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Q. 浮世絵・錦絵について、あなた個人が書籍・資料など調べて興味をもった事柄について、羅列的でよいので、文章・イラストレーション・写真・リンクなどあらゆる方法で記録してください。wikiの編集方法はヘルプを見て独習してください。このノートのアップの期限は、2011.9.18, 17:00です。事情によりアップ作業が困難な場合は、リーダーまたは副リーダーに依頼し、期限を厳守してください。


浮世絵をどういうものとして捉えるか、それは歴史を知ることで見えてくるかもしれません。
芸術品としての側面を持つ浮世絵、宣伝媒体としての側面を持つ浮世絵。
西洋絵画とは明らかに違うこの日本独特の絵画をどういう形で紹介するのか。
浮世絵の歴史、もう少し調べてみます。


情熱大陸

http://www.mbs.jp/jounetsu/2011/08_28.shtml
似たようなことをやってる人がいました。
この人はレシピはオリジナルで考えているみたいです。
しかし、絵を読み取る力、そこから想像する力がすごいです。

こういうやり方なら、お菓子に絞ったとしてもオリジナリティのある作品になるかも。
しかもなんと、今度の展覧会は日本の絵画、すなわち浮世絵に着目してレシピを作られるそう!なんという偶然



アイデアじゃないけど案です。

浮世絵に関して6テーマ決める。
浮世絵に書かれているものに限定。
それからインスピレーションを受けて2人一組で制作を行う。
その当時、それがどういう存在だったのかも含め、二人で考察する。(浮世絵から離れすぎているかも?)

今浮かんでる案(既に出ている案)
江戸時代の:お菓子、衣装、雑貨、音楽とか


色使い

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猪首、玉虫色の口紅を着ける女性は、英泉特有の女性描写だが、華やかな色使い、女性のポーズなど、毒々しさが抑えられた秀作である

浮世絵には現代風の色使いや、奇抜なものもありますね。
グラフィックに生かせるかも。

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かなり興奮してしまう色と柄。かっこいい...
これは一般の人が見ても面白いと思うんじゃないかな。
この後ろの柄をそのまま使ってグラフィック作品を作ってしまうとか...?
もうすこしひねりが欲しいところ。


可愛い女の子の感性

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リボンつけてたりするのは今と変わらないみたい。可愛い!!!
山見さんが浮世絵はファッション誌的なものだったかも?と書いていましたね(というか本で調べた情報量はさすがの一言でした、すごく面白かった)
当時の女の子の感性も今と変わらないもので、浮世絵見てこれかわいい!とか言ってたりするのかな


竹久夢二

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こんなんもありました。なんかこわい!!!
でも有名な夢二の作品です。
大正ロマンを代表する画家夢二は、異国趣味をうまく取り入れ、さりげないエキゾチックさをかもしだしてくる



広告としての浮世絵

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これはおすもうさん。
いまでいう、サッカー選手、野球選手のプロマイドみたいな役割もあったみたいです。
新聞とかに載っている、プロ野球選手を浮世絵風に描いて展示しても面白そうですね。当時は浮世絵ってこんな役割だったんだよ〜というのを現代に逆に取り入れてみる。

追記:いろいろ調べていて思ったのですが、浮世絵が単に芸術作品ではなく、プロマイド的な役割だったことは割と周知の事実かもしれません。

アニメのような浮世絵

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盆踊りの様を描くものである。人物の手から手へと、リズム感よく動きが伝わる。連続画面の特性を存分に利用した佳作である。
これはアニメに通じるところがありますね。


組み立て式の浮世絵(おもちゃ絵)

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団扇の形に刷られた浮世絵版画は、このまま切り取って団扇として使うこと
ができた。
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これ江戸時代からあったのか...
今もありますねこういうの。今ではゲーム画面に変わってしまったけど。


江戸時代の広告1

江戸時代の宣伝はもっぱら引札(ひきふだ=ちらし広告)であった。
引札は宣伝文が勝負。江戸時代後期になると多色印刷の引札も多くなり、宣伝文は有名な劇作者に依頼し、絵も有名な浮世絵師に依頼するなど工夫がこらされ、それ自体が芸術の域を有する鮮やかな物まで登場する。(これが浮世絵の広告としての役割が芸術になった瞬間でしょうか)

平賀源内をはじめ山東京伝や式亭三馬・十返舎十九・滝沢馬琴なども引札の文句を依頼されている。さながら当時の彼らは江戸のコピ-ライタ-。
このように引札とは、商人や職人などが客を呼ぶための宣伝印刷物。ちらし(散)ともいうが、これは不特定多数の人々に散布することから名付けたもので、当時は分けて呼ばれていた。  
変わったものとしては、吉原の引手茶屋の引札もあって、遊女の宣伝も錦絵で行われていたとのこと。

この展示を宣伝するDMなどは引札を参考にして作るといいかもしれませんね。


江戸時代の広告2

http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_05_01_01.pdf#search='江戸時代の広告'
ここへ詳しく(年表まで!)江戸広告についての情報があります。

当時は識字率が低く、看板などはその商品の形をしていた、
語呂合わせの面白いネーミングが目立っていた。などなど


江戸時代の広告3

http://www.tvz.com/nishiki-e/nishiki1/nishiki15.html
やはり表向きは名所図解でも、広告だろうというものはいっぱいあるようです。
三越とか、呉服屋さんが多いかな?
資料として。



さや絵、鏡中絵

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そのまま見たらまさに何だこりゃの世界。画面中央の○に、表面を鏡面仕上げにした筒を立て、その筒に映った像を見るという趣向なのである。

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○ではなく、楕円形の印もあり、そこには刀の鞘(さや)をたてるものもある。こうした趣向の絵を「さや絵」という。



広告としてコピーライティングや構図のセンスも求められたであろう事実は突っ込んで調べたらきっと面白いと思います。
篠原さんが主にグラフィカルな面にスポットを当てて調べてくださっているのを見て思ったのですが、雑誌として、広告として、漫画やアニメの原点として、写真の代わり(ブロマイド)として、といった、“視覚造形的な”テーマに最初から括って6テーマを決めるというのもありなんじゃないかと思いました。
浮世絵から江戸の文化をうかがい知れるからといって、江戸のファッションやお菓子に力を入れて調べていくと、文化のほうにスポットが当たってしまって、ちょっと浮世絵そのものから離れていくような気がします。それをどう作品に還元するかによるので、もしかしたら方法次第なのかもしれないのですが…。
(佐藤)
最終更新:2011年09月22日 02:19