(2022.11.19)東京都の新築住宅へのソーラーパネル設置義務化の件
正気とは思えない のだが、なぜか、都議会でもあまり反対意見がないようで、本当に条例が成立する可能性あり。都民ではないので直接は関係ないが、今後、他の自治体へ波及する恐れあり。素人なりに思いつく疑問点をメモしておく。
経済学者
飯田泰之先生のnote「おい,小池!!」
も参照。
設置費用は誰が負担する?
設置後のメンテナンスは誰が責任を負う?
パネル故障時の修理費用は誰が負担する?
パネルは何年くらい持つのか?常にフルで発電できる状態を維持する義務があるのか?
パネルの廃棄は誰がどうやってやるのか?費用は誰が負担する?
パネルを屋根に設置することによって、水漏れ等で住宅に被害が出た場合、その修理費用は誰が負担する?屋根にパネルを設置するのって、そんなに簡単にできるのだろうか?(単に自分が知らないだけ)
設置場所は「屋根」に限定?屋根の面積に対して、パネル設置面積の下限に決まりはあるのか?
屋根にパネル設置が義務となると、建物の設計がパネル設置前提に制約されることになる。合法的に奇抜なデザインの家を新築しようとしても、パネル設置義務のせいで不可能になったりするのか?こういう自由が容易に制約されるのって、あり得ない気がするが。
設置後、各戸の発電量はモニタリングされるのか?発電してないと、東京都からお叱りの通知が来る?極端な話、設置はしたが、その後の売電もろもろの手続きが面倒で放置してもOK?設置だけ義務で、実は発電/売電は義務ではなかったりする?
居住者に、売電のインセンティブが果たしてあるのか?売電すれば、それだけ電気代は節約できるだろうが、売電を続けるためには、パネルのメンテが必要。そっちが意外と手間とカネがかかる場合、途中から面倒になって売電しなくなるケースもありそうだが。
災害誘発の恐れ(漏電による火災、強風でパネルが飛ぶ、等)
自宅のパネルが飛んで、物損事故、人身事故を起こした場合、その責任は誰が負うのか?その家の居住者が負うとなると、絶対に設置したくない人も出そう。
新築時にパネルを設置はしたが、上記災害誘発を恐れて、すぐにパネルを撤去するのはOK?上にも書いたが、どこまでが義務なんだ?最初だけ設置すればあとは自由だとしたら、自分だったら絶対にすぐに撤去するが。
上記パネル要因の災害に対する民間or好適な保険は完備されているか?
単純に、東京の多くの住宅の屋根にパネルが設置されると、マンションの高層階からの眺めが一変する。日中、眩しくてしかたないなど、光害問題が発生しないか?
当然ながら日照の条件が個別の住宅によって全く異なるが、一律、設置義務を負うのか?高層建物の陰にある住宅だと効率が悪すぎて無意味になりそうだが。
そもそも論として、こういう条例を設定するのは、法理論的に可能なのか??100万円単位で費用が掛かるものを強制的に住民に負担させるのは、財産権の侵害に当たらない???
そもそも論として、太陽光発電は、メガソーラーみたいに広大な土地に多くのパネルを設置してこそ、発電効率が上がって、CO2削減という目的に対して物理的に意味を持つものではないの?詳しい計算は知らんが。たくさんの住宅の屋根でバラバラに発電する場合、その辺、どうなんでしょう?本当にやってることに意味があるのか?
そもそも論として、目的が、東京都としてCO2削減に取り組むのであれば、住宅へのソーラーパネル設置以外にも選択肢はいろいろあると思うが、なぜこれに決まったのか?都内で家を建てようとする人々に対して、あまりにも経済的なインパクトがあり過ぎる。
(2022.02.12)電気回路のエネルギーは周辺の空間を伝わる??②
下で書いたこの疑問、最近真剣に考えなおしたが、やはり、どう考えてもエネルギーは導線を伝わるというのが自分の結論。うまく整理できないが、以下が自分の考えの要点。検索すると、「周辺の空間を伝わる」派の方が圧倒的に多数のようで、本気で不思議なのだが。かなり基本的な論点だと思うが、実験で決着させた話が出てこないのも不思議。少なくとも、思考実験レベルだと、「周辺の空間を伝わる」と考えると、いろいろと説明に無理がある状況が思いつく。もうちょっと調べて、そのうちまとめる。
回路の周辺に形成される電磁場は、それが静的だろうが動的だろうが、その時点における電流と電荷の分布によって結果的に形成されるもの。原因は電荷と電流、結果が電磁場。
ポインティングベクトルを定義すると、確かにポインティングの定理という電磁場のエネルギー保存則が成立するが、だからといって、エネルギーが「本当に」ポインティングベクトルに沿って伝播するかどうかは、別の話。
電池と豆電球からなる単純な直流の回路を考えたとき、電池は電位差を作る仕事をしており、豆電球は、そのエネルギーの消費の場である。このとき、電池のエネルギーは、あくまで導線中の電子の運動によって、導線を伝わって豆電球まで伝播する。
上記回路周辺には静的な電磁場が形成されるが、これは、見かけ上静的でも、電池による仕事率と豆電球によって消費される電力が釣り合っているためであり、実際には、電池と豆電球は、それぞれ電磁場のエネルギーの供給点と消費地の役割を担っている。この電磁場のポインティングベクトルを考えると、ちゃんと電池から豆電球に伸びるように線がつながるわけで、理にかなっている(逆に、そうならないとおかしい)。しかし、この周辺の電磁場がエネルギーを電池から豆電球まで運んでいるわけではない。あくまで、回路の電流によって結果的に生じる電磁場に、そのようなエネルギー保存則が成り立つという意味でしかない。
(2021.04.07)電気回路のエネルギーは周辺の空間を伝わる??
大学時代、物理学科の電磁気学の授業で、教官が「電気回路のエネルギーは導線を伝わるわけではなく、周囲の空間を伝わる」とか言って煙に巻いたことがあった。まさかと思ったが、なかなか奥が深い問題のようで。あの教官が言ってたのは、電磁場のエネルギー保存則(ポインティングの定理)のことを言ってたと思われる。これを電池と豆電球をつないだ単純な回路に適用すると、
①電池を囲む閉曲面上のポインティングベクトルの積分値はプラス、電球を囲む閉曲面ではマイナスで、その絶対値はいずれも消費電力に等しい
②周囲の空間のポインティングベクトルを辿ると電池から電球に向かう曲線になる
③従って、電池のエネルギーは周囲の空間を伝わって電球に流れている
と解釈されるらしい。ネットで検索すると、電磁気学の意外な帰結として色々なページで紹介されており、かの天才ファインマン先生の教科書にも載ってるようだが、いずれも説明は③止まりで、なぜかさらに踏み込んだ議論がない。ちょっと考えても以下の疑問が浮かぶのだが。
もし、本当に空間を伝わる場合、電池から電球に向かって電磁波が飛ぶわけだが、そのエネルギー量子たるフォトンのエネルギーはいくらになる?(言い換えると、波長はどう決まる?) 電池をアルミ箔とかで包んで遮蔽したら、電球は点かなくなるのか?そんなことはありえないだろうと。
そもそも静的な電磁場のポインティングベクトルに変な意味を持たせるからこうなるわけで、エネルギーは厳然と導線を伝わるというのが持論。何か実験で検証した例はあるだろうか?
(2016.07.31)カンボジアのポル・ポト政権、戦慄の歴史
ポル・ポト政権、戦慄の歴史
「【日本】外国の怖い文化【タブー】」スレより転用。
●カンボジアのポル・ポト政権、戦慄の歴史
20 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:07:38 ID:nUBNjmPo0
カンボジアは北海道の2倍程度の面積の国だ。人口は現在約1千万人。
首都はプノンペン。カボチャはこの国から伝わったのでその名がついた。
カンボジアの歴史は苦難の一言に尽きる。
かの有名な遺跡、アンコールワットが建設された12世紀では、
インドシナ半島で最強の国家だったものの、
その後は衰退の一途を辿った。
ベトナムやタイに領土を奪われ、第二次世界大戦渦中はフランスの植民地だった。
その状況を打破したのが、王族の血を引くシアヌークだった。
大戦後、彼は国際世論を巧みに操り、フランスから国土を解放した。1953年のことである。
この功績により彼は、『カンボジア独立の父』として民衆に敬愛されることになる。
多少独裁の色は濃いとはいえ、彼の手腕で国はそれなりに機能した。
それでも、後のポルポトによる圧政時代と比べれば格段に自由な時代で、当時を懐かしむ人々も多いという。
そう、それほどポルポトの時代は酷かったのだ。
21 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:10:04 ID:nUBNjmPo0
1970年。米ソ冷戦下。
アメリカのバックアップでロンノル将軍がクーデターを蜂起し、シアヌークは中国に亡命する。
クーデターを実際に画策したのはCIA。完全にアメリカのわがままだった。
このアメリカの暴挙には、以下のような背景があった。
1961年からのベトナム戦争で、アメリカは南ベトナムを応援した。
腐政に苦しむ南ベトナムの農民&ベトナムの統一を目指す北ベトナム軍
VS
利益を守るために邪魔な共産主義を排除したい南ベトナム軍
資本主義のアメリカは、この構図にも関わらず南ベトナムを応援した。
民衆の幸せなんて一切考慮していない。
ただ、北ベトナムの共産主義が気に食わないから、南側を応援したに過ぎない。
ベトナムの南側と国境を接するカンボジアとしては、
南ベトナムが勝利して力をつけると、自国が占領される恐れがあった。
よってシアヌークは、ベトナム寄りのカンボジア領に、
北ベトナム(解放軍)の補給基地をつくることを、暗黙の上で了解した。
これで南ベトナム軍は、南北から挟撃される形になってしまった。
23 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:16:04 ID:nUBNjmPo0
アメリカとしてはカンボジア領の補給基地を爆撃したいが、国際世論もあるのでカンボジアの了解が要る。
ただ要請するだけでは、シアヌークは承知しない。
よってアメリカは、経済援助の凍結を武器に何とか爆撃を認めさせた。
そしてカンボジアの民衆ごと、補給基地に爆撃を浴びせた。
ベトナム軍だけでなく、カンボジアからも難民が大量に発生した。
この事実を証拠に、シアヌークが国際世論に訴えれば、アメリカはベトナムから手を引かざるを得ない。
戦争に負ける。
そこで、カンボジアの要人・ロンノル将軍を使ってシアヌークを追放し、
カンボジアを意のままに操ろうとしたのだ。
『世界の警察』は随分身勝手なことをする。
むしろいない方がいいのでは?
ロンノル政権に移ってからは、弾劾される可能性はないので、
アメリカはさらに爆撃を徹底して行うことができた。
カンボジア人の死亡者は30万人。200万人の難民が新たに発生した。
それと同時にロンノル政権は、重税をかけて国民を苦しめた。
亡命したシアヌークはすぐに軍隊を編成し、協力者を募った。
賛同したのはロンノル政権を排除したい北ベトナム軍。
そしてクメールルージュ。筆頭はかの有名な暴君、ポルポトだった。
民衆に人気の高いシアヌークの名を全面に押し出すことで、クメールルージュは多数の志願兵を得た。
ここで解放軍の実質上のトップに、ポルポトが踊り出た。
ただし、この時点ではポルポトは温厚で、農民と共に汗を流し、田畑を耕したりもした。
兵士達も皆、友好的だったという。
そして、ベトナムがアメリカと合意して戦線を離脱したにも関わらず、ポルポト率いるクメールルージュは、
1975年にロンノル政権を倒し、カンボジアをロンノル将軍から解放したのである。
ここまでは、ポルポトよりもむしろアメリカの方が悪者である。
ここまでは。
24 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:18:08 ID:nUBNjmPo0
ポル・ポト率いる解放軍は首都プノンペンに入ると、
すぐに民衆を着の身着のままで、強制的に地方の農村部に移すということを開始した。
逆らう者は容赦なく殺した。次々と殺した。
同様の行いが、大小含む全ての都市でなされた。
これらはあまりに迅速に実行されたので、国外に逃げられた人はほとんどいなかった。
そして国内を『平定』した後は、以下の政策を迅速に施行した。
私有財産の強制的な没収。貨幣制度の廃止。
電話、電報、郵便、ラジオ等の連絡機関の廃止。
バス、鉄道、飛行機等の移動手段の廃止。
全ての教育機関の廃止と書物の焼却。
仏教の禁止。寺や像の破壊。民族音楽や古典舞踊の禁止。(関係者は全て殺された)
都市市民の農村部への強制移住。
家族概念の解体。2~5歳以上の子供は全て親から隔離。
自由恋愛の禁止。無作為の相手との強制的な結婚。
異論を唱えた者、従わなかった者は全て処刑された。
投獄なんて生易しいまねはしない。全て殺された。
徹底していると普通は思うだろう。
これだけでも、歴史上類を見ない暴虐だと思うだろう。
しかし、ポルポトはそうは思わなかったらしい。
25 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:19:44 ID:nUBNjmPo0
次にポルポトは、理想国家の建設のために協力者を集めた。
「例えロンノル政権に加担していたとしても、私は許す。
資産家、医師、教師、技術者、僧侶は名乗り出て欲しい。
それから、海外に留学している学生も帰って来て欲しい。
理想国家を作るためには、君達の力が必要だ。大切なのは、カンボジアの未来なのだから」
『国を良くするため』という言葉に共感した『インテリ』が次々と現れ、
それこそ、国内のほとんどの高い教養を得た人々、海外に留学していた学生達がポルポトの元に集った。
彼らはポルポト兵に連れて行かれ、二度と帰って来なかった。
ポルポトは大嘘をついていた。
彼はフランスに留学していたので、民衆の集団決起の強さを知っていた。
よって理想国家を作るためどころか、将来自分に歯向かうかもしれない民衆、
その指導者になれそうな教養を持った人間を、一掃したかったのだ。
そして民衆を、少ない食事で朝から晩まで牛馬のごとく働かせた。
26 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:27:09 ID:nUBNjmPo0
不満を言う者、働けない者はどんどん殺した。
「疲れた」と言っただけで、スプーンをなくしただけで殺された。
次のような者も、即刻殺戮対象となった。
眼鏡をかけている者。
肌が白い者。
手が綺麗な者。
そして、
家族に至るまで、全て。
ポルポト率いるクメール・ルージュ政権は、密告を奨励した。
妻が夫を、夫が妻を、子が親を密告し、隣人を密告する。
そうした恐怖の密告社会の中で、国民は互いに殺し合った。
少しでも正義感が強いとか、物事を考える者はそれだけで殺された。
家族、一族もろとも。
誰も信用できず、栄養が足りず、指導者もおらず、反乱の芽は種になる前に焼かれた。
国民はポルポトに従うしかなかった。
ポルポト兵に入隊できるのは、13歳以下の少年に限られた。
ポルポトの意向通りに洗脳し易いからだ。
結果、少年達はポルポトを神とあがめ、命令があれば肉親でも殺す鉄の兵隊になった。
そうしてポルポト兵は、狂信的集団へと収束していった。
1975年から1978年の3年間のポルポト政権の期間で、カンボジアでは約300万人の死者が出た。
これは国民の1/3に当る大虐殺であった。
27 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:29:03 ID:nUBNjmPo0
なぜ世界がこの虐殺を取上げなかったのか。
それには大まかに2つの理由がある。
1つは、ポルポトが徹底した鎖国政策をとり、人の移動や情報を封鎖したこと。
もう1つは、突拍子のない話で、真実味が感じられなかったこと。
実際に、何とかこの虐殺を報道するまでに至ったこともあったが、
自国民をそこまで意味もなく虐殺するなどあり得ない、と判断されたのだ。
国家にとって何の利益ももたらさないではないか、と。
だから誰も信じなかったというわけだ。
しかし、虐殺疑惑の波紋は止め様もなく、取材の依頼が殺到した。
拒否し続けて国連の視察団が来れば致命的、と判断したポルポトは、
限定地域、限定期間での取材を承諾した。
そこでは裏工作がなされ、平和な村を装ったので事実は隠蔽された。
疑問を解消できなかったジャーナリストの一部は、
果敢に独自の取材を展開したが、そのほとんどは行方不明になった。
まず間違いなく、ポルポトの命で殺されたのであろう。
28 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2005/03/23(水) 03:36:25 ID:nUBNjmPo0
ポルポトによる狂気は、1979年のベトナム軍の侵攻をもって、公式の上では終わりを告げた。
そこでベトナム軍の兵士たちは戦慄に震えた。
実はベトナムの情報筋も、クメール・ルージュによる
虐殺の噂は尾ひれのついたものであろうと、たかをくくっていた。
だが、蓋を開けたときに見たものは、噂を遥かに超える『事実』だったのだから。
ポルポト軍は、タイ国境のジャングルへ逃げ落ちた。
ポルポトは逃げる前に、軍人以外の民衆800万人を殺そうとした。
未然に防げたからいいようなものの、もし実行されていれば、
生き残ったのは軍人5万人と、逃げていたカンボジア人5万人。
わずか10万人では、もはや国家とは呼べない。
カンボジア解放後、残った国民の85%が、14歳以下の子供であった。
これらの出来事が起こってからまだ30年弱。
決して遠い昔の話ではない。
つい最近に現実にあった悪夢。
これがクメール・ルージュ、そして純朴なる共産主義者・ポルポトの夢見た、『理想』のなれの果てなのだ。
(2015.01.21)世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業
自分の意見の作り方3ステップ
この事態について自分が理解していることは何か、を確認する。
この事態をもっと理解するために調べなければいけないことは何か、を把握して調べる。
この事態をどう切り抜けるべきか、という「自分の意見」をもつ。
良い質問をするための12箇条
いつ、どこで、誰が、何を、どのように
何のために?なぜそう言えるのか?
情報にツッコミを入れる
必然性を問う
データの正当性・妥当性を問う
あいまいな言葉をチェックする
似て非なるものを引き合いに出す
物事の両面を確認する
きっかけ・起源について尋ねる
なぜ「今」それをやるか?
長期的な展望について聞く
インタビュアーになったつもりで背景を尋ねる
(2014.11.19)ソニーのスマホ事業失敗で2300億円の赤字見通し
元々、ソニーのXperiaブランドは先進国では人気が高かった。
新興国をターゲットにスマホを拡販するため、普及価格帯機種を開発・販売。
ところが、中国の後追いメーカーが勃興。格安スマホとの競争を強いられ、あっけなく敗退。
要は、スマホがかつてのパソコンと同じ道をたどってきている、ということ。もはや部品を集めれば容易に製造可能な汎用品に成り下がってしまっている。この流れを読めなかったのが失敗の要因。
(2014.09.16)日産、ルノー、ゴーン社長
◆背景
日産は90年台の経営危機時にルノーと資本提携(45%出資) ⇒ ルノーからゴーン社長を迎え、ゴーン下の日産リバイバルプランで大胆なリストラ策を協力に推進し、奇跡の復活を遂げた。
ところが、現在に至っては、ルノーの業績は低迷を続け、ルノーは日産からの配当が主な収入源と化している。
最近、日産の外国人幹部役員が続々と退社 ⇒ 他社自動車メーカー役員に
ゴーン社長の日産での巨額報酬10億円
2013年からの景気回復局面で、国内自動車メーカーで日産一人負けの状態。
◆何が問題?
日産の経営が他社並みに好調ならば問題なし。問題は、、、
日産一人負けの業績低迷
ゴーン社長が、供に上場会社である日産とルノーの社長を兼任することの利益相反
もはや日産にとってメリットのないルノーとの資本提携継続
◆要因は何か?
世界のどの市場でどんな車を売るか?というマーケティング上の戦略ミス。新興市場と欧州を当てにしたが、いずれも低迷。
ゴーン社長の独善体質ハイブリッドを切り捨てた判断ミス、EVリーフの外れ、など、必ずしも当たらない経営判断
自動運転実現公約のスタンドプレー
それはそれで軌道修正できればよいが、ゴーン氏に間違いを指摘できる人間がいなくなっている(コミットメント経営の弊害(判断の硬直化)もあり)
コミットメント経営と言いつつ、日産とルノーでは明らかにルノーに甘い
根本的に、ゴーン社長が日産のためよりも自己保身を目的として行動しているように見える。
(2014.07.01)東大98年度入試 後期日程数学の第3問
http://matome.naver.jp/odai/2135445326074208901
↑
この問題、相当考えたが、解けそうで解けない。。。
○から始めた場合、○―○―○― … ―○ の ○の個数が3の倍数プラス2の場合は作れないことを証明すればよいのだが、そのための論法がさっぱり分からん。
これ、少なくとも棒状グラフの場合、○から始めた場合と●から始めた場合では、絶対に同じグラフができない、という、より一般的な性質が成り立ちそうで(ある程度シミュレーションで確認済)、そっちを証明してもよいのだが。。。
しばらく修行してから出直すか。
いずれにしても、グラフ理論の予備知識のない高校生に解かせるのは無理があるだろ。
(2014.03.12)Tissue Optics: mua-mus coupling 問題
muaが大きくなるとmusが小さくなり、同時にgも小さくなる傾向がある。その物理的な理由:
Mie散乱の理論で、散乱を生み出すのは媒質と散乱体の屈折率の不整合(実部、虚部のいずれでも)。散乱体の吸収が強くなれば、境界面での反射が強くなるので、散乱も強くなりそうに思えるが、実際は逆。
散乱体の虚部が正の場合(吸収がある場合)、そもそも散乱される光は散乱体との相互作用で減衰してしまうため、散乱される確率自体も小さくなってしまう。要は、散乱と吸収の事象が独立にならないのがそもそもの原因。
散乱体と吸収体が別の粒子の場合、散乱と吸収の事象は独立なため、吸収が強いところで散乱が弱くなるような効果はない。
散乱体の吸収が強くなると、光が散乱体の内部に侵入しにくくなるので、実質的に散乱体の体積が小さくなる効果がある(自信なし)。そのため、gがゼロに近づく。(いずれにしても、gを小さくなるのは散乱体のサイズが実質的に小さくなるのが効いていると予想)。
※mua, mus はあくまで散乱/吸収の素過程に関わる物理量なので、多重散乱の効果はここには入らないことに注意。
(2014.01.30)東大の早野先生は何でわざわざ福島の放射能汚染の問題に頭を突っ込んでいる??
いろいろ記事を読んだが訳分からん。
元々は、放射能汚染や被爆の調査に関しては完全な素人 ⇒ 事故後、何か起こっているか知りたいという純粋な好奇心?から、とにかく実データを集めて公開し、Twitter で議論 ⇒ ホールボディーカウンターによる内部被爆調査まで実施し、論文発表 ⇒ WBCの計測結果の解釈について、専門家からも異論が続出(←今ココ?)
最後の部分はどっちが正しいのか自分にも分からん。
(2014.01.20)場の量子論で空間的に局在化した場の粒子数は??
場の量子論では、粒子数は波数空間で数えるので、局在化した場を考えると、様々な波数の平面波の和を取る必要があるため、必然的に粒子数は複数になる??
とんちんかんな疑問で、間違ってる理解かもしれないが、、、
場の量子論では、相互作用のない自由場を量子化し、1粒子の場を用いて、相互作用のある場合の物理量を摂動論で計算する。
ここで計算される物理過程は、言わば、「究極の素過程」。ここに波束とかの概念はない。
一方、量子力学的理解では、例えば、スリットを通過する粒子の波動関数は平面波ではなく、空間的にスリット近辺で局在化した形の波形を示す。
これを場の量子論的に解釈すると、、、粒子1つ1つは、スリットを構成する物質の粒子と相互作用した結果、スリット内に散乱される。この過程の計算では、自由場+摂動論で可能。これが粒子がたくさん入射しても、それぞれに対して同じように計算されるため、結果として、多数の粒子の波の重ね合わせが、局在化した場を形成する。
このように、素過程を計算するときは常に自由場から始まるので、粒子数は運動量空間で数えた粒子で構わない。
(2014.01.16)因果関係の証明
事象Aが事象Bの原因であることを証明するためには、AがBを引き起こすメカニズムの解明は必ずしも必要ではない。
事象Aがある場合とない場合と比較し、前者の方が事象Bの発生確率が高いことを統計的に示せばよい。
実に、これは、観察対象物が生物・人間などの要素還元が不可能な複雑なシステムの場合に適用できる唯一の方法である。
一方、物理学流の方法では、まず、事象Aが事象Bを引き起こすメカニズムを説明するモデルを作り、このモデルの検証が可能となるよう、余計な影響を排除した単純化した実験を行って検証するのが普通。
対象が複雑系の場合、この「単純化した実験」がそもそも不可能。
(2014.01.07)結局、場の演算子とは何だったっけか
何回説明を読んでもイメージできない場の演算子。
最初に場の方程式(Klein-Gordon, Dirac, Maxwell, etc)があり(さらに正確には、その前にそれらの方程式を生成するラグランジアンがある)、場の関数φ(x)が決まる。
これをフーリエ変換して、各周波数成分を調和振動子と同一視して、係数を調和振動子の生成・消滅演算子とみなす。こうすることで、場の関数φ(x)が演算子となる。
演算子が作用する空間として、真空|0>(粒子がない)、|k>(波数kのモードの粒子が1つ存在する)などを定義する。すると、場の演算子は、粒子数が1つのみ異なる状態間を遷移させる演算子とみなせる。 <k|φ(x)|0> など。
このように量子化すると、場の演算子は正順交換関係を満たす(こっちを課して量子化しても結果は同じ)
φ(x)は、生成・消滅演算子×exp(ikx)の形をしていて、exp(ikx)は普通の波動を表す関数。ここに、粒子と波動の両方の描像が同時に実現する。
(2013.10.25)繰り込みの直感的理解
摂動論で高次の項を計算すると、高エネルギー極限で発散する項が出現する。
そこで、発散が有限に収まるようにカットオフパラメータを導入し(正規化)、
さらに、発散する高次の項まで含めたものが、あるエネルギースケール(繰り込み点)における観測量である、と解釈し直す(繰り込み)。
この手続きを踏むと、観測量を、繰り込み点におけるパラメータ(結合定数、質量、電荷etc)で展開することができ、カットオフ→∞の極限をとっても発散を回避できる(∞から∞を差し引いて有限の量を出す)。
代償として、結合定数は、考えるエネルギースケールに依存して変化してしまうが(繰り込み群)、これは実験的にも実証されている性質である。
(2013.09.10)オイラーのφ関数の性質 m = ∑d|m φ(d)
整数 1 ... m は、
① mと互いに素
② mの約数(ただし 1 を除く)
③ mの約数(1 と m を除く)の倍数であるが m の約数ではない
のいずれかに分類できる。
①の要素数 = φ(m)
②の要素数 = Nd (1 を除いた m の約数の個数)
問題は、③の要素数をどう数えるかということだが、、、
以下のルールで数え上げることにする。
di x dj = m として、③の要素のうち di の倍数の個数を数えることにする。
単純に、1 < b < dj の整数 b をとったものが候補だが、このままでは、m の約数を
含む可能性あり[P1]。
また、(di, dj) の組み合わせを変えて同じように di の倍数を数えようとすると、
同じ数を重複して数えてしまう可能性もあり[P2]。
そこで、b として、dj と互いに素(1は除く)の整数のみを用いることにすると、
問題P1は回避される(自明)。
P2も自動的に回避される。なぜならば、b と dj が 1 でない公約数 c を持つ場合、
di x c は m の約数となるので、(di, dj) の組み合わせではその数はカウントせず、
(di x c, dj / c) の組み合わせの調査の方でカウントすることにすればよい。
結局、
③の要素数 = (φ(d1) - 1) + (φ(d2) - 1) + ... + (φ(dn) - 1)
= φ(d1) + φ(d2) + ... + φ(dn) - (Nd - 1)
= φ(1) + φ(d1) + ... + φ(dn) - Nd
①、②、③の要素数の和が m となるから、
m = (φ(1) + φ(d1) + ... + φ(dn) - Nd) + Nd + φ(m) = ∑d|m φ(d) (証明終わり)
(2013.08.14)pn+qの逆数の和≠整数
p, q を互いに素の正整数(q < p)として、
S(n) = 1/(p+q) + 1/(2p+q) + 1/(3p+q) + ... + 1/(pn+q)
が整数とならないことも、まったく同様に証明可能。
S(n) = 1/(p+q) + 1/(2p+q) + 1/(3p+q) + ... + 1/(pn+q) を整数と仮定する。両辺にできるだけ小さい整数を掛けて、左右を p+q で割った余りが一致するか否かを調べることにする。
右辺に現れる各整数 p+q, 2p+q, 3p+q, ..., pn+q は、(p+q)のべき乗×(pn+q未満の(p+q)以外のpk+qの形の整数の積)と分解できるので、両辺に、(pn+q以下の最大の(p+q)のべき乗(p+q)^k)×(pn+q未満の(p+q)以外のpk+qの形の整数の積を掛ければ、両辺を整数にすることができる。
すると、左辺は必ずp+qの倍数となる。
一方、右辺は、1/(p+q)^kの項はp+qで割り切れず、その他の項はp+qの倍数になるので、右辺全体はp+qの倍数とはならない。
これは矛盾(証明終わり)。
(2013.08.12)奇数の逆数の和≠整数
調和級数の部分和の場合とまったく同様に証明可能。
S(n)=1+1/3+1/5+...+1/n(nは奇数)を整数と仮定する。両辺にできるだけ小さい整数を掛けて、左右を3で割った余りが一致するか否かを調べることにする。
n以下の奇数=3のべき乗×(n未満の3以外の奇数の積)と分解できるので、両辺に、(n以下の最大の3のべき乗3^k)×(n未満の3以外の全奇数の積)を掛ければ、両辺を整数にすることができる。
すると、左辺は必ず3の倍数となる。
一方、右辺は、1/3^kの項は3で割り切れず、その他の項は3の倍数になるので、右辺全体は3の倍数とはならない。
これは矛盾(証明終わり)。
(2013.08.01)調和級数の部分和≠整数 再考
H(n)=1+1/2+1/3+...+1/n が整数とならないことの簡単な証明↓
H(n)を整数と仮定する。H(n)=1+1/2+...+1/nの両辺にできるだけ小さい整数を掛けて、左右の偶数、奇数が一致するか否かを調べることにする。
1, 2, ..., nの整数うち、偶数=2のべき乗×(n未満の奇数)と分解できるので、両辺に、(n以下の最大の2のべき乗2^k)×(n未満の全奇数の積)を掛ければ、両辺を整数にすることができる。
すると、左辺は必ず偶数になる。
一方、右辺は、1/2^kの項は奇数、その他の項は偶数になるので、右辺=奇数+(複数の偶数)=奇数となる。
これは矛盾(証明終わり)。
(2013.07.22)EPR相関観測 考
エンタングルした状態は、観測にかかるまでは特定の状態に収束することはなく、外界との相互作用により時間変化していく(その変化はシュレディンガー方程式など基本的な運動方程式に従う)。
結果として、観測にかかる前は、実際に観測され得るあらゆるパターンの重ね合わせの状態に発展している。
ひとたび人間が観測すると、それらのパターンのうちいずれかに収束する。
観測の仕方が、「あらゆるパターンの中の1つ」を指定するには不十分な場合、観測に掛からない他のパラメータについては平均されて(毎回ランダムに指定されて)観測されることになる。
よって、シュテルン・ゲルラッハ装置のようにスピン測定軸を装置で固定して観測しようが、偏極分解能を持つ原子核で散乱させてスピンの測定軸を決めずに観測しようが、本質的に変わるところはない。
(2013.07.22)腎臓の尿生成のしくみ
糸球体にへばりつく足細胞は、単に大きさで分けてタンパク以外の成分をろ過している。
原尿がヘンレループを上下行するする間に、尿細管内外の浸透圧の差を利用した受動輸送や、エネルギーを使った能動輸送で水分やナトリウムが出入りして濃縮されるが、結局はエネルギーを使って尿素を選択的に排出する仕組み(尿素トランスポーター)に頼っている。これがないとどう考えても原理的にムリ。なぜかいろいろ基本的なテキストを読んでもに記載がないが。
(2013.07.22)気管支鏡で蛍光イメージングが使える理由
気管支粘膜は繊毛多列上皮。薄い上皮層のすぐ下はコラーゲンに富む結合組織があるため、コラーゲンの蛍光を捉えやすい。
癌になれば元々薄い上皮の層が肥厚してくるので、正常との違いも明瞭。
消火器粘膜の場合、基底膜と粘膜筋板の間の固有層に血管が豊富にあり、構造が複雑なため、正常/癌の違いが気管支粘膜ほど明瞭にならない。
以上、自分の推定。
(2013.02.28)愚かな為政者による経済失策 ジンバブエの例
39 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/03/10(月) 01:34:35 ID:KD8iTUJM0
ジンバブエの簡単な解説
今までずっと少数派の白人が政治の実権を握っていたが、民主的な選挙で黒人政治家が増える
↓
とうとう初の黒人大統領が誕生
↓
何を思ったか「植民地時代に強奪された白人の土地資産を黒人へと無償かつ強制的に権限を委譲しなさい」法案を提出
↓
大半の白人が安値で土地資産を売り払って外国へ
↓
今度は外資系企業に対して「保有株式の過半数を譲渡するように、逆らったら逮捕」法案を提出
↓
外資系企業が国外逃亡する
↓
別に国連もアメリカも、どこの国も経済制裁してないのに、経済制裁と同じ状態に陥る
↓
何もかもの物資が国内で不足するので、「市場に出回っている物資が不足するなら、物資を持つ物は絶対に市場に売らないといけない」法案を提出
↓
物資の強制売却で、さらに物資不足が深刻化。当然需要と供給バランスが崩れて高値になる。
↓
物資が高値に成り過ぎて買えない人が続出
↓
「物資を絶対に安値で売らないといけない」法案を提出
↓
調達コストよりも遥かに安値で売らないといけなくなったので、当然のごとく利益が出ないから国内企業が次々と倒産する
↓
安定していた経済が、脅威の失業率&ハイパーインフレになるのを一年も経たずして達成。おめでとう。
↓
失業者があらゆる物資を強奪し、社会不安が増大、交通機関や警察機関も機能しなくなる。政治も収拾がつかず無茶苦茶に。
↓
超インフレ達成。おめでとう。
↓
さすがに国民がブチキレ。独裁なのに、ムガベが大統領選挙に負けそうになってピンチ
↓
相手がいなければいいや ってことで野党候補弾圧しまくり
↓
ムガベ「私を解任できるのは神だけだ。フハハハハハ」 野党「支持者死にすぎ!もう辞退する」 ムガベ続投へ
↓
欧米が経済制裁発動。紙幣用の紙が届かなくなり、紙幣の発行ができなくなる。でもインフレが止まらない
↓
遂に銀行システムがオーバーフロー(桁あふれ)。送金システムがパニックに
↓
2008年8月。2度目のデノミ施行。100億ジンバブエドルが1ジンバブエドルに
↓
外貨の使用が一部小売と卸売で試験的に公認される。
↓
ジンバブエドルの存在価値がますますなくなる。
↓
闇為替取引が蔓延るのは送金システムのせいだ!ということで、銀行間電子取引システム停止。
↓
全企業が二回目の不渡り状態。山のような現金での取引を強いられることに
↓
ムガベ、野党と連立を模索する。が、ポストを全部与党に割り当てたせいで野党がキレる
↓
金鉱が電気代未納で閉鎖に。輸出の1/3を占める金産業がピンチでますますインフレに
↓
インフレが激しすぎるので、遂に小売店がジンバブエドル受け取り拒否をはじめる。
↓
公式インフレ率2億3100万%達成。民間推計だとインフレ率1京200兆%。最終的には897垓%とも。
↓
ジンバブエドルが完全に信用を失ったのでアメリカドルと南アフリカランドの国内流通を公式に認める。
↓
公務員の給与もアメリカドルで支払うようになりジンバブエドルを使用する人がいなくなる。
↓
ジンバブエドルを使用する人がいなくなったので政府もジンバブエドルの発行を停止し、ジンバブエドルが事実上消滅。
↓
ジンバブエドルが事実上消滅した結果、ジンバブエのインフレは終息した。
(2013.01.19)三光フーズ「東京チカラめし」の戦略
焼き牛丼という商品による差別化により、牛丼屋値引き合戦に参加しない。
同居立地戦術:グループ内の居酒屋とチカラめしを同じビルに同居させるなど。資源を効率的に使うことによるコスト削減。
(2013.01.19)バリュークリエイト「俺のフレンチ」の戦略
高級フランス料理店は、客単価が高くとも、元々回転率がボトルネックとなる業態だった。テーブル1つ当たり1日1組以下しか客は来ない。
「俺のフレンチ」は、そこに目を付けたビジネスモデル。立食の席と、2時間制限のテーブル席で客の回転率を極限まで上げる。
その一方、料理の質は高級を貫き通す。調理するのは一流料理人。食材も最高級。
しかも、原価率が45%に達するほど価格を下げている。
上記の戦略で、客の回転率が下がらない限り利益が出る仕組みになっており、さらに、同じビジネスモデルでの他社の参入障壁も高くなっている。
(2013.01.18)経常収支と資本収支 再考
経常収支が赤字というのは、簡単に言えば、国内から金融資産が国外に流出している状態。赤字が膨らめば、外国からモノを買うためのお金がなくなり、非常に貧しくなる。
赤字を穴埋めするには、外国に借金する(国債を買ってもらう)必要がある。これを慢性的にやっているのが米国。
慢性的に経常赤字でも、赤字額が膨らまず、かつ、外国が国債を継続的に買ってくれれば、赤字の状態で安定することは可能。
信用力が低い国の場合、経常収支の赤字を資本収支で穴埋めできず、外貨準備を食い潰していく。
(2012.11.09) H(n) = 1/2 + 1/3 + ... + 1/n (n >= 2) は整数にならない
n項までの和がちょうど整数になったとして、H(n-1) = b/a という既約分数に書けると仮定すると、
b/a + 1/n = (nb + a)/an
が整数になる ⇒ n = a とならなければならない(すぐに出る)。
一方、H(n-1) = b/a なので、分母 a は、2, 3, ..., n-1 の n-2 個の整数の最小公倍数のはずで、a は n-1 を割り切らなければ成らない。
これらより、n は n-1 の倍数である。これは、n >= 2 のときは成り立たないので矛盾。(証明終り)
この証明法の問題は??合っている気がするが、調べるとなぜか2のべき乗を用いた技巧的な証明しか出てこないぞ!
⇒(2013.02.15)いろいろ間違ってる。。。全然ダメ。
(2012.10.02)木漏れ日の物理
道路や壁に写った木漏れ日の光が直径数センチの円形の重ね合わせのようになるのは、ピンホールカメラの原理で、太陽の像がそのまま(反転して)写っているため。実際、日食時には欠けた太陽の像が地面に写る。この現象自体に回折は無関係。
円形の太陽の像の縁がボケるのが、光の回折の結果。
円形の太陽の像の中に、木の葉や細い枝の影が非常にくっきりと写り込むこと写り込むことがある。太陽の像の縁のボケ具合と比べると明らかにボケの度合いが小さい。これは、木漏れ日の光が点光源の照明に近づき、「半影」がなくなったためで、回折とは無関係(おそらく)。木漏れ日ではなく、単純に日向の光の下で木の葉の影を同じ距離で作るとかなりボケるはず。太陽の視直径は意外と大きい。
(2012.09.24)代数学の基本定理の直観的理解
整関数f(z)の絶対値|f(z)|の振る舞いを考える。zが原点から離れれば|f(z)|はいくらでも大きくなるので、|f(z)|の最小値は原点近くにあるはず。
今、z が原点でない点 z0 で|f(z)|が最小になるとすると、z を z0 からいずれの方向でも少しでも動かせば、f(z)の点は原点から遠ざかる方向に必ず動くことになる。
一方、f(z)は正則なので等角写像の関数。即ち、z を、例えば方向が90°異なる2つの方向に動かした場合、f(z)も90°の角をなす2方向に動くはず。zの動かす方向を変えていけば、f(z)が動く方向も変わっていき、いずれ原点に近づく方向に必ず動く。これは矛盾なので、z0 は原点でなければならない。従って、f(z) = 0 となる z が必ず存在する。(証明終り)
(2012.09.24)一致の定理
2つの複素関数が共通なある正則な領域で同じ値を取る場合、共通な正則な領域全体で関数値が一致する。
どんなに狭い範囲でも部分が同じならば全体が同じになる。
これは、複素関数では、正則(=微分可能)な関数は必然的に無限回微分可能となり、関数値が有限な範囲で一致する⇒全ての階数の微分が一致するため。
実関数の場合、2つの微分可能な関数がある範囲で一致しても、その範囲外で異なる値をとるように関数を延長する方法はいくらでもある。これは、微分可能な2つの関数が一致しても、高階の導関数を異なるように取れるため(2つの関数が一致する範囲の境界上で高階の導関数を不連続につなげる)。
(2012.06.19)酸素分子の特異性
基底状態がスピン3重項(普通は1重項)。
通常の分子においては一重項励起状態-三重項励起状態間の熱的な遷移(項間交差)が起こるので、光により三重項励起状態を発生させれば一重項励起状態を作り出せる。しかし、酸素においては一重項状態と三重項励起状態のエネルギー差が大きすぎるため、三重項励起状態を発生させても項間交差がほとんど起こらない。そのため、この方法では一重項酸素を発生させることはできない。
※項間交差は、分子軌道を回る電子のスピン-軌道力により、異なるスピンの状態が混合することによって発生する(その混合状態がエネルギー固有状態になる)。なのでエネルギーが近い状態間でしか交差は起こらない。
そこで、一重項酸素を発生させるには、ローズベンガルやメチレンブルーのような色素を使用する。これらの色素分子の三重項状態は、一重項酸素と三重項酸素とのエネルギー差とほぼ等しい励起エネルギーを持っている。そこでこれらの色素を光励起し、項間交差により三重項状態に移行させる。この三重項状態の色素が三重項酸素と衝突すると電子とエネルギーの交換が起こり、色素が基底状態に戻ると同時に、三重項酸素が一重項酸素に遷移する。このような励起方法は光増感法と呼ばれ、用いられる色素は光増感剤と呼ばれる。
逆に、この異分子間の項間交差により、燐光を発する物質が酸素環境下にあると、酸素分子との衝突により燐光を消光することができる(クエンチング)。この性質を利用して、適当な燐光物質をプローブとして、酸素濃度計を作ることができる。
(2012.06.19)植物が水を吸い上げられる物理的理由
大気圧のみでは、高々10m程度までしか上がらない。
一言で説明すると、植物体内の水は連続した1本の柱であり、蒸散が起こると、この水柱の上の抹消の水が減少し、そこに溶解している物質の濃度が上昇し、それによって、濃度差を解消するように、浸透圧によって水柱全体を持ち上げる力が働く。
水柱が途中で切れないのは、水の「凝集力」による。これを切るには数百気圧もの圧力が必要。
上記の浸透圧による上向きの力が水柱に働く重力を上回り、かつ、これらの力によって働く水柱の張力が凝集力を下回る限り、水は植物体内を上に移動することになる。
PerlによるJPGの撮影日時の取得方法
Image::MetaData::JPEG モジュールをインストールする。
撮影日時を元にファイル名を書き換えるスクリプト↓
use strict;
use Image::MetaData::JPEG;
if (@ARGV == 0) {
print "Usage: ChangeNamesToDateTime_Ver2.pl CommonFileName1 CommonFileName2... \n";
die;
}
system("dir /o:n > __TMPDir.txt");
if (open(DIR, "__TMPDir.txt") != 1){
print "Failed to open dir.txt\n";
die;
}
my $n = 0;
while(my $line = <DIR>){
my $condition = ($line =~ /$ARGV[0]/);
if(@ARGV >= 2){
for(my $i = 1; $i <= @ARGV - 1; $i++){
$condition *= ($line =~ /$ARGV[$i]/);
}
}
next if($condition != 1);
chomp($line);
my @lineArray = split(/\s+/, $line);
# $date = $lineArray[0];
# $time = $lineArray[1];
my $fileName = $lineArray[3];
if(@lineArray > 4){
for(my $i = 4; $i < @lineArray; $i++){
$fileName = $fileName." $lineArray[$i]";
}
}
$condition = ($fileName =~ /$ARGV[0]/);
if(@ARGV >= 2){
for(my $i = 1; $i <= @ARGV - 1; $i++){
$condition *= ($fileName =~ /$ARGV[$i]/);
}
}
next if($condition != 1);
my $image = Image::MetaData::JPEG->new($fileName);
unless ($image) {
die Image::MetaData::JPEG::Error();
}
my $segment = $image->retrieve_app1_Exif_segment(0);
my $data = $segment->get_Exif_data('SUBIFD_DATA', 'TEXTUAL');
my $dateStr = $data->{DateTimeOriginal}->[0];
$dateStr =~ s/\x00//g;
my $date = substr($dateStr, 0, 4)."_".substr($dateStr, 5, 2)
.substr($dateStr, 8, 2);
my $time = substr($dateStr, 11, 2) . substr($dateStr, 14, 2);
my $ext;
for(my $i = length($fileName); $i > 0; $i--){
if(substr($fileName, $i - 1, 1) eq "."){
$ext = substr($fileName, $i);
last;
}
}
# $date =~ s/\///g;
# $date = substr($date, 0, 4)."_".substr($date, 4);
# $time =~ s/://g;
$n++;
my $fileOut;
if($n < 10){
$fileOut = $date."_".$time."_00".$n.".$ext";
}elsif($n < 100){
$fileOut = $date."_".$time."_0".$n.".$ext";
}else{
$fileOut = $date."_".$time."_".$n.".$ext";
}
my $command = "move \"$fileName\" $fileOut";
print "$command\n";
system($command);
}
close(DIR);
system("del __TMPDir.txt");
(2012.06.14)Perlモジュールのインストール方法
CPANでお好みのモジュールを探してダウンロード(xxxx.tar.gz)
解凍レンジなどのフリーソフトで解凍する。
nmakeをインストールしていなければインストールする(http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q132084 )
DOS窓で以下を順に実行
perl Makefile.PL
nmake
nmake test
nmake install
nmake test でいろいろエラーが出てもインストールできる場合もあるみたい。
きちんとインストールされたか否かは rpm を起動して確認できる。
(2012.04.04)
Windowsのスクリーン自動ロックをさせない方法
会社のPCなど、自分で解除できない場合、ちょっと手を離したときにロックされて毎回パスワード入力して解除するのが鬱陶しい場合。以下のスクリプトを作成。
Dim wsh
Set wsh = CreateObject("WScript.Shell")
while 1
wscript.sleep 300000
wsh.Sendkeys("+")
wend
これを、○○.vbs などの名前で保存して、ダブルクリックして起動する。すると、放置していても5分ごとにshiftキーが押されたことになるので、スクリーンロックされなくなる。これを解除するときは、taskmgrを起動、wscript のプロセスを強制終了する。
(2011.12.16)
Perlで日本語を文字化けさせない方法②
たぶん以下でOK。
Active Perlを最新版にアップグレードする(現状のActive Perlをアンインストールしてから、改めて最新版をインストールする)。
スクリプトの先頭に以下の2行を追加する:
use utf8;
binmode STDIN, ":encoding(cp932)";
#binmode STDOUT, ":encoding(cp932)"; <-- これを入れると出力の日本語が文字化けするので注意。
(2011.12.16)
Perlで日本語を文字化けさせない方法①
Active Perlを最新版にアップグレードする(現状のActive Perlをアンインストールしてから、改めて最新版をインストールする)。
スクリプトの先頭に以下の2行を追加する:
use encoding "cp932";
$/ = "\r\n";
上の2行目を入れると、chomp()関数が使えなくなる(改行文字が削除されない)。1行目のみでも日本語は使えるようになる、みたいだが。
日本語の文字が入っている文字列を、system()関数を使って引数で渡してwindowsで実行させようとしても、なぜか動かなくなる。
テキストファイルから読み込んだり、コンソールに表示したりはできるが、それをテキストに出力すると文字化けする。
(2011.12.14)
ゴールドマンサックスは疑惑のデパート?
ギリシャのユーロ加盟の件、オリンパス株買い推奨後大量空売りの件、、、。
(2011.12.14)
MATLAB vs Octave imread()の違い
MATLAB: 8bit, 24bit, GrayScaleをきちんと区別して読み込む。8bitで読んだ場合、カラーパレット(256色)がないと24bitデータに変換できないので注意。
Octave: 8bitで読んでもきちんと24ビットデータ(3次元行列)に変換されるみたい。Grayscaleだと2次元行列(しかも0~1の数値)になってしまうので注意。
◆ドイツの基本戦略
①周辺国へドイツがカネを出しての所得移転はしたくない。
②周辺国からドイツ国内へ移民がたくさん来られても困る。
③ユーロは何とか維持したい。
上記3つを同時に実現しようとしている(経済学的には無理な話)。
現在、ECBによる周辺国国債の積極的な買い入れは黙認している状態(当座しのぎの政策をECBに押し付けている)。
しかし、ECBが損失を出した場合、それはECBへの出資比率に応じてユーロ諸国が負担することになっているので、本質的にドイツが潜在的な損失のリスクを負っていることには変わらない。
◆問題の難しさ
参加国が財政難に陥ったときの救済・脱退のための手続きが具体的に決まっていなかった ⇒ いざその時が来ると、時間がないのに、救済策をまとめるための合意形成にとにかく時間がかかる。
ドイツ国民からすれば、放漫財政国家を救済するために自国の金が使われることに根強い反発がある(当然)。一方、本当に破産されると自国の金融機関に被害が及ぶので、それも困る状況。
「経済合理性を考慮した最善の策」が「政治的困難」のため実現できない。これはかなり難しい袋小路に陥っていないか??
この袋小路を脱出するには??政治家の強いリーダーシップによる国民の啓蒙があれば足りるのか?
◆基本的な疑問
そもそも、ギリシャのような小国がなぜこれほどユーロ諸国を脅かす?焦げ付く可能性のある債務の額はどれくらい?数10兆円?
そもそも、ギリシャの債務はなぜこれほど膨らんだのか?
ギリシャはなぜユーロに加盟できた?
◆竹森俊平「中央銀行は闘う」要点
複数の国が「通貨」と「金融政策」を共有し「財政政策」個別のまま、というのは歴史上初の試み。
「通貨」と「金融政策」は共通、「財政政策」のみ個別の場合、経済規模の小さい放漫国家には有利となってしまう。放漫財政のつけを、インフレなしにベースマネー拡大で解決できる。
そのためユーロは加入条件と加入国の財政条件を厳しくしているが、金融危機時のユーロ加盟国の救済策は具体的に決まっていなかった。
ECBの使命には「物価の安定」が明確に表明されている。個別国の救済は禁止。
1929型危機(株式暴落による流動性危機 )⇒迅速な金融緩和で対応可能。
1931型危機(金融機関の連鎖破綻危機 )⇒ベースマネーを拡大しても、資本の国内外逃避同時進行につながるだけ(銀行からの預金流出と通貨価値下落による投資引き上げの同時発生)。
1931型危機を乗り越えるには?通貨価値・外国からの信用を維持するための緊縮財政政策と金利引き上げ
国外との資本取引を制限(一部デフォルト)
危機時に「最後の貸し手」となる救済機関から融資を受ける
米連銀は、リーマンショック後、個別の金融機関の救済にまで踏み込んだ。さらに、短期金利引き下げにより金融機関が儲かるような政策を意図的に実行。
銀行の利益はイールドカーブによって決まる。長短スプレッドが拡大するとき、銀行の収益が急拡大する。一方、縮小(逆転)に転じるときは急激に悪化する傾向。そのため、金融緩和からの「出口戦略」が議論になり始めたときは要注意。
さて、ギリシャ問題の場合は?2010年5月、ECBはギリシャ国債の直接買い取りに踏み切った。 関係国の合意がなかなかまとまらない中業を煮やした結果。
一時的にギリシャを救済しても、いずれはデフォルトに陥る可能性が高い。が、現状、金融危機の傷が癒えていない状況では、とりあえず問題を先送りすることが重要。ギリシャ→スペイン・ポルトガル・イタリアへと問題が波及するのが最悪のシナリオ。
結局、ユーロ危機とは?複数国で共通通貨という無理な制約を課している以上、金融危機時には、大国(特にドイツ)がカネを出して救済せざるを得ない。いざとなったらカネを惜しみなく出すというな政治的合意・表明が明確になされ、危機時の救済策が準備されない限り収束しない。
オリンパスショックまとめ
2011.11.21 買収アドバイザーを通じ、反社会勢力にカネが流れた可能性(200億円?)判明。
2011.11.11 本日から監理ポスト(確認中)。11/14に中間決算が間に合わない見込みのため。
2011.11.10 損失隠し問題に関連し、2009年に監査法人から不正があると指摘され、直後にその監査法人(あずさ)を解約していたことが判明。
2011.11.10 オリンパスへの融資、早期引き上げの可能性も。3月末段階の有利子負債6500億円、うち、3660億円がオリンパス本体向け。融資条件の変更。資金繰りも悪化する恐れ。
2011.11.10 警視庁、本格捜査。すでにFBI, SECは調査している。
2011.11.09 損失は1000億円超とか、国内のマスコミから続々とニュース出る。11/14までに中間決算を出せないと監理ポスト行き。上場廃止濃厚。
2011.11.08 高山修一社長、過去の買収案件は、90年代に失敗した有価証券投資の損失の穴埋めに使われたと白状。
怪しい登場人物:阪中彰夫 横尾宣政 濱田雅行
キーワード:ペーパーカンパニー、経済ヤクザ、ケイマン諸島 ⇒ 普通に考えれば明らかにマネーロンダリング
謎:
マネロンにしてはあまりにも雑。少し調べれば疑われるレベル。なぜ?
巨額の粉飾・背任事件につながる可能性があるのに、国内の報道は異様に少ない。
こんな黒い実態を抱え込んだ状態で、何ゆえに英国人のウッドフォード氏を社長に抜擢した??丸め込めると思っていたのだろうか??
結局カネはどこに流れたか?単に過去の粉飾黒字を埋め合わせるために帳簿上損を出しただけか?何か弱みを握られて裏社会に流れたか??
会計監査はどうして見抜けなかったのか?実は監査もズブズブの関係?
まとめ([[オリンパスショック]]) オリンパス 売上-連結9,808億 従業員数-連結36,503人
・2007年
ジャイラス(英医療機器メーカー)売上500億円
↑2000億円で買収
その際「AXES」と「AXAM」という英ケイマン諸島の2社にアドバイザリー報酬として700億円支払う
「AXAM」は3ヶ月後に消滅(登記抹消)
・2008年
アルティス(資源リサイクル)売上2億
ヒューマラボ(化粧品・健康食品販売)売上9億円
ニューズシェフ(電子レンジ調理容器製造)売上6億円
(3社とも同一住所)
↑計734億円で買収 ⇒ 1年後に4分の3を減損処理
井坂公認会計事務所(井坂公認会計士)が第三者機関として買収額を公正と判断
これらの会社は事業実態がほとんどなかった。オリンパスが投資を始める直前に社名を現行のように変更して
事業を始めている。
この買収を仲介したのは、オリンパス傘下のベンチャーキャピタル(グローバルカンパニー)を管理する横尾宣政(ノブマサ)氏。
ニューズシェフの社長も横尾宣政氏(2007年2月当時)。???????
横尾宣政の兄・昭信氏は、当時のオリンパスの執行役員!
役員が、弟が実質所有する会社を巨額で買収させたことになる。
・2011年
4月 マイケル・ウッドフォード、グループ会社社長がオリンパス社長に就任
7月 社長、雑誌月刊FACTAの告発記事を見て初めて上記2つの事実を知り、不振に思い独自にPwC(4大監査)に調査を依頼する
10月 多くの問題点が報告されたため社長は菊川会長及び副社長に書簡で引責辞任を促すもその三日後解任される
10月14日の社長解任で数々の問題が明るみになり14日→21日で株価は2482円→1200円台に
マイケル・ウッドフォード元社長「身の安全に不安を感じる、警察に保護を求める」
ブルームバーク「エンロンとワールドコム超えた」
・ありえない所
イギリスの医療機器メーカー、ジャイラスを買った時のコンサルへのアドバイス料が700億円!!
ふつう1%程度のところを30%超!しかも相手は謎のペーパー会社で3ヶ月後に消滅www
非公開の零細企業3社を総額700億円以上で買収!売上は足しても20億いかない
オリンパスと公認会計士の言い分では3年くらいで数十倍に成長すると思ったwwww
実際は成長どころか数十億の赤字垂れ流しwwwww
しかも3社ともカメラとなんも関係ないwwwww
30年前から英オリンパスで働いてきて初の英国人として社長に抜擢されたウッドフォード社長
社長やのに計1500億の資金用途についてまったく聞かされてなかったwww
たまたま読んだFACTAとかいう雑誌に自分の会社のこと書いてて初めて知ったwwwww
寝耳に水wwww
ムカついたから世界4大監査のプライスウォーターって所に個人的に調査を依頼
結果は問題おおあり
よっしゃ会長とか副社長にはやめてもらお!わしが会社立て直したる!!って意気込んで
これどないゆうことですか!英ケイマン諸島とかいう訳分からん場所にあるペーパー会社に700億はろたり
健康食品売っとるゴミ会社700億で買ったりありえんでしょ!責任とってやめてください!って言うたら
逆に首にされたwwww
取締役会満場一致wwww反対なしwwwwwわずか半年で解任wwwww
会長がいわく「企業文化が違った」wwww
30年間ずっとオリンパスで働いてきた生え抜きやのにwwwwww
ウッドフォード元社長「凄い闇を感じる、なにかとてつもない闇を。身の危険があるから警察に保護してもらう」wwww
>>263
そんなあなたに
●英社ジャイラスの売上規模は500億円前後、総資産は1000億円※(実質400億円)
↓
1.ジャイラスを2700億円で買収「のれん代1000億円」。
2.ジャイラスの総資
(2011.11.11)
気になる言葉
まず自分の頭で考えよ。
他人の解説をすぐに読まない/聞かない。
まず自分の頭で目の前の問題を考えよ。その方が、何がどう問題なのかを整理しやすいし、解決法のアイデアも膨らむ。
人の解説を先に聞いてしまうと、そこで思考停止(それ以上深く考えない)になりやすい。
(2011.11.11)
気になる言葉
利益を受ける側の人間が、利益を受けるために行動するのが世の中の原則である。
仲間内の金の貸し借りで苦労するのは必ず貸した方。
行政機関は税金の取立てには熱心だが、各種手当てなどの申請は原則本人による申請が必要。
単に○日までにお願いと仕事を振っても、その仕事が相手に対して重要ではない場合、途中何も言わないと、締め切りまでにやってもらえることはまずない。
最終更新:2022年11月19日 10:48