シェアファンなめこ卓R





原典(ここ)から始まる、新たな物語」

【概要】


2025年1月15日に開始された「Hakase」制作の王道古典ファンタジーTRPGShared†Fantasiaのキャンペーン企画。
発案・企画・シナリオ作成・GM(ゲームマスター)は「いずん大佐」。キャラクターイラスト作成は「魔王レヴィエヌ」
PL(プレイヤー)は「Hakase」「実験体23号」「藁焼とさち」の3名である。
専用ハッシュタグ「#なめこ卓R」、または「#シェアファン」で感想・応援ツイート等を呟こう!!

2024年11月2日に行われた前作ヴィラゴンクエスト3の番外編にて発表された新たな大型長期コラボ企画であり、
かつていずん大佐が配信外で行っていた個人セッション「シェアファンなめこ卓」の第1部のリメイクとなっている。
元々のシェアファンなめこ卓は「いずん大佐」中の人であるなめこが2018年に開始した個人セッションであり、
当時のPLは「水木童子」「マーマイト吉田58世」「魔王レヴィエヌ」「重力の魔王 雷火」中の人の4名だった。
  • 第1部:40話
  • 第2部:43話
  • 第3部:48話(トルテちゃん初登場!)
  • 第4部:28話(休止中)
全159話。勿論、裏で個人的に遊んでいるキャンペーンであるため、これまで表には断片的な情報しか出してこなかった。
今回はそんな世界の在り方、歩む歴史は全く同一だが、PL陣を一新した事で生まれる変化を楽しむ企画でもある。
果たして、今代のPC達はどのような選択をするのだろうか、R(リメイク)された世界で新たな冒険活劇が幕を開ける……!
ちなみにいずん大佐と原典のPL達は、そんな懐かしい物語や変化を今回は観客としてニヤニヤしながら見ている模様。

【あらすじ】


鋼の国「メイキルク」の西方地域に存在する「マイネ村」。そこに「クーロン」「チンキ」「ワラヤ」の3人の若者が暮らしておりました。
ある日、3人は村長の「マルコルフ」から、メイキルクの首都「アーバンク」まで商品の書物を輸送する仕事を任されます。
将来有望な若者を村の外に旅立たせ、見聞を広げて成長して欲しいという村長を思いを受け取った3人は、これを快く承諾します。
初めて見る村の外の景色……大いなる冒険の匂い……其々の思惑を胸に旅立つ彼らはその旅の果てに、一体何を見るのでしょうか……。

【主な登場人物】


【プレイヤーキャラクター (PC)】

クーロン (PL:Hakase)


身長196cm、体重110kg、村のインテリ(読み書きができる)を自負する筋骨隆々の巨漢。16歳。職業(クラス)は「拳闘士」
パーソナルクエストは「希少価値の高い物品(金銭的価値ではない)、冒険者としての名声・尊敬を得る」「謎の師匠の行方を探す」
糸目で温和な顔つきだが、その顔のままで威圧感を出せる所謂「怒らせてはいけないタイプ」の人間。
丁重な口調で喋り、基本的には親切だが、極自然に悪気なく人を見下す悪癖がある。
村長の血縁(甥?)として首都「アーバンク」で読み書きを習っていた時期があるため、PC達の中で最も村の外の事を知っている。
また街で出会った謎の師匠に気の扱いを教授された事で拳闘士となり、棒術の心得もある。その力は日々磨きをかけているらしい。

チンキ (PL:実験体23号)


「何時か村の外でビッグな男になってやる」と意気込む不良少年。15歳。職業(クラス)は「盗賊」
パーソナルクエストは「金持ちになる」「権力者に認められる」「もっと身長を伸ばす」
子供の頃から身体と気の小ささで虐められており、少しでも強く見せようと村の不良達とつるみ始めるも、結局はそこでも下っ端扱い。
「チキンでも、チンケでもねぇ!俺はチンキだ!」。だがそう言い続けても、こんな狭い村では何時まで経っても変われるはずがない!
そんなチンキにとって、今回の村長からの仕事の依頼は、正に己の人生を変える千載一遇のチャンスだった。ビッグな男に、俺はなる!!

ワラヤ (PL:藁焼とさち)


妖精達と心を通わせる不思議な力を持つ目隠れ男子。15歳。職業(クラス)は「妖精使い(ピクサー)」
パーソナルクエストは「知の探究」
僕は、何処から来て、何処へ向かえば良いのだろうか。物心ついた時、傍に居てくれたのは妖精だけだった。
妖精達だけが僕に世界を教えてくれた。「両親」とか「家」とか、他のニンゲン達が持っているものは持っていなかったけれど、
妖精達のくれた「知識」は僕に「楽しい」という気持ちを与えてくれたから、僕は世界に存在する「知」を集め続けていきたい。

【旅の中で出会う仲間達 (NPC)】

ジル・レガート


旅の中でPC達と出会い、同行する事になる謎の男。通称「ジル」。職業(クラス)は「神官」
世間一般の基準ではかなりの美形である。自らを「旅のグルメ」を名乗るのだが、どうにも胡散臭い……。

シャズ


ジル・レガートに仕える部下の1人。職業(クラス)は「神官」
ジルが用意した召喚石で短時間だが、戦闘中にNPCとして加勢してくれる。

クレア


ジル・レガートに仕える部下の1人。職業(クラス)は「狩人」
魔族に対して特効を持つ特殊金属「退魔鉄」製の武器を使用する。

オザワ・リオ

ジル・レガートに仕える部下の1人。職業(クラス)は「戦士」
東方の帝国「アシハラ」出身の侍であり、不穏な妖刀「滑茸丸(なめたけまる)」を装備している。

黒騎士

三叉槍を操る謎の黒騎士。

麗しい女性

記憶を失った女性。
そのため、その素性は不明である。PC達とはどのような関わりを持つのだろうか……?

ソニア


鋼の国「メイキルク」の首都「アーバンク」に拠点を持つ宮廷魔術騎士団「カリオン」の団長を務める女性魔術師。
魔術の腕は一級品だが、対人コミュニケーションは難あり。

メドフォード

世界中に散らばる「ちいさなメダル」を収集している謎のお姉さん。通称「メダルお姉さん」
彼女にちいさなメダルを渡すと、その集めた枚数に応じて貴重なアイテムと交換してくれる。

【立ちはだかる敵達 (NPC)】

ロシェ


PC達に興味を持ち、接触してきた妖魔。シトリーの妹(分)。
風の妖精術を得意としており、その性格は気分屋。何らかの指示を受けて、行動しているようだが……?

シトリー


公魔王「ゲーティア」に仕える軍団長の1柱。ロシェの姉(貴分)。
「魔剣トロニカ」と呼ばれる伝説のアーティファクト(魔具)を探しているようだが……?

玉藻


魔人王「バラモス」に仕える三魔将の1人。
かつての第二次魔王侵攻においては、その強大な法術で人々を惑わし、幾つもの都市を我が物にしたという。
魔人王の復活に先駆けて蘇った彼女は、現在ジル・レガートと何らかの契約を結んでいるようだが……?

シュトラウト


シトリーの同士を名乗る謎の魔人。
双剣「デュランの双子」を操る二刀流の剣士。

【その他 (NPC)】

トルテちゃん


かわいい。

【アーカイブ】


第0話?「陌夂┌縺九i縺ョ隕ウ貂ャ閠」

+ Source:Tierra.Timeline_Control

第1話「冒険の始まりR」

+ あらすじ ネタバレ注意!
マイネ村に暮らすクーロン、チンキ、ワラヤの3人はある日、村長のマルコルフから首都アーバンクまでおつかいを頼まれる。
その小手調べとして、先ずは最近になって村の周囲に住み着いたという山賊を退治するべく、その隠れ家である洞窟を訪れる。
入口にいた下っ端2人を難なく懲らしめた3人は、山賊の御頭がいる洞窟の奥へと進むも、そこは既に戦闘の真っ只中であった。
御頭を倒して猶も暴走する魔法生物「ロックゴーレム」チンキが死にかけながらも倒した一行は、無事村に帰還するのだった。

第2話「旅のグルメとの出会い」

+ あらすじ ネタバレ注意!
首都アーバンクを目指すクーロン、チンキ、ワラヤの3人はその道中、空腹で行き倒れていた謎の男「ジル・レガート」と出会う。
3人の旅に興味を持ったジルが多少強引な流れで仲間に加わるというアクシデントがありつつ、一行はマイネスタットの街に到着する。
しかし街は獣鬼「ウェアウルフ」による殺人事件の渦中にあり、一行は東方の侍「オザワ・リオ」の依頼を受けて、事件の調査を行う。
街の犯罪組織「ジャック宝石店」の秘密通路を利用して、ウェアウルフの居場所を突き止めた一行は、これを見事に撃破するのだった。

第3話「風と共に生きる」

+ あらすじ ネタバレ注意!
首都アーバンクに向かうため、ザクセン山の麓にあるサウスザクセンの街を訪れた一行は、そこで嵐の所為で山道が通れない事を知る。
山道で出会ったゴブリン達から、彼らの巣穴から繋がる遺跡のモンスターがこの嵐の原因だと考えた一行は、遺跡の探索を開始する。
しかし遺跡の最奥(出口)で出会ったのは謎の妖魔「ロシェ」だった。彼女こそザクセン山一帯に嵐を巻き起こしていた元凶だったのだ。
ロシェの操る妖精術を前に死を覚悟する一行であったが、謎の黒騎士の乱入によりロシェは撤退、一行は辛くもその命を拾うのだった。

第4話「伯爵子息誘拐事件」

+ あらすじ ネタバレ注意!
ザクセン山を超えてリスホルンの街を訪れた一行は、この地を治めるフォルゲン伯爵の息子オスカールが行方不明になった事を知る。
捜索依頼を進める中で出会った魔狩人「クレア」に相談したところ、彼女は「それは人間に化けた魔物の仕業ではないか?」と言う。
そして行方不明者が全て「若い男性」だった事から、最近になって街の酒場で働き始めた女給「ナージャ」が怪しいと目星を付ける。
囮役に任命されたチンキが彼女のもとを訪れると、なんとチンキは魅了されてしまった! 彼女の正体は魔獣「ラミア」だったのだ!
跡を付けていたクーロンとワラヤの猛攻により、ラミアは為す術もなく討伐され、瀕死のオスカールも無事に救出されるのだった。

チンキ「よくも騙しやがったな!」

第5話「なにごともないへいおんな村」

+ あらすじ ネタバレ注意!
ジルのようじですこしよりみちをすることになったいっこう。
そのとちゅうでおとずれたポルダむらはとってもへいわ。
ひととゴブリンがなかよくくらしています。
なんのしんぱいもないからあんしんだね。ハハッ!
+ ……本当に?
なんと訪れたポルダ村は悪鬼「オーカス」の群れに支配されていた! 群れの長「ハイ・オーカス」を倒すため、一行は作戦を練る。
村で出会ったぼっち冒険者「レオ」の作戦に従い、先ず一行は倉庫に監禁されている女性魔術師を救出して、彼女を味方に付ける。
更にチンキの持っていた愛しのナージャちゃんマムシ酒をわざと献上して、当夜の宴でオーカス達が悪酔いするように仕向ける。
この作戦は正に効果覿面であり、一行は泥酔して満足に戦えないハイ・オーカスを見事に討ち倒し、完全勝利を果たすのだった。
しかし、村を解放したのも束の間! あの妖魔ロシェが再び現れたのだ! ジル達の尽力で辛くも逃げ果せた一行は先を急ぐのだった。

第6話「墓荒らしを追え!」

+ あらすじ ネタバレ注意!
首都アーバンクを目前に控えた一行は、最後の中継地点であるマルクセンの街に向かうその道中、外傷のない不審な変死体を発見する。
宿屋の主人曰く、最近この街では死因不明の死体が次々と発見され、更に街の墓地からも死体が盗まれる怪事件が多発しているという。
そして宿屋に一泊したその夜、魔法生物「フレッシュゴーレム」の襲撃を受けた事で、一行もまた事件に巻き込まれてしまうのだった。
街の墓地に張り込んだところ、幻覚魔法で身を隠しながら死体を漁る墓荒らし2人を発見、これを捕獲して依頼主の元まで案内させる。
依頼主は不死者「レギオン」の実験を行っていた死霊術師だった。事件の犯人と実験体を倒し、一行は見事に事件を解決するのだった。

第7話「境界に立つ者」

+ あらすじ ネタバレ注意!
首都アーバンクに辿り着いた一行は、商人「ルイス」から依頼された書物を届けるべく、鍛冶師「ダニエラ」が働く鍛冶屋を訪れる。
しかし彼女はまだ取引先から戻っておらず、仕方なくその依頼人の館まで出向くものの、館の使用人は「彼女は既に帰った」という。
その返答が嘘だと確信した一行は館を調査しようとするも、潜入員チンキが謎の魔術師「エーリッヒ・キース」に眠らされてしまう。
事情を説明したところ、彼は魔術結社「暁の星魔術団(ドーンスター)」のメンバーであり、この館の地下がそのアジトだと判明する。
そして前回倒した死霊術師はここの元メンバーだったらしく、彼を討伐してくれたお礼として、一行はアジトに招待されるのだった。

ドーンスターのアジトで漸く目的のダニエラを発見した一行だったが、彼女はまだ報酬分の仕事が終わらないため、帰れないという。
そこで彼女は報酬の一部である幻獣「ラストモンスター」の討伐を一行に依頼する。しかし、件のモンスターは既に討伐されていた!
鉱山の奥にいたのは「いぶき二尾」「はやて三尾」「しらべ四尾」の謎の妖狐3人組だった。これを退けると、またも乱入者が現れる。
公魔シトリー、あの妖魔ロシェの姉であり、これまでの妹の非礼を詫びる彼女は、クーロン、チンキ、ワラヤの3人に話があるという。
魔具「魔剣トロニカ」の捜索依頼、三魔将「玉藻」とジル・レガートの関係、様々な事実が判明する中、3人が取った選択とは……?

第8話「道は未だ見えず」

+ あらすじ ネタバレ注意!
闘技大会を2週間後に控えたある日、ジルから路地裏にある所定の空き店舗に来るよう頼まれた3人は、そこでシャズの本体と出会う。
奥から現れたジル曰く、ここが今後の秘密活動拠点であり、自分達は「禍ッ神」に関する陰謀を追ってジオ文化圏にやって来たという。
そしてこれからも3人の旅に同行させて欲しい事、その旅の中でもしも禍ッ神に関する陰謀に遭遇したら協力して欲しい事を頼まれる。
しかし闘技大会以降の目的など何も考えていなかった3人は、取り敢えず全てを保留にする決断を下して、ジルを呆れさせるのだった。

それはそれとして、拠点となる酒屋の開店準備に必要な物がまだ足りていないため、3人は別に買い出しと家具の引き取りを頼まれる。
「いんちき錠前(トリックロック)」で錠前を10個購入、「暁の星魔術団(ドーンスター)」で逢魔晶石を3つ取引する交渉を無事に終えて、
後は家具屋から注文した家具を受け取り、台車に積んで拠点まで戻るだけ……などと思っていた一行の前に思わぬ障害が立ちはだかる!
「状態の悪い石畳」「行き交う通行人」「長い下り坂」との概念戦闘に苦しめられたものの、一行は何とか家具を運び終えるのだった。
クーロン「どうした皆!?疲れた顔をして!!?」
ワラヤ「げっそり……」
チンキ「休ませてくれ……」

第9話「激闘!クラリス・オーバル杯!」

+ あらすじ ネタバレ注意!
闘技大会「クラリス・オーバル女王杯」開催! それに挑むのは期待のNew Face! チーム「顔面砕き(フェイスクラッシャーズ)」の3人だ!!
予選では敵の女性魔術師に魅了されたクーロンがあわや"ナニ"をおっぱじめそうになるハプニングがあったものの、これを無事に突破!
そして尺の都合で1回戦と準決勝の激闘はダイジェストで省略され、そのまま怒涛の勢いで本選を勝ち進んだ3人は、遂に決勝戦へ進出!
決勝戦の相手チーム「次世代の剣(ソードネクストジェレネーションズ)」は、「オザワ・リオ」「レオ」「ゴブ・トグル」の3人だった!
知り合い(と知らないゴブリンもいる)とは言え、手加減は無用! 優勝の2文字とチンキの身長を懸けて、正々堂々、いざ尋常に……勝負!!

ソニア「この舞台に更なる彩を加えてあげようじゃない!」
ソニア「幻より生まれし影達が、勝者の器を見極めにきたわ!」

……と思ったのも束の間、今回の闘技大会の監修を務める王宮魔術師「ソニア」"演出"により、闘技場内に大量のモンスターが出現!
「メー」「ヨーン」「シャダウォック」「フォッシル・サークル」「ほしがりキャット」、白熱する戦場が更なる幻に包まれる……。
彼女曰く、召喚されたモンスターにより多くのダメージを与えたチームに対して、強力なバフ効果(全ての判定に+3)を与えるという。
そんな突然の演出を制したのは我らがフェイスクラッシャーズだった! こうして潰し屋ワラヤの大活躍により、3人は見事に優勝……、
したのだが、試合の途中で「クラリス・オーバル」女王陛下が体調を崩して離席したため、表彰式は後日に延期されてしまうのだった。

第10話「期待の冒険者たち」

+ あらすじ ネタバレ注意!
闘技大会で優勝したのも束の間、突然「ソニアの話を聞かないと出られない部屋」に閉じ込められた3人は、渋々彼女の依頼を受ける。
ソニア曰く、現在調査中の遺跡に「トロニカの書」が隠されているらしく、一行は他の勢力に先を越される前に、書物の回収に赴く。
遺跡に辿り着いた一行だったが、そこには既に先客がいた。「暁の星魔術団(ドーンスター)」の魔術師「エーリッヒ・キース」である。
交渉の結果、トロニカの書の写し(内容)はエーリッヒが、トロニカの書そのものは3人が貰うという形で落ち着き、共闘する事にした。
しかし遺跡の最奥では、既にトロニカの書を守る魔法生物「キマイラ」と戦う、同じくドーンスターの魔術師「ケネス」の姿があった。
使役していた魔法生物「メタルエレメント」をワラヤの投石で潰されたケネスは即座に撤退、一行は無事に依頼を完了するのだった。

そして表彰式当日、「クラリス・オーバル」女王陛下から直々にメダルを授与された3人だったが、その時急に天候が荒れ始める……。
現れたのは風ビュンビュンネキこと妖魔ロシェと公魔「マルコシアス」だった。更に彼女は謎の召喚術を用いて"影の剣士"を召喚する。
ロシェとマルコシアスの相手はソニアと精鋭部隊「アーマード・ナイツ」に任せて、3人は女王陛下を守りながら、謎の影と相対する。
ソニアとワラヤの合わせ技でクーロンが人間をやめそうになったものの、最後はチンキの剣が見事に影を切り裂き、ロシェは退散する。
こうして闘技大会の優勝だけでなく、女王陛下の命まで救った「顔面砕き(フェイスクラッシャーズ)」は、更なる名声を得るのだった。
だが一方で、何故"未来の勇者"が召喚できたのか? かの英雄の物語を知る者からすれば、ここに大きな謎が残ってしまうのだった……。

第11話「問いかけは沈黙のなかに」

+ あらすじ ネタバレ注意!
謎のシャドウサーヴァントを撃退したあの表彰式から数日後、クーロン、チンキ、ワラヤの3人は今後の旅の目的を一体どうするのか?
そして未だその真意が不明なままのジルに本当に協力するのか? 話し合いを重ねていた中、1人の可愛らしい少女が彼らの下を訪れる。
なんと少女の正体は公魔シトリーだった! 先日の妹の非礼を詫びつつ、彼女は公魔「アンドロマリウス」が守る情報の回収を依頼する。
丁度「暁の星魔術団(ドーンスター)」に逢魔晶石の素材としてアンドロマリウスの両目を渡す交渉もしていたため、一行は討伐に赴く。
ルミナス文化圏の「聖ロディアス騎士団」が、3人を要警戒対象として狙っているというシトリーからの情報を心に留めながら……。

久しぶりに合流したジルは未だ何かを隠している様子だった。不穏な空気の中、遺跡の奥に辿り着いた一行の前に1人の剣士が現れる。
性悪女シトリーの同士を名乗る魔人「シュトラウト」はクーロン、チンキ、ワラヤの3人が自分達の計画にとって障害となり得るのか?
その立場と力量を見極めるべく、勝負を挑んできた……が、そこに突然! 彼を追ってきた聖ロディアス騎士団の3人組が乱入してきた!
「聖騎士ニルス」「天使人ウルカ」「神官シャルロッタ」、そして彼らに召喚された天使「パワー(能天使)」によって窮地に陥る一行。
しかしパワーが何らかの奇跡を発動しようとしたその直前、覚悟を決めたジルの手にはあの見覚えのある三叉槍が握られていて……。

第12話「選ばれる道は」

+ あらすじ ネタバレ注意!
まだないよ。

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最終更新:2025年08月01日 (金) 00時38分38秒
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最終更新:2025年08月01日 00:38