Weapons of Mutant Destruction ウエポン・オブ・ミュータント・デストラクション

(クロスオーバータイトル、シリーズタイトル、マーベル

出版:2017年6月〜10月

概要

ウェポンXの派生計画が再び動き出し、謎のサイボーグがウルヴァリン(オールドマン・ローガン)はじめミュータントたちを襲撃。サイボーグは彼らのDNAを採取して強化されていく。さらにはアマデウス・チョウハルクまでもがターゲットとなる。
ローガンはかつての仲間だけでなく宿敵たちもを集めてチームを組み、謎の敵に立ち向かっていく。

登場人物

ローガンのチーム

ローガン(オールドマン・ローガン):かつてウルヴァリンと呼ばれた男(異世界のウルヴァリン)。いまは老成している。
セイバートゥース:ウルヴァリンと同等の能力を持つミュータント。
レディ・デスストライク:サイボーグ化されたことで、超人的な身体能力、アダマンチウムの骨と爪、ヒーリング・ファクターを手に入れた女性
ウォーパス:アパッチ族出身のミュータント。超人的な身体能力や飛行能力などを持ち、戦闘力が高い。
ドミノ:幸運を引き寄せる力を持つ女。主に傭兵として暮らしている。
ハルク:(アマデウス・チョウ)マーベル屈指の頭脳を誇り、その知能と理性を保ったままハルク化するようになったアマデウス・チョウ。

掲載誌


前日譚("Weapon X Vol.3"は#1からこのストーリーにつながっている)


本編

  • Weapons of Mutant Destruction:Alpha #1
ローガンのチームは敵サイボーグから手に入れた情報をもとに、二手に分かれて調査を開始。一方、テキサスの研究所ではミュータント排斥主義者のウィリアム・ストライカー主導の研究が行われ、信者らが怪物サイボーグに変えられていた。


(両誌で交互に掲載)


結末とその後への影響(ネタバレあり)

ウエポンX派生計画の首謀者はウィリアム・ストライカーだった。
ローガンの仲間たちはストライカーと科学者のアルバ博士を追い詰めるが、戦闘中に彼らは逃亡。
サイボーグはハルクの肉体とウルヴァリンのクローを併せ持つ最終形態バッチH-Alphaまで完成するが、彼はトレーニングを蓄積させるために一定の知性を保つように設計されていて、最終的にはアマデウス・チョウとは戦わずに去っていった。
「施設は破壊した、民間人も救った…あとは、あの“化け物”を奴らの手に渡さないようにするだけだ」と語るローガンに、アマデウス・チョウは「“化け物”?…じゃあ俺たちはなんなんだ?」と問いかける。
するとセイバートゥースは「俺たちはやるべきことをやる存在。ウェポンXさ」と宣言するのだった。









最終更新:2025年04月11日 22:52