グース(Goose)

(キャラクター、MCU)

初登場:キャプテン・マーベル(実写映画)(2019年)
種族:フラーケン、メス
演:エンドロールにはGonzo、Rizzo、Archie、Reggieと4つの名前がクレジットされているので、4匹の猫によって演じられたと思われる

概要

P.E.G.A.S.U.S.計画の基地に住み着いていたトラ猫のようなクリーチャー。
その正体はフラーケンという危険な宇宙生物である。

能力

クリーのデータでは危険度:大に分類される種族。
普段は地球の猫にしか見えないが、口を開くと巨大な触手が飛び出し複数のクリー人をあっという間に丸呑みしてしまう。

ストーリー

キャプテン・マーベル』(2019年)

どうやって地球にやってきたのか劇中では明らかにされていないが、1989年にはウェンディ・ローソン博士(クリー人マー・ベルにP.E.G.A.S.U.S.計画の基地で飼われていたようである。
このときキャロル・ダンヴァースに擦り寄り、マー・ベルに「珍しい、グースは人嫌いなのよ」と言われている。

ローソン博士の死後もずっとP.E.G.A.S.U.S.計画の基地に住み着いていて、1995年、地球に降り立ったキャロルが基地を訪れると足元に擦り寄る。キャロルは記憶を失っていたのでグースを認識することはなかったが、同行していたニック・フューリーに気に入られ可愛がられる。
その後、2人はスクラルに追跡されクワッドジェットで基地を脱出するが、グースもいつの間にか機内に入り込んでいた。
2人がキャロルの昔の友人マリア・ランボーの自宅に到着すると、追ってきたスクラル人のタロスに擦り寄り「ウソだろ!?どうしてコイツがここにいる!?」と恐れられる。キャロルがグースを抱えて突きつけるとタロスは「ネコじゃない、フラーケンだ」と正体を伝えるが、誰にも理解されない。
さらに地球軌道上に隠されたマー・ベルのラボへの探索にも同行。一行がクリー人に捕えられると、クリー兵のデータ称号により「種族:フラーケン、危険度:大」と評価される(ちなみにニック・フューリーのデータは「種族:地球人、危険度:小からゼロ」だった)。
クリーの捕縛から逃れたキャロルがニック・フューリーを救出し、四次元キューブを地球に持って逃げるように告げるが、フューリーは「これを触れというのか」と躊躇(実際に地球人が素手で触れると一瞬で灰になるほどのエネルギーがある)。このときグースが口から触手を出し四次元キューブを丸呑みする。
さらに追ってきたクリー兵4人を丸呑みと大活躍。

戦いを終えた一行がクワッドジェットで帰路につくと、機内でグースを抱きかかえたフューリーの左目を引っ掻いてしまう。その後もフューリーは「ネコにひっかかれたせいで」とは言わないが、これがフューリーが左目の視力を失い、アイパッチを着けるようになった理由だった。

ポストクレジットシーン

S.H.E.I.L.D.のニック・フューリーのデスクに飛び乗り、四次元キューブを吐き出す。

マーベルズ』(2023年11月)

2023年11月公開予定の実写映画『マーベルズ』の予告では元気にクリー兵を飲み込む姿が見られる。






最終更新:2023年07月25日 07:06