ジャン・ミシェル・ロジェ - 遊戯王＠2ch辞典

ジャン・ミシェル・ロジェ

遊戯王ARC-Vの登場人物。
シンクロ次元におけるセキュリティをまとめる長官である。

シティで行われているデュエルは全て確認している。監視しながら一人でチェスを打っている。
デュエルチェイサーがユーゴをハイウェイで見つけた際は、デュエル前やデュエル中に
ハイウェイの扉を開け閉めしてユーゴを誘導。誘導先に検問を張るなどのリアリストっぷり優秀さを見せつけてみせた。
(結局検問はユーゴが自慢のドライビングテクニックで飛び越えてしまったが)

シティの市街で「権現坂VSデニス」を見たことでペンデュラム召喚とエクシーズ召喚、アクションデュエルを知る。
その後遊矢たちをセキュリティ職員に囲わせる。彼は増援部隊を送りこそしたが、現場の人員に敵が使う召喚法やアクションデュエルについては教えようとしなかった。
こうしたちぐはぐな対応をしている面がある。

デニス・権現坂・黒咲が地下デュエル場にいると知った際はそこにセキュリティを送り込みそこにいたトップス以外の人間を確保。
加えて遊矢たちも追い詰めて収容所送りにした。彼は遊矢たちを別室に送るよう指示したが看守が不真面目だったせいで一般の雑居房にぶちこまれた。
この時セレナは特別室送りにして監視させていたが、大エンタメデュエルの日にデニスにより救出されたため特に何もなかった。

遊矢たちが脱獄を決めたあとに現れ、再度確保しようとするが、セキュリティよりも上位の組織「評議会」の言葉で収監を免れる。

彼は遊矢たちの危険性を評議会に訴えたが、評議会の人たちは赤馬零児から事情を聞いており、全く相手にしてもらえなかった。

シンクロ次元の大会「フレンドシップカップ」も観戦している。
だが、その背後にセルゲイという大男がいることから不審な背後関係(当初はセルゲイ=バレット説があったが、全くの別人)が見られ、更にゴヨウ・エンペラーが融合モンスターであることから、融合次元の関係者の可能性が大きくなった。
セルゲイをデュエルマシンとして改造し、シンクロだけでなく融合戦術まで与えただけでなく、どこで入手したのかダークシグナーやイリアステルが用いた切り札までも仕込んでいた。
下記の行動も含めたいともたやすく行われるえげつない行為は、いきあたりばったりではあるが、周りに被害ばかりを与え、以降もイリアステルの悪行紛いのことを繰り返し、最終的には次元転送と言う形でゼロ・リバースまで引き起こそうとしたが、こちらは不発に終わっている。

かつて融合次元からやってきた際に、様々な技術を提供し、長官まで登り積めてきたが、セキリティ隊員にマイクロチップを仕込み、融合次元を裏切りシティの制圧を目論む。
このマイクロチップだが、実はプロフェッサーの側近であるドクトルが作成したパラサイトモンスターに近いものがあり、マイクロチップはこれを参考にしたものと見られる。
だが、ランサーズの出現と、デニスの帰還によりその計画が破綻しかけている。
追い込まれたロジェは、遊矢に近づくことで、周りから孤立させ取り込もうと目論む。

更にセレナ対ユーゴのデュエルでは強制的にルート変更するなどの汚い手段を用いている。
尚、ルート配置は、「DD05からG10」と「ZL02からDM01」というどこかで聞いたような記号が用いられている。

セルゲイが倒されシンクロ次元を制圧に失敗したロジェは、捕らえた柚子と共にアカデミアへ帰還しようとしたが、零児が立ち塞がり、鉄壁戦術で追い込もうとするが、一瞬で崩され敗北したかに見えたが・・・
だが、別のロジェが現れ、永遠にデュエルを続行しようとしたが、逆に零児に無限ループを仕掛けられ敗北。本物のロジェは、柚子を連れて再び逃走しようとしたが、ジャックにエレベーターからダイレクトアタックを受けて転落する。
生き延びていたロジェは次元装置を暴走させ、自身は吸い込まれ、遊矢、柚子、沢渡、権現坂、黒咲もまた吸い込まれてしまい、柚子はどこかへ、遊矢たち4人はエクシーズ次元へ飛ばされてしまう。

なお、ZEXALでも幹部格の人物がワームホールに吸い込まれ、後にカムバックを果たしているが
ロジェは結局最後までどこへ行ってしまったのか不明であった。