「ここは……、僕は一体どうしてこんな所にいるんだろう……」
殺し合いの舞台のどこか、全身緑色に丸い目、背中に背びれ、臀部に尻尾が生え、直立した二足歩行のトカゲのような見た目をした不思議な生き物が自らが置かれた状況に対して戸惑いの表情を見せていた。
殺し合いの舞台のどこか、全身緑色に丸い目、背中に背びれ、臀部に尻尾が生え、直立した二足歩行のトカゲのような見た目をした不思議な生き物が自らが置かれた状況に対して戸惑いの表情を見せていた。
彼の名はちびゴジラ、あの有名な大怪獣ゴジラの息子であり、父親にギュッと抱きしめてもらう、つまりは父に認められるような立派な怪獣王になる夢を抱き、日々を怪獣島で過ごしていた最中、今回の殺し合いに巻き込まれてしまったのだ。
「うーん……、でもどうして僕はこんな企画に急に参加させられちゃったんだろう……」
彼は今回の殺し合いに呼ばれた理由が分からず、思考錯誤していたのだがやがてある一つの結論に達する。
「うん!分かった!これは僕が立派な怪獣王になれるかどうかテストされてるんだ!あはは、それならそうと早く言ってくれればいいのに!」
そう、彼はどこかズレた考えを持った変な性格の持ち主であり、今回の殺し合いに呼ばれたのも、「これは自分が怪獣王になれるかどうか試されている試練」と彼自身は勝手に思い込んでいた。
彼は今回の殺し合いに呼ばれた理由が分からず、思考錯誤していたのだがやがてある一つの結論に達する。
「うん!分かった!これは僕が立派な怪獣王になれるかどうかテストされてるんだ!あはは、それならそうと早く言ってくれればいいのに!」
そう、彼はどこかズレた考えを持った変な性格の持ち主であり、今回の殺し合いに呼ばれたのも、「これは自分が怪獣王になれるかどうか試されている試練」と彼自身は勝手に思い込んでいた。
「そういえば怪獣島の他の皆はどうしているんだろう?参加しているのかな?……まっ、探していれば多分いつか会えるからいっか!」
また彼はいつも明るくポジティブな性格の持ち主でもあり、同じ怪獣島の仲間たちにもいつか会えるだろうと深く考えずに自分に支給された荷物をまとめて適当にどこか別の誰かがいないかどうか探すために歩き出していた。
また彼はいつも明るくポジティブな性格の持ち主でもあり、同じ怪獣島の仲間たちにもいつか会えるだろうと深く考えずに自分に支給された荷物をまとめて適当にどこか別の誰かがいないかどうか探すために歩き出していた。
暫く歩いているとちびゴジラは他の参加者であろう一人の少女を発見した。
その少女は癖毛気味の長い黒髪に頭の上に緑の大きなリボンを付け、服装は白いブラウスに緑色のスカートを履いていたが、それ以外は明らかに普通の人間とは全く異なる容姿をしていた。
まず右腕には筒とも大砲ともとれるようなものが装着され、背中にはカラスを思わせる黒い巨大な翼が生えており、右足は溶けた灰色の鉄のようなもので覆われていた。
少女の名は霊烏路空、彼女はとある世界『幻想郷』における勢力『地霊殿』の主である古明地さとりのペットであり、主に地底における灼熱地獄跡の管理を任されていた少女である。
その少女は癖毛気味の長い黒髪に頭の上に緑の大きなリボンを付け、服装は白いブラウスに緑色のスカートを履いていたが、それ以外は明らかに普通の人間とは全く異なる容姿をしていた。
まず右腕には筒とも大砲ともとれるようなものが装着され、背中にはカラスを思わせる黒い巨大な翼が生えており、右足は溶けた灰色の鉄のようなもので覆われていた。
少女の名は霊烏路空、彼女はとある世界『幻想郷』における勢力『地霊殿』の主である古明地さとりのペットであり、主に地底における灼熱地獄跡の管理を任されていた少女である。
「さとり様……、こいし様……、お燐……、三人とも今どうしているんだろう……、私がいなくなって心配しているのかなぁ……。」
彼女は自らの主人であるさとりとその妹である古明地こいし、そして同じくさとりのペットであり一番の親友である火焔猫燐の名を呟きながら途方に暮れた様子でトボトボと歩いていた。
そんなお空が気になってちびゴジラは彼女に近づいてみるが、間近まで近づいても尚、彼女はちびゴジラに気付く様子がなかったため、ちびゴジラは親である本家ゴジラ譲りの青い放射熱線をお空に向かって吐きかける。
彼女は自らの主人であるさとりとその妹である古明地こいし、そして同じくさとりのペットであり一番の親友である火焔猫燐の名を呟きながら途方に暮れた様子でトボトボと歩いていた。
そんなお空が気になってちびゴジラは彼女に近づいてみるが、間近まで近づいても尚、彼女はちびゴジラに気付く様子がなかったため、ちびゴジラは親である本家ゴジラ譲りの青い放射熱線をお空に向かって吐きかける。
「!?うにゅううぅ!!?……え!?君は誰!!?」
「あ、気付いた。」
「あ、気付いた。」
熱線を軽く吐きかけられた場所をさすりながらちびゴジラに問いかけるお空に対し、ちびゴジラはそれに答えるかのように自己紹介をする。
「ここはちびゴジラ、僕はよく分かんない所だよ!」
「え?それって逆じゃないの?」
「そう、逆!!」
「な、何で逆を言ったの……?」
「え?それって逆じゃないの?」
「そう、逆!!」
「な、何で逆を言ったの……?」
軽いコントを済ませた後、ちびゴジラはお空に対して改めて自己紹介をする。
「僕はちびゴジラ、君は?」
「うん、私の名前は霊烏路空、地霊殿の主の古明地さとり様のペットで灼熱地獄跡の管理を任されているよ!」
「うん、私の名前は霊烏路空、地霊殿の主の古明地さとり様のペットで灼熱地獄跡の管理を任されているよ!」
だがお空の自己紹介に対し、ちびゴジラの反応は実に淡白なものであった。
「……へえ、そうなんだ。別に興味ないからいいや。」
「そっちから聞いて来たくせにその反応は酷くない!?」
「そっちから聞いて来たくせにその反応は酷くない!?」
ちびゴジラの反応に対しお空は最もなツッコミをするとその直後、何かに気付いたかのようにちびゴジラに対して顔を近づける。
「な、何?急に一体どうしたの?」
突然お空の様子が変わったことに対してちびゴジラは戸惑った様子を見せると、その直後お空の口からその理由が語られる。
「ふんふん……、ねえ、あなたから核の匂いを感じるんだけど?」
「え!?君、何でそんな事が分かるの!?」
「え!?君、何でそんな事が分かるの!?」
ちびゴジラにとっても全く予想外の反応を見せたことに彼は戸惑いの気持ちを感じるがその直後、彼の疑問の答えがお空の口から語られる。
「うん、それはね……、私の能力は『核融合を操る程度の能力』といってこの能力のおかげで核の制御や探知する力は他の誰よりも優れているんだ。」
「!!よく分かったね!!そう!!ボクのお父さんは水爆大怪獣のゴジラ!!お父さんは僕の憧れで僕はそんなお父さんみたいな立派な大怪獣になってお父さんにギュッとしてもらうのが僕の夢!!僕はこの夢に向かって日々頑張っているんだ!!」
「やっぱり!大丈夫だよ!君ならきっとお父さんみたいな立派な大怪獣になれるよ!!」
「がんばるゾー!!」
「!!よく分かったね!!そう!!ボクのお父さんは水爆大怪獣のゴジラ!!お父さんは僕の憧れで僕はそんなお父さんみたいな立派な大怪獣になってお父さんにギュッとしてもらうのが僕の夢!!僕はこの夢に向かって日々頑張っているんだ!!」
「やっぱり!大丈夫だよ!君ならきっとお父さんみたいな立派な大怪獣になれるよ!!」
「がんばるゾー!!」
そう、お空は幻想郷の外の世界から幻想郷に流れ着いた資料を見て、日本を代表する大怪獣『怪獣王ゴジラ』の事を知っていた。そんなゴジラに対し、『核融合を操る程度の能力』を持つお空は密かにそんなゴジラに対して憧れの気持ちを抱いていたのだ。そのゴジラの息子に会えた事に対してお空は驚きと感動の両方の気持ちを同時に感じていた。
「あの羂索って奴が何者なのか分からないけど私とゴジラさんが一緒ならあいつにもきっと勝てるよね!」
「うん、そうだね!僕と君とで一緒に頑張ってあいつを一緒にやっつけよう!」
「うん、そうだね!僕と君とで一緒に頑張ってあいつを一緒にやっつけよう!」
そういってちびゴジラと霊烏路空の二人が双方手を差し出して握手した直後、突如としてまた別の第三者が二人に対して声を掛ける。
「あのー、お取込み中すいませんがちょっとよろしいでしょうか~?」
「?」
「!!?」
「?」
「!!?」
ちびゴジラと霊烏路空の二人が驚いて声がした方向を向くと、そこには異様に怪しい恰好をした一人の女性がいた。
その女性は右半分が白い肌に金髪ロール、左半分が浅黒い肌に角刈りという左右非対称な姿をした、明らかに怪しい怪人のような姿をした女性であった。
その女性に対しちびゴジラは興味津々、お空は警戒心剥き出しの表情で女性を睨みつけるがそんな二人に対し、女性は更に言葉を続ける。
その女性は右半分が白い肌に金髪ロール、左半分が浅黒い肌に角刈りという左右非対称な姿をした、明らかに怪しい怪人のような姿をした女性であった。
その女性に対しちびゴジラは興味津々、お空は警戒心剥き出しの表情で女性を睨みつけるがそんな二人に対し、女性は更に言葉を続ける。
「ワタクシ、地下帝国人材派遣の『あしゅら』と申します。この度はお二方の助けになれればと思い、この度派遣された者でございます。」
……だがお空は警戒を解くことなく、『あしゅら』と名乗った女性に対して頭の中にまず浮かんだ疑問を投げかける。
「……ねえ、オバサン。あんた、本当に派遣会社の人?」
「お、オバ……」
「お、オバ……」
お空の『オバサン』呼ばわりに対してあしゅらはショックを受けるがなんとかその場を取り繕ろうと引き攣った笑みを浮かべながらお空に対して言い訳を始める。
「な、ななな何を仰られますぅ?わ、私は何処からどう見ても善良な派遣社員……お、オホホホホホホホ……」
「嘘つき。大体地底は全部さとり様と地霊殿が管理しているんだよ?『地下帝国派遣会社』なんて聞いたこともないし初対面の、それもそんな怪しい恰好のオバサンの言う事なんて信用できないんだけど?」
「というか、この人女の人なの?それとも男の人?」
「嘘つき。大体地底は全部さとり様と地霊殿が管理しているんだよ?『地下帝国派遣会社』なんて聞いたこともないし初対面の、それもそんな怪しい恰好のオバサンの言う事なんて信用できないんだけど?」
「というか、この人女の人なの?それとも男の人?」
するといつの間にかあしゅらの背後に回っていたちびゴジラがいきなり服を掴んで捲り上げ、彼女の下着を確認する。
「あ、女物の下着だ。」
「ちょ、ちょっとゴジラさん……。」
「ちょ、ちょっとゴジラさん……。」
下着を見られたことで反射的にその場から離れるとあしゅらは涙目になり、そして下着を覗いたちびゴジラをお空が嗜める。
「うー、大人を弄んでェ!」
「なーんだ。普通に女の人じゃん。」
「ゴジラさん、ダメだよ女性の下着を覗いちゃあ……」
「なーんだ。普通に女の人じゃん。」
「ゴジラさん、ダメだよ女性の下着を覗いちゃあ……」
するともう誤魔化すのは不可能だと判断したのか、あしゅらは開き直ったかのように自らの正体を二人に対して明かす。
「……もうこんな回りくどい事やってらんないわあ!聞けえぃ!!私は悪の天才科学者Dr.ヘル様によって造り出された機械獣ガールズを指揮するあしゅら男爵!!」
「な、なんだってェ!?」
「な、なんだってェ!?」
ちびゴジラも流石に状況を飲み込めたのか驚いたようなリアクションをとる。
「このバトルロワイヤルの優勝と世界征服の悲願を達成するため!ゴジラ!!貴様を捕え、最強の機械獣ゴジラN10に改造してくれる!!」
「核熱バスター!」
「う、うひゃあ!?」
「核熱バスター!」
「う、うひゃあ!?」
突如としてお空の右手の筒から火球が発射され、あしゅらは間一髪のところで攻撃を回避する。
「そんな事させる訳ないじゃん。今なら見逃してあげるからとっとと消えて。もし引き下がらないんだったら次はメガフレアを喰らわすよ?」
「くっ……あくまで抵抗するか……ならばガラダK7、ダブラスM2……じゃなかった。我が新たなる僕、最強の機械獣ガタノゾーアM9よ!奴らを叩きのめしてしまえ!!」
「くっ……あくまで抵抗するか……ならばガラダK7、ダブラスM2……じゃなかった。我が新たなる僕、最強の機械獣ガタノゾーアM9よ!奴らを叩きのめしてしまえ!!」
するとあしゅら男爵の背後から一人の少女が現れた。そこにいたのは幼い少女であった。毛先が紫色のピンク色のロングヘア―にスク水を着て、手先には鋏のような形状の大型の手袋をはめ、頭部にアンモナイトのような大きな貝殻を被った少女であった。
……そしてその少女は何故か立ったままスヤスヤと寝息を立てていた。
……そしてその少女は何故か立ったままスヤスヤと寝息を立てていた。
「ちょ、ちょっと何寝てんのよ!?ほら、寝てないでさっさと起きな、さい!!」
あしゅら男爵が慌てて『ガタノゾーア』と呼ばれた少女の肩を掴んで揺すると、少女はゆっくりと目を開け、そして口を開く。
「……喉乾いた。」
「……はい?」
「なんか飲みたい。」
「ちょ、ちょっと?バトルロイヤルはまだ始まったばかりよ?ほら、あの二人を倒したら飲ましてあげるからもうちょっと我慢しよう?ね?ね?」
「……はい?」
「なんか飲みたい。」
「ちょ、ちょっと?バトルロイヤルはまだ始まったばかりよ?ほら、あの二人を倒したら飲ましてあげるからもうちょっと我慢しよう?ね?ね?」
……だがその言葉を聞いた直後、ガタノゾーアの目から涙が溢れだし、地団駄を踏みながらワガママを言い始める。
「やだー!やだやだやだー!!飲みたい飲みたい飲みたい!!」
「あっ、ご、ごめんねごめんね無理言っちゃって悪かったわね。ほら、お乳の時間だからこれ飲んで元気を出して?ね?ね?……あっ、二人ともごめんなさいね、この子ったら何かあるとすぐグズってこうなっちゃうんだからどうかその辺は大目に見てね?ね?」
「あっ、ご、ごめんねごめんね無理言っちゃって悪かったわね。ほら、お乳の時間だからこれ飲んで元気を出して?ね?ね?……あっ、二人ともごめんなさいね、この子ったら何かあるとすぐグズってこうなっちゃうんだからどうかその辺は大目に見てね?ね?」
そう言いながらあしゅら男爵はガタノゾーアを抱きかかえると服をめくって片方の乳を露出させ、ガタノゾーアはその乳に吸い付き、母乳を吸引し始める。
「んっんっんっんっんっんっんっん。」
一連の寸劇を呆れたような表情で見ていたお空に対し、ちびゴジラは幸せそうな表情で母乳を吸引するガタノゾーアを興味津々な様子で見つめる。
「へえー。子供ってああやってお母さんからおっぱいを飲むんだぁ。」
「ちょ、ちょっとゴジラさん!見ちゃダメだって!」
「どうして?」
「どうしても!」
「ちょ、ちょっとゴジラさん!見ちゃダメだって!」
「どうして?」
「どうしても!」
そんな寸劇をちびゴジラとお空が繰り広げる中、あしゅら男爵がコホンと咳払いするとガタノゾーアを地面に降ろし、彼女に最初の命令を下す。
「き、気を取り直して……さあ、機械獣ガタノゾーアM9よ!奴らにお前の力を見せつけてやるのだ!」
「……分かった、やる。」
「……分かった、やる。」
あしゅらの命令を二つ返事で了承した直後、ガタノゾーアの目が不気味に赤く輝き、頭部の貝殻が巨大化し、二つの穴から紫色の大蛇がそれぞれ飛び出し、ちびゴジラとお空に同時に襲いかかる。
「「!!」」
大きな口を開け、そのまま丸のみにしようとする大蛇に対し、ちびゴジラとお空は両手両足で大蛇の口を抑え、飲み込まれまいと必死に抵抗する。
「はっはっは、どうだ!機械獣ガタノゾーアM9の力は!今なら降伏すれば機械獣に改造して配下にする程度で許してやらない事もないぞ!」
勝利を確信し、勝ち誇るあしゅら男爵であったがお空はあしゅら男爵に対し、予想外の返答を返す。
「……お断りだよ……それに……この程度で勝ったとは思わないでよね!!」
「!?」
「!?」
するとお空は大蛇の噛みつきを躱す様に側面に回り、両手を大蛇の首に回すとチョークスリーパーの要領で大蛇の首を締め上げ始める。
そしてあしゅらが慌ててもう一方の大蛇の方を見ると同様にちびゴジラが両手で大蛇の首を締め上げていた。
そしてあしゅらが慌ててもう一方の大蛇の方を見ると同様にちびゴジラが両手で大蛇の首を締め上げていた。
「ば……馬鹿な……お前たちは一体なんだというのだ……」
霊烏路空……彼女はかつて守矢の二柱の神、八坂 神奈子と洩矢 諏訪子に力を授けられ、地上を破壊しようとした異変の元凶そのものであり、火力だけなら幻想郷においても随一と言ってもいいほどの力の持ち主である。
そして怪獣王ゴジラ……ゴジラは1954年に東京に初上陸して以降、幾度となく人類の前に立ちはだかり、そしてその中で数多くの怪獣と戦い、それらの怪獣を倒してきた不滅の怪獣王でありその息子であるちびゴジラもまた、その父親の素質を秘めた存在でもあった。
凄まじい力で首を締め上げられ、苦しそうに悶える大蛇とそんな光景を慌てふためきながら見ていることしか出来ないガタノゾーアをよそに、お空はちびゴジラに対して合図を送る。
「いくよ、ゴジラさん!」
「うん!!」
「「いっせのー、せいっ!!」」
「うん!!」
「「いっせのー、せいっ!!」」
そしてちびゴジラとお空は背負い投げの要領で同時にガタノゾーアを貝殻ごと投げ飛ばすとガタノゾーアは頭から地面に叩きつけられ、目を回し気絶してしまう。
「どう!?私とゴジラさんの力は!さっきの言葉をそのままお返しするわ!謝って許しを請うなら命だけは助けてあげない事もないけど!?」
「お、おのれぇ……こうなったらなりふり構っていられないわぁ!!令呪を持って命ずる!!邪神ガタノゾーアよ!!その真の力を解放せよ!!」
「お、おのれぇ……こうなったらなりふり構っていられないわぁ!!令呪を持って命ずる!!邪神ガタノゾーアよ!!その真の力を解放せよ!!」
あしゅら男爵が手の甲を掲げて宣言すると、彼女の手の甲に刻まれた令呪が一画消失し、その直後先ほどまで気絶していたガタノゾーアの目が見開かれたかと思うと彼女の髪の毛がまるで触手のように動いて地面に深々と突き刺さり、彼女の体が天高く持ち上げられたかと思うと貝殻と大蛇が巨大化、頭髪が触手に変化し、ルルイエの邪神たる本家ガタノゾーアを彷彿とさせるような巨大で異様な姿へを変貌してしまう。
「ハーハッハッハッハッハ!!これが邪神ガタノゾーアの真の姿だ!!羂索の奴め、令呪を使わなければこの姿になれぬよう小癪な制限を課したようだがお前たちにはその令呪を使うだけの価値があると判断した!!さあ、邪神ガタノゾーアよ!!あの二人を殲滅せよ!!」
あしゅら男爵の命令の直後、ガタノゾーアの触手がまるで生き物のように動きながらちびゴジラとお空の二人に向かって殺到してくる。
「「!!?」」
殺到する触手に対し、ちびゴジラは熱線を吐きながら触手を迎撃し、お空は背中の翼を補助的に使って滑空しながら触手による攻撃を避け続ける。
(このまま逃げ続けてもいつか捕まる……なら!!)
お空は反転すると右手の筒を構え、ガタノゾーアに向けて狙いを定める。
「熱血!!」
お空が自身のソードスキル『精神コマンド』を発動するとお空の身体から炎のエフェクトが発生する。
「砕け散れ!!メガフレア!!」
すると右手の筒からお空が現時点で使える最強の必殺技が放たれ、エネルギーの奔流がガタノゾーアに直撃し、大爆発が起こる。
「どうだ!!『熱血』付与メガフレアは!!これならいくらあいつでも……」
『熱血』。この精神コマンドは『与える最終ダメージを1.5倍にする』という強力な精神コマンドでありスパロボや『幻想少女大戦』において主力級が覚え、数々の実績を残してきた精神コマンドであった。
……だが煙の中から鋏付きの大型の触手が飛び出し、お空に向かって直進してくる。
……だが煙の中から鋏付きの大型の触手が飛び出し、お空に向かって直進してくる。
「!?『不屈』!!」
攻撃が直撃する直前、お空は寸前の所で精神コマンド『不屈』を発動し、鋏付きの触手による攻撃を食らってお空は吹っ飛ばされるも精神コマンドの効果によって何とか微量のダメージで済ましたお空は空中で何とか態勢を立て直す。
そして煙が晴れた後、そこには左程大きなダメージを受けた様子もなく、以前健在なガタノゾーアの姿がそこにはあった。
「うそ……『熱血』メガフレアが効かないなんて……どんだけ化け物なの……?」
邪神ガタノゾーア……3000万年前、ゴルザやメルバやゾイガーを始めとした超古代怪獣達を率いて光の巨人たちと激しい死闘を繰り広げ、最終的に当時の超古代文明を滅ぼした元凶であり、現代に復活した際にはウルトラマンティガの攻撃すら全く寄せ付けず、ティガを倒し石像に戻して敗北へと追いやり、世界を闇で覆いつくして全人類を絶望の淵に追いやった最強クラスの怪獣であり、同じくウルトラマンを倒したゼットンに匹敵、もしくはそれ以上の強さを持つという評価まで下されているほどですらあった。
(どうする……令呪を使って『リミッター解除』をする……?いや、まだ始まったばかりなのにここで使う訳には……)
だがお空にも対抗する手段がないわけではない。ガタノゾーア同様、令呪を消費さえすれば切り札の『リミッター解除』を使えるのだが令呪を使い切ってしまったら失格になる関係上、2回しか使えない令呪を後先考えず早々に使ってしまうのはあまりに早計だという風に感じられた。
(何か他に方法は……あっ!そういえばあれなら何とか出来るかも……)
突如お空は何かを思い出したかのようにバックを漁ると自らの支給品を取り出すがその直後叫び声が聞こえたためお空は驚いてその方向を向き直る。
「うわー!助けてー!!」
見るとなんと触手を捌ききれなかったのであろう、触手に捕えられ全身を締め上げられているちびゴジラの姿がそこにあった。
「!!ゴジラさん!!」
しかも触手に捕えられたゴジラを大蛇が丸呑みにしようと大口を開けて迫ってくる光景まで目に入ってきた。
「させるか!!八咫烏ダイブ!!」
そうはさせまいとお空は急加速すると大蛇に対し思い切り体当たりをし、不意の一撃で怯んだ隙に何とかちびゴジラを救出する。
そして右腕でちびゴジラを脇に抱えると残った左手で支給品の銃を持ち、その銃口をガタノゾーアの方へ向ける。
「はっはっはっはっは!!無駄だ!!何をしようとガタノゾーアに傷を付ける事は……何っ!?」
だが銃口から発射されたのは銃弾ではなく、煙のようなものが噴出しその煙がお空とちびゴジラの全身を包み始める。
「くっ、目くらましのつもりか!小癪な真似を!ガタノゾーアよ!!あの煙を攻撃せよ!!」
あしゅら男爵の命令を受け、ガタノゾーアの二頭の大蛇が煙に食らいつくも、煙の中には二人の姿は既になく、まんまと逃げられてしまった事に対してあしゅらは悔しそうに地団太を踏む。
「ムキィィイイイ!!こっちは令呪まで使ったのに尻尾を巻いて逃げるなんて卑怯よ!!ガタノゾーアよ!!あの二人を追撃せ……よ……?」
だがあしゅらが命令を下した直後、ガタノゾーアの貝殻と大蛇が縮小していき、触手が頭髪に戻っていき、その身体がどんどん縮小していく。
令呪によって本気を出せる99.9秒の時間制限を迎え、その効果が切れてしまったのである。
令呪によって本気を出せる99.9秒の時間制限を迎え、その効果が切れてしまったのである。
そして最初の幼い少女に戻り、空高くから落下してくるガタノゾーアにあしゅらは慌てて駆け寄り、その身体を受け止める。
「疲れた……眠い……」
「あーはいはいよく頑張ったわねー偉いねーホントガタちゃんはいい子でちゅねー」
「おんぶして」
「うんうん分かったから今はいっぱい休んで次またいっぱい頑張ろうねー」
「うん」
「あーはいはいよく頑張ったわねー偉いねーホントガタちゃんはいい子でちゅねー」
「おんぶして」
「うんうん分かったから今はいっぱい休んで次またいっぱい頑張ろうねー」
「うん」
そういってあしゅら男爵がガタノゾーアをおんぶすると彼女は寝息を立てながらスースーと眠り始める。
そしてガタノゾーアをおんぶしながら歩きつつ、あしゅらは自身の手の甲を確認し、思考を始める。
そしてガタノゾーアをおんぶしながら歩きつつ、あしゅらは自身の手の甲を確認し、思考を始める。
(どうしましょう……さっきは勢いに任せて令呪を使っちゃったけど確かあの羂索って奴、『令呪を使い切ったら失格』って言ってたわよね……とすると私が使える令呪は残り一画……ガタちゃんの使っていい分も含めても残り三画……ああ、こんな調子じゃあ先行き不安だわ~~)
そう、あしゅら男爵はガラダK7やダブラスM2を始めとした機械獣ガールズを率いてチームZの三人、マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー達と戦い続けてきたのであるが毎回毎回いつもボロ負け、たまにいい線までいっても詰めの甘さを露呈して最後には逆転負けという苦い経験を何度もしてきたため、今回のバトルロワイヤルに関してもこの調子じゃまたいつものように最後には負けてしまうのではないか……そんな弱気な考えがあしゅらの脳内をどうしても駆け回ってしまっていた。
(ううん、弱気になっちゃ駄目よあしゅら!!このバトルロワイヤルに優勝したら買収されて潰れた地下帝国を再建し、今度こそチームZにリベンジして世界征服を達成してやるんだから!!そのためにも何としてゴジラを捕まえて最強の機械獣ゴジラN10に改造しなくては!!)
あしゅらは今度こそ決意を固めるとガタノゾーアと共にバトルロワイヤルの優勝に向かって歩き出していくのであった……
【あしゅら男爵@ロボットガールズZ】
[状態]:健康、決意(大)、ちびゴジラと霊烏路空に逃げられた悔しさ(小)
[装備]:無し
「令呪」:残り二画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3(確認済み)
[思考・状況]
基本:ゲームに優勝して運営に特典をおねだりして特典を使って地下帝国を再建するなりチームZを叩きのめすなりして最終的に世界征服を目指す
1:ガタちゃんの圧倒的強さがあればどんな敵が現れても恐るるに足りないわ!
2:でも開始早々令呪一画使っちゃった……どうしよう……
3:ゴジラの奴を捕えて最強の機械獣ゴジラN10に改造してくれる!
[備考]
※最終話以降からの参戦です。
[状態]:健康、決意(大)、ちびゴジラと霊烏路空に逃げられた悔しさ(小)
[装備]:無し
「令呪」:残り二画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3(確認済み)
[思考・状況]
基本:ゲームに優勝して運営に特典をおねだりして特典を使って地下帝国を再建するなりチームZを叩きのめすなりして最終的に世界征服を目指す
1:ガタちゃんの圧倒的強さがあればどんな敵が現れても恐るるに足りないわ!
2:でも開始早々令呪一画使っちゃった……どうしよう……
3:ゴジラの奴を捕えて最強の機械獣ゴジラN10に改造してくれる!
[備考]
※最終話以降からの参戦です。
【ガタノゾーア@怪獣娘(黒)~ウルトラ怪獣擬人化計画~】
[状態]:健康、疲労(小)、ダメージ(小)、睡眠中
[装備]:無し
「令呪」:残り三画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:???
1:つかれた……ねむい……
2:あしゅら男爵……大好き……
[備考]
※映画終盤でダークゾーンの中に封印された後からの参戦です。
※令呪を使わなければ最終形態にはなれませんが、使わなくても途中の大蛇を使った戦闘形態にはなれます。
[状態]:健康、疲労(小)、ダメージ(小)、睡眠中
[装備]:無し
「令呪」:残り三画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:???
1:つかれた……ねむい……
2:あしゅら男爵……大好き……
[備考]
※映画終盤でダークゾーンの中に封印された後からの参戦です。
※令呪を使わなければ最終形態にはなれませんが、使わなくても途中の大蛇を使った戦闘形態にはなれます。
◇
先ほどの場所から少し離れた所、追撃を振り切ったことを確認し、安堵して腰を下ろして一息ついたちびゴジラと霊烏路空の姿がそこにはあった。
「はぁ……追撃はもうないみたいだね……」
「よかったねー」
「いや、ゴジラさん。さっきまでピンチだったのにそんな能天気に振る舞われても……」
「よかったねー」
「いや、ゴジラさん。さっきまでピンチだったのにそんな能天気に振る舞われても……」
さっきまで危機一髪だったというにも拘らず、相変わらず能天気なちびゴジラとそんなちびゴジラにツッコミを入れるお空だったが、その直後、ちびゴジラの雰囲気が変わり、そしてこう宣言する。
「でも、お父さんだって今まで何度もピンチになっても最後は絶対に勝ってきたんだ。だからそんなお父さんに追いつけるように僕だってこんな所でへこたれていてはいられないんだ!」
「うん、そうだね!私だってこのバトルロワイヤルに生き残って幻想郷に、地霊殿に帰らないといけないからね!それにこのバトルロワイヤルにさとり様やこいし様やお燐もいるかもしれないから皆に会うまで死ぬわけにはいかないもんね!」
「へえーお空ちゃんにはそんなに仲間がいっぱいいるんだー。ひょっとしたら他の怪獣島の仲間も参加しているかもしれないから皆を探すついでに一緒に探してあげるね!」
「うにゅ?ゴジラさんの他の怪獣島の仲間って他にどんなのがいるの?
「一杯いるよ!ちびメカゴジラにちびギドラにちびモスラにちびラドンにちびアンギラスにちびヘドラにちびビオランテにちびガバラにちびチタノに……そしてちびミニラ!」
「うにゅ?そのちびミニラって?」
「ちびミニラは僕の従弟で同じ怪獣島の仲間なんだ!……でも、あんまり戦闘が得意じゃないから参加しているかどうか心配なんだけど……」
「……そっか……」
「でも多分何とかなるからきっと大丈夫でしょ!」
「いやそんな考えでいいんかい!!」
「うん、そうだね!私だってこのバトルロワイヤルに生き残って幻想郷に、地霊殿に帰らないといけないからね!それにこのバトルロワイヤルにさとり様やこいし様やお燐もいるかもしれないから皆に会うまで死ぬわけにはいかないもんね!」
「へえーお空ちゃんにはそんなに仲間がいっぱいいるんだー。ひょっとしたら他の怪獣島の仲間も参加しているかもしれないから皆を探すついでに一緒に探してあげるね!」
「うにゅ?ゴジラさんの他の怪獣島の仲間って他にどんなのがいるの?
「一杯いるよ!ちびメカゴジラにちびギドラにちびモスラにちびラドンにちびアンギラスにちびヘドラにちびビオランテにちびガバラにちびチタノに……そしてちびミニラ!」
「うにゅ?そのちびミニラって?」
「ちびミニラは僕の従弟で同じ怪獣島の仲間なんだ!……でも、あんまり戦闘が得意じゃないから参加しているかどうか心配なんだけど……」
「……そっか……」
「でも多分何とかなるからきっと大丈夫でしょ!」
「いやそんな考えでいいんかい!!」
ちびゴジラとお空の間に軽いコントが終わった後、ちびゴジラとお空は同じ方向へ向かって歩き出していた。
「まずは他の怪獣島の皆を探そう!その途中でその『地霊殿』の人がいたら一緒に合流しよっか!」
「うん!有難う!ゴジラさん!!」
「うん!有難う!ゴジラさん!!」
そうやってちびゴジラと霊烏路空の二人はともに一緒に歩き出し始めるのであった……
【ちびゴジラ@ちびゴジラの逆襲】
[状態]:健康、疲労(小)、ダメージ(小)、
[装備]:無し
「令呪」:残り三画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:ゲームで生き残り、怪獣島に帰還する。
1:他の怪獣島の皆も参加しているのかな?
2:お空ちゃんと僕は何かすごい親近感を感じるよね!!
3:『地霊殿』にいる他の皆も折角だから一緒に探してあげよう!!
[備考]
※第33話終了後からの参戦です。
[状態]:健康、疲労(小)、ダメージ(小)、
[装備]:無し
「令呪」:残り三画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3
[思考・状況]
基本:ゲームで生き残り、怪獣島に帰還する。
1:他の怪獣島の皆も参加しているのかな?
2:お空ちゃんと僕は何かすごい親近感を感じるよね!!
3:『地霊殿』にいる他の皆も折角だから一緒に探してあげよう!!
[備考]
※第33話終了後からの参戦です。
【霊烏路空@東方project】
[状態]:健康、疲労(小)、消耗(中)、
[装備]:ソードスキル『精神コマンド』@幻想少女大戦、トランスチームガン@仮面ライダービルド
「令呪」:残り三画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本:ゲームに生き残り、幻想郷の、地霊殿に帰ってみんなと再会する。
1:さとり様もこいし様もお燐もひょっとしたら参加していたりするのかな?
2:ゴジラさんと私って何かすごく親近感を感じるよね!
3:怪獣島の皆も探してあげたいし、皆で生き残って元の幻想郷に帰ろう!
[備考]
※東方非想天則後からの参戦です。また『幻想少女大戦』の一連の出来事も経験しています。
※令呪を使わなければリミッター解除は出来ません。
[状態]:健康、疲労(小)、消耗(中)、
[装備]:ソードスキル『精神コマンド』@幻想少女大戦、トランスチームガン@仮面ライダービルド
「令呪」:残り三画
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品0~1(確認済み)
[思考・状況]
基本:ゲームに生き残り、幻想郷の、地霊殿に帰ってみんなと再会する。
1:さとり様もこいし様もお燐もひょっとしたら参加していたりするのかな?
2:ゴジラさんと私って何かすごく親近感を感じるよね!
3:怪獣島の皆も探してあげたいし、皆で生き残って元の幻想郷に帰ろう!
[備考]
※東方非想天則後からの参戦です。また『幻想少女大戦』の一連の出来事も経験しています。
※令呪を使わなければリミッター解除は出来ません。
支給品紹介
【ソードスキル『精神コマンド』@幻想少女大戦】
霊烏路空に支給。スパロボや幻想少女大戦においてお馴染みの要素でSPを一定量消費する事で精神コマンドごとに決められた効果を発揮する事が出来る。例えば『必中』なら攻撃が絶対命中、『不屈』なら一度だけ攻撃のダメージを10だけに抑える、『熱血』なら次の攻撃のダメージを1.5倍にアップするなど。指定された量のSPを支払えなければ使用する事が出来なくなるがSPは時間経過で少しずつ回復させることも出来る。このスキルによりお空は原作『幻想少女大戦』において使えた『必中』『不屈』『自爆』『気合』『友情』『熱血』の精神コマンドを使用する事が可能。
【ソードスキル『精神コマンド』@幻想少女大戦】
霊烏路空に支給。スパロボや幻想少女大戦においてお馴染みの要素でSPを一定量消費する事で精神コマンドごとに決められた効果を発揮する事が出来る。例えば『必中』なら攻撃が絶対命中、『不屈』なら一度だけ攻撃のダメージを10だけに抑える、『熱血』なら次の攻撃のダメージを1.5倍にアップするなど。指定された量のSPを支払えなければ使用する事が出来なくなるがSPは時間経過で少しずつ回復させることも出来る。このスキルによりお空は原作『幻想少女大戦』において使えた『必中』『不屈』『自爆』『気合』『友情』『熱血』の精神コマンドを使用する事が可能。
【トランスチームガン@仮面ライダービルド】
霊烏路空に支給。秘密結社『ファウスト』の幹部たちが使用する拳銃型変身デバイスで「トランスチームシステム」という変身システムを使い、フルボトルスロットにバットフルボトルをセットする事でナイトローグに、コブラフルボトルをセットする事でブラッドスタークに変身する事が出来るが変身デバイスではない普通の拳銃として使用する事も可能で高熱硬化弾「スチームビュレット」を弾丸として発射して攻撃するほか、銃口から所有者自身と周囲の人物を包み込み、包み込んだものを一定の距離まで瞬間移動させる撤退、緊急避難用の煙幕を張ることも可能なものとなっている。
霊烏路空に支給。秘密結社『ファウスト』の幹部たちが使用する拳銃型変身デバイスで「トランスチームシステム」という変身システムを使い、フルボトルスロットにバットフルボトルをセットする事でナイトローグに、コブラフルボトルをセットする事でブラッドスタークに変身する事が出来るが変身デバイスではない普通の拳銃として使用する事も可能で高熱硬化弾「スチームビュレット」を弾丸として発射して攻撃するほか、銃口から所有者自身と周囲の人物を包み込み、包み込んだものを一定の距離まで瞬間移動させる撤退、緊急避難用の煙幕を張ることも可能なものとなっている。