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エリオット

名前:Elliott
デビュー:『ピートとドラゴン』(1977年)

概要

巨大な緑色の体に、ピンクの羽を持つドラゴン。その姿は友達のピートにしか見えておらず、ピートと遊ぶことを楽しみにしているユーモラスな生き物。ピートには「ラクダの頭にワニの首」と形容されている。

初代エレクトリカルパレードのフロートとしてのインパクトが強く、現行の「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」においても、メインフロートとして登場している。2013年にはエリオットのフロートのみリニューアルされた。

エピソード

ピートとドラゴン

困っている子供を助けるドラゴンのエリオットは意地悪なゴーガン一家から逃げ出したピートとともに港町パッサマクオディへと到着した。透明になる能力を使うエリオットだが騒動を起こし、ピートは町の人から疎まれる。エリオットは酔っ払いのランピーに姿を見られてしまうが、町の人はランピーの見間違いだと一笑に付する。

町に馴染めないピートが海辺の洞窟でたたずんでいると、灯台守をしているランピーの娘ノラに誘われ、三人で暮らすようになる。洞窟に暮らすことになったエリオットは、ピートから海で遭難したノラの恋人ポールを捜してほしいと頼まれる。

その頃、町を訪れた自称医者のドクター・ターミナスの助手ホーギーもランピーと洞窟を訪れエリオットに遭遇。ホーギーから話を聞いたターミナスは「ドラゴンを買いたい」とピートに交渉するが拒否される。その後、ゴーガン一家が町を訪れてピートを取り返そうとするが、透明状態のエリオットがピートを助ける。エリオットはポールの船を発見し、ピートに伝えるが、エリオットの存在を信じないノラはピートの話を信じず「私たちは現実を見なければならない」と諭そうとする。

エリオットは自分を捕まえようと企むホーギーに「ピートが誘拐された」と聞き、パッサマクオディを訪れる。激怒したエリオットはターミナスと手を組んでいたゴーガン一家からピートを奪還し、ターミナスとホーギーもドジを踏んで自滅した。エリオットは町の人を嵐から助けて信頼を勝ち取った。さらに嵐で明かりを失った灯台に火をつけることに成功し、ポールの船を助けることができた。

ピートが町の人から認められ幸せな家族も手に入れたことを確認したエリオットは、困っている他の子供のためにピートに別れを告げて旅立っていった。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、コーディとともに空を飛び写真撮影へと向かった。記念撮影では、背中にピーター・パンを乗せて、ある意味「ピートとドラゴン」を再現している。

ゲーム

ディズニー エピックミッキー2 二つの力

マッド・ドクターの研究室でエリオットをモデルにしたブロットワークスのドラゴンがボスとして登場。ペイントとイレーサーのどちらで倒すかによって展開が異なる。

登場作品

1970年代


1990年代

1994年
ミッキーの東京ディズニーランド大冒険(フロートとして)

2000年代



2010年代

2012年
ディズニー エピックミッキー2 二つの力(ブロットワークス・ドラゴン)

2020年代




ピートと秘密の友達』(2016年)では、ジョン・カシールが声を演じる。リアリティのあるCGキャラクターとして登場している。

タグ:

キャラクター
最終更新:2024年12月05日 00:36