「あーあ、なんだかよくわかんねえことになったな。」
殺し合いの舞台と化した会場のどこか、
第6宇宙の破壊の神、シャンパもまた
殺し合いに招かれていた。
第6宇宙の破壊の神、シャンパもまた
殺し合いに招かれていた。
「ゲ、ギョゲ~私を誰だと…この世界の愛と慈悲を踏みにじり、
あらゆる悪をひたすら盛り上げる…」
あらゆる悪をひたすら盛り上げる…」
「盛り上がってんのはお前のおしゃべりだろ。」
冷静で的確なツッコミとともに、神は大魔王を蹴り上げる。
シャンパは早々に、『仕方ない!げぎゃぎゃ~この大魔王の記念すべき初めての生け贄は貴様というわけよ~!』
などとほざいた大魔王サタンに闘いを挑まれた。
などとほざいた大魔王サタンに闘いを挑まれた。
結果は残酷の一言に尽きた。
並の者であれば圧倒できる大魔王も
正真正銘の神の前ではとにかく可哀想なくらい無力だった。
並の者であれば圧倒できる大魔王も
正真正銘の神の前ではとにかく可哀想なくらい無力だった。
「しかしおまえも馬鹿だよ、どうせ理想を叶える権利ってのを真に受けたんだろ。」
「理想を叶える…馬鹿めこの悪のシンボルサタンが
あんな小童どもに縋ってまで野望を成し遂げるざこに見えるか…」
あんな小童どもに縋ってまで野望を成し遂げるざこに見えるか…」
大魔王サタンの目標は一言でまとめるなら脱出、
さすがに理想を叶えるという甘言を信じたわけでは無い。
仮に真実だとしても、どうせ手痛いしっぺがえしがあるはず。
さすがに理想を叶えるという甘言を信じたわけでは無い。
仮に真実だとしても、どうせ手痛いしっぺがえしがあるはず。
「見える」
おろかな超人どもを唆し、利用する側のサタンにとって
都合の良い言葉の裏に何があるかは熟知しているつもりだ。
都合の良い言葉の裏に何があるかは熟知しているつもりだ。
馬鹿正直に奴らに従って一人になるまで生き残り
願いを渇望しても最後には『馬鹿めぇ~~真に受けやがって~』という感じの台詞を吐かれて、
反故にされて始末される可能性が非常に高い。
願いを渇望しても最後には『馬鹿めぇ~~真に受けやがって~』という感じの台詞を吐かれて、
反故にされて始末される可能性が非常に高い。
そこでサタンは生きて抜け出すために
邪魔者や厄介になりそうな奴らをを蹴散らしつつ
どうにか羂索たち主催者の隙をついて殺し合いからおさらばしようというのだ。
邪魔者や厄介になりそうな奴らをを蹴散らしつつ
どうにか羂索たち主催者の隙をついて殺し合いからおさらばしようというのだ。
はじめはシャンパに共に殺し合いに逆らおうと誘いを持ちかけたが
いかにも悪の親玉というあまりにもわかりやすいビジュアルのため警戒されてしまう。
いかにも悪の親玉というあまりにもわかりやすいビジュアルのため警戒されてしまう。
シャンパは以前、第7宇宙のとの超ドラゴンボールを賭けた試合の際に
フロストといういくつもの賞を受賞するほどの屈指の善人、
フロストを選手を側近のヴァドスが加えてくれたが
根は他者を欺き自作自演を繰り返す極悪人とクズと判明した。
フロストといういくつもの賞を受賞するほどの屈指の善人、
フロストを選手を側近のヴァドスが加えてくれたが
根は他者を欺き自作自演を繰り返す極悪人とクズと判明した。
騙された経験もあって、多少疑り深くなってしまったシャンパ。
大魔王サタンの悪役としか表現しようのない見た目もあり、
主催者に立ち向かうという綺麗事も極めて怪しく聞こえる。
大魔王サタンの悪役としか表現しようのない見た目もあり、
主催者に立ち向かうという綺麗事も極めて怪しく聞こえる。
このままではシャンパを利用することができないと判断したサタンは
『疑り深くめんどくさい奴めが!こうなればその支給品だけでもいただいていくぜ!』
『ゲギャギャ~この大魔王の記念すべき初めての生け贄は貴様というわけよ~!』と
ケンカを売ってしまう。
『疑り深くめんどくさい奴めが!こうなればその支給品だけでもいただいていくぜ!』
『ゲギャギャ~この大魔王の記念すべき初めての生け贄は貴様というわけよ~!』と
ケンカを売ってしまう。
「舐めるなよぉ!このまま終わり屈辱だけが残るわけがあるかあ!
必ずや勝利という栄光を握り、生き残るのはこの私なのだ!」
必ずや勝利という栄光を握り、生き残るのはこの私なのだ!」
「無理だろ」
威勢を良くしても戦況を改善することはできなかった。
右ストレートを真っ向から受けてしまったサタンは大きく吹っ飛ばされ後方に激突する。
右ストレートを真っ向から受けてしまったサタンは大きく吹っ飛ばされ後方に激突する。
「こ、このサタン様をチンケな扱いしやがってーっ」
「つまらねえし飽きたなもう、…破壊。」
殴り飛ばしたサタンに接近し片手の掌を向ける。
「ゲギョギョガァァ~~これはなんだああ…」
サタンの厳つい巨体が紫の光に覆われ粒子の如く霧散していく。
仮に滅ぶほどの損傷を叩き込まれ再起不能となっても時間をかければ復活できる。
仮に滅ぶほどの損傷を叩き込まれ再起不能となっても時間をかければ復活できる。
しかしこのはかいとやらなにかが違う、
まるで自分の全てを消去されるような圧と絶望感は…
まるで自分の全てを消去されるような圧と絶望感は…
嫌でも自覚する、これは再起や復活はありえない
文字通り蘇ることは許されない確実にして絶対の破壊。
文字通り蘇ることは許されない確実にして絶対の破壊。
「ば、ばかな!いつか全世界の超人を制圧し、支配するはずのサタンが…!!」
ああ、もうダメなんだ、唆した超人たちはことごとく敵対の超人に敗れ去り
やむを得ず実体化してもザ・マンの手下なんかの
ジャスティスマンにもこてんぱんにされる。
野望を台無しにされ、幾度無く、くじけそうになっても諦めたくは無い。
やむを得ず実体化してもザ・マンの手下なんかの
ジャスティスマンにもこてんぱんにされる。
野望を台無しにされ、幾度無く、くじけそうになっても諦めたくは無い。
しかしもうむりだ、このサタン様は破壊によって完膚なきまでに消去されてしまう
だが、だけど、それでも、必ずいずれは。
「ゲギャギャあああ…は、破壊がなんのその~
遠い日に必ずや蘇って野望を成し遂げ仇なす者は殺し尽くしてやるわ~~!!」
遠い日に必ずや蘇って野望を成し遂げ仇なす者は殺し尽くしてやるわ~~!!」
諦めなんて言葉は大魔王の辞書にはなかった。
肉体と魂は破壊されても
その事実だけは破壊されることはなかったのだ。
肉体と魂は破壊されても
その事実だけは破壊されることはなかったのだ。
【大魔王サタン@キン肉マン 破壊】
「さぁーて、まずなにから手をつけてやるかな」
やけにうるさい大魔王とやらだった、
あまりにもやかましくうるさいので久々に破壊の力を披露して
完璧に消し去ってやった。
蘇るなんて言っていたがまあ無理だろう。
あまりにもやかましくうるさいので久々に破壊の力を披露して
完璧に消し去ってやった。
蘇るなんて言っていたがまあ無理だろう。
「げっ!しまったこいつの道具まではかいしちまった!」
対象を絞らず破壊を雑に行ったせいか
サタンのみならず身につけていた道具まで破壊してしまった。
うっかりしていたやつのバッグの中には有用な支給品だって在るかも知れなかったのに。
サタンのみならず身につけていた道具まで破壊してしまった。
うっかりしていたやつのバッグの中には有用な支給品だって在るかも知れなかったのに。
「さっそくミスっちまったか、まあこんなミスくらいなら気にする必要もねえか」
「そんじゃさっさとどっかに行ってみるか、
あの羂索とかいうのは何がなんでも破壊してやんなきゃな。」
あの羂索とかいうのは何がなんでも破壊してやんなきゃな。」
シャンパは破壊神として有能かどうかは疑問が残る。
めんどくさがりだし大雑把だ。
不摂生な食事も繰り返したせいかすっかり太り
兄弟のビルスとの実力も「体型を見ればわかる」と言われたように
極端なほどの差はないが、恐らく劣ってはいる。
めんどくさがりだし大雑把だ。
不摂生な食事も繰り返したせいかすっかり太り
兄弟のビルスとの実力も「体型を見ればわかる」と言われたように
極端なほどの差はないが、恐らく劣ってはいる。
「図に乗れるのもはじめだけだ、すぐに理解させてやるよ…、
お前らは後悔することになるぜ、恐れも多くも破壊神を呼んだ自分たちが大馬鹿だったてなあ!」
お前らは後悔することになるぜ、恐れも多くも破壊神を呼んだ自分たちが大馬鹿だったてなあ!」
まぬけな印象もあり、威厳に欠けてることは否定できないが
間違いなく並ぶ者はあまりに少なく、超越的なパワーを持った本当の破壊神だ。
間違いなく並ぶ者はあまりに少なく、超越的なパワーを持った本当の破壊神だ。
そんな破壊の神である自分を簡単に、気づかない間に殺し合いに引き込んだのだ。
羂索を筆頭とした主催者たちもただ者ではないのはもちろんわかる。
羂索を筆頭とした主催者たちもただ者ではないのはもちろんわかる。
しかし仮に羂索たちが神を欺き、実力をも超える集団だからといって引くことはない。
シャンパはただ怒りを覚えていた、
一度激怒すればその怒りの要因になった惨めな奴らを
破壊し尽くすまでその怒りが収まることは無い。
一度激怒すればその怒りの要因になった惨めな奴らを
破壊し尽くすまでその怒りが収まることは無い。
ちょっと小細工をして破壊神を殺し合いに放り込めたからっといって
本当にただの殺し合いの駒として終わると思っているならお笑いだ。
星々をたやすく崩壊させ、神にまで上り詰めた比類無い力が
どれほど恐ろしく絶大か思い知る必要がある。
本当にただの殺し合いの駒として終わると思っているならお笑いだ。
星々をたやすく崩壊させ、神にまで上り詰めた比類無い力が
どれほど恐ろしく絶大か思い知る必要がある。
破壊の頂点に君臨する神を引き込んだ罪は、
いかなる罪よりも深い大罪であることを理解させてやる。
いかなる罪よりも深い大罪であることを理解させてやる。
【シャンパ@ドラゴンボール超】
[状態]:激怒
[装備]:特になし
[令呪]:残り三画
[道具]:共通支給品一式、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]
基本方針:主催者どもは絶対に破壊する。
1:主催たちに繋がる情報をさがす。
2:邪魔する奴は蹴散らす。
[備考]
※参戦時期は少なくとも破壊神シャンパ編終了以降です。
※制限により超弱体化しています。
[状態]:激怒
[装備]:特になし
[令呪]:残り三画
[道具]:共通支給品一式、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]
基本方針:主催者どもは絶対に破壊する。
1:主催たちに繋がる情報をさがす。
2:邪魔する奴は蹴散らす。
[備考]
※参戦時期は少なくとも破壊神シャンパ編終了以降です。
※制限により超弱体化しています。