ドクター・ボン(Doctor Bong) / レスター・ヴェルデ(Lester Verde)

(キャラクター、マーベル

初登場:Howard the Duck #15 (1977年5月)
属性:科学の力で様々な装置を作る

概要

もとはハワード・ザ・ダックヴィラン。遺伝子学と波動の操作が得意。
頭が大きな鐘になっていて、左手の義手の金属球をぶつけることで音を鳴らし、様々な現象を起こす。

元々肥満児のいじめられっ子で、母親にいじめられていることを訴えようとしたとき、「あいつらはサルの口なんだ!」と言うと、母親はその表現のクリエイティビティを褒め、文筆の道に進むことを勧めた。以後、ジャーナリストの道を進むことになるが、ジャーナリズムの先生が違法薬物を使ったことをセンセーショナルに書き立てて、先生を退職させてしまう。先生が復讐のためミニチュアのギロチンで彼の左手を切断するが、このことがトラウマになってヴィランになる。

ハワード・ザ・ダックのヒロイン、ビバリー・スイッツラーと無理矢理結婚しようとした。
ボンはハワードとビバリーを捕らえるが、ビバリーが遺伝子操作装置を操りボンの爪から5人の幼児化クローンを作り、ハワードを解放するように要求したことで脱出した。

"Sensational She-Hulk"#5

Sensational She-Hulk#2で宇宙人、#4でゴールデン・エイジ期のキャラクターが登場したことからシーハルクが「ここまで初期のファンタスティック・フォーと同じ展開ね!このままいったら大変、次の5号ではドクター・ドゥームが登場することになるかも!」とメタ発言し、巻末の予告でも「次号、ドクター登場!」と記載された後に#5に登場。
ドクター違いの登場にシーハルクから「スパイダーマンやファンタスティック・フォーは5号でドクター・ドゥームが登場したのに、私にはこの道化!?」とバカにされた。
このときは鐘を鳴らすことで相手をテレビの世界に引き込む装置でシーハルクを襲った。しかし第四の壁を超える能力でシーハルクは脱出し、ボンはテレビの世界に取り残されてしまった。
ちなみに5人のクローンの子供はヒマラヤの居城で大切に育てていたが、いつの間にかテレビの虜になってしまったことからテレビに恨みがあったらしい。

トリビア

ヘッドメンとチームを組んだことがあり、これが「史上最も変なチーム」と言われることがある。


最終更新:2022年10月18日 14:15