フウジンラケット

【チップ名】 フウジンラケット
【読み方】 ふうじんらけっと
【アイコン】
【分類】 スタンダード
【属性】 風系統
【入手方法】 ショップ
【派生チップ】 フウアツケン
【PA】 なし
【登場作品】 『4』~『6』
【英語名】 WindRack(WindRacket)

【詳細】

目の前の縦3マスをラケット状の武器で攻撃し、エリア奥へ吹き飛ばす風系統のチップ。
風のエフェクトが見えないので分かりづらいが、直接ヒットさせなくても3列にきちんと吹き飛ばし効果はある。*1

前作のフウアツケンと違い、ソード性能はない。
新しく追加された系統を設定する際に、フウアツケンだとソード系統風系統か紛らわしいため、変更になったのだろうか。
また、風系統の攻撃チップ自体が非常に少ないためか、このチップは固有のグラフィックを与えられている。

置物を吹き飛ばせるので、ストーンキューブとの定番のコンボが出来る。
200ダメージ+ブレイクが付いているためそこそこ強力。
このチップ単体でもそこそこ優秀だが、『4』ではウインドソウルで使うことの方が多いのではないだろうか。

登場作品全てにおいて、チップコード「*」の入手が通常プレイの範疇でも可能なのもポイント。
ただし『4』では最速でも3周目のしょうわくせいの電脳でようやく手に入る一品物なので、複数枚の入手は大変な手間である。手に入るだけマシだが
一方『5』で入手出来るのはクリア後だが、ランダムミステリーデータなのでカートリッジ1つでも複数枚の入手が可能になった。
『6』では再び一品物になったが、ウイルスバトラーの景品なので大量のパルフォロン戦を何とかする手段があればクリア前の入手も可能。

『6』ではどこにいても相手のバリアやオーラを吹き飛ばす効果が追加されたので、対人戦ではドリームオーラ対策としてほぼ確実に1枚は入っている。
通信対戦時ホストとゲストで フウジンラケットの仕様が違うので注意しよう。

チップのイメージ元は中国の説話に度々登場する「芭蕉扇」からか。
『西遊記』の中では鉄扇公主が持っていた宝具で、一つ仰ぐと凄まじい風を起こし、二つ仰ぐと雲を、三つ仰ぐと雨を降らすという。
孫悟空は燃え続ける山稜を通過する為にこれを借り受けようとしたが、息子紅孩児の仇だと誤解している鉄扇公主はこの不躾なお願いに怒り、
悟空をこの芭蕉扇で吹き飛ばしてしまう。吹き飛ばされた悟空は一昼夜もの間飛び続け、遥か彼方の山にぶつかってやっと止まった。
こうした逸話が変形して伝わったものか、日本では天狗が羽団扇を持っており、同じく風雨を操る力があるとされる。


データライブラリNo.

作品 前のチップ No. 次のチップ
「4」 No.061 イアイフォーム 062 No.063 エアホッケー1
「5」 No.058 イアイフォーム 059 No.060 エンゲツクナイ1
「6」 No.078 バンブーソード 079 No.080 フミコミザン
「4.5」 No.061 イアイフォーム 062 No.063 エアホッケー1

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最終更新:2024年08月27日 10:56

*1 『6』のドルダーラ系など、風系統に対するギミックを持つウイルス相手に使うと分かりやすい。