ゲニン系

【名前】 ゲニン
【読み方】 げにん
【種類】 ウイルス
【属性】 木属性(2)/無属性(5)
【チップ】 リョウテクナイ系(2)、エンゲツクナイ系(5)
【登場作品】 『2』『5』
【英語名】 ゲニン:Snapper(2)/NinJoy(5)
チューニン:Snapper2(2)/Ninky(5)
ジョーニン:Snapper3(2)/NinJoe(5)

【詳細】

両手にクナイを持った忍者のウイルス
上位種名は「チューニン」「ジョーニン」で、『5』では各々のEX版も登場。
名前由来は言わずもがな、「下忍」「中忍」「上忍」である。

初登場の『2』では木属性を持っていた。
フィールド上に岩などの障害物がある場合、その背後のマスから動かず、一定時間が経つか威力の高い射撃系の攻撃を当てようとするとロックマンのいるマスの斜め前にワープし、直後に両手のクナイを上下斜めの2マスに投げて攻撃する。
クナイはソード属性を持ち、多段ヒットする。
攻撃力はゲニン・チューニン・ジョーニンの順で40・60・80ダメージ。最大3ヒットするため総ダメージは120・180・240とかなり高い。
障害物が一切ない場合、相手エリア内を割と早い速度でちょこまかと移動する。

クナイ攻撃時に目の前へと移動すれば、避けつつ無防備なゲニン系を攻撃する事が出来る。
あえてチャージショットでこちらに誘い、バトルチップで攻撃すると良い。
ヒートスタイルの火炎放射はかなり隙のある攻撃なのだが、意外なことに発射時にもゲニンは棒立ちのまま動かないので、そのまま倒しやすい。

『5』で再登場した際は無属性になった。
ワープの挙動は同じだが、こちらでは回転斬りを繰り出すので攻撃範囲が広い。
代わりに多段ヒットはしなくなった。

横軸が合っているときにロックマンチャージショットや暗転しない攻撃チップを使うと、斜め前にワープして攻撃をしてくる。
上下列からワープした場合は中央列に出現し、中央列からワープした場合は上下どちらかの列にランダムに出現する。
複数体が同時にワープしようとした場合は1体のみが攻撃態勢となり、残りはロックマンと異なる横列にワープする。
また、ワープ予定位置に敵や穴などがあってワープできない場合はそのマスから1マス右に出現する。
さすがに初期配置(=左から2列目)の中央マスには絶対にワープしてこず、最後列の上下にロックマンがいて同じ横列にゲニンがいた場合は、その斜め前(=中央)ではなくそのまま目の前にワープしてくる。

『5』のゲニンEXは、通常では「ファクトリーの電脳2」にしか出現せず、何気にレアである。*1
もっとも、倒すことで手に入るチップコードは、ヒグレヤで取り寄せ可能のものであるが(他、ランク1のチップはウラインターネット1の、ランク2のチップは秋原エリア3のランダムミステリーデータからも出てくる)。
実は、「ウラインターネット4のリベレートミッションをクリアした後」では、シャチホコの電脳全域にも一部通常種のエンカウントに差し変わる形で出現するようになる。

『2』で木属性なのは、同じ忍者がモチーフであるシャドーマンが登場する作品であり、シナリオ上でシャドーマンがボスをつとめるマザーコンピュータ電脳内のプログラムくんが「侵入したナビの影響で草が生い茂って来た」と言っていた辺り、何かしらの因果関係はあったのかもしれない。
ところが、ゲニン系ウイルスの最下種とシナリオ上でエンカウントするのは、最速でも最終盤のダンジョンである「マンションの電脳」である。
手裏剣では木属性というイメージもなかったせいか、上記の通り再登場の『5』では無属性となっている。

忍者の中でも一般人のふりをして敵地に潜み、いざという時に必要な諜報・工作活動を行う者の事を「」という隠語で呼ぶことから当初は草→木属性に設定されていた可能性もある。
ただ、時代劇や忍者ものが好きな人でないと今ひとつピンと来ない話なので、メインターゲットの年齢層を考えて外されるのは致し方ないことだったのかもしれない。
もしくは単純にポイットン系よろしく「自然に紛れる」イメージからかもしれない。

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最終更新:2024年03月02日 00:09

*1 中間種のチューニンEXは「ネビュラホールエリア3」のリベレートミッション中にも出てくるが、バトルチップが手に入る戦闘を行えるエリアとしてはやはり限定種である。ジョーニンEXは、ネビュラホールエリア5、6で普通に出現する。