カール・マルス博士(Dr. Karl Malus)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Spider-Woman #30(1980年9月)
属性:人間、男性、地球人、アメリカ人

概要

本名:カーリン・マルス(Karlin Malus)
超人の持つ能力に魅せられたマッドサイエンティスト。

ファンタスティック・フォーの新聞記事を読んで、超人やその能力を研究する道を志した。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校を生物学の学位を取得して卒業した後は、
元々さまざまな機関からの助成金で超能力を研究していたが、
その後合法的な手段で資金を得ることができなくなり、
ロサンゼルスのアンダーグラウンドで活動している投資家と接触。
実験のための被験者や施設を用意してもらい、研究を再開。
その過程で発明された特殊な毒素や化学兵器をロサンゼルス周辺の犯罪者に販売していたこともある。

超人研究のため、ウェアウルフ・バイ・ナイトを利用してスパイダーウーマンを罠にかけたが失敗。
負傷したうえで逮捕されたが、すぐに仮釈放になったマルスは早々に研究を開始し、
エリック・ヨーステン(後のサンダーボルツアトラス)の能力の回復や、偶然手に入ったピム粒子を用いて彼に巨大化能力を付与するなどの活動を行っていた。

その後、前科者のアントニオ・ロドリゲスが謎の病気にかかった妻を治すために助けを求めてきたので、取引として彼を被験者に採用。
ロドリゲスをアルマジロにした上で、ウエストコースト・アベンジャーズに拘束されたヨーステン解放のため派遣するも、アルマジロはキャプテン・アメリカに敗北し、
マルスは仮釈放中の違反行為を問われ、今度こそ刑務所に入れられてしまった。

刑務所に入っている間にマルスは、謎の地下企業であるパワー・ブローカー社から連絡を受け、出所させてもらう見返りに会社に加わることに同意。
パワー・ブローカー社に入社したマルスは多くの被験者を提供される。
それはパワー・ブローカー社の主要な取引先である超人プロレス、無制限級レスリング協会への参加を考えていたプロレスラー達だった。

マルスはレスラー達を強化すると同時に、パワー・ブローカー社への支払いを確実に続けさせるために、レスラーに中毒性の高い薬品を投与。
強化を受けた10人中5人が超人的な力を得たものの、残りは脳に損傷を受けたり身体に障害を負ってしまった。

最終的にマルスの人体実験はキャプテン・アメリカによって発見され彼とデモリションマンナイト・シフトによって当局に暴露。
マルスは逮捕され、再び刑務所に送られた。

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最終更新:2021年05月06日 00:42