目次
Q. 浮世絵・錦絵について、あなた個人が書籍・資料など調べて興味をもった事柄について、羅列的でよいので、文章・イラストレーション・写真・リンクなどあらゆる方法で記録してください。wikiの編集方法はヘルプを見て独習してください。このノートのアップの期限は、2011.9.18, 17:00です。事情によりアップ作業が困難な場合は、リーダーまたは副リーダーに依頼し、期限を厳守してください。
正直何書けばいいのか分からない
- 10 アイデアマップとか
- 9 展示の仕方とかその2
- 8 展示の仕方とか
- 7 風呂とか
- 6 顔料・技法とか
- 5 資料になりそうな本とか
- 4 絵草紙屋とか
- 3 パロディとか
- 2 ジオラマ制作とか
- 1 浮世絵とペットとか
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時間切れ
たとえば6つの要素を「食」にしばるのなら、節句毎の食事、しきたりその他、みたいな感じで下と同様に、今度は1年間のスパンで展示してみたり。
これならみんなが今まで調べてきたことがほとんど無駄にならないし、お菓子を販売しても浮いてないし~となる。
節句ごとに江戸時代豆知識、みたいなものをおいておくのも略。
もし6つの要素からなる展示方法にした場合(お菓子はそのうちの一つになる?)「江戸時代、町人文化の一日」という設定で、時間毎に区分けして(子丑虎卯~十二支にそって)それぞれに対応する時間のところに箱(まだ未決定か?) なりなんなりを置くようにする~というのはどうだろう。着物なら牛の刻(今の12時~13時、呉服やなど商家に一番人が来た時間)、歌舞伎や見世物、お菓子なら猿の刻(昼八つ、14時~15時)、遊郭なんかは戌の刻(20時~21時)、妖怪やおとぎ話なら丑の刻(2時~3時)
みたいなかんじで。
スケッチしたけどなんかださい。センスある人のフィーリングにまかせるや。
時間毎に江戸時代豆知識、みたいなものをおいておくのも知識欲が満たされそう。
風呂、銭湯について調べてみる、とか。3度の飯より風呂が好きという文句も残っていますしね。風呂について記した浮世絵も多いです。春画気味のものもあるみたいです。現代では見ない面白い風習があったりしたので、お客さんの興味を引くことが可能?
たとえば ○銭湯は全部混浴が普通だった。
○石けんの代わりにぬか袋を使っていた
○正月から銭湯を開けていて、ご祝儀として普段より多め(8文なら12文程度)をおひねりとして包んだ
○出歯亀という単語は出っ歯の亀太郎という有名なのぞきまからできた単語etc
西洋と対比してみたりとか。そこまではさすがに範囲外?
参考文献 講談社カルチャーブックス『入浴』はだかの風俗史
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浮世絵そのもののと同時に、浮世絵が作られるまでの過程に注目してみたりとか。浮世絵一枚作るのに当時でいくらかかっていたとか。顔料の値段、浮世絵師の給料とか。
今で言うイラストレーター、広告代理店みたいなものだから興味あるな。
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ここの書き込むこと3(ページ中部)のお客さんに見てもらう並べられそうな資料を(適当に)借りてきました。
広島市立図書館
○錦絵が語る江戸の食 松下幸子著
前の話し合いでみんなも見た本。
わかりやすい解説。あと食事おいしそう。
○別冊太陽生誕二五〇年記念北斎決定版
北斎の作品を約300点掲載。春画もあるよ!
今度市立大学の図書館も調べて見よう。
浮世絵、錦絵を売っていた絵草紙屋にスポットを当てるとか。
○色とりどりの武者画、似顔絵
○すごろくや千代紙や立版古(ペーパークラフト)
○草双紙(挿絵主体のかな書きの読み物
子供向けには絵本、大人向けには実用書)
○本
○のし紙
○扇子や団扇
○春画など
など子供向けから大人向けまで様々なものをおいていた。
絵草紙屋には2種類あって小売専門の店と、制作→卸→小売までする
地本問屋があった。
一版(と数えるらしい)につき、どんなに売れてる浮世絵でも
最高2000枚くらいしか発行されてもらえず、(だからパクリが横行したのかも)ほとんどが1,2ヶ月で店先からなくなるくらい流行に左右されていたetc。
今でいうとなんになるのか、おもちゃ屋兼本屋兼生活用品店兼アイドルグッズ販売店兼風俗情報誌? カオス。
遊郭や芝居町なんかに続く道にある店が多かったそうです。驚き。
春画を店先で堂々とぶら下げたり(店先にぶら下げて飾っていた。上図参照)看板にして掲げていたせいでついに御触書がだされた。
今の印刷や販売の形とはほとんど違うけどにている部分、同じ部分なんかを比較してみたりしてもいいかも。
参考文献 絵草紙屋江戸の浮世絵ショップ 鈴木俊幸著
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グラフィックデザインをどんと前に出すなら?
もうこの際自分たちでパロディ作品作ってしまうのはどうか。
隣に本物を印刷した奴と並べる。
版画にするにしろ画材自由にするにしろ、
自分たちの自己満足で終わってしまう可能性高し
ゴッホ
人物画以外では背景まできちんと書き込んであるのがほとんど。
それを元に
フォト蔵、原さんの案の箱にちょうど箱庭みたいな感じでジオラマ制作。
クオリティが問題?
青物魚軍勢大合戦とか太平喜餅酒多々買とかをフィギュア、ジオラマ化したらすごくおもしろそう。
異類合戦物
生き物が描かれている浮世絵めちゃくちゃ多い
↓
動物のくくりじゃ範囲広い
↓
犬猫とかだとちょっと釈然としないからまとめてペットで!
と思ったらすでに展覧会やってた。2005年で東京だけど。
原宿の太田記念美術館で「ペット」を描いた浮世絵展
むしろ猫限定にして猫茶屋でも開いたらいいんじゃないと思ったけど衛生面で問題ありすぎ。
当然モルモットの浮世絵も探しましたがありませんでした。
4と6は突っ込んで調べたら浮世絵の何たるかに迫るのに役立ちそうですね。
とくに浮世絵の制作・流通過程は他の人のノートにはなかったので興味あります。
浮世絵を売ってたお店の品物を見ると、浮世絵って本当に芸術というより大量生産・大量消費のイラストレーションの側面が強かったんですね(中には高級なものもあったのでしょうが)。
遊郭に続く道にこういうお店があって、遊女の絵があるとなれば、おそらく遊女のパパラッチ的な存在もいたかもしれませんね。それは絵師自身だったのか別の誰かがいたのかはわかりませんが(前者だと思いますが)、遊女と絵師との間になんらかのつながりが出来ていったことは間違いなさそうです。そこから芽生えた恋やスキャンダルもあったでしょうね。
というか、それすら“生産過程”として利用されていた可能性もじゅうぶんあると思います。そういうとこまで含めた浮世絵の“生産過程”を見たらきっと面白いと思います。
他人のスキャンダルが好きなのは人間過去も昔も変わらないと思います。(少なくとも私はこの件に関しては興味があります。)
(佐藤)
紙草紙屋は浮世絵を「売る」場所だったわけですから、ある意味一番浮世絵のことをよく知れるかもしれません。卸して売る、ということまでしていたのなら版元が経営していたのでしょうか。そうなれば浮世絵の企画、編集などをする人も一緒に働いていたでしょうね。(そういう役割の人は実際にいたようです)
少なくとも制作過程に置いては、現在と同じような制作体制が当時から取られていたようです。企画をしコンセプトを元に絵師が描く。という。この企画の部分で大きく売り上げが左右されたようです。
また、佐藤さんが触れている遊女と絵師の関係については調べてみるとあったみたいです。絵師は気に入った遊女は綺麗に描いていたそう。このように人間関係まで浮世絵に反映されていたことを知ると人間味が溢れていて楽しくなってきますね。
(篠原)
最終更新:2011年09月27日 03:19