ピム粒子(Pym Particles)

(用語、マーベル)
初出:Tales to Astonish #27(1962年1月)

概要

ハンク・ピム博士が発見した素粒子。元々は液体の形で運用されていたが、後にガス状となり運用しやすくなった。

通常の物理法則を無視して生物・物体のサイズや質量を変える力をもっているが、実はサイズ変更だけでなく筋力や耐久力そのものを上昇させる効果も秘めているとされる。対象を縮小する際にはその物質の一部を異次元に「置く」ことで、逆に巨大化の際には異次元から質量を「取り出し」て効果を発揮している。縮小化の際も質量が「失われた」わけではなく、元の大きさと同じ筋力を発揮できる。

長期間にわたる連続の使用は使用者の肉体そのものにピム粒子生成能力をもたらすことがあり、また使用者の肉体や精神に多くの負担をかける*1
使い方によっては非常に危険な代物であり、これが武器として使用された結果多くのヒーローが命を落とした次元も存在する。厳重な管理が求められるが、闇市場などにいくらかかは出回っている模様である。

ピム粒子(およびその類似品)の使用例

  • ワスプ(ジャン)は、ハンク・ピム博士の下でピム粒子を使用していた。
  • ワスプ(ナディア・ピム)は闇市場でピム粒子を手に入れ、それを元に調合。レッドルームの科学室から逃亡した。
  • スタチュアは自分では意識していなかったが、子どもの頃からアベンジャーズ・マンションに出入りするなどしていたためか、ピム粒子による巨大化・縮小の能力を持つ。ただしコントロールがうまくいかず、感情によって巨大化・縮小した。
  • シャン・チーは巨大なドラゴンと戦うときに、ピム粒子で巨大化した。
  • ヘッドメンのシュランケン・ボーンズはピム粒子をつくろうとしたが失敗、骨だけ縮小され、体が縮小されないという事故に遭い、いまだに戻っていない(なので「縮んだ骨」という名前をもっている)。
  • ゴジラ作戦の一つに、ピム粒子を使ってゴジラを小さくして退治するというものがあった。
  • マイクロヴァースには、ピム粒子を使い体を縮小して入ることができることが分かっている。


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最終更新:2023年02月16日 19:13

*1 例えばハンク・ピム博士は、ピム粒子により双極性障害がひどくなったとされる。娘のナディア・ヴァン・ダインにも同じ症状が出ている