データ
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≪クラス≫:アサシン
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【真名】:ブルータス 【属性】:秩序・悪
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【筋】:D(20) 【耐】:E(10) 【敏】:C(30) 【魔】:D(20) 【運】:E(10) 【宝】:C(30)
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代理AA:ゴーハ・ユウガ/王道遊我(遊戯王SEVENS)
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【クラススキル】
◆気配遮断:-
アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが持つ気配遮断は
それらのどれにも該当しない。
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【保有スキル】
◆強制調和:C+
類稀なる神君の寵愛。幾度の敵対を経てなお寛容を持って迎えられた継子の威光。
神君の意志は市民に共有されるべきものである。アサシンに対する違和感や警戒心は自動的に希釈される。
その暗殺のエピソードから、王の気質を持つ者ほど彼を敵と認められない。
◆反骨の相:C+
血に刻まれた“支配”への反抗心。あらゆるカリスマを無効化する。
無効化したカリスマのランク分対象へのダメージが上昇する副次効果を持つが、効力が増せば増すほど
アサシンはターゲットを殺すことに執心してしまう。
◆咎人の烙印:A+++
裏切り者の代名詞。汚名を一手に引き受ける星の下。──そういった呪いを手懐けた果て。
全60名の共謀者は“カエサルの暗殺犯=ブルータス”という概念で補強され、彼の霊基の一部となった。
アサシンは群体として、複数の自分と共に活動することができる。
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【宝具】
◆『例外なき咎の命数(シク・センペル・ティラニス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
知らぬ者なき背徳者。反骨の相──叛逆者の血統による裏切りの呪い。
独裁官(カエサル)の如き死を対象に齎す運命干渉。
つまりそれは、予想だにしない裏切り。アサシン自身の手に依らない死の定め。
すれ違いか、幻覚か、はたまた確執が表層化するのか──。
極めて悪辣な呪いであるが、アサシンは躊躇なく行使する。
己が信じる正義のために。民を虐げる悪を裁くのに。因果応報こそが相応しい──と。
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【weapon】
◆『瞬ける鐡(ヘレヴ・コハブ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
のちにロンギヌスと呼ばれる星槍の対。トバルカインが鍛えた原初の剣。
聖剣にも匹敵する魔剣だが、担い手足り得ないアサシンに真名解放は不可能である。
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【来歴】
マルクス・ユニウス・ブルトゥス。共和制ローマ末期の政治家・軍人。
カエサル暗殺の実行犯の一人として有名。
幼くして父を失い、母と愛人関係だったカエサルを父親代わりとして育つ。
成人したブルータスはキプロス知事の補佐官に任命され、数年後には財務官に当選するなど
政治家としてのキャリアを積み重ねる。その一方で、金貸しとして一財を成すなど商才も見せた。
政界においては、養父カエサルが一角を占める三頭政治の側ではなくそれに対抗する派閥に属した。
カエサルがルビコン河を越えた際には、周囲の予想に反してカエサルと敵対するポンペイウス軍に加わった。
元老院の決定に反して内乱を起こしたカエサルを“共和制の敵”とし、元老院議員としての信念に従った結果の
行動だった。
ポンペイウスの敗北後は彼を見限ってカエサルに恭順の意を示し、カエサルもそれを歓迎した。
その後カエサルの側近としてガリア総督、法務官を歴任するが、元老院内部では独裁色を強めるカエサルに
対する反発が強く、カッシウス・ロンギヌスを首謀者とするカエサル暗殺の謀議が秘密裏に進行していた。
彼は当初その謀議には加わっていなかったが、周囲から求められたこともあり、妻と共に企てに参加する。
ブルータスらは暗殺には成功したもののその後の政争に破れ、追い詰められた後に自決した。
【人物】
共和制ローマを成したルキウス・ユニウス・ブルトゥスの末裔。
王を降して平和を呼んだその血筋は、カエサルという新たな王の誕生を認めることができなかった。
論理的に──王は国を腐らす大悪である。ならば排するが必然だ。
本能的に──王を排した遺伝子なのだ。ならば殺して当然だ。
個人的には──母の善き相手だったが、仕方がない。
市民のため、世のため、そして先祖の誇りのために、暗殺へと加担した。
シェイクスピア曰く、「ブルータスは共謀犯たちの中で、最も誇り高いローマ人だった」。
彼による脚色もあるだろうが──市民のために正しきを成そうとしたのは間違いなく。
結果として愚行だったとしても、度の過ぎた正義だったとしても。──正義で在ろうとは、していたのだ。
一人称は「僕」。冷徹な政治屋であると同時、平和を尊ぶ穏やかな少年でもある。
【聖杯への願い】
あらゆる理不尽な支配への抵抗。
自由のために愚王を殺せ。自由のためにすべての芽を摘め。踏み躙られることのないように!
──願わくば、独裁無き世の到来を。
【備考】
初出スレの描写を逆輸入。そこそこの劇的ビフォーアフター。
反骨の相のランクはEXとかにしてもいいかもしれない。
トバルカインの剣について:
http://www.carbuncle.jp/inri/longinus.html
「騙し、偽り、王の座についたアウグストゥス。ヤツのあくどさは見るに堪えない」
「……けれど、その治世は嫌えない」
「一人では何もできないと言い、友に支えられ、独裁ならざる王だったあの男は、もしかしたら、」
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