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プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング

原題:The Princess Diaries 2: Royal Engagement
公開:2004年8月11日
時間:113分
監督:ゲイリー・マーシャル



  • 目次

ストーリー

プリティ・プリンセス』から5年後。

大学を卒業したジェノヴィアの王女ミア・サーモポリスは、祖母クラリスの代わりに女王を引き継ぐ予定だった。しかし、女性は即位のためには既婚でなくてはならず、30日以内に結婚しなければメイブリー子爵の息子ニコラスに王位を奪われてしまう。ミアはハンサムなアンドリュー・ジャコビー公爵とお見合いし結婚を決意するが、険悪な仲のニコラスといつしか惹かれ合い、王国を賑わすスキャンダルへと発展していく。

概要

プリティ・プリンセス』の続編。王位継承の条件として結婚を突きつけられたミアが騒動を通して愛を学んでいく、シリーズ第2弾。

プロデューサー陣はデブラ・マーティン・チェイス*ホイットニー・ヒューストンが続投。監督は前作に引き続きゲイリー・マーシャル。王室のガーデン・パーティのゲストとして彼の妻バーバラが出演しており、彼女の孫の名前リリー、シャーロット、サムは実際の監督夫妻の孫の名前である。前作同様、監督の息子スコット・マーシャルが第二班監督として参加している。音楽もジョン・デブニーが続投している。

ジュリー・アンドリュースは1997年の喉の手術以降、初となる公の場での歌唱を披露している。彼女はこの曲を一発撮りし、その場にいたスタッフを感動させたという。また、彼女と一緒に歌唱を披露することが決まったディズニー・チャンネル出身のレイヴン・シモーネは感動のあまり泣き出してしまったという。

前作でミアと良い雰囲気になっていたマイケルはミアと破局し、バンドツアーに出ているため本作には登場しない。その理由は、マイケル役のロバート・シュワルツマンがバンド「ルーニー」の全米ツアーに専念するために本作の出演を辞退したため。

映画の冒頭、ミアがブレスレットを飛ばしてしまい、警備員が「It happens all the time.」と言う台詞があるが、同じ監督の『プリティ・ウーマン』(1990年)や前作『プリティ・プリンセス』での同じ俳優が同じセリフを言っている。

ミアのライバルであるニコラス・デヴロー卿を演じるクリス・パインの映画デビュー作である。ニコラスがミアから「プリンス・チャーミング」と呼ばれる場面があるが、クリス・パインは後にディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ*』(2014年)で実際にプリンス・チャーミングを演じることとなった。

ディズニーランド・ホテル*のプレジデンシャル・スイートでは、を本作のミアのベッドルームを再現しており、映画の小道具も含まれている。

アン・ハサウェイの実母ケイト・マコーリー・ハサウェイが聖歌隊長として出演。父は前作にカメオ出演している。

前作ほどの高い評価は得られなかったが、興行的には大成功した。2016年3月、監督のマーシャルはシリーズ第3作の構想を明らかにし、アン・ハサウェイも第一子を出産後に出演することを公言していたが、2016年7月に監督が死去したことでプロジェクトは棚上げとなった。

キャスト

ミア・サーモポリス アン・ハサウェイ 甲斐田裕子
クラリス・レナルディ女王 ジュリー・アンドリュース 谷育子
ジョー ヘクター・エリゾンド 麦人
メイブリー子爵 ジョン・リス=デイヴィス 菅生隆之
リリー・モスコヴィッツ ヘザー・マタラッツォ 永澤菜教
ニコラス・デヴロー卿 クリス・パイン 竹若拓磨
アンドリュー・ジャコビー公爵 カラム・ブルー 宮本充
シャーロット キャスリーン・マーシャル 園田恵子
ヘレン・サーモポリス キャロライン・グッドール 寺内よりえ
パリモア卿 トム・ポストン
アサナ姫 レイヴン・シモーネ 木藤聡子
パオロ ラリー・ミラー 秋元羊介
ハーモニー卿 ポール・ウィリアムズ
モターズ首相 ジョエル・マクラリー 島香裕
モターズ夫人 クレア・セラ 若泉絵子
パトリック・オコーネル ショーン・オブライアン 宮内敦士
兵士 ブライアン・クラグマン
結婚式のゲスト スタン・リー* 伊井篤史
キャロリーナ アビゲイル・ブレスリン
ジャック王子 スペンサー・ブレスリン
ライオネル エリク・ブラッグ
レディ・ジェローム バーバラ・マーシャル
パーティーの客 ソフィア・ローレン(カメオ出演)


スタッフ

情報集計中…

タグ:

長編映画
最終更新:2024年09月09日 09:47