Totally Awesome Hulk 【トータリー・オーザム・ハルク】
概要
登場人物
ハルク(アマデウス・チョウ):
ブルース・バナーを治療し、ハルクにならないようにした代わりに自らがハルクの力を引き継いだ。
内容
- #19〜22 クロスオーバー"Weapons of Mutant Destruction"
- ウェポンXの派生計画が再び動き出し、謎のサイボーグがウルヴァリンはじめミュータントたちを襲撃。DNAを採取して強化されていく。さらにはアマデウス・チョウのハルクまでもがターゲットとなる。("WEAPON X Vol.3"と展開していく小規模クロスオーバー)
- # 19 地球軌道上で活動していたハルク(アマデウス・チョウ)を2体のサイボーグが襲う。それらは「ウェポンX分室バイオ精製施設」が開発したサイボーグで、ハルクはこれを破壊する。その1体の上半身を抱えて大気圏に突入し、セドロス島沖に着水。同じくサイボーグたちを撃退した後のローガン、セイバートゥース、ドミノと合流。敵の上半身を使ってその正体を探ろうとするが、ハルクは先ほどの戦闘で血液を採取されてしまっていたことに気づく。
- #20 サイボーグ化された男の身元を探ろうとレディ・デスストライクと2人でオハイオの街を調査するチョウ。その友人でボビーという青年に出会うが、彼もすでにウィリアム・ストライカーの反ミュータント思想に染まっていた。平和的手段で解決しようとするチョウと強硬手段に出たがるデスストライク。そこへウエポンX計画のスタッフが現れ、ボビーを車で連れ去ろうとする。引き止めようとしたチョウだったが、ハルクのDNAを利用した新型のサイボーグが現れる。
- #21 ウェポンXのサイボーグ実験施設ではボビーに思想教育を施し、ついにミュータントやハルクのDNAを使って強化する施術に入る。そのころ、ローガンのチームは研究施設を爆撃するか人間の命を尊重して潜入するかで議論になり、チョウとセイバートゥースが殴り合いになる。その末にチョウが勝利し、ついに潜入作戦が始まる。
- #22 地下実験施設の深部でハルクの肉体とウルヴァリンのクロウを併せ持ったサイボーグ、バッチH-Betaが覚醒。アマデウス・チョウのハルクと乱闘になる。その影響で地表の街は大地震が発生し、残りのメンバーは市民の救出に奔走。さらに完全体のバッチH-Alphaも完成するが、彼はチョウではなくbetaの方を襲う。より脅威となる存在を攻撃するように調整されていたのだ。戦いの最中にウィリアム・ストライカーと中心となった科学者ドクター・アルバはヘリコプターで逃亡。Betaを倒したAlphaとチョウが対峙するが、Alphaは攻撃するでもなくいずこへと去っていった。
- #23 ウエポンX派生計画との戦いの中で従来のハルクと同じく自らの精神の奥底に怒りの感情を発見したアマデウス・チョウ。シルク、ブラックパンサー、カマラ・カーンらかつての仲間を集め、月面でそんな精神の奥底に潜む存在を引き出す実験をする。そしてコントロールできない精神の存在を発見したとき、ティ・チャラと約束していた計画が発動。アマデウス・チョウを宇宙船に監禁し、宇宙のどこかへ放逐するのだった。
最終更新:2025年04月11日 23:39