アイアンマン3(実写映画)
公開:2013年
監督:シェーン・ブラック
脚本:ドリュー・ピアース、シェーン・ブラック
概要
登場人物
キャラ名 |
俳優 |
概要 |
トニー・スターク/ アイアンマン |
ロバート・ダウニー・Jr |
巨大企業スターク・インダストリーのオーナーであり、アーマーを装着するヒーローアイアンマンでもある。 |
ペッパー・ポッツ |
グウィネス・パルトロー |
トニーの恋人であり、現在はスターク・インダストリーのCEOも務める。 |
ジェームズ・ローズ |
ドン・チードル |
トニーの友人でアメリカ軍大佐。トニーからアーマーを譲り受け、ウォーマシンとなっていたが、今回はアーマーを星条旗カラーに塗り替えアイアン・パトリオットとなる。 |
アルドリッチ・キリアン |
ガイ・ピアース |
1999年のスイスでトニーと出会い、冷遇された科学者。 |
マヤ・ハンセン |
レベッカ・ホール |
植物学者で損傷された細胞を復活させるテクノロジーを研究している女性。1999年のスイスでトニーと一夜を共にした。 |
マンダリン |
ベン・キングズレー |
爆破テロを指揮するテロリスト集団のリーダー。 |
エリック・サヴィン |
ジェームズ・バッジ・デール |
生身の体だが、強大な力を発揮する男。 |
エレン・ブラント |
ブステファニー・ショスタク |
生身の体だが、強大な力を発揮する女。 |
ハーレー・キーナー |
タイ・シンプキンス |
トニーと出会い、行動を共にする少年。 |
ハッピー・ホーガン |
ジョン・ファヴロー |
トニーの親友であり、部下。現在は警備主任。 |
あらすじ
1999年の大みそか、トニー・スタークはスイスはベルンでの技術会議に出席していた。そのパーティーで科学者の
マヤ・ハンセンと出会い彼女の部屋に向かう途中でアドバンスド・アイデア・メカニクス(A.I.M.)のキリアンに声をかけられ、5分後に屋上で話をする約束をする。しかしマヤの部屋その研究に興味を持ち、且つ男女としての関係をもったためキリアンとの約束は反故にされ、キリアンは屋上で一人取り残されてしまう。なお、このパーティでは
アイアンマン第一作でマーク1スーツの開発に協力したインセン教授と出会っている。
アベンジャーズ(実写映画)の事件から1年後、現在のニューヨークでトニーはいくつもの
アイアンマンスーツに囲まれながら、スーツの遠隔操作の研究を不眠不休で続けていた。テレビをつければテロ組織テンリングスの指導者マンダリンが電波ジャックで演説を流している。アメリカ政府は組織への対抗策としてウォー・マシンを星条旗カラーに塗り替えたアイアン・
パトリオットの派遣を発表するが、マスコミの評価は冷ややかだった。
トニーは強大な敵との戦いの恐怖から立ち直れず、不眠症やパニック障害に陥り、
アーマー依存症とも言うべき状況になっていた。
そんな中、
ペッパー・ポッツはアルドリッチ・キリアンの訪問を受け、脳の未使用領域を刺激することで脳とDNAを飛躍的に進化させるという「エクストリミス」の説明を受ける。
その後
ハッピー・ホーガンはキリアンの側近の男、サヴィンを尾行。気づかれて殴り合いとなり、人間離れした身体能力と回復力を見せられる。そのときサヴィンが接触した男が大爆発を起こし、ハッピーは重症を負う。
この事件に対し
マンダリンが自らの組織の仕業であると声明を出すと、トニーはマスコミの前で復讐を誓いマリブの別荘の住所を教えてしまう。
マリブの別荘には13年前に出会った科学者マヤが訪問。そのとき、別荘が武装ヘリ部隊の襲撃を受け、マヤとペッパーは避難。トニーは開発中の遠隔操作スーツ「マーク42」で辛くも脱出するが、雪深いテネシー州ローズヒル付近に墜落。寒さを避けるために侵入した小屋で聡明な少年ハーレーと出会う。
ハーレーの援助を受け、この地域で起こっていた謎の爆発事件を調査するトニーだったが、国土安全保障省を名乗る女の襲撃を受ける。さらにはサヴィンまで現れるが乱闘の末に女を撃退。ハーレー少年と協力してサヴィンをも退け、トニーは脱出。入手した資料などからキリアンの
A.I.M.やエクストリミスと
マンダリンの関与にたどり着く。
マンダリンの脅迫を受けたアメリカ大統領はアイアンパトリオットとしてジェームズ・ローズを出動させ、テン・リングスが潜むとされるパキスタンに派遣。ローズは調査を開始するが偽装された所在地情報に振り回された末にエクストリミスを帯びた女に倒されてしまう。
そんな中、マヤとともに避難していたペッパーはキリアンに襲撃され、捕らわれる。
トニーはハーレイ少年の援助を受けテン・リングスの本拠地がアメリカ国内のフロリダにあることを突き止めるとハーレイの助言により新たに武装を作成。テン・リングスの本拠地に潜入するが、そこで出会った
マンダリンの正体とは、キリアンに利用されてテロ組織の首領を演じていたにすぎない薬物中毒の俳優、トレヴァー・スラッタリーだった。
トレヴァーの証言によりすべてのからくりを知ったトニーだったが、現れたサヴィンにとらわれてしまう。
捕らわれたトニーの前にキリアンが現れ、13年前の恨みを吐露。ペッパーにエクストリミスを投与し爆発する可能性があることを明かして研究に協力するように脅迫する。そこでマヤがトニーを開放しないと自殺すると脅すが、キリアンはマヤを射殺する。
キリアンはアイアン・
パトリオットのスーツを奪うと、大領領が登場する飛行機を襲撃。
その間にトニーはテネシーから遠隔操作で飛来したマーク42スーツを装着し脱出。大統領機に向かうがすでに大統領は拉致された後で、残っていたサヴィンを戦闘の末に倒すことに成功する。
キリアンは大統領を石油タンカーに縛り付け、テン・リングスの仕業に偽装した公開処刑を目論むが、そこへトニーと
ローズが潜入。エクストリミスを投与された私兵との戦闘になる。弾薬も尽き、絶対絶命の危機に飛来したのは、遠隔操作により集結した様々なバージョンの
アイアンマン・スーツの大軍だった。
乱戦の中でトニーは船内に閉じ込められていたペッパーを発見。エクストリミスにより強化されたキリアンとの戦闘になり、ペッパーは燃え盛る炎の中に落下してしまう。
トニーはいくつものスーツを使って戦うが、エクストリミスの力で何度でも復活するキリアンに追い詰められていく。
そこへ同じくエクストリミスの力で復活したペッパーが現れ、
アイアンマンスーツのパーツを身に着けると遂にキリアンを倒すことに成功。
トニーはペッパーに
アイアンマンスーツを減らすことを誓うと、次々に自爆させ、上空で花火のように散らしていくのだった。
エピローグ
ペッパーは治療が成功し、エクストリミスを除去される。
マンダリンを演じていたトレヴァーは逮捕。ハッピーは回復に向かう。
ハーレイ少年はトニーから自動車や研究設備などさまざまな贈り物をもらう。
トニーは長時間の手術の末、爆弾の破片の除去に成功し、リアクターを外す。
ポスト・クレジット
トニーのモノローグから始まる今回のストーリーは、ずっと
ブルース・バナーに語り聞かせていたものだったとわかる。
トリビア・イースターエッグなど
エクストリミスを投与された兵士たちは原作にも同名のキャラクターが登場するが、大きく設定が変わっている。
最終更新:2023年04月06日 04:14