したらば1スレ/(458-460)格闘大会3 ユリ・サカザキvsザンギエフ
「ユリちゃん、ファイト!」
「ユリちゃん、そんな筋肉ダルマなんてさっさと片付けちゃいなさい!」
既に勝利を飾った二人から声援を受けると、ユリはさっと身構えた。
ザンギエフはこの小さな少女の体から巨大なシベリアンタイガーのような、圧倒的な闘気を感じた。
「ええい、これしきの闘気、祖国のブリザードに比べれば…!」
ザンギエフが果敢に前にでる。
「虎煌拳!」
ユリの掌からピンク色の気が放たれた。
「貴様も波動を使うのか!しかし、その技は対策済みだ!」
ザンギエフは火傷を負いながらもその手で強引に虎煌拳を払いのけ、ユリに掴みかかろうと接近した。
「どこを見てるっチ?」
ユリは既に跳躍してザンギエフの頭上にいた。
身を屈めてくるくると回りながらザンギエフを飛び越え、振り向くザンギエフの顔面に両足蹴りを入れた。
ザンギエフの顔にユリの両足がめり込み、噴水のように鼻血が噴き出る。
ユリは着地すると、強烈な膝蹴りをザンギエフの腹にめり込ませ、そのままアッパー、正拳、回し蹴りを
連続で叩き込んだ。ザンギエフの巨体が大きく吹き飛ぶ。
「押~忍っ!」
ユリが残心の型で身構える。一方、ザンギエフは早くも流血しダウンを奪われた。
「ぐおお…なんの、これしき…!」
ザンギエフ口と鼻を拭いながらがゆっくりと立ち上がるが、ユリは一瞬でその懐に潜り込んだ。
そしてザンギエフの首元を掴むと、強引に引き寄せて片腕でその巨体を持ち上げた。
驚愕するザンギエフの髭面に、ユリは無数の往復びんたを食らわせる。
パパパパパパパパーン!
乾いた音が何度も鳴り響き、ザンギエフの顔が一瞬で醜く紫色に腫れ上がった。
「どう?ちょっとは目がさめたぁ?」
フィニッシュのビンタでザンギエフを張り飛ばす。顔を抑えて倒れこんでいるザンギエフに歩み寄ると、
腹にサッカーボールキックを入れてザンギエフを更に蹴り飛ばした。
苦悶の表情でゴロゴロと転がるザンギエフ。早くも一方的な展開になっていた。
そしてザンギエフの首元を掴むと、強引に引き寄せて片腕でその巨体を持ち上げた。
驚愕するザンギエフの髭面に、ユリは無数の往復びんたを食らわせる。
パパパパパパパパーン!
乾いた音が何度も鳴り響き、ザンギエフの顔が一瞬で醜く紫色に腫れ上がった。
「どう?ちょっとは目がさめたぁ?」
フィニッシュのビンタでザンギエフを張り飛ばす。顔を抑えて倒れこんでいるザンギエフに歩み寄ると、
腹にサッカーボールキックを入れてザンギエフを更に蹴り飛ばした。
苦悶の表情でゴロゴロと転がるザンギエフ。早くも一方的な展開になっていた。
「ガハッ! こんな…はずでは!」
厳しい環境と多くの実戦で鍛えたこの筋肉が、祖国の期待を一身で受けたこの体が、破壊されようとしている。
あんな小さな小娘に。自分の半分も生きていない小娘に。
厳しい環境と多くの実戦で鍛えたこの筋肉が、祖国の期待を一身で受けたこの体が、破壊されようとしている。
あんな小さな小娘に。自分の半分も生きていない小娘に。
「くっ、まだまだだぁ!」
ザンギエフは渾身のジャンプをして、巨体を広げ空中からボディプレスで飛び掛った。
「!?」
ユリがザンギエフ目掛けて自身も跳躍する。空中でザンギエフの体に抱きつくと、両腕と体を押さえ込んだ。
ザンギエフはユリに抱き締められる形で体の自由を奪われ、逆さまに落下した。
「うおおおおおおっ!」
脳天から地面に落下し、頭部から激しい出血をするザンギエフ。
捨て身の攻撃は失敗に終わり、逆に深刻なダメージを負ってしまったのだ。
きょとんとした子供のような顔で、ユリがザンギエフをまじまじと見つめている。
拍子抜けといった感じだ。肩で大きく呼吸をしてかろうじて立っている状態のザンギエフに、更にユリが仕掛けた。
「たぁ!えい!」
ユリの拳がザンギエフの胸板を貫くと肋骨にヒビが入った。あの腕からは信じられない程の重い一撃が伝わる。
ユリの蹴りがザンギエフの顔を打ち抜くと首が千切れそうな程の痛みが伝わる。
ザンギエフは肉体的にも精神的にもいままで生涯に味わった事がないくらいのダメージを受けていた。
ザンギエフは渾身のジャンプをして、巨体を広げ空中からボディプレスで飛び掛った。
「!?」
ユリがザンギエフ目掛けて自身も跳躍する。空中でザンギエフの体に抱きつくと、両腕と体を押さえ込んだ。
ザンギエフはユリに抱き締められる形で体の自由を奪われ、逆さまに落下した。
「うおおおおおおっ!」
脳天から地面に落下し、頭部から激しい出血をするザンギエフ。
捨て身の攻撃は失敗に終わり、逆に深刻なダメージを負ってしまったのだ。
きょとんとした子供のような顔で、ユリがザンギエフをまじまじと見つめている。
拍子抜けといった感じだ。肩で大きく呼吸をしてかろうじて立っている状態のザンギエフに、更にユリが仕掛けた。
「たぁ!えい!」
ユリの拳がザンギエフの胸板を貫くと肋骨にヒビが入った。あの腕からは信じられない程の重い一撃が伝わる。
ユリの蹴りがザンギエフの顔を打ち抜くと首が千切れそうな程の痛みが伝わる。
ザンギエフは肉体的にも精神的にもいままで生涯に味わった事がないくらいのダメージを受けていた。
単に強いだけの空手であれば、まだ現状よりもマシな展開にはもっていけたはずだ。
それだけの経験と実力がザンギエフにはあった。
それだけの経験と実力がザンギエフにはあった。
「ふうん、もう受けきるだけで精一杯って感じ?
あたしはまだまだとっておきの技いっぱい残してるんだから、もうちょっと遊ばせてよね?」
そう言ってユリは背中を向けた。大技が来ると読んだザンギエフは、かがんで必死に身を構えた。
「えーい!」
ユリは尻を突き出して軽く跳躍すると、柔らかくも引き締まったヒップでザンギエフの顔面を襲った。
顔面が陥没して前歯の大半が折れる。ザンギエフの体は吹き飛び、数回転してようやく止まった。
ザンギエフは白目をむき、うつろな意識の中で考えていた。
これだ。この、意外性のある技で主導権をもっていかれるのだ。
ユリの攻撃は破壊力、レパートリー、そして精度とどれをとってもザンギエフの想像と限界を超えていた。
あたしはまだまだとっておきの技いっぱい残してるんだから、もうちょっと遊ばせてよね?」
そう言ってユリは背中を向けた。大技が来ると読んだザンギエフは、かがんで必死に身を構えた。
「えーい!」
ユリは尻を突き出して軽く跳躍すると、柔らかくも引き締まったヒップでザンギエフの顔面を襲った。
顔面が陥没して前歯の大半が折れる。ザンギエフの体は吹き飛び、数回転してようやく止まった。
ザンギエフは白目をむき、うつろな意識の中で考えていた。
これだ。この、意外性のある技で主導権をもっていかれるのだ。
ユリの攻撃は破壊力、レパートリー、そして精度とどれをとってもザンギエフの想像と限界を超えていた。
ユリは着地すると、こっちこっちと言わんばかりにそのお尻をペンペンと叩いて挑発をした。
ザンギエフにはもはやこの小生意気な挑発に反応する気力すらも、残っていなかった。
「ユリちゃん、もう一息よ!」
「おっけー!この人もう戦えないみたいだし、フィニッシュにもっていくね!」
ザンギエフにはもはやこの小生意気な挑発に反応する気力すらも、残っていなかった。
「ユリちゃん、もう一息よ!」
「おっけー!この人もう戦えないみたいだし、フィニッシュにもっていくね!」
KO予告を聞いたザンギエフは、辛うじて両腕を上げてガードの姿勢をとった。
ユリがその細い腕でアッパーをくりだすと、数倍は太いザンギエフの腕のガードをたやすく弾いてしまった。
ザンギエフの腕には、もはやユリの攻撃を防ぐほどの力は残っていなかったのだ。
「やぁーっ!飛燕鳳凰脚!」
ユリは無防備になったザンギエフの体に無数の蹴りを浴びせつつ駆け上っていった。
ひたすら踏まれ、蹴り続けられてザンギエフの体がビクンビクンと痙攣を続ける。
とうにザンギエフの意識はなくなっていたのだが、蹴りの威力によって体が起され、倒れる事が許されなかった。
やがてユリがザンギエフの顔まで駆け上がりぬくと、ザンギエフの巨体が空高く浮いた。
ユリは空中でくるりと回転して、ザンギエフの上に乗り、ザンギエフの体を両手で叩き付けた。
ザンギエフの体や顔はひどく腫れ上がり、もはや人相の特定すら困難な状態だった。
常人ならとっくに死んでいる程のダメージである。
ユリがその細い腕でアッパーをくりだすと、数倍は太いザンギエフの腕のガードをたやすく弾いてしまった。
ザンギエフの腕には、もはやユリの攻撃を防ぐほどの力は残っていなかったのだ。
「やぁーっ!飛燕鳳凰脚!」
ユリは無防備になったザンギエフの体に無数の蹴りを浴びせつつ駆け上っていった。
ひたすら踏まれ、蹴り続けられてザンギエフの体がビクンビクンと痙攣を続ける。
とうにザンギエフの意識はなくなっていたのだが、蹴りの威力によって体が起され、倒れる事が許されなかった。
やがてユリがザンギエフの顔まで駆け上がりぬくと、ザンギエフの巨体が空高く浮いた。
ユリは空中でくるりと回転して、ザンギエフの上に乗り、ザンギエフの体を両手で叩き付けた。
ザンギエフの体や顔はひどく腫れ上がり、もはや人相の特定すら困難な状態だった。
常人ならとっくに死んでいる程のダメージである。
「ふぅー。ちょう余裕の勝利っチ!」
ユリが胸元をパタパタと仰いでメンバーの元に戻ろうとした時、三度ザンギエフが起き上がった。
しかしザンギエフは白目を剥いており、もはや本人の意識はなかった。
ザンギエフの体を動かしているのは、執念。体を支えているのは、精神力。
「そ…こく… ロシアのため…に…ハラ…ショ…」
ザンギエフはユリの小さな両肩をその巨大な手で力なく掴んだ。最後の力を振り絞って投げにいこうとしている。
「もぉ、しつこいぞ!」
だがユリはその腕を軽く払いのけると、ザンギエフの分厚い胸板に拳を肘までめり込ませた。
「えいっ!」
ユリが腕を上に移動させると、ベキベキとザンギエフの肋骨が破壊された。
「芯!超アッパー!」
そしてそのまま腕を振りぬき、ユリはザンギエフの体を完全に破壊した。
口から血を吐き出し、激しく回転しながら宙を舞うザンギエフの巨体は、やがて逆さまになって落下した。
ユリのフィニッシュホールドを連続で受けたザンギエフは二度と立ち上がることができなかった。
ユリが胸元をパタパタと仰いでメンバーの元に戻ろうとした時、三度ザンギエフが起き上がった。
しかしザンギエフは白目を剥いており、もはや本人の意識はなかった。
ザンギエフの体を動かしているのは、執念。体を支えているのは、精神力。
「そ…こく… ロシアのため…に…ハラ…ショ…」
ザンギエフはユリの小さな両肩をその巨大な手で力なく掴んだ。最後の力を振り絞って投げにいこうとしている。
「もぉ、しつこいぞ!」
だがユリはその腕を軽く払いのけると、ザンギエフの分厚い胸板に拳を肘までめり込ませた。
「えいっ!」
ユリが腕を上に移動させると、ベキベキとザンギエフの肋骨が破壊された。
「芯!超アッパー!」
そしてそのまま腕を振りぬき、ユリはザンギエフの体を完全に破壊した。
口から血を吐き出し、激しく回転しながら宙を舞うザンギエフの巨体は、やがて逆さまになって落下した。
ユリのフィニッシュホールドを連続で受けたザンギエフは二度と立ち上がることができなかった。
試合を見ていたリョウは妹の強さに戦慄し、全てを悟った。
タクマとロバートの不在の理由。タクマとロバートは、ユリと手合わせをして敗れたのだ。
あっさりと別次元の強さを手に入れてしまったユリに衝撃を受け、道場に居られなくなってしまったのだ。
タクマとロバートの不在の理由。タクマとロバートは、ユリと手合わせをして敗れたのだ。
あっさりと別次元の強さを手に入れてしまったユリに衝撃を受け、道場に居られなくなってしまったのだ。
その後もガールズチームが危なげなく連勝を続け、無敗のまま優勝した。
闘争において男より女が上だという事を世界に証明した三人のおかげで、女性に格闘ブームが巻き起こった。
次々と若く強い女性格闘家達が生まれ、わずか数年で世界のランカー達は女性にその座を譲っていったのだった。
闘争において男より女が上だという事を世界に証明した三人のおかげで、女性に格闘ブームが巻き起こった。
次々と若く強い女性格闘家達が生まれ、わずか数年で世界のランカー達は女性にその座を譲っていったのだった。