WRTB:05
ティガーが先か、カンガが先か
『カンガが先』説
プーとティガーが初対面するエピソード。(カンガはすでに森に在住)しかし、ティガー以外の人々は面識があるかもしれない。なお、本作がティガーのデビュー作なので、原作同様、こちらが一般的な定説。と、思われていたが…
『ティガーが先』説
「カンガ&ルーが初めて森に来た日」を描く過去のエピソードが登場する。プー、
ピグレット、ティガー、
ラビットが森へ来たばかりのカンガを目撃。カンガのお腹から飛び出したルーを見て「2体に分裂した!」と騒ぐ始末。最終的に、「新しい森の仲間かもしれない」と言う
オウルの提案でカンガ達を歓迎し、仲間に迎えることにする。
「カンガ&ルーが初めて森に来た日」を描く過去のエピソードが登場する。お風呂を嫌がるルーの代わりに、プー、ラビット、ティガーの計らいでピグレットが替え玉として風呂に入る物語。これもプー達とカンガの初対面エピソードであるため、この時点で、プー達とカンガの初対面のエピソードが2つ存在するという矛盾が生じている。
結論
当初は、原作と同じく「カンガが先」説が定説とする予定だったようです。しかし、2000年ごろからは、「ティガーが先」説を決定づけようとするエピソードが2つ追加されました。メインキャラクターのティガーをたたせようとするつもりだったのかもしれません。
どちらの説を確定するのかは、難しいところですが、『くまのプーさん』シリーズにはさらなる矛盾が生じています。それはまた次回に。
最終更新:2024年09月08日 22:26