【詳細】
不定形の剣を持った、騎士のような姿のウイルス。
名前の由来は「ソード」(のネイティブ風発音)+「パラディン」だろうか。
基本的に上下左右に
ロックマンを追って移動し、ロングソードまたはワイドソードの射程内にロックマンがいると対応した種類の攻撃をしてくる。ロングソードはゆったりと振りかぶってくるので容易に対処できるが、ワイドソードはほぼノーモーションでいきなり斬りつけてくるのでやや回避が難しい点に注意。
どちらの攻撃も届かないところに居続けると
エリアスチールを使って接近してくる。
ロックマンのいる位置よりも前に行き過ぎた場合は後退してこないので、パネルスチールなどでエリアの形をくぼませることで、動きを止めることは出来る。
ちなみに『1』のみ、技名はロングソードだが
ファイターソードの射程で攻撃をしてくる。
上位種に炎属性の「スウォードラ」と水属性の「スウォータル」がおり、攻撃も自身の属性に沿ったものとなっている。
ちなみに『1』では、スウォーディンから「ワイドソード」の、スウォードラとスウォータルからは「ソード」の
バトルチップも手に入る。
『3』では赤い色をした最上位種の「スウォーディンSP」も登場。
今作では順当にストーリーを進めている場合、スウォーディン→スウォータル→スウォードラの順番で遭遇することになり、いずれのシーンにおいても印象に残る活躍を見せる。
科学省エリアでスウォーディンに出会い、エリアスチールとソード攻撃というチュートリアルでも用いたコンボを一介のウイルスが使ってくることでプレイヤーを驚かせる。
その後のよかよか村エリアで最上位種のスウォータルに遭遇し、スウォーディンどころか周囲のウイルスたちとはかけ離れたHPと攻撃力をもってプレイヤーに緊張感溢れる戦いを強いる。
ビーチエリアでようやく中間種のスウォードラと出会う頃にはストーリーも中盤、周囲のウイルスもろとも難なく倒せるようになったことでネットバトラーとしての成長を実感させてくれる。
湯沸かしプログラムのある
よかよかエリアに水属性のスウォータルで、海をイメージした
ビーチエリアに炎属性のスウォードラ…まさか本来は逆だったのでは?ビーチエリアでもスウォータルは手強い方だが。
また、
ウイルス飼育機の電脳で飼育できるウイルスの一種にもなっており、条件を満たせばSPも飼育できる。
話しかければ、騎士然とした礼儀正しい性格がうかがえる。
『5』で未登場だが
リベレートミッションには巨大版スウォーディンの様なガーディアン「
ブラッディア」が登場する。
『6』で再登場した際には、上位種の行動パターンが差別化された。
スウォードラは基本は縦移動のみで、ロックマンが同じ横列にいると一番前に素早く移動して攻撃し、元いた位置に戻る(『5』の
ザエモン系と同一)。
スウォータルはワープ移動を行い、エリアを無視してロックマンの目の前にワープ後にワイドソードで攻撃してくる。
レアウイルスも存在し、名前は「レアスウォードラ」と「レアスウォータル」。
名前の通り属性が付いている。色もレアスウォードラが赤系でレアスウォータルが青系。
ただその影響か、スウォーディンSPの色が赤色から黒色に変わっている。
カウンタータイミングは、『3』では『剣を振りかぶった時』で、振り上げている間はまだタイミング内ではない。
『6』では分かりやすく『剣を振り上げた瞬間』に変わっているので、タイミングを誤らないようにしたい。
最後列で待機しながらロングソードを誘って、そこで仕留めれば良い。(『6』のスウォータルは逆に最前列で待機し、1歩下がってワイドソード中に攻撃を当てよう)。
ウイルスバトラーでは、
『4』と『5』に出られずに腕が鈍りすぎたのか、移動、攻撃共にスピードが遅いせいで碌にダメージが稼げない。
そのうえ、エリアスチールもウイルスのバトルチップが確率所持に変更された都合上、
ウイルスバトラーのスウォーディンはエリアスチールが使えず、最後列から動かない敵相手には攻撃が届かず完全に無力となってしまう。
『3』の頃と同じ仕様であればかなり強力なウイルスであったかもしれないのが悔やまれる。
『4』、『5』で戦うことはないが、
シラハドリのチップイラストとして登場し続けていた。
メットール系を除くと、整数ナンバリングでは4作品分登場しており、ウイルスの中では特に出番が多い。
『ロックマンゼロ3』には、「サイバー空間」というエグゼ世界でいうところの
電脳世界に当たるステージがある。
このステージは、『ロックマンエグゼ4』との通信機能によるシステム連動を行うと
サイバー空間内の一部の敵キャラが変わるというお楽しみ要素がある。
スウォーディンはその敵キャラのうちの一種として登場しており、他には
カブタンクと
プクールが登場する。
ただし、通信の連動が出来るGBA版限定の要素であり、後にリメイクで発売された『ゼロコレクション』などでは出てくるための条件を満たせないため一切出てこない、今となっては激レアな要素とも言える。
ロックマンゼロシリーズの続編である『ロックマンゼクス』にもステージの小物として登場しており、(メットールなどの元ネタが有る物を除いたエグゼオリジナルの)ウイルスキャラ代表として扱われている節があるようだ。
【改造カード】
『5』では
改造カードの絵柄として登場。容量10MB。
適用するとB溜め撃ちが
ロングソードに変化するが、バスターのアタック、ラピッド、チャージがそれぞれ1下がってしまうデメリットがある。
【関連項目】
最終更新:2024年09月07日 12:17