銀の鎧、真紅のマント
装備:魔王の剣@ドラゴンクエストⅪ
令呪:残り三画
道具:ランダム支給品×0~2、SA・ホットライン
思考
基本:皆殺し。
01:参加者を探し殺す。
参戦時期:採用された場合後続の書き手に任せます。
備考
状態:疲労(小)、ダメージ(小)
服装:銀の鎧、真紅のマント
装備:魔王の剣@ドラゴンクエストⅪ
令呪:残り三画
道具:ランダム支給品×0~2、SA・ホットライン
思考
基本:皆殺し。
01:参加者を探し殺す。
参戦時期:採用された場合後続の書き手に任せます。
備考
【ビルドドライバー@仮面ライダービルド】
桐生戦兎が所持するドライバー。フルボトルをセットする事で仮面ライダービルドに変身が可能。
作中では新世界にキルバスが現れた際に奪われ、仮面ライダーキルバスの変身に使われた。
桐生戦兎が所持するドライバー。フルボトルをセットする事で仮面ライダービルドに変身が可能。
作中では新世界にキルバスが現れた際に奪われ、仮面ライダーキルバスの変身に使われた。
【キルバススパイダー@仮面ライダービルド】
桐生戦兎が開発した蜘蛛型のガジェットを、キルバスがブラッド族のエネルギーを流し込み新たに作り替えたアイテム。
ビルドドライバーに加え、後述するフルボトルとの組み合わせで変身が可能。
桐生戦兎が開発した蜘蛛型のガジェットを、キルバスがブラッド族のエネルギーを流し込み新たに作り替えたアイテム。
ビルドドライバーに加え、後述するフルボトルとの組み合わせで変身が可能。
【キルバススパイダーフルボトル@仮面ライダービルド】
キルバスがブラッド族の能力で創造したフルボトル。
戦兎達が所持するボトルとは意匠が異なっている。
単体では意味が無い為、ビルドドライバー、キルバススパイダーとのセットで支給。
キルバスがブラッド族の能力で創造したフルボトル。
戦兎達が所持するボトルとは意匠が異なっている。
単体では意味が無い為、ビルドドライバー、キルバススパイダーとのセットで支給。
【魔王の剣@ドラゴンクエストⅪ】
勇者のつるぎ・真がウルノーガに奪われ変質させられた姿。
元は片手剣であったが、こちらは両手剣となっている。
ウルノーガの武器として使われるが、第二形態の撃破後は入手可能。
またホメロスとの戦闘では邪悪なバリアを破壊可能な唯一の武器である。
デザインに関して仲間からの評価はすこぶる悪い。
勇者のつるぎ・真がウルノーガに奪われ変質させられた姿。
元は片手剣であったが、こちらは両手剣となっている。
ウルノーガの武器として使われるが、第二形態の撃破後は入手可能。
またホメロスとの戦闘では邪悪なバリアを破壊可能な唯一の武器である。
デザインに関して仲間からの評価はすこぶる悪い。