【概要】
2021年4月24日に開始された
「Hakase」制作の王道古典ファンタジーTRPG
『Shared†Fantasia』のキャンペーン企画。
発案・企画・シナリオ作成・GM(ゲームマスター)は
「いずん大佐」。キャラクターイラスト作成は
「魔王レヴィエヌ」。
PL(プレイヤー)は
「Hakase」「水木童子」「マーマイト吉田58世」「化猫ろくと」の4名である。
専用ハッシュタグ
「#ヴィラゴンクエスト3」、または
「#ヴィラクエ3」で感想・応援ツイートなどを呟こう!!
2021年4月18日に行われた日曜定期配信
『MINECRAFTwithMOD』の告知にて発表された大型長期コラボ企画であり、
簡単に説明すると
『Shared†Fantasia』で『ドラゴンクエストIII』っぽいシナリオをやるよ! ……という事である。
そのため基本的な設定やシナリオは原作(ゲーム)を幾等か踏襲しているものの、同じストーリーを辿るとは限らない。
完全超悪ヴィラニスタが贈るどこか懐かしい剣と魔法の、そしてどこかズレた驚愕と笑撃の冒険活劇が幕を開ける……!
【あらすじ】
古王国『セクメト』の首都『ソルス=ベイ』に暮らす聖戦士『オルテガ』は、主神『ジ・オルグ』より天啓を受ける。
それは「第二次魔王侵攻時に撃退された魔人王『バラモス』が復活しようとしている」という魔王再臨の予言であった。
しかしバラモス討伐に旅立ったオルテガは戦いの末、バラモスの居城が存在する『死の砂漠』で行方不明となってしまう。
時は流れ、16歳になったオルテガの息子『アレク』は父の志を継ぎ、『勇者』として仲間達と共にソルス=ベイを旅立つ。
【主な登場人物】
【プレイヤーキャラクター (PC)】
アレク (PL : Hakase)
聖戦士
『オルテガ』を父に持つ
この物語の主人公(?)。職業(クラス)は
「戦士」。
15歳の頃、主神
『ジ・オルグ』より父オルテガが魔人王
『バラモス』討伐の旅に失敗した事を告げられ、
自らもまた父と同じく魔王討伐の使命を担う事となった次代の
『勇者』である。
第28話
『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて発表された、魔王レヴィエヌが
前日に描き下ろした最終版立ち絵。
魔王レヴィエヌが描いた設定画。
Hakaseが描いたアレクのラフスケッチ(注文書)。これを基に魔王レヴィエヌが上記のアレクを仕上げている。
ミハイル (PL : 水木童子)
元
「山賊」の経歴を持つアレクの幼馴染。職業(クラス)は
「神官」。
かつて聖戦士
『オルテガ』に拾われた事から彼を慕っており、冒険にもアレクの兄貴分として自ら同行を申し出る。
第28話
『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて発表された、魔王レヴィエヌが
前日に描き下ろした最終版立ち絵。
魔王レヴィエヌが描いた設定画。
メグ (PL : 化猫ろくと)
古王国
『セクメト』に仕える学者一族の末娘。職業(クラス)は
「理術士」。
国王
『イスナミル6世』の命により、アレクの仲間として魔王討伐の旅に同行する事になった。
第28話
『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて発表された、魔王レヴィエヌが
前日に描き下ろした最終版立ち絵。
魔王レヴィエヌが描いた設定画。
イナリ (PL : マーマイト吉田58世)
心強い仲間を求めたアレクが
『ルイーダの酒場』で出会った謎の優男。職業(クラス)は
「獣使い」。
本人曰く、神々しい獣から神託を授かったため、仲間を求めて
『ソルス=ベイ』にやって来たらしいのだが……?
第28話
『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて発表された、魔王レヴィエヌが
前日に描き下ろした最終版立ち絵。
魔王レヴィエヌが描いた設定画。
【勇者の仲間達 (NPC)】
タマ
イナリのお供の1匹。通称
「狐のタマ」。
首都
『ソルス=ベイ』に向かう途中で迷子になってしまったイナリを導くかのように現れた小さな白狐。
実はイナリの元にタマを遣わせたのは、後述する『たまもグッド』である。
イブキ
イナリのお供の1匹。通称
「蛇のイブキ」。
タマの次にお供に加わった巨大な灰蛇。サポート型のタマとは異なり、イブキは主に戦闘を担当する。
第2話『ノータの塔の戦い』にて、怪我をして弱っていたところをイナリに救われ、仲間になった大蛇「グレイヴァイパー」の子供。
イナリ曰く、「親と逸れて心細かった(意訳)」との事で、助けて貰った恩からイナリに付いていく事を決めたらしい。
しかしまだレベルの低い幼体とはいえ、突然グレイヴァイパーを拾ってきたイナリにアレク達がドン引きしたのは言うまでもなく、
メグに至っては、「もしもその蛇を私に近づけたらイナリごとそいつを殺す」とまで宣言してしまうのだった。
ちなみに通常のグレイヴァイパーは体長5m程もある、他の大蛇とは一線を画す凶暴性を持った恐ろしい捕食者である。
その食性は当然、目に映る物全てであり、小動物に限らず、中型サイズの獲物(人間を含む)でも躊躇なく餌食とする。
そのためアレク一行はその後の戦闘中、イブキちゃんが巨大な敵でも丸呑みにしていく光景を毎回見させられる羽目になるのだった。
第11話
『五尾の狐』にて、魔人
「ドワイト」の攻撃により、お亡くなりになってしまった。
そして残ったイブキちゃんはスタッフ(アレク達)が美味しく頂きました。
カグヤ
イナリのお供の1匹。通称「巨大蟻のカグヤ」。
とある事情により、別れる事となってしまったイブキに変わって新たにお供に加わった巨大な兵隊蟻。
本来の姿形はもろにリアルな巨大蟻なのだが、虫が苦手な人にも配慮してファンシーな見た目になっている。
オルテガ
アレクの父親。通称
「聖戦士オルテガ」。
アレクがまだ6歳の頃、主神
『ジ・オルグ』より魔王討伐の天啓を受け旅立ったが、後に行方知れずとなる。
緑色の目出し帽子兼マントにパンツ一丁の半裸男ではない。
カンダタ
ソニア
鋼の国
『メイキルク王国』の首都
『アーバンク』に拠点を持つ宮廷魔術騎士団
『カリオン』の団長を務める女性魔術師。
問題児。魔術の腕は一級品だが、対人コミュニケーションは難あり。アレクからは「言葉を話す魔物」扱いにされている。
たまも(善)
魔人王
『バラモス』に仕える三魔将の1人…の片割れ。通称
「たまもグッド」。
メドフォード
世界中に散らばる「ちいさなメダル」を収集している謎のお姉さん。通称「メダルお姉さん」。
彼女にちいさなメダルを渡すと、その集めた枚数に応じて貴重なアイテムと交換してくれる。
第6話『厄介な王宮魔術師』で初登場。ちなみに本来なら第5話で登場する予定だった模様。
他の冒険者から「ちいさなメダル」を回収している互助会(?)の一員であり、彼女自身も歴とした冒険者である。
原作(ゲーム)のシリーズでも『メダル王』や『メダル王女』など、同じ役割を持った収集家が登場しているのだが、
彼女の場合は、何時も特定の場所に留まっているのではなく、自らメダル収集の旅に出ているという点が異なっている。
そのためアレク一行は集めたメダルを"偶然"旅の途中で出会った彼女に渡す事でアイテムを交換してもらっている。
しかしその日のシナリオが一段落したタイミングで、尚且つ「ちいさなメダル」が一定の枚数集まっていた場合に限り、
まるで先回りして見計らっていたかの如く、そこが何処であろうと毎回アレク一行の先々でメダルの回収に現れるため、
アレク達からは非常に気味悪がられてしまうのだった。勿論、それは冒険の舞台が闇の世界に移った後も例外ではない。
尤も、これは原作(ゲーム)にも登場する呪文『ルーラ』のような瞬間移動術が世界観的にも簡単に利用できない事情と、
メダルの交換処理をシナリオ終了時の清算処理などと続けて行っておきたいというGM(いずん大佐)のメタ的な事情から、
集めたメダルを態々交換しに行く手間がなく、何時・何処にでも登場させられるキャラクターが必要だったためである。
またこの「メダルお姉さん」だが、実はいずん大佐の個人セッション「シェアファンなめこ卓」にも登場している。
いずん大佐曰く、『ヴィラゴンクエスト3』と「シェアファンなめこ卓」は世界観的には繋がっているから、との事。
そのため第29話『終焉決戦 災禍の神シェリダ』にて、一足先に元の世界に帰還しており、今後も登場する事が確定した。
【立ちはだかる敵達 (NPC)】
トピー
勇者討伐の号令を受けて、魔界からやってきた
ポンコツ悪魔の子供の1人。女の子。
第19話
『終局決戦 魔城クインゾルマ』にて、クインゾルマ城一帯の土地崩落に巻き込まれ、死亡したかと思われたが、
第26話
『新生の挑戦者』にて、
なんと異世界転生を果たした上で、最終的に闇の世界に流れ着いていた事が判明した。
また異世界転生の影響と、実は生存していたオルテガの下で鍛錬に励んだ結果、強力な霊工術を操る大魔術師となり、
その姿形も大きく成長したのだった。しかし、これでもまだ発展途上らしく、更なる進化形態が示唆されている……。
ちなみにこのポンコツ3人組の名前の元ネタは、「遊戯王」に登場する「魔轟神」と「魔轟神獣」から取られている。
ルリー
勇者討伐の号令を受けて、魔界からやってきた
ポンコツ悪魔の子供の1人。男の子。
第19話
『終局決戦 魔城クインゾルマ』にて、クインゾルマ城一帯の土地崩落に巻き込まれ、死亡したかと思われたが、
第26話
『新生の挑戦者』にて、
なんと異世界転生を果たした上で、最終的に闇の世界に流れ着いていた事が判明した。
また異世界転生の影響と、実は生存していたオルテガの下で鍛錬に励んだ結果、強烈な一撃を繰り出す拳闘士となり、
その姿形も大きく成長したのだった。しかし、これでもまだ発展途上らしく、更なる進化形態が示唆されている……。
キャシー
勇者討伐の号令を受けて、魔界からやってきた
ポンコツ悪魔の子供の1人。性別不明。
第19話
『終局決戦 魔城クインゾルマ』にて、クインゾルマ城一帯の土地崩落に巻き込まれ、死亡したかと思われたが、
第26話
『新生の挑戦者』にて、
なんと異世界転生を果たした上で、最終的に闇の世界に流れ着いていた事が判明した。
また異世界転生の影響と、実は生存していたオルテガの下で鍛錬に励んだ結果、凶悪な奇禍物を作り出す禍神官となり、
その姿形も大きく成長したのだった。しかし、これでもまだ発展途上らしく、更なる進化形態が示唆されている……。
たまも(悪)
魔人王『バラモス』に仕える三魔将の1人…の片割れ。通称「たまもバッド」。
レパルド
魔人王『バラモス』に仕える三魔将の1人。通称「三魔将レパルド」。
クラガレーナ
魔人王『バラモス』に仕える三魔将の1人。通称「三魔将クラガレーナ」。
バラモス
第二次魔王侵攻時に撃退された悪魔達の総大将。通称
「魔人王バラモス」。
第19話『終局決戦 魔城クインゾルマ』で初登場。
まだ復活して間もない状態の中、アレク一行との勇者ポイントによるイカサマ激闘の末、遂に討ち取られたのだが、
後に実はこのバラモスさえも、下記の「シェリダ」が率いる「シェリダ八将軍」の1人に過ぎなかった事が判明した。
第28話『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて、不死者「バラモスゾンビ」として再びアレク一行の前に立ちはだかった。
しかし生前に誇っていた魔法戦士としての腕前は完全に失われており、爪で攻撃するなど単純な近接戦闘しかできない。
また同話ではクインゾルマを守る親衛隊として弟である「バラモスブロス」と共演しており、
バラモスブロスが倒されると弟の怒りを魔力に変えて敵全体を殲滅する「バラモスゾンビの憤怒」を使用してくる。
クインゾルマ
先代の魔人王。
第19話『終局決戦 魔城クインゾルマ』で初登場(名前のみ)。
上記のバラモスと同様、このクインゾルマもまた「シェリダ」が率いる「シェリダ八将軍」の1人に過ぎず、
そしてシェリダを闇の世界に匿った張本人でもある。現在は「聖地アピスト」を占拠して眠りについており、
闇の魔力で世界を汚染する事で「ジ=オルグ神」を始めとした神々の干渉を遮断するという役目を果たしている。
第28話『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて、遂に「聖地アピスト」に眠る巨大な本体が登場した。
本来の姿は超大型程度のサイズなのだが、長い年月をかけて魔力を結晶化して自らの体と一体化させる事により、
極めて巨大な水晶の姿に変化しており、その場から動く事はできないものの、高い魔法耐性を獲得している。
シェリダ
闇の世界を支配する者。
第19話『終局決戦 魔城クインゾルマ』で初登場(声のみ)。
その正体は、かつて主神『ジ・オルグ』を始めとした神々の手によって引き裂かれた『禍ツ神』の欠片から零れ落ちたモノの1つである。
先代魔人王『クインゾルマ』の手で闇の世界に匿われたシェリダは、徐々にその力を取り戻しつつあり、
バラモスを討伐してもう終わりだと思っていたアレク一行は、今度はこのシェリダ討伐に旅立つ羽目になるのだった。
つまりゾーマポジションである。
第29話『終焉決戦 災禍の神シェリダ』にて、遂にアレク一行の前にその姿を現す。
闇の世界を苗床に長い年月をかけて力を吸収したシェリダの力は、最早「従属神」クラスに匹敵するものとなっており、
自らの眷属である「邪神の子」を次々と生み出し、強大な「闇の氾濫」の力を以ってアレク一行を始末しにかかる。
しかしアレクの持つ「勇者のつるぎ」の光の力によって闇の衣を剥ぎ取られ、最後の戦いが幕を開けるのだった……!
バーガス
闇の世界で出会った目のない悪魔。自称
「大炎魔術師バーガス」。
第20話『闇に降り立つは勇者なり』で初登場。基本的には無能だが、失敗を挽回しようとする責任感だけはある。
いずん大佐が考えていた当初の予定では、このシナリオで謎の実験体に捕食されて死亡するはずだったのだが、
話の成り行き上、何故か勇者アレクに今後も利用価値があると判断されたのか、まさかの生存ルートに突入。
その後もアレク一行と遭遇する度に良い様に利用され続けた結果、一般兵 ⇒ 特務連絡官 ⇒ 第3軍団主任参謀と、
身の丈に合わない大出世を果たす事になるのだった。しかしそんな幸運(?)な彼も最後は重大な決断を迫られる事に……。
ちなみにバーガスのバーガは馬鹿の事ではない。
尚、上記の立ち絵を描いたのはHakaseなのだが、元々はいずん大佐が用意したフリーのキャラクターイラストである。
そのため三魔将「レパルド」にも同じイラストが使用されていたのだが、特に考えもなくバーガスにも流用した結果、
まさかのバーガスの方が有名になってしまい、レパルドの姿はアレク一行から影も形も忘れ去られてしまうのだった。
またこの流用の所為で「目がない悪魔」という設定にもかかわらず、普通に目があるという矛盾も生まれてしまった。
強引に解釈するのであれば、レパルドとは近縁の悪魔だが、闇の世界で生きる内に視力が退化した種族なのかもしれない。
ラボラス
「シェリダ八将軍」の1人。通称「大海の支配者ラボラス」。
「聖地アピスト」に繋がる海域を支配する大海魔。
クインゾルマから「人類に分類される種族の魔法の使用を阻害する強力な結界を貼る力」を与えられており、
この力で聖地奪還のために進軍して来たオルテガ一行を悪魔の軍勢と共に返り討ちにしている。
しかし第28話『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』にて、アレク一行がクインゾルマ達と激闘を繰り広げている間に、
結界の力が効かないカンダタや成長したトピー達が率いる囮部隊によって、普通に討伐されてしまうのだった。
物語的にも重要な役目を与えられたボスキャラクターでありながら、その姿を一度も拝まれないとは……合掌。
ノーレラス
「シェリダ八将軍」の1人。通称「破壊の化身ノーレラス」。
強力な重力エネルギーを纏って戦う悪魔だったが、オルテガ一行によって既に討伐されている。
つまり名前のみの登場である。
チャムール
「シェリダ八将軍」の1人。通称「獣王チャムール」。
雷の力を身に纏って戦う獣魔だったが、オルテガ一行によって既に討伐されている。
つまり名前のみの登場である。
ガーディウス
「シェリダ八将軍」の1人。通称「炎獄の剣士ガーディウス」。
第21話『世界の闇を払う者』で初登場。
第6軍団を率いる魔剣士。闇の炎で形作られた半霊体の存在であり、その熱量が強すぎるあまり、冷気さえも無力化してしまう。
また自身の心核を基に「獄炎の写し身」と呼ばれる炎の分身体(コピー)を生み出す事ができる。
かつてオルテガとの戦いで、自慢の刀を折られ敗北してしまったようだが、現在は修復済みである。
第27話『聖剣の鍛造者』にて、遂にガーディウス本体と戦う事になった。
虚像の心臓を作り出し、それを一閃する事で対象を即死させる呪い『必殺剣「聖者必滅」』等、多数の必殺剣を使いこなす。
しかしメグの「混沌の一撃」を受けて致命傷を負ったところに、アレクの必殺技「切り取り線斬り」を受けて撃破された。
剣士であるにもかかわらず、アレクと真面に斬り合わせてもらえないまま散る事になったガーディウスの心境や如何に……。
カイーナ・アンテノーラ
「シェリダ八将軍」の1人(2人?)。通称「双生の魔術師」。
第21話『世界の闇を払う者』で初登場。
第7軍団を率いる双子の魔術師。カイーナが男性型、アンテノーラが女性型の魔人である。
お互いに魂レベルで結びつきがあり、受けたダメージを共有して自在に割り振る事ができる。
両親の名前はトロメアとジュデッカかもしれない。
第25話『翻弄する二重詠唱』にて、遂に本格的な戦闘となった。
展開した魔法防壁でアレクの必殺技「切り取り線斬り」を防ごうとするも、その勢いを殺しきれず、同時に切り伏せられ倒された。
ちなみに第18話『女狐たまもバッド討滅戦』にて、たまもバッドを謎の力で変質させた声の主はアンテノーラだった模様。
ティフォン
「シェリダ八将軍」の1人。通称「大魔人ティフォン」。
冷気の力を使いこなす魔人だったが、オルテガ一行によって既に討伐されている。
つまり名前のみの登場である。
バラモスブロス
バラモスの弟。
第28話『聖地奪還 龍峰神殿アピスト』で初登場。
先代の魔人王であるクインゾルマの命に従って、「聖地アピスト」の守護を果たしていた。
魔法戦士としての腕前は兄に遠く及ばないものの、クインゾルマを守る親衛隊としての実力は極めて高く、
更に奥の手として、自らの生命力を削って相手に呪いをかける恐るべき術式を有している。
【その他 (NPC)】
ハヴィルドニア
「次元」に関する能力を持つ古龍種のモンスター(幻獣)。別名
「還元龍(せんげんりゅう)」。
第23話『古の龍が眠る山』で初登場。
特殊な形状の爪で空間を切り裂き、別位相の空間に繋がる門を形成する能力を持つ。
しかし本編に登場するのは、悠久の時を生きた事で今まさに今生を終えようとしている老齢の特殊個体であり、
そのためアレク一行が対峙したこのハヴィルドニアは「幽(くら)きに棲(す)まうハヴィルドニア」と区別されている。
ちなみにイラストを提供した魔王レヴィエヌ曰く、「歴戦王もいるとかいないとか」との事。弱個体で良かった……。
トルテちゃん
トップの画像にもしれっと写り込んでいるし、前回のあらすじにも毎回登場しているため、何か意味があるのと思いきや、
本編には全く関係がありません。
いずん大佐のセッションにおけるマスコットキャラクターとしての役割以外に、本当に意味はないのであった……。
尤も、本編といずん大佐の個人セッション
「シェアファンなめこ卓」は、世界観が繋がっている事が明言されているため、
出そうと思えば出せるのかもしれない。とりあえず断言できる事は
「トルテちゃんはかわいい」という事実だけである。
【アーカイブ】
第1話「勇者アレクの旅立ち」
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あらすじ ネタバレ注意! |
ソルス=ベイに住むアレクはジ=オルグ神の天啓を受けて、父オルテガが果たせなった魔人王復活を阻止する旅に出る。
宮廷の理術士メグ、幼馴染の神官ミハイル、そして強引に仲間になった謎の獣使いイナリと共に、先ずはゴブリン退治に赴く。
しかしそのゴブリンはスライムを乗り回す何とも風変わりなゴブリンだった……。
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第2話「ノータの塔の戦い」
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あらすじ ネタバレ注意! |
不明瞭なミハイルの神託に従い、西に進むアレク一行は、辿り着いた村で聖女ピスティを祀る「いざないの祠」の伝承を聞く。
祠の封印を解除するためには「魔法の玉」という爆弾道具が必要なのだが、その魔法の玉は盗賊「バコタ」に盗まれていた。
盗賊団の拠点であるノータの塔に向かった一行は、バコタ一味を撃破して魔法の玉とバコタにかかった懸賞金を入手するのだった。
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第3話「金の冠と呪われた村」
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あらすじ ネタバレ注意! |
魔法の玉を取り戻した事でいざないの祠に入る事を許可されたアレク一行。
更に祠の中で一度お祈りをしたジ=オルグ神殿に一瞬で転移できる非常に強力な神器「ピスティの杖」も入手する。
祠の奥にある旅の扉で鋼の国メイキルクの北西に飛んだ一行は、そこで辺境伯の冠が義賊「カンダタ」に盗まれた事を知る。
カンダタの行方を知っていると思われる村に向かうも、その村はなんとエルフの呪いで村人達が眠らされていた。
アレク一行はエルフの願いを聞き、エルフの秘宝を悪魔から取り戻して、村を目覚めさせる事に成功するのだった。
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第4話「決戦!カンダタ団!」
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あらすじ ネタバレ注意! |
アレク一行の活躍により、エルフの呪いから解放された村人達は悩みながらもカンダタ一味の隠れ家を明かす。
その情報を基に、遺跡群を訪れた一行は遺跡の謎を解き明かし、遂にカンダタと戦闘になる。
激戦の中、致命傷を負うアレク。しかしアレクが身に着けていた紋章を見たカンダタは、自ら攻撃の手を止める。
実はカンダタはかつてオルテガに助けられ、一時その旅に同行していた事があり、アレクがオルテガの息子だと気づいたのだ。
そしてアレクとの出会いこそ自らの在り方を変える最後のチャンスだと悟ったカンダタは、アレクへの協力を決意するのだった。
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第5話「勇者一行の絆なら宝を前にしても争わない」
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あらすじ ネタバレ注意! |
辺境伯に冠を返したアレク一行は、首都アーバンクに向かう前にカンダタの提案で「魔法のカギ」を探す事になる。
しかし魔法のカギが存在するという遺跡は、何らかの精神操作系の魔法を受けたと思われる調査隊の同士討ちの噂があった。
蒼宝珠に反応して襲い掛かってきたドラゴンユースなど、様々な障害を回避しながら、一行は遺跡の最奥に到着する。
なんと最奥の部屋はミミックルームと呼ばれる魔物だったのだ!
何とかミミックルームの精神操作を打ち破り、これを撃破した一行は、無事に魔法の鍵を入手するのだった。
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第6話「厄介な王宮魔術師」
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あらすじ ネタバレ注意! |
メイキルクの首都アーバンクに辿り着いたアレク一行は、宮廷魔術騎士団カリオンの団長「ソニア」の元を訪れる。
ソニアの依頼で「トロニカの書」という古文書を取ってきた事で、彼女の協力を得た一行はジ=オルグ神殿の書物を調べる。
そこで死の砂漠を超えるためには、かつてジ=オルグ神を運んだとされる伝説の神竜「ユスティア」の力が必要だと知る。
神龍の力を得るには6つのオーブを集めなければならない。そして実は蒼宝珠がそのオーブの1つ、ブルーオーブだったのだ。
残り5つのオーブを求めて、アレク一行はオーブを探す旅に出るのだった。
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第7話「悪徳の街ホロウエッジ」
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あらすじ ネタバレ注意! |
ソニア特製の「カリオンの念話」という長距離連絡手段を提供してもらったアレク一行は、オーブを探すため調査を開始する。
裏社会の情報を探った結果、グリーンオーブはメイキルク国内にある悪徳の街「ホロウエッジ」にあるらしい。
またシルバーオーブが商業国家インナハルの首都「ジェストナ」にある事も判明したため、一行は二手に分かれる事になった。
カンダタ一味と別れた後、ホロウエッジに向かったアレク一行は、東区の区長「ギラファ」がオーブを所持している事を突き止める。
しかしギラファの屋敷には簡単に入る事ができない。そこでギラファを排除したがっている東区のNo.2「マギ」と協力関係を結ぶ。
その作戦の第一歩として、一行は先ずギラファのお得様である大道芸人「ロックス」を助けてやるのだった。
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第8話「ギラファ暗殺作戦」
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あらすじ ネタバレ注意! |
マギの指示で大道芸人ロックスに恩を売ったアレク一行は、入念な準備のうえでギラファの屋敷に潜入する事に成功する。
屋敷を調査すると、実はギラファは魔人王に仕える三魔将「たまも」と取引がある事が判明する。
入手した情報を基に、マギと共にギラファを襲撃した一行は、そこで正体を現したギラファを撃破してグリーンオーブを入手する。
そして一行は、更にオクード近郊に拠点を構える暗殺者集団「山の老人」が貴重な宝玉を持っている事を知るのだった。
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第9話「四尾の狐」
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あらすじ ネタバレ注意! |
オクードに情報があるとはいえ、正攻法では2ヶ月の山越えが必須である事から、神のお告げを得て転移門を探す事にしたアレク一行。
何とか転移門が眠る遺跡を見つけるも、そこはオーガの軍勢に占拠されていた。
これを難なく蹴散らした一行は、その遺跡を管理していた山の老人の暗殺者、そしてまさかの三魔将「たまも(?)」と遭遇する。
しかし本来は九尾の狐であるはずの彼女には四尾しかなかった。彼女曰く、復活の際に善性の四尾と悪性の五尾で喧嘩をしたという。
その結果、善性寄りの「たまもグッド」と悪性寄りの「たまもバッド」の2体に分かれてしまい、お互いに抹殺したがっているらしい。
そしてそんな同族嫌悪の果てに、有う事か敵である勇者に協力しようなどと言い出す四尾の狐ことたまもグッドなのであった。
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第10話「山奥に隠されしモノ」
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あらすじ ネタバレ注意! |
たまもグッドが同行する事になったアレク一行は、転移門を使ってオクードにたどり着く。
山の老人の暗殺者から遺跡開放の礼を受けつつ、オーブについて聞いてみると、山の老人が所有する宝玉はオーブではなかった。
更に調査を進めると、近くの街を治める伯爵がオーブを持っていたようだが、最近「ザンギ盗賊団」に盗まれてしまったらしい。
これに激怒した伯爵は、山の老人に対して盗賊団の暗殺依頼を出しており、首領の「ザンギ」は何処かに身を隠しているという。
オーブの隠し場所はザンギしか知らないため、一行は山の老人がザンギを暗殺する前にその隠し場所を聞き出さなければならない。
何は手はないかと探っていると、かつてカンダタが駆け落ちを手助けした人間とエルフのカップルを偶然助ける事になる。
エルフの呪術により、ザンギの隠れ場所がオクードの第3王子が所有する囚人鉱山である事が判明したため、一行は鉱山に潜入する。
山の老人からの刺客も撃破して、無事にザンギからオーブの隠し場所を聞き出した一行は、情けをかけて彼に腹を切らせるのだった。
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第11話「五尾の狐」
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あらすじ ネタバレ注意! |
パープルオーブの隠し場所の情報を得たアレク一行は、山中の遺跡に向かうも、その山道には何故か人払いの結果が張られていた。
メグの魔法で空を飛び、この無限ループを突破すると、そこには結界を張った張本人であるたまもバッドが待ち構えていた。
「初戦は遊ぶ」というたまもバッドを撃退して、パープルオーブの回収には成功するも、たまもバッドから不眠の呪いを受けてしまう。
呪いを解除するため、かつて村を眠らせる呪いをかけたエルフの女王に助けを求めるも、その行動もたまもバッドに筒抜けだった。
悪魔の軍勢がエルフの森を取り囲む中、一行はエルフ達と協力してこれを撃退、しかしこの戦いでイブキが犠牲になってしまう。
その後、エルフの女王に不眠の呪いを解いてもらった一行は、レッドオーブがマルトゥーグにある事を知るのだった。
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第12話「メタルの影を踏む」
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あらすじ ネタバレ注意! |
道中で巨大蟻の「カグヤ」を新たな仲間に加えたアレク一行はマルトゥーグに到着する。
しかしレッドオーブを所有する「ハロルド将軍」の砦が悪魔達に落とされてしまった事を知った一行は更なる情報収集を行う。
そんな中、一行は倒せれば大量の経験を得られるというメタルモンスターを追う2人のハンター「ジョニー」と「ヨサク」に出会う。
彼らに協力する事になった一行は、逃げ足の速いメタルモンスターを逃がさないため、影踏みの能力を持つ悪魔を召喚しようと考える。
召喚の触媒に必要な素材を集める事になった一行だが、訪れた谷で謎の悪魔「トピー」と出会う。
彼女は勇者アレクを討伐すべしという魔人王の号令を聞き、そのやる気と勇気だけで魔界から飛び出してきた子供の悪魔だった。
そんな勇者討伐の鍛錬を始めようとした初日に、運悪くその勇者一行と遭遇してしまった彼女は当然のように敗北する。
そして彼女のおかげ(?)で必要な素材も入手した一行は、無事にメタルモンスターを撃破してレベルアップにも成功するのだった。
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第13話「レパルドの影」
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あらすじ ネタバレ注意! |
レッドオーブの所有者であったハロルド将軍と面会したアレク一行は、オーブが安置されていた砦の奪還作戦に参加する。
その最中、マルトゥーグの王子「ディクス」とその仲間の剣士「シュトラウト」、魔術師「キャロル」のパーティと協力関係を結ぶ。
その後、アレク一行はチュパカブラに変身して砦への潜入に成功するも、何故か今回の作戦が悪魔達に全て筒抜けだった事を知る。
駆け付けたディクス王子達の加勢もあり、何とか悪魔達の包囲を突破したアレク一行は、軍内部にレパルドの影を見るのだった。
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第14話「三魔将レパルド」
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あらすじ ネタバレ注意! |
砦から撤退後、たまもグッドと合流したアレク一行は、三魔将「レパルド」が軍の重要人物に成り代わっている可能性を推測する。
そこでレパルドの変身を暴く「八咫鏡」のレプリカを錬成する事を提案したたまもグッドの指示により、必要な素材を集めていく。
しかし完成した鏡は一度限りの使い捨てであり、アレクは誰に鏡を使用すべきか、その容疑者を特定するべくメグを単身潜入させる。
生きた心地がしないメグの情報収集により、ハロルド将軍こそがレパルドであると看破した一行は、鏡の力でその変身を強制解除する。
そしてディクス王子のパーティと協力して、正体を現したカバのレパルドを撃破した一行は、無事にレッドオーブを入手するのだった。
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第15話「囚われの義賊」
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あらすじ ネタバレ注意! |
アレク一行と別れてシルバーオーブを追っていたカンダタ一味との連絡が途絶えてしまう。
ソニアからカンダタがナグン=ヘラス国内で捕らえられたという情報を得た一行は、ソニアの協力を得て現地へと向かう。
しかしカンダタの収容場所の情報を知っている人物を探していた最中、一行は森の中で以前コテンパンにした悪魔トピーと出会う。
なんとトピーはあの戦いの後、一度魔界に戻って友達のルリーとキャシーを誘い、今度は3人で鍛錬に励もうと決意していたのだ。
何とか鍛錬に適した場所に拠点を構え、さあ明日から頑張ろうと気合を入れたところに、またしても勇者と出会ってしまったトピー。
案の定、再びコテンパンにされたトピー達を尻目に、アレク一行は3人組が保護していた人物からカンダタの居場所を突き止める。
監獄に捕らわれていたカンダタは悪魔達の策略で操られていたものの、戦闘の末、無事にカンダタを解放する事に成功するのだった。
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第16話「勇者、出航!」
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あらすじ ネタバレ注意! |
カンダタ一味はシルバーオーブを追ってナグン=ヘラスにやってきたものの、その肝心のオーブを載せた船が沈没してしまったという。
調査の結果、最近ナグン=ヘラス近海では嵐でもないのに、付近を通過する船が沈没する事件が多発しているらしい。
人品探知の魔術により、オーブを載せた船に乗り込んだカンダタこぶんがまだ生きている事が判明したため、その場所に船を出す一行。
イナリが距離の計算を間違えた事と外洋航海の技術がないため、危うく遭難しかけたものの、何とか目的地の無人島に到達する。
そこでこぶん達と交流していた人魚から、三魔将「クラガレーナ」が飼っている毒蛇「ヒュドラ」を何とかして欲しいと依頼を受ける。
船を沈めていた元凶のヒュドラを撃退した一行は、お礼として海底に沈んだシルバーオーブを人魚に回収してもらうのだった。
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第17話「最後のオーブを求めて」
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あらすじ ネタバレ注意! |
最後のイエローオーブの情報を調査するアレク一行は、とある商人がそれらしき宝石を取引しているという情報を得る。
現地に向かった一行はオーブを買い取った商人と接触するも、実はその商人は悪魔の手先であり、悪魔達の包囲を受けてしまう。
そんな絶体絶命のピンチを助けたのは、あの問題児魔術師ソニアだった。聞けば、国の任務でこの辺りを調査していたという。
悪魔達はナグン=ヘラス国内に不和を撒く事で戦争を煽り、衝突した両国の兵士を生贄に準魔王「蚩尤」を召喚しようとしていたのだ。
ソニアと協力してその計画を未然に防いだアレク一行の前に、ナグン=ヘラス軍に潜入していたクラガレーナがその正体を現し襲い掛かる。
激闘の末、クラガレーナを討伐したアレク一行だが、その間にイエローオーブはたまもバッドに回収されてしまうのだった。
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第18話「女狐たまもバッド討滅戦」
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あらすじ ネタバレ注意! |
別行動をしていたカンダタ達がたまもバッドに襲われた事が判明したため、アレク一行は本格的にたまもバッド対策を練る事にする。
調査で訪れた山奥の集落にて、数年前にあのオルテガがここを訪れていた事、そしてこの地でオルテガが地割れに飲まれた事を知る。
集落の人々と協力して、遂にたまもバッドの強力な方術に対抗する術を得た一行は、オルテガが残した盾と小手も入手する。
たまもバッドが潜む霊山に向かった一行は激闘の末、たまもバッドを打ち倒すも、突如地割れが発生。地の底から謎の声が響き渡る。
そして謎の力によって変質したたまもバッドと連戦になるも、何とかこれを撃破した一行は、最後のオーブを入手するのだった。
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第19話「終局決戦 魔城クインゾルマ」
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あらすじ ネタバレ注意! |
遂に6つのオーブを全て揃えて、神器「神竜のたましい」により巨大な竜に変身する力を得たアレクは、仲間達を背に大空を駆ける。
目指すは死の砂漠の中心に存在する魔人王の居城「魔城クインゾルマ」、城に到着した一行は裏口からこっそり侵入するのだが……。
そこに居たのは、なんと今度こそ鍛錬をするべく、砂漠越えまで果たして、前日この城に着いたばかりのポンコツ3人組であった。
またしても無謀に挑みかかるしかない3人組を返り討ちにした一行は、彼女達をクローゼットに押し込めた後、城内の進撃を開始する。
そして城の最奥に辿り着いた一行は、遂に魔人王「バラモス」の討伐に成功する。
魔人王を失った城は砂漠に空いた大穴に飲みこまれていき、その崩落にカンダタ達とついでにポンコツ3人組が巻き込まれてしまう。
その後、無事にソルス=ベイに帰還したアレク達は、王に魔人王討伐を報告する。しかしその時、何処からか声が響き渡る。
その声の主は禍ッ神の欠片「シェリダ」。このシェリダこそが魔人王を地上に送り出した元凶であり、真に倒すべき存在だったのだ。
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第20話「闇に降り立つは勇者なり」
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あらすじ ネタバレ注意! |
砂漠に空いた大穴を通じて異世界に降り立ったアレク一行は、そこでドワーフの鍛冶師「エドラス・パイロ・ガルディン」と出会う。
彼から近くの街の情報を教えてもらう代わりに、近隣の遺跡に潜む魔物の討伐を依頼された一行は、その道中で奇妙な悪魔と遭遇する。
悪魔の名は「大炎魔術師バーガス」。彼は悪魔達が遺跡で研究を進めていたとある実験体の脱走を追っていた部隊の生き残りだった。
アレク一行は自らの正体を隠しつつ、この馬鹿なバーガスを大いに利用する事で危険な実験体の討伐に成功する。
その後、エドラスに教えてもらった街に向かった一行はこの世界の情報を集める中で、あのオルテガがかつてこの世界に降り立った事。
この世界でも勇者として旅をしていた事、そして聖地奪還作戦に失敗して、彼は聖剣と共に海に消えてしまった事を知るのだった。
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第21話「世界の闇を払う者」
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あらすじ ネタバレ注意! |
アレク一行はオルテガが最初に訪れたという国「カーメン王国」にて、彼の資金援助をしていたというジュール家と出会う。
その夜、オルテガの息子である事を証明するため、闇の力で支配された遺跡に向かえという謎の声を聞いた一行は遺跡の調査に赴く。
上の世界から持ち込んだ光の魔力によって遺跡の闇を祓ったアレク一行が遺跡の最奥に足を踏み入れると、そこには3人の人影がいた。
シェリダ八将軍の「ガーディウス」「カイーナ」「アンテノーラ」が、オルテガに折られた刀の修復のため儀式を行っていたのだ。
儀式で魔力を消耗していた彼らはガーディウスの「獄炎の写し身」を置き土産にその場から撤退、アレク一行はその写し身を撃破する。
遺跡の調査を終えた一行が街に戻ると、あの声の主であるカーバンクルの「ルイン」が接触してくる。
彼はかつてオルテガのパーティの一員であり、次代の勇者に希望を託すべく、ただ1匹あの敗戦から逃げ延びていた事を告げる。
そしてシェリダが「闇の衣」を纏っている事、その力を無力化できる聖剣が失われた今、「虹の雫」が必要である事も告げるのだった。
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第22話「百魔に立ち向かえ!」
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あらすじ ネタバレ注意! |
「虹の雫」の作製のために必要なアーティファクト「太陽の石」と「雨雲の杖」。
太陽の石はかつてオルテガ達が入手して、現在はルインが所持しているため、アレク達は雨雲の杖を探す事になる。
調査を進めた結果、前回向かった遺跡に何らかの情報がある事を知った一行は、そこで再会したバーガスを良い様に利用する。
またアレク一行と同じくこの世界に落ちてきて、今は自警団として活動しているカンダタ一味とも再会する。
そしてカンダタからの情報と遺跡の調査により、雨雲の杖が封印されている場所を示すヒントとなる石碑を発見する。
だがその場所は人類の前線砦となっており、一行は砦に襲い掛かってくる大量の悪魔達を撃退した後、石碑の発掘作業を行うのだった。
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第23話「古の龍が眠る山」
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あらすじ ネタバレ注意! |
「雨雲の杖」がアーボリア山に存在するという情報を得たアレク一行は、早速現地に向かうものの、何故か先に進む事ができない。
実はその山には遷元龍「ハヴィルドニア」と呼ばれる古龍が住んでおり、その所為で山道の次元がおかしくなっている事が判明する。
一度上の世界に戻ってソニアに相談すると、アーバンクに潜む魔術結社ドーンスターのトップ「レイドロン・ペルシア」を紹介される。
そして召喚術の達人である彼から、次元異常による強制空間転移を防ぐ秘薬を作製するには「ワームの苦汁」が必要だと聞かされる。
空間転移に強い耐性を持つ錬金素材を求めて、ワームの生息地にやって来た一行は現地に住み着いていた盗賊団と遭遇する。
しかしその用心棒である魔術師「ノックス」をドーンスターへの加入を斡旋する事を条件に鞍替えさせて、難なく殲滅するのだった。
こうして素材の入手に成功したアレク一行は完成した秘薬を使ってアーボリア山を踏破、山頂にて遷元龍と戦いこれを撃破する。
雨雲の杖は先に情報を得ていた悪魔達によって奪われてしまったものの、遷元龍から「ガイアのハンマー」を授かるのだった。
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第24話「はぐれものを追って」
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あらすじ ネタバレ注意! |
前回、「雨雲の杖」を敵に奪われてしまったアレク一行は、杖の行方を探るべく、敵の機密情報が集まっている拠点を襲撃する。
そして機密情報輸送部隊を捕捉した一行は、そこで雨雲の杖の情報を報告した功績で謎の昇進を果たしていたあの悪魔と再会する。
そう、バーガス特務連絡官である。つまりまた尻拭いの予感である。
しかしバーガスは機密情報が魔術的に記録された宝石を謎のモンスターに奪われてしまったと一行に泣きついてくる。
そのモンスターの正体は、あの研究施設から逃げ出した後、恐るべきメタルモンスターと化した「はぐれ実験体」だった。
はぐれ実験体を討伐して大量の経験値と雨雲の杖の保管場所の情報を入手したアレク一行は、敵地の更に奥へと進むのだった。
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第25話「翻弄する二重詠唱」
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あらすじ ネタバレ注意! |
奪われた「雨雲の杖」が研究されているという屋敷を突き止めたアレク一行は、そこが会員制の療養施設である事を知る。
内部に潜入しようと試みていたところ、そこに引きこもりの技術者を引っ張り出す任務を受けて派遣されたバーガスがやって来る。
こちらの正体がバレない形でバーガスを縛り上げて、彼から会員証を奪う事に成功した一行は、屋敷の地下に研究施設を発見する。
アレク一行は仲間に助けられて地下にやって来たバーガスを何時ものように言いくるめて、施設各所に大規模な放火を決行する。
この積極的な破壊工作により、悪魔達の研究成果(体の表と裏をひっくり返す魔法等)を全て焼失させつつ、杖の保管場所に辿り着く。
そして緊急事態を受けて現れた双生の魔術師「カイーナ・アンテノーラ」も退けた一行は、雨雲の杖の奪還に成功するのだった。
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第26話「新生の挑戦者」
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あらすじ ネタバレ注意! |
研究施設から「オルテガ本人に関する魔力反応が検知された」という未確認情報を入手したアレク一行は、現地に向かう事になる。
反応があった山奥の集落の村人曰く、退魔の結界を維持するための鉱石が奇妙なモンスターの所為で採れなくなってしまったらしい。
村人の信用を得るべく、金属の体を持った謎のゴーレム(?)を討伐した一行は、遂に村の奥地に隠れ住んでいたオルテガと再会する。
城の崩落に巻き込まれた際、謎の異世界転生を果たした後、この世界に落ちてきたらしい、あの例のポンコツ3人組も一緒に……。
実はオルテガは先の聖地奪還作戦の際、失敗を悟った仲間の大奇跡の力によって秘密裏に転移しており、ここに身を隠していたのだ。
漸く再会できた父親とはかなりギクシャクした雰囲気になりつつも、オルテガの試練を突破したアレクは「精霊の鎧」を手に入れる。
そして試練を終えたアレク一行の前に、今後はオルテガから直々に鍛錬を受けたあのポンコツ3人組が自ら挑戦状を叩きつけてきた。
心身共に急成長を果たした3人組はアレク一行と激しい戦いを繰り広げるも、やはりあと一歩及ばず三度敗北。(トピーのみ四度。)
こうして勇者アレクとポンコツ3人組の力関係は決定的なものとなり、トピーの「勇者を倒す」という使命も終わりを告げるのだった。
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第27話「聖剣の鍛造者」
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あらすじ ネタバレ注意! |
「虹の雫」を手に入れたアレク一行はオルテガから預かった「折れた聖剣」を修復できないか試みる。
闇の世界で最初に出会ったドワーフの鍛冶師エドラスに話を聞きに向かうも、彼は既に悪魔達に拉致されてしまっていた。
そこで前回の事件を経て、身の丈に合わない更なる昇進を果たしていたあの悪魔とまたしても再会する事になる。
そう、バーガス第3軍団主任参謀である。
(地下からの大火災で大混乱に陥った療養施設からお偉いさんを含めて1人の怪我人も出さずに避難させた功績である。)
バーガスからエドラスと彼が保管していた伝説の金属「ハルデバイト」が狙われた事を知った一行は、奪還作戦を開始する。
先にエドラスの救出に成功した一行はハルデバイトが保管されている敵拠点を探り当て、敵幹部の1人をインタビュー(拷問)する。
しかし聞き出した保管場所にはあの炎獄の剣士「ガーディウス」が先回りしていた。遂に幻影ではなく、本体との直接対決に挑む。
死闘の末、剣士なのに真面に斬り合わせてもらえなかったガーディウスの必殺剣を打ち破った一行は無事にハルデバイトを回収する。
そして一行の目的が聖剣の修復だと知ったエドラスはやる気満々で素材とガイアのハンマーを奪い取り、工房に籠るのだった。
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第28話「聖地奪還 龍峰神殿アピスト」
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あらすじ ネタバレ注意! |
オルテガを上の世界に返した後、遂に完成した聖剣「勇者のつるぎ」を手に、聖地奪還作戦に再び挑むアレク一行。
先の作戦では八将軍の1角「ラボラス」が人類の魔法行使を阻害する結界を張っており、戦線が崩れた事が敗因だった。
しかし今回は主任参謀となったバーガスに偽の情報を流布させる事で、ラボラスの敵視を偽の船団へと陽動する事に成功する。
ラボラスの相手をカンダタ一味とポンコツ3人組に任せ、聖地に侵入したアレク一行を待ち受けていたのは巨大な3体の魔物……。
「先代魔人王クインゾルマ」、不死者として復活させられた「バラモスゾンビ」、そしてその弟である「バラモスブロス」であった。
バラモスブロスの呪いやクインゾルマの死の魔力もオルテガの大奇跡によって切り抜け、無事にクインゾルマの討伐に成功する。
そしてカンダタ率いる陽動部隊によりラボラスも撃破される中、状況を確認しにやって来たバーガスは遂に真実を知ってしまう。
バーガス……今まで騙していたけど、実は俺……本物の勇者アレクだったんだよ!
最早後戻りはできない事を悟ったバーガス第3軍団主任参謀……いや、バーガスはアレクの説得を受け、人類側に寝返る事を決断する。
また聖地解放によりジ=オルグ神がこの世界に干渉できるようになったため、アレク一行は人類の限界を突破する加護を得るのだった。
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第29話「終焉決戦 災禍の神シェリダ」
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あらすじ ネタバレ注意! |
勇者としての最後の戦いに挑むべく、シェリダの祭壇に到達したアレク一行。
聖剣の光によってシェリダの闇の衣は剥がされ、その猛攻も限界突破の加護によって無力化され、遂にシェリダは消滅するのだった。
死の間際、「新たな禍ッ神のカケラが目覚めつつある」という不穏な言葉を残して……。
シェリダの消滅により、2つの世界を繋いでいた次元の穴は塞がり、アレク達は元の世界に帰る術を失う。
しかし、闇に沈んだこの世界は少しずつ光を取り戻していく事だろう。アレク達は、この世界で生き続けていくのだ。
【エンディング後について】
- アレク ⇒ ジオの勇者の称号を得る。商人としての大成を目指す。商業都市アレクサンドリアの建国。
- ミハイル ⇒ アレクについていく。次元を超える力の研究を進める。
- イナリ ⇒ ポンコツ3人組と一緒に魔界に行きたい。
- メグ ⇒ 王宮への再就職。
- ポンコツ3人組 ⇒ イナリと同行して旅に出る。
- カンダタ ⇒ 軍の要職に就く。
- バーガス ⇒ アレクの店の手足となって働く。
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番外編「ヴィラクエを振り返る会」
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あらすじ? ネタバレ注意? |
……え? このセッション、1268日(3年と5ヶ月と19日)も掛かったの? それは流石に嘘だよ。(本当です。)
まあ、何はともあれ、今日はそんなアレク一行の長い長~い旅路を、ゆっくりと振り返ろうではないか。
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【コメント】
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最終更新:2025年01月18日 (土) 19時58分47秒
最終更新:2025年01月18日 19:58