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David Hazeltine

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David Hazeltine

デヴィッド・ヘイゼルタイン

カチッと年季が入ってます。



クレオパトラの夢


ちょっぴりラテン風味、
パーティにエレガンスを添えるピアノトリオ

2006.2.2
1曲目の表題曲「クレオパトラの夢」は聴けばわかる誰でも知ってる曲。もともとジャズの曲とは知りませんでした。が、そんなことは知らなくてもクオリティの高い演奏と録音で落ち着きつつもいい気分の夜を過ごせると思います。もったいなくもBGMとして聴き流して楽しくなっちゃいましょう。ご本人たちも本望なはず。

ほぼ全曲バド・パウエル

自作の1曲を除いて全編バド・パウエルの曲。元の演奏を知ってる人はより楽しめるかも知れません。バド・パウエルという人は、多くのミュージシャンが演りたくなるいい曲をたくさん書いた人には間違いないんだろうけど、作者本人の演奏はいかんせん時代が古いのと、「俺はバド・パウエルだ」ってことに縛られていまいち辛気くさいと感じていたのですが、これを聴いて「なるほどジャズ屋さんにはこんな風に聴こえていたのか」と膝を打ちました。オリジナルも聴いてみよっと。

メンバー

David Hazeltine Trio
David Hazeltine(p), George Mraz(b), Billy Drummond(Ds)

DATA

曲目
  1. クレオパトラの夢
  2. テンパス・フィージット
  3. グラス・エンクロージャー
  4. ウェイル
  5. バウンシング・ウィズ・バド
  6. ダンスランド
  7. ストリクトリー・コンフィデンシャル
  8. 異教徒の踊り
  9. アイル・キープ・ラヴィング・ユー
  10. ジス・ワンズ・フォー・バド
収録
2005.6.24 The Studio, NY
レーベル
ECM どうやら日本版しか無いみたいです。




不思議の国のアリス


内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
“バッド・プラス”の破天荒に踊らされ、B.メルドーのカヴァー集に考えさせられ、その次がヘイゼルタインの本作。「B.エヴァンス以後のピアノ・トリオに急進展はない」と言われながら、アルバムの数的優位に萎えが見えないのも当然。仮に“禁ジャズ法”なるものができたって、地下深い秘密クラブは絶対こういうのを欠かさないだろう、と、勇気百倍だ。なにしろヘイゼルタインには迷いがない。「オレはこれで行くんだ」という強い確信が、芯の太い響きの中に見える。エヴァンスを手掛かりにしたアルバムはこれで2枚目。前作がエヴァンス作品集だったのに対して、今度はそれにゆかりの曲集。それもあって、前より身軽なかっこうでルーツ探しの旅ができたようだ。右手のラインに集中すると、いいフレーズがびしびし決まる。その一方、コード・ワークは広くて深い。身軽な分だけ、直球にも変化球にも全体重が乗った感じだ。エレピを弾いた頃のエヴァンスそっくりな(6)だけ、ヘイゼルタインの曲。 (成田正) --- 2004年04月号

曲目
  1. ビューティフル・ラブ
  2. スイート&ラブリー
  3. 不思議の国のアリス
  4. 枯葉
  5. 星に願いを
  6. フォー・ビル
  7. 愛は海よりも深し
  8. ダニー・ボーイ
  9. テンダリー
CD発売日
2004/3/24
レーベル
ヴィーナスレコード



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