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スオムスいらん子中隊キャラクター補足 - (2009/10/23 (金) 15:29:00) の編集履歴(バックアップ)
資料や参考になるページ
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ウルスラ・ハルトマンについて触れられている部分(157ページ) |
バルクホルンが突っ込むが、ハルトマンは鼻歌まじりで本棚を見て回る。
意外と、この手の本が好きなようだ。
「妹が見たら喜ぶかな?」
ハルトマンにしては珍しい、少し、考え込むような表情。
「……いや、あいつはもっと小難しいのしか読まないかもなあ」
「妹さん?」
と、芳佳は尋ねる。
「ん。双子の妹。無類の本好き」
そう言いながら、ハルトマンは大判の絵本の棚の前に立った。
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ウルスラ、エルマ中尉、第一中隊の機関銃について |
- 季節は秋深まる十一月の十日【1巻71ページ】
- (エルマ中尉)ロマーニャ製のG50ですっ!【1巻91ページ】
- エルマ中尉の作中当初の装備はブレダ-SAFAT 12.7mm機関銃と考えられる。
- ほとんどの子が装備した機銃は、七・七ミリか、十二・七ミリ機関銃【1巻95ページ】
- ウルスラは(中略)持っていた十二・七ミリ機銃を【1巻100ページ】
- ウルスラのスオムス着任当初の装備は12.7mm機関銃。
- わたくしたちは(中略)新鋭のメルスE型を装備【1巻115ページ】
- メルスの装備した二十ミリ機関砲【1巻164ページ】
- (ハルカは)護身用の八ミリ拳銃だけが装備品になってしまった。【2巻37ページ】
- 新型の補充を依頼した。【2巻48ページ】
- キャサリンは腰からリヴォルヴァーを抜いて、四十五口径弾を【2巻70ページ】
- エルマ中尉とウルスラも、九ミリ拳銃でもって【2巻70ページ】
- 一月二十二日【2巻75ページ】
- 義勇独立飛行中隊に対する、新機材が到着しました【2巻77ページ】
- ビューリングとウルスラに送られてきたのは、本国から運ばれた新型機銃だった。【2巻77ページ】
- この時点でMG151/15 15mm機関銃は「新型」であるとも解釈できる。
- ……MG151。十五ミリ機関砲【2巻78ページ】
- マウザーの十五ミリは、エース好みの口径と聞いている。【2巻78ページ】
- MG151/15 15mm機関銃はある程度は実戦で使用されていると考えられる。
- エルマ中尉に用意されたのは、カールスラントから運ばれてきたメルスE型であった。【2巻79ページ】
- (エルマ中尉)「す、すごい!ぴかぴか!」【2巻79ページ】
- 新品もしくはオーバーホール済みの機体を受領したと思われる。
- (エルマ中尉は)第一中隊と同じ装備を与えられ【2巻79ページ】
- 第一中隊と同等の装備、つまり20mm機関銃に装備変更したと考えられる。
- 運命の二月五日【2巻165ページ】
- 義勇独立飛行中隊は、装備機が全損。【2巻189ページ】
- 飛行脚は全部壊れちゃったね。【2巻202ページ】
- (智子の台詞)第一中隊のメルスでも引っ張ってきなさい【2巻202ページ】
- 補充の機体が届くまで借りることになった予備機のメルス【3巻13ページ】
- 魔女たちは次々にカールスラント製のメルスを装着【3巻19ページ】
- 二十ミリMG機関砲(モーターカノンとルビ)の野太い発射音【3巻24ページ】
- 智子が使用して発射
- 第一中隊の予備機のメルスE型の機関銃は「MG」の「20mm」で「モーターカノン」。
- MG FF 20mm機関銃は試作レベルでしかモーターカノンとしては使われていない。
- MG FF/M 20mm機関銃はMe 109F-1でモーターカノンとして使われている。
- MG FF 20mm機関銃の重量は26kg。
- (第一中隊の)メルスの二十ミリを食らい【3巻35ページ】
- 今日は補充機が届く日【3巻52ページ】
- カールスラント本国でも配備が始まったばかりのフォッケウルフ190の先行量産型……、FWタイプA0【3巻88ページ】
- (ウルスラが)大きなMG151機関砲を背負っても【3巻89ページ】
- (ジュゼッピーナは)ロマーニャのG50を装備【3巻89ページ】
- (ジュゼッピーナは)十二・七ミリ機銃弾を【3巻102ページ】
- ブレダ-SAFAT 12.7mm機関銃と考えられる。
- アホネン大尉は、智子たちにMG機関砲を突きつけた【3巻164ページ】
- 長砲身のモーターカノン【3巻164ページ】
- MG 151/20 20mm機関銃はMG 151/15 15mm機関銃の口径を拡大し全長を短縮したもの。つまり、MG 151/15 15mm機関銃の方がMG 151/20 20mm機関銃より砲身が長い。
- ひょいっとMG151を手渡した【3巻164ページ】
- この時点で第一中隊は「モーターカノン」の「MG151」を装備していると考えられる。
- 口径は不明。
- 機関砲は四十キロ以上もある【3巻165ページ】
- MG 151/15 15mm機関銃の重量は39kgでMG 151/20 20mm機関銃の重量は42kg。どちらであってもおかしくはない。
- (ウルスラの)MG151モーターカノンの弾が切れる【3巻173ページ】
以上、本編の記述より。
史実では、
- Me 109Eの20mm機関銃(すべて翼内装備)
- MG FF 20mm機関銃(E-3)
- MG FF/M 20mm機関銃(E-4以降)
- Me 109Fのモーターカノン
- MG FF/M 20mm機関銃(F-1)
- MG151/15 15mm機関銃(F-2とF-3)
- MG151/20 20mm機関銃(F4以降)
- Fw 190の20mm機関銃(すべて翼内装備)
- MG FF/M 20mm機関銃(A-1)
- MG FF/M 20mm機関銃およびMG151/20 20mm機関銃(A-2からA-5)
- MG151/20 20mm機関銃(A-6とA-7)
なお、スオムスいらん子中隊シリーズでは基本的にストライカーのモデルとなった機体が装備していた機関銃をウィッチが装備している。
以上から3巻までの描写までで推測すると、
- 第一中隊は、作中当初はMG FF/M 20mm機関銃を使い、後にMG151/15 15mm機関銃に装備変更。
- 義勇独立飛行中隊に補充機が届いた補給(3巻52ページ)で運ばれてきた?
- エルマ中尉は、作中当初はブレダ-SAFAT 12.7mm機関銃を装備。メルスE型に機種転換時にMG FF/M 20mm機関銃に装備変更。
- その後で更に第一中隊と同時にMG151/15 15mm機関銃に装備変更?
- ウルスラは、作中当初は12.7mm機関銃(詳細不明)。後にビューリングの依頼による補充でMG151/15 15mm機関銃に装備変更。
もしくは、
- 第一中隊は、ずっとMG151/20 20mm機関銃を使用していて1巻から3巻までの作中の時間内で機関銃の装備変更はなし。
- エルマ中尉は、作中当初はブレダ-SAFAT 12.7mm機関銃を装備。メルスE型に機種転換時にMG151/20 20mm機関銃に装備変更。
- ウルスラは、作中当初は12.7mm機関銃(詳細不明)。後にビューリングの依頼による補充でMG151/15 15mm機関銃に装備変更。
- その後でFWタイプA0受領以降はMG151/20 20mm機関銃に装備変更の可能性も。
- ビューリングの依頼による補充時はカールスラント本国が何らかの意図があってわざわざMG151/20 20mm機関銃ではなくでMG151/15 15mm機関銃を送ってきたとも考えれる。
- 年齢が若く小柄で射撃が下手なのを考慮して高初速で「狙ったところにまっすぐ飛んでいく」MG151/15 15mm機関銃が向いてると判断した?
などの可能性が考えられる。
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