ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド (Negasonic Teenage Warhead)/エリー・フィミスター(Ellie Phimister)
能力
未来予知、予知夢
エマ・フロストのテレパス・クラスで授業を受けていたことから、ある程度の
テレパシーを有していたと思われる。
概要
カサンドラ・ノヴァが
センチネルで1600万人のミュータントを虐殺した
ジェノーシャ襲撃事件の犠牲者の一人。
毎夜、予知のような悪夢に襲われていた。
エマ・フロストの授業中に未来予知の能力で「みんな死ぬの」と発言した瞬間に襲撃に遭い、死亡。生きて描かれたのは僅か2コマだけだった。
青白い
ゾンビのような外見に前進黒尽くめの不吉な姿をした少女だった。
2016年に、映画版デッドプールに「名前の語感がいい」というだけで、主要キャラの一人として登場。
それに合わせてコミックスでも"Deadpool & the mercs for Money" Vol.2にて久々の登場を果たした。外見も一新、丸刈りの健康的な美少女になった。
その他
命名は
グラント・モリソンであり、アメリカのバンド"モンスター・マグネット”の曲「Negasonic Teenage Warhead」からとっている。
"
Astonishing X-Men" Vol 3でこの名前を聞いた
キティ・プライドは「マジでコードネームが尽きちゃったのね」と発言。
アメリカのファンサイトでは最悪のコードネームとしてラインナップされている。
映画版
2016年公開の映画版『
デッドプール』ではデザインも能力も一新。
外観は、丸刈りの普通の女性になった。
同性愛者で、
ユキオと付き合っている。
能力は、エネルギーを溜めて突撃し、核爆発を起こすこと。ただしパワーを使うと消耗する。
映画『デッドプール』はカタナや銃で戦うキャラクターが多いので「普通」のスーパーパワーを持つキャラクターを入れたいと考えていたが、予算の都合で、
計画していたキャラクターを、CGを使わないキャラクターに変更する必要があり、名前の語感だけで選ばれた。
なお、当初はFoxのX-メンシリーズの中でも、「名前が悪い」として「捨てられていた」キャラクターだった。それを"Warhead"の部分を活かして新キャラとした。
しかし、その結果、名前以外は全く新しいキャラクターになってしまったため、Foxと
マーベルが権利について再交渉を行い、
エゴ・ザ・リヴィング・プラネットを
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスに出す権利を獲得することで、マーベル側がOKを出した。
映画では、ブリアナ・ヒルデブランド(Brianna Hildebrand)が演じており好評を博す。2016年の"ティーン・チョイス・アワード"/映画部門ブレイクアウト・スター賞に、映画「デッドプール」での出演でノミネートされた。なお、ブリアナ本人も同性愛者を公言している。
最終更新:2020年07月23日 09:03