ハーモナイザー
新西暦における工芸、機械類、鉄鋼業などを手がける職人の総称を
鉄鋼業技術者(鉄機手芸技師とも)と呼び、その中でも
アダマンタイトの調律技能を保有している限られた特殊上級職を指して
奏鋼調律師と分類される。
コンピュータによる精密な技術的処理と大量生産が不可能になった新西暦の環境下では、ほとんどの物が人の手を必要とする手工業で成り立っており、それゆえ技術職は世界を支える重要な職業の一つとなっている。複雑で精密な作業ほど積み重ねられた技術力が要求されるため、職人ブランド信仰につながっている。エンジニアの質と量で国力を決めるという言葉があるほどで、優秀な技師なら国家専属ともなる。
とりわけ
帝国は軍事技術を多く取り扱うため、優秀な
奏鋼調律師の育成には力を注いでいるが、技術習得における難易度は極めて高く絶対数は決して多いとは言えない。
星辰奏者が性能を最大限発揮させるための作業を行う。最初に被験者の身長、体重、脈拍、血圧などの各種身体データを計測。数値に異常が無ければ、次にそれらと同期するように発動体の調整に入る。そしてここからがハーモナイザーの最たる特徴、被験者はハーモナイザーの
星辰体とも感応を開始。それによりハーモナイザーは僅かに感応した自身のアストラルを金槌代わりにアダマンタイトに打ち込み、被験者側の内包する星と感応するのに適した形に内部波長を地道に整えていく。(アストラルとの親和性が低い一般人だからこそ、エスペラントが放つ波長に対して敏感になるという)
粒子ゆえにすぐに形を変える
アストラル、特に大量に感応する
アダマンタイトともなれば特定の波長に整えるのはかなりの難易度となる。名工が楽器を調節するが如し、ということから奏鋼調律師と名付けられた。
アダマンタイトと星辰奏者の性質上、星辰奏者がその性能を完全に発揮するには必要不可欠な存在であり、ひとえに脱走兵であるゼファーが戦闘能力を維持できているのはミリィたちの存在が非常に大きく関係している。
- 個人的に発明品、作成品とか行使して戦う奏鋼調律師がいても良いと思った今日この頃。何か頭にマッドとかそっち系が付きそうな感じになりそうだけど。 -- 名無しさん (2017-03-03 23:46:21)
- ↑糞眼鏡2号はちょっと近いかも -- 名無しさん (2017-03-03 23:51:07)
- 星辰体への感応を以って動くトンチキビックリメカみたいなのは案外あるかも。まぁあったとしても表にはまず出回らんだろうけど -- 名無しさん (2017-03-04 00:09:55)
- 帝国以外の国だとハーモナイザーってどうなってるんだろうな。 -- 名無しさん (2017-03-31 05:55:56)
- ↑いるにはいるだろうけど、多分帝国ほど質は良くないだろうな。ミリィやジン爺さん程の腕の持ち主がポンポンいるとは思えんし -- 名無しさん (2017-03-31 06:01:37)
- そういえばヴェンデッタのミリィ調律CG見た時エアギア思い出したのは俺だけだろうか -- 名無しさん (2017-12-20 00:03:57)
- 今更ながら奏者の能力名って、調律者が感じたイメージから取られてるんだったか。 -- 名無しさん (2017-12-20 18:09:28)
- 少なくとも今出てる奏者に関係してる調律者に学があってよかったと思わせる話である。変な能力名つけられてるやつもそれなりにいそうだ。 -- 名無しさん (2018-05-14 06:45:44)
- ミリィがゼファーにボディタッチして調律してたし、つまりジン爺さんも……まあ実際は手で頭掴む様な感じでノンホモだろうけど -- 名無しさん (2018-05-14 09:50:11)
- 本編じゃああだったけど実際は聴診器みたいなの当ててるイメージ有る -- 名無しさん (2018-05-15 08:46:56)
- ラジオで、民間は一ヶ月、軍は一週間、トップクラスは三日、ミリィは一晩でしたっけ -- 名無しさん (2023-02-01 14:25:23)
最終更新:2024年05月27日 12:33