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最強のヒスイダイケンキ

データ

テラスタイプ みず
シェルブレード(一致&テラス一致)
シザークロス
ひけん・ちえなみ
せいなるつるぎ
特性 きれあじ
追加行動 つるぎのまい(初手)
じならし(約1ターン後)
きあいだめ(HP約5割)
特筆 確定急所技はない

攻略

原種ダイケンキと異なりバリアはしっかりとした長さを持っているものの、特殊行動は原種ダイケンキと「つるぎのまい」と「きあいだめ」を入れ替えただけ。手抜きか
だがこれがとんでもなく難易度を上げることになり、何と「きれあじ」+こうげき2段階上昇状態の「シェルブレード」でHP252またはぼうぎょ252振りハラバリーが即死する。みず半減のミライドンなら大丈夫かと思いきや、テラスタルしてしまうとみず等倍なので同じように即死する
つまり、みず技等倍以上のポケモンは「シェルブレード」で無残に切り刻まれるため、攻略要員としてはおよそ全員不適格となってしまったのだ。
かといってくさタイプで挑もうにも素のくさタイプでは「シザークロス」が抜群で入ってしまう
このため、少なくともテラスタルするまでむし技が等倍のくさタイプが攻略要員第一手となった。くさタイプの技にはHP吸収技があるため、仮に抜群技を受けたとしても倒されなければHP吸収技で殴り合いに持ち込むことはできる。

また、ヒスイダイケンキの火力は特性と能力上昇によって引き起こされている。このため、特性「きれあじ」とこうげき上昇の最低でもどちらかを消せる要素が必要になる。それでみず技が半減以下であればなおのこと良い。

これらを整理すると、ヒスイダイケンキレイド攻略要員の条件は次のようになる。
  1. くさタイプであり、テラスタルしなければむし技を等倍で受けられる
  2. 吸収技を覚えられ、火力が高い
  3. 相手の特性と能力上昇を消すことができる

これら全てに該当するポケモンがたった1匹だけ存在する。ウツボットである。
くさ・どくのためむし技は等倍(1○)、「アシッドボム」から「ギガドレイン」で火力を出せる(2○)、そして「クリアスモッグ」「いえき」または「なやみのタネ」を覚えられる(3○)という、まるでヒスイダイケンキレイドのために生まれてきたかのような超絶キラーぶりを発揮しているのだ。
相手がバフ解除を使うと「アシッドボム」のとくぼうデバフが元に戻ってしまうが、使われる時間は制限時間の約半分であり、このウツボットはきちんと立ち回れば制限時間半分以上を残せるため、相手にデバフ解除させる暇もなく倒しきれてしまうのだ
このため手抜き・エアプで有名な企業サイトですらウツボットでの攻略を推奨し、あちこちのトレーナーの口からウツボットの話題が出るなど、一大ムーブメントが発生したよかったねコジロウ。

次点では、1にこそ該当しないものの、2と3を満たすことができ、かつみず技を天候で半減にできるコライドンがいる。
特性「ひひいろのこどう」や技「にほんばれ」でみず技を使わなくさせることができ、特性のおかげで「ドレインパンチ」が等倍でも大きな火力が出るうえに、「ワイドブレイカー」でこうげきを下げることができる。「きれあじ」は消せないが、弱点を突かれない上にみず技も飛んでこず、物理耐久も高いため問題はない。
みずレイドなのにミライドンではなくコライドンが推奨されるとは、あの屈辱のゴリランダーレイドからよく立ち直ったと言えるだろう。

ちなみに、ミライドンやハラバリーでもクリアできないことはないが、条件がある。それは、味方NPCに特性「いかく」がいること
両者とも特性は消せず、ミライドンはこうげきデバフを持たない。ハラバリーは「ひやみず」があるが、すばやさが低く先手で使うことはできない。このため、NPCの「いかく」に頼ることになる。
ウツボットやコライドンは「いかく」がいようがいまいがお構いなく倒せてしまい、いた場合はさらに簡単に倒せてしまうただ、安定性と立ち回りの簡単さはウツボットの方が断然上。
テツノカイナはみずを半減できない上に「かみなりパンチ」で回復できるわけではなく、「かいがらのすず」を持たせても回復が追いつかないため、ミライドン・ハラバリー以上に不適。

サポーターでは、同様むしを等倍にできるくさタイプで、火力は出ないもののウツボットと同じ役割を担えるワタッコ「シンプルビーム」からの「ひやみず」という反則級のコンボを使えるゴルダックなどが推奨されている。
最終更新:2023年12月03日 12:31