ミスター・シニスター

（キャラクター、マーベル）

初出: Uncanny X-Men #221 (1987年9月)
属性: 人間→ミューテイト、男性、地球人、イギリス人

概要

アポカリプスにパワーを与えられ、ミュータントの遺伝子を取り込み自らを強化している「ミューテイト」。
19世紀のイギリス生まれの遺伝学者で、ダーウィンの進化論に傾注し、人類の進化に取り憑かれるようになった。

ミュータントに深く関係しているが、当人は（生まれながらに超能力を持つ）ミュータントではない（ただし、アルファレベルのミュータント扱いになっている）。

「最も優れた遺伝子を持つミュータント」を生み出す事を目的としていると思われ、モーロックスや、ニューオリンズのアサシンギルド、シーフギルドなど、いくつかの「実験プール」を持っているようである。

配下に虐殺集団マローダーズを持つ。

現在では（後付けで）さまざまなミュータントや人物と関わっていることになっている。

アポカリプスによりパワーを与えられる（最初の「人間から進化した存在」になる）。
ハイエボリューショナリーと出会う。
アウシュビッツでのナチスの人体実験への参加により、マグニートーと接触。
秘密計画への参加により、プロフェッサーXの父、ジャガーノートの父、ディスティニーらと接触し、プロフェッサーXおよびジャガーノートに「仕掛け」をする。
プロフェッサーXとモイラ・マクタガートが、遺伝に関するシニスターの講義を聴講。
サイクロップス、ハボックらサマーズ家に接触。
マデリーン・プライアーをつくり出す。彼女がケーブルを生む。
- インフェルノ事件に前後して、念願の「マデリーンとサイクロップスの息子」を手に入れるべく暗躍したが、マデリーンがデーモンに取り込まれたため失敗。

など

また、サイクロップス＆ジーン・グレイやガンビットなどが過去に跳び、シニスターを止めようとしたことがあるが、失敗している。

M-Dayおよびデシメーションで、体内の遺伝子が消失し、一度死亡（いろいろ仕掛けをしていたが、機能せず失敗）。
その後、ミスシニスターが登場。一時、再生し、シニスターの王国をつくった。

もっとも根源的な能力は、ミュータントのＤＮＡを体内に取り入れ、自分を強化すること。
これにより、テレキネシス、テレパス、再生、変身、ブラストなどを獲得している。

最終更新：2024年05月19日 04:15