セイバートゥース (Sabretooth) / ビクター・クリード (Victor Creed)
初出:Iron Fist #14 (1977年8月)
種族:
ミュータント
能力
概要と経歴
ウェポンXの管轄下にあるCIAの攻撃部隊、
チームXに所属していた頃は
ウルヴァリンと味方として活動していた。
宿敵
ウルヴァリンと何度も戦っているが、最終的には首をはねられて死亡した。
近年の活動
AXIS
Axisでは善悪が「反転」しセイバートゥースは善人になった。
イベント終了後もこの状態を維持し、ヒーロー側で活動するようになった。
X-MEN(マグニートーチーム)
マグニートーが新たな
X-MENを結成するとそのメンバーとなり、治癒能力ミュータントの連続暗殺事件の調査などの活動に参加する。
そんな中で
M(モネ・サンクロワ)に対し特別な感情を抱くようになる(本人曰く妹のような存在)。Mが兄の
エンプレートに取り憑かれ、ミュータントの捕食者になってしまうと「もし誰かを食う必要があるときは俺がそばにいてやる」とまで言うほどだった。
チームが解散すると二人でどこかへ去ってしまう。
("
Uncanny X-Men Vol. 4",2016年)
WEAPON XとWEAPON X-FORCE
"
Weapons of Mutant Destruction"(2017年)では
ウィリアム・ストライカーの
サイボーグに襲撃されたのをきっかけにオールドマン・ローガンと手を組んだ。ストライカーの野望を打ち砕いた後もチームは継続したが、やっぱり誕生日にはローガンを襲った。
この誕生日の戦いの後、ローガンはヒーリング・ファクターの衰えからチームリーダーをセイバートゥースに託す。この処置に
ウォーパスが反発し、チームは分裂。
セイバートゥースが
オメガレッドを救出しロシアの組織S.I.C.K.L.E.と戦ったのをきっかけに傭兵チーム"WEAPON X-FORCE"を結成しリーダーとなる。
WEAPON X-FORCEのメンバーでストライカーを追跡、新興宗教の教祖となっているところを発見。ストライカーはマインドコントロール能力者のメンタロとその洗脳下にある
M(モネ・サンクロワ)を従えていた。Mの洗脳をときストライカーを倒すことには成功したが、ストライカーは悪魔と契約をしていて、また地獄から復活してミュータントを滅ぼすと宣言する。チームは地獄と関係の深いテレポート能力者
アザゼルを頼り地獄に行く方法を問うが、彼を怒らせてしまったためにアザゼルはセイバートゥースの首をはねて殺すことで地獄に送る。地獄で息子グレイドン・クリードと出会ったセイバートゥースは彼を連れ帰ると決意。アザゼルのテレポート能力で地獄と現世を行ったり来たりしながら戦う。ストライカーの悪魔の力で強化されたメンタロとの戦いで精神を破壊されたセイバートゥースは元の野獣の精神を取り戻し、ストライカーを地獄で殺害、復活を阻止した。そして自らを犠牲にすることでグレイドン・クリードを復活させることには成功したが、セイバートゥースは地獄に残されてしまう。ところが「高潔な行動で地獄に落ちてしまった」という状況を悪魔のマーダック・クリオスは満足せず、セイバートゥースに再び地獄にふさわしい存在になって戻ってこい、と現世の森林に彼を放つのだった。
息子
トリビア
一時期、セイバートゥースは彼の殺人衝動を抑えられる強力なテレパス能力者「バーディー」(女性)を雇い、スーツ姿で活動し忍者集団
ハンドなどと取引した。しかしバーディーは
クレイドン・クリードにより暗殺され、セイバートゥースは再び野獣のようになった。カプコンのゲームで、セイバートゥースの飛び道具として登場する「アームドバーディー」は、このバーディーが銃器で武装したものである。
最終的には
最終更新:2025年04月14日 00:49