Seret War『シークレット・ウォー』
概要
ニック・フューリーはテクノロジー系
ヴィラン(肉体的には普通の人間だが、特殊な装備でパワーを得たヴィラン)の装備にかかるコストと悪事を働くことで得る金銭が全く見合っていないことに気づく。
捜査により彼らの多くはある国から援助を受けていることが分かり、単なる犯罪ではなくテロであると定義した
ニック・フューリーだったが、アメリカ政府は外交努力を続けることを告げ、
S.H.I.E.L.D.の関与を許さなかった。
独断での対処を決めたニック・フューリーは極秘任務に適したヒーローを集め、テクノロジー系ヴィランたちに援助を続けている国、すなわち
ラトベリアの転覆作戦を敢行する。
登場人物
ストーリー
# 2
一年前:ニック・フューリーは7人のヒーローたちを集めラトヴェリアに到着する。そのメンバーとじゃ
キャプテン・アメリカ、
ルーク・ケイジ、
スパイダーマン、
デアデビル、
ブラックウィドウ、
ウルヴァリン、そして謎の女性だった。フューリーはそこでテクノロジー系
ヴィランにラトヴェリア政府が資金提供をしていることを明らかにすると、政府の転覆作戦を実行すると告げるのだった。
現在:入院中のルーク・ケイジを見舞うフューリーのもとにキャプテン・アメリカが現れ、彼を殴ると「だからこうなると言っただろう!」と強く非難するのだった。
# 3~5
ヴィランの集団がヒーローたちを襲撃。
ヒーローたちはニック・フューリーにより記憶を消されていたのだが、ラトヴェリアを襲撃し、ルシア・フォン・バルダスを暗殺。その居城を崩壊させていたのだった。
半身を
サイボーグ化させて生き残っていたルシアはヴィランを引き連れて復讐を期し、ニューヨークを襲撃。砂漠化するレベルの大爆発を引き起こそうとする。
結末と影響
ルシアは策略により大爆発を起こそうとするが、すんでのところでデイジー・ジョンソンによって食い止められた。
しかし、ニック・フューリーの行動はヒーローたちの反発を生み、またアメリカ政府に無断で他国を攻撃したことにより、フューリーは姿を消し、潜伏生活に入る。(実は既に
ライフモデルデコイのダミーだった)
デイジー・ジョンソンは無期謹慎を言い渡されるが現役高校生だったらしく、高校卒業の準備に取り掛かるだけだった。しかしヘリキャリアから退出するとき、何者かから電話で指示を受けるシーンでこのストーリーは終わる。
ルシアに従っていたヴィランの1人
スコーチャーは足を洗って
S.H.I.E.L.D.に協力することを誓う。(しかし実際にはすぐに犯罪生活に戻る)
フューリーの失脚により
マリア・ヒルが
S.H.I.E.L.D.長官に昇格。
大統領はマリアにスーパーヒーローに協力しないことを言い渡す。
これらの出来事が"
Break Out"後も正規のアベンジャーズが再編されなかったことにつながるが、実質的には
キャプテン・アメリカや
スパイダーウーマンが持つ権限が大きかったため大きな影響は起きなかったとされる。
最終更新:2025年05月07日 17:59