ケシー
概要
初登場はシリーズ随一の感動作・第4話『さよなら、ケシー』(1988年)。飛ぶのが下手なため、
100エーカーの森に飛ばされてきて、
オウルに飛び方を訓練してもらおうと、
ラビットの家に居候することになる。ケシーを可愛がるあまり、「空は危ないからもう飛ばないでくれ」と口うるさいラビットにケシーは反発し、
プー、
ピグレット、
ティガーの協力を得てオウルの飛行訓練を受ける。南国へと渡る当日、ケシーはやはりラビットにさよならも言わずに出発しようとするが、ケシーの気持ちを考え直して急いでやってきたラビットの元に現れ、改めて「さよなら」を告げて旅立っていく。
ケシーの出発後。「ラビットはケシーのこと嫌いだからうるさくしてるのかと思った」と言うピグレットに対し、プーは「あのねぇ、知ってる?うるさく世話を焼くのは、その人を好きっていう印なんだって」と答える。「ラビットに教えてあげる?」と尋ねるピグレットに対し、プーは「教えなくても、ラビットにはわかってるよ。」と答える。
第42話『小鳥のケシー』(1990年)でケシーは大人になって森へと帰ってくる。相変わらず子供扱いするラビットにうんざりしつつも、同じく森へ戻ってきた泥棒コンビ・
スタンと
ヘフを捕まえて森の仲間のピンチを救い、一人前であることを証明する。
VHS『
くまのプーさん 冬の贈りもの*』(1999年)の新録シーンで登場。クリスマスツリーの星を飾り忘れて落ち込むラビットの前に星を持って現れる。ラビットが「ケシーとは第4話以来、一度も会っていない」と話していることから、第42話の前に該当するか単にスタッフのミスだと思われる。
その後、TVシリーズ『ザ・ブック・オブ・プー』(2001年~2002年)になんとレギュラーとして登場。前シリーズのゲストから異例の大抜擢である。本作では好奇心旺盛な女の子である。
登場作品
1980年代
2000年代
声
- 土井美加(新くまのプーさん:旧録版)
- 岡村明美(新くまのプーさん:新録版、ザ・ブック・オブ・プー)
最終更新:2024年09月08日 16:52