用語集/か行
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カートン
- トミカの箱が複数入っている段ボール箱のこと。一般的には段ボール箱自体のことを表す。
- この状態で購入することを箱買いという。
- メーカーから小売店にはこの状態で送られる。カートンから出された状態で販売されることが多いため、この状態で販売されることはまれである。
- しかし、ごくまれにカートンでの購入報告があり、お店によるが購入自体はできるものだと考えられる。
改造
- トミカを元の状態から加工する行為のこと。二次加工とも呼ばれる。改造の仕方には様々な種類があり、塗装を落とした後に違う色に塗り替える、ホイールを変更するなど様々なやり方が存在する。高度なものでは、パテを盛って別の車種に作り替えるといったことも存在する。
- 主な例 ステージア※未作成のフロント部を切り落とし、そこにR34GT-R※未作成のフロント部をパテでくっつけてスカージアに作り替える。
- 上記の例は高度な技術が必要とされる改造であるため、既存のトミカの塗装・ホイールの変更やパテによるボディのワイド化が一般的である。近年では、ステッカーを貼り付けてレーシングカーなど実在する仕様を再現することも行われている。
- なお、改造したトミカを販売する行為は公式には禁止とされている。ただし、ヤフオクやメルカリなど個人間取引が中心のサイトではよく販売されているほか(*1)、タカラトミー側によるこれらの販売行為に対する動きがないため、事実上黙認状態である。
黒箱
- 発売当初から1984年まで使用されていたパッケージのこと。通常品に用いられていた。黒と黄色を基調にしたパッケージが特徴。この時代に発売されたものは数千~数万円で取引されることが多く、ものによっては10万円を超えることもある。
- 表面は黒を基調にしており、上部には白い小文字で"tomica"と書かれている。また、om、cの部分にはそれぞれ"diecast scale"、"model"と小さく書かれている。その右にはルーマニア国旗と同じ色の青色、黄色、赤色があしらわれており、黄色の部分には赤文字でその車種の番号が書かれている。
- 表面の中心にはその車種の挿絵が大きく描かれている。下部にはスケール、車種名、トミーのロゴが左から順に書かれている。なお、表面以外は全て黄色を基調にしたパッケージとなっている。
- 末期に発売されたものは現在の赤箱と同じく、トミカのロゴとその車種の番号が天井部に書かれていた。
- 余談だが、車種によっては挿絵に描かれているボディカラーと実際の中身のものが一致しないことがあった。