生態学一般
- 小松貴, "裏山の奇人:野にたゆたう博物学", 東海大学出版会 (2014).
- 中嶋淳, "湿地帯中毒:身近な魚の自然史研究", 東海大学出版会 (2015).
- 丸山宗利, "アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に", 東海大学出版会 (2012).
昆虫学全般
- 熊澤辰徳, "趣味からはじめる昆虫学", オーム社 (2016).
- 平嶋義宏, 広渡俊哉, "教養のための昆虫学", 東海大学出版会 (2017).
- 青木淳一, "むし学", 東海大学出版会 (2011).
- 青木淳一, "博物学の時間", 東京大学出版会 (2011).
- メレ山メレ子, "ときめき昆虫学", イーストプレス (2014).
- 鈴木紀之, "すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く", 中公新書 (2017).
- 大串龍一, "水生昆虫の世界―淡水と陸上をつなぐ生命", 東海大学出版会 (2004).
甲虫
- 丸山宗利編, "森と水辺の甲虫誌", 東海大学出版会 (2006).
- 海浜性ハンミョウのサイズによる棲み分け、潮汐に合わせた体内時計
- ヒメドロムシ採集
- 佐藤正孝(編), "日本の甲虫―その起源と種文化をめぐって", 東海大学出版会 (1988).
- 日本のオサムシ類、ナガゴミムシ類、チビゴミムシ類の起源と種分化に関する解説あり。
朽木の中の虫の生態
- 柴田叡弌, 富樫一巳, "樹の中の虫の不思議な生活―穿孔性昆虫研究への招待", 東海大学出版会 (2006).
- J.N.Stokland, B.G.Jonsson, J.Siitonen 著, 深澤遊, 山下聡 訳, "枯死木の中の生物多様性", 京都大学出版会 (2014).
環境・保全生態学
- 富田啓介, "里山の「人の気配」を追って 雑木林・湧水湿地・ため池の環境学", 花伝社 (2015).
- 里山の谷戸地形にあるような湧水起源の湿地は、「湧水湿地」なる概念として、よく知られる尾瀬等の高層湿原(泥炭層が堆積する寒冷地に発生)とは明確に区別される。高層湿原とは異なり、湧水湿地は、局所的な湧水を発生源とするため、地下水脈の変動や、里山林の貯水量などの影響を受けて、100年単位で発生・消滅が起こるようなダイナミズムを持つのが特徴。
- 中静透, "森のスケッチ (日本の森林・多様性の生物学シリーズ)", 東海大学出版会 (2004).
- 森林のダイナミズムの基礎的解説。日本の気候では、どんな場所でも放っておけば勝手に森林化するが、その遷移の到達点たる極相林も、決して静的な系ではなく、種々の撹乱により、構成樹種が変化する。
- 鷲谷いづみ, 矢原 徹一, "保全生態学入門―遺伝子から景観まで", 文一総合出版 (1996).
最終更新:2018年02月01日 19:38