「はーあ。まだ着かないのかなあ。」
「広島って遠いんだねー」
「広島って遠いんだねー」
都立中学の修学旅行。
長い車中での時間に、生徒達も些か疲れ気味だ。
長い車中での時間に、生徒達も些か疲れ気味だ。
「ねぇ先生。あとどれぐらいで着くの?」
生徒会長の清村真琴が顔を覗かせて俺に聞いてきた。
「あと…2時間ぐらいだと…思います…。」
俺は休む間もない口を必死に動かしながら答えた。
「そう。あと2時間かあー。長いなあ。」
「あと2時間も舐めさせたら脚ふやけちゃうよー」
隣にいた仲間瑞樹がそう言って、清村がクスリと笑った。
「そうだね…。じゃあ脚はもういいや。」
漸く与えられた休暇。
俺は綺麗に組まれた脚の前で、正座のまま次の命令を待つ。
「でもさー真琴。いくら貸切列車だって言っても全裸はマズくない?」
1人の女子が言った。
「大丈夫だって。2組の担任は寝てるみたいだし。他の担任はこっちこないから。それに…」
清村は俺の方に目を配せながら少しの間を空けて続けた。
「バレて困るのは私達じゃないし。
ねぇ、先生?」
彼女はそう言うと、俺の顎をクイと持ち上げて妖艶な表情を浮かべながらその大きな眼をこちらへ向けた。
(ああ…この眼だ…)
冷淡かつ侮蔑の色を帯びたその眼に魅入られた俺は、他の生徒が見ている事も忘れて、再び全身を上気させていた。
「あと2時間。なにして遊ぼうか。マゾ豚せんせ」
「ぶー、ぶひぶひい」
真琴様の右手が髪をグシャと掴むと同時に、俺は無意識のうちに鳴いていた。
後ろの方の座席では、男子生徒が他の女子生徒達に虐められて泣きながら土下座していたようだけど俺には関係ない。
生徒会長の清村真琴が顔を覗かせて俺に聞いてきた。
「あと…2時間ぐらいだと…思います…。」
俺は休む間もない口を必死に動かしながら答えた。
「そう。あと2時間かあー。長いなあ。」
「あと2時間も舐めさせたら脚ふやけちゃうよー」
隣にいた仲間瑞樹がそう言って、清村がクスリと笑った。
「そうだね…。じゃあ脚はもういいや。」
漸く与えられた休暇。
俺は綺麗に組まれた脚の前で、正座のまま次の命令を待つ。
「でもさー真琴。いくら貸切列車だって言っても全裸はマズくない?」
1人の女子が言った。
「大丈夫だって。2組の担任は寝てるみたいだし。他の担任はこっちこないから。それに…」
清村は俺の方に目を配せながら少しの間を空けて続けた。
「バレて困るのは私達じゃないし。
ねぇ、先生?」
彼女はそう言うと、俺の顎をクイと持ち上げて妖艶な表情を浮かべながらその大きな眼をこちらへ向けた。
(ああ…この眼だ…)
冷淡かつ侮蔑の色を帯びたその眼に魅入られた俺は、他の生徒が見ている事も忘れて、再び全身を上気させていた。
「あと2時間。なにして遊ぼうか。マゾ豚せんせ」
「ぶー、ぶひぶひい」
真琴様の右手が髪をグシャと掴むと同時に、俺は無意識のうちに鳴いていた。
後ろの方の座席では、男子生徒が他の女子生徒達に虐められて泣きながら土下座していたようだけど俺には関係ない。