STIGMATA
時代背景
かつてこの世界には魔法や超能力などの万能の力、はたまた神などの霊的存在が身近に感じられていた。
しかし人間という生き物は醜いもので数が増えれば増える程高度な技術力を身に付け発展していく一方で大地を穢し、戦争で同じ種族同士争い、殺し奪い数が減れば、長い時間を掛けて増やし、また戦争に発展すると同じ歴史を繰り返していた。
長い間見守ってきた神々はそれを良しとせず、成長しない人類を見兼ねて神々と人々の世界を隔絶し、人類は万能の力を失った。魔法や超能力を失って戦争は減り、良い方向に思われたが、結局人類は再び兵器を用いて争う様になってしまった。
ある時、自由に大地を踏み荒らし世界を穢して来た人間に天罰を与えるかのように、地球には巨大な隕石群が落下した。
一定の周期で飛来する隕石によって世界各国の主要国家は次々と陥落し、国家という隔てがなくなり全人類が行き場を失った難民となった。
長い時間を掛けて逃げ惑いながらも隕石の被害状況を調べると、一箇所だけ全く被害を受けていない列島が発見された。情報を手に入れ、島々への移動手段を持った難民は島へと避難していき、島に到達した難民たちによってコミュニティが形成された。絶望的状況下で出会った多種多様な仕事を持った人々は互いに手を取り、生き残るために協力し困難を乗り越えていった。
コミュニティの人が増え、いつしかコミュニティは一つの国家となった。
そして再び人類は、同じ歴史を繰り返し始めている。
物語の舞台/組織
人類に唯一残された大地。降り注ぐ隕石による災禍を唯一免れた奇跡の島。隕石災害を何とか生き残った人々が作り上げた国家で、当時その島の他で身を潜めて暮らしていた難民(通称ノマド)たちからその豊かさを例えて「黄金の都エスタハ」と呼ばれていた。
神の天罰と考えられている隕石災害を唯一免れたという奇跡だけでなく、この島には霊界に関する様々な文献や神々が扱っていた道具「聖遺物」などが多く発見されていることから、まだ人と神とが同じ世界に暮らしていた頃から存在し、また神々の加護を受け災害から守られていた聖地として考えられている。
最初は三つの小さな島だったのが人口増加などにより島自体が増設されていっている。
エスタハで最も安全な地区「ロフォカレ」
警察の精鋭部隊に守られた街。エスタハを統治する政府やその関連機関、市庁舎などの重要な組織や巨大企業の本社などが構えられており、住む人々も身なりがよく裕福な家庭が多い。生活の全ては強大な力を持つ精鋭部隊と最高峰の安全性のセキュリティ会社によって管理されており、何不自由なく生活できる夢の場所です。
ロフォカレを囲む五大地域の治安の悪さから地区の人々を隔絶するため、巨大な河川に各地域に通じる一本の橋だけで繋がっており、それ以外の入り口は用意されていない。つまりここさえ重点的に警備すれば他の地区の犯罪勢力はロフォカレに侵入することはできないのだ。
ロフォカレ市警精鋭部隊「ロス・ロボス」
ロフォカレ市警が実施した超難関試験に合格したエリート警官から成る精鋭部隊。警察というより軍隊に近い程の装備に身を固め、有権者を守る役目を与えられている。医療に長けたチームも存在する。戦闘部隊はナイフをくわえる狼のロゴマークがあり、医療部隊の場合はナイフの代わりに救急箱をくわえている。
未開の大地、妖精の住む森林区域「ティルナノーグ」
かつてエスタハを代表するランドマークの一つとして計画されていた植物園・果樹園を中心に自然との調和を目指した街。目を閉じれば、小鳥のさえずり、心地いい虫の鳴き声、葉の揺れる音、川のせせらぎが聞こえるはず。しかし実際に目を開き見えてくる景色は勢力同士の抗争で激しく損傷した居住区のビル群に伝い絡まり崩壊を食い止める木々、木々に釣り下がる果実のように吊るされる侵入者の骸。花々同様に地面を彩る血糊と、物騒極まりない光景が広がっている。区画の中心には「楽園」と呼ばれる居住区がありその周囲から街の外との境界線まで鬱蒼と茂る森林には「妖精」と呼ばれる狩人たちがいる。彼女たちは外を監視し、外から楽園に押し寄せる侵略者を排除し、自分たちだけの帝国を守ろうとしている。ここからも分かるようにティルナノーグは閉鎖的なコミュニティを築いている。妖精たちの邪魔が入り、政府もその内情を掴めず、手が出せずにいる。
楽園憲兵隊 「ガーデンノーム」
ティルナノーグの中心街、通称「楽園」を守るために組織された戦闘部隊。領主セブン・マクリールが各街の身寄りのない子供たちから優れた素質の子どもたちを自身の子どものように育て上げた。
ノームというのは小人のことだが、ここではマクリールの子供たち、ひいては私兵たちを指している。
街境警備隊 「バンシー」
別の街から楽園に侵入しようとする他所の者の排除を命じられた戦闘部隊。バンシーの名に相応しく女性のみで構成された部隊されている。何とかバンシーに出会いつつも逃げ延びた男の証言から、美しくも可憐な女戦士の話が広がり「妖精」と呼ばれるようになった。
鉄の帝国、悪のカリスマの登竜門「ディスロスト」
エスタハの産業中心地であるディスロストには倒産した工場の跡地が点在し、これが犯罪者や不審者を引きつけてしまっている。工場の跡地には様々な野望を持った小規模な勢力がロフォカレを支配するというような野望を持って集まりその始まりの場所として選ぶ弱小地区。と思われているがその裏には誰もが予想だにしていない巨悪が潜んでいる。警察に守られている訳でもなく、ティルナノーグの妖精のような狩人がいる訳でもないのに、この地に住む勢力の多くは長くその地に定住すればするほど、野望が小さくなっていく。そしていつしか野望をもって集まった勢力は見る影もなくなり、噂すらも聞かなくなるほど、消えていく不思議な場所。
安全な都市の象徴「セントラルシティ」とは比べるまでもなく下で、様々な勢力が集まる地にも関わらず五大地区の中では比較的治安が良いと言える場所で、戦う力をもたない市民も安心してくらせている。
廃船のギャング 「ナグルファル」
ディスロストの中心から西方の海岸まで延びる巨大な造船所に拠点を構えているギャング。隣国ルブルムとの戦争で多くの仲間を失いその復讐を誓い、ルブルムに渡航するための船を設計したが、あまりの巨大さに完成する前に設計者が亡くなり、次の代の設計者に、そしてさらに次の代と代々受け継がれてきた。現在では当時の戦争を体験した者が残っておらず目的のない船は完成させられることはなく、放置され、ナグルファルの拠点として使われている。
白と青のコントラストが美しい、幻想的な水の都「キルフェンリート」
キルフェンリートはなんとも言えない独特の魅力をたたえています。自慢はバラエティ豊かなお店やレストラン。海岸沿いには高級ブティックやシーフードバーが立ち並び、カラフルな露天市やおしゃれなバーが軒を連ねています。ティルナノーグに次ぐ観光地として計画されていた。リゾート誘致の計画が頓挫した現在でもセントラルシティの富裕層が別荘地として愛用していたりと、当初の目的と似た用途で使われることの多い街。地中海風の白い外壁の家々が連なり、道脇を流れる小川にはゴンドラが走る情緒あふれる光景は、何度訪れてもうっとり見惚れてしまうほどの魅力。富裕層がたくさん集まる場所に押し入らんと観光客に紛れる強盗は後を絶たず、強盗事件は増加の一途を辿っている。警察の無能さに痺れを切らせた豪族の一人がマフィアを雇い、警察の代わりに自警団的な統治を始めた。豪族との契約により、小悪党の統制と粛清を引き受ける代わりにその組織の犯罪の一部を自由に行える権利を与えた。
密造酒の酒蔵 「ヘイズルーン」
キルフェンリートの沿岸部のバー「ブルームーン」の裏にある酒蔵のさらに地下に拠点を持つマフィア組織。ブルームーン自体が組織の隠れ蓑で構成員も平時はバーのスタッフとして働いていることもある。地下で組織名と同じ名前を持つワイン「ヘイズルーン」を造っており、キルフェンリートの富裕層やセントラルシティの富裕層に販売して活動資金を稼いでいる。その他にも立場上、麻薬や密造酒などの嗜好品が手に入れにくい富裕層と業者を繋げる仕事も営んでいる。基本的には何事も交渉で解決する非常に珍しいタイプのマフィア組織。
頂点に上り詰めたい若者の味方 「アリフ財団」
若手投資家、アクセル・アリフ・ウォーレンが、セントラルシティ進出を目指す若いアーティストを応援する為に立ち上げた財団。
魔の巣窟、無政府状態の街「ダフマフォグ」
無計画に建てられた高層ビルが密集し、近寄りがたい独特の雰囲気を放っている街は、どの政府の機関による統治も届かない、文字どおりの無法地帯となっており、犯罪者や売春宿、麻薬の売人などが集まる「魔の巣窟」と呼ばれていた。外から見ると犯罪都市のように見える街だが、実際の姿は多くの子どもやお年寄りまでもが暮らす生活の場となっていたことは意外と知られていないもの。圧倒的な密度の街では他人はおらず皆がみんなお互いを家族のように認識し、手を取り合って生きている。この街に生まれ育った者は生活の一部として薬物の調合や売春を普通の生活として育つため、犯罪の片棒を担いで生活していく。他の街のように小悪党が街の人々に迷惑を掛けるのではなく、街の人々全員が犯罪に手を染める小悪党という異常な状況にある。だがそこに住む人々の生活は街で始まり街で終わるため、それが異常であることに気が付かないまま生涯を終えていく。
聖痕の秘密を握る 「教会」
世界最大宗教の暗部として活動し、「教会」と呼称される団体の一つ。中でも教会が指定した「聖遺物」の回収の任を与えられた集団。エスタハに派遣された回収班は三人、現地で熱心な信仰者を仲間に引き入れ計四人で任務に当たっている。聖遺物は世界の至る所に散りばめられており、それを問答無用で回収するのが任務。が故に様々な地域でそこに根を下ろす組織と衝突を繰り返しており、面倒な組織のレッテルを貼られ疎まれている。
口は禍の門、閉鎖された街「アヴェスラン」
隣国ルブルムとの戦争で最も大きい打撃を受けた戦争被害地。元々はディスロストの一部だった。戦争中、すでに街は封鎖され周辺都市に逃避する市民が多かったが中には何等かの事情により逃げなかった市民も少なくなかった。戦争後もしばらくは少なからず住民はいたが、10年前の事件により本格的に閉鎖され、誰であれ立ち入りを禁じられる禁足地となった。一般的に邪教と呼ばれていた思想を信じている熱狂的な宗教信仰者が多かったアヴェスランでは、戦争後に亡くなった人々を弔うために数々の墓地が建設されたが、その墓石の下に遺体は一つとして埋まってはいなかった。宗教に伝わる黒魔術の触媒として人々の遺体が使われ、そのために一箇所に山積みにされていたという。多くの罪なき命を奪った隣国ルブルムへの復讐を決意した信者たちは黒魔術を実行。しかし黒魔術によって生まれた悪魔によって信者たちは皆滅しにされてしまいアヴェスランは血の海に包まれたという話が残っているが、詳細は誰も知らない。
アヴェスランに最も近い場所にあり、怖い物知らずな住民が多いディスロストの市民ですら、口に出すのも恐れ、その州境には誰も近付かないほどにロフォカレの人々の心に恐怖を刻んだ。
聖痕(奇蹟)
- 世間一般ではどういう原理なのか、その詳細が一切明かされはいないが、超能力の存在が認知されている。その中でも強力な力を持つ者は能力を具現化・擬人化させ姿ある像として見せることもある。
- 能力を持った者は「覚醒者」と呼ばれ、善人であれ悪人であれ人々に警戒される存在となる。
- 唯一判明していることがあるとすれば、能力を形在るモノとして見せる事の出来る能力者には共通点があり、その全員が能力を発現して以降に臨死体験を経験しているということだけだった。
- 能力者には共通して「聖痕(スティグマ)」と呼ばれる一見タトゥーのように見えるものがあり、痣が発生する場所や痣の形は人によって異なる。能力も三者三様に違いが見られることから、超能力そのものが「聖痕(スティグマ)」と呼ばれている。
- また聖痕に関わる事象の一つとして、「聖痕病」(スティグマータ)という未知の病が存在する。聖痕病を患うと痣が体を覆いつくすように発生し、痣に覆われた部位は一時的に壊死したような状態となってしまう上、能力が使えなくなっていく。病気が進行すればするほど身体機能が低下していき植物状態となり、最終的には死に至ってしまう。しかし、そもそも「超能力」という事象の詳細が一切判明していない現在の医療では治療は出来ないため、一度患えば、回復の見込みはないとされている。
聖痕の起源
- 大昔、その地にまだ「アヴェスラン」と名前が付くよりも前。いくつもの隕石がカリブ海地域の島に落下した。その隕石には当時地球上に存在していなかった未知の生命体が付着していた。その生命体は宇宙の過酷な環境下でも、大気圏突入時の重力加速の衝撃にも耐え生存し地球に降り立った。その生物は落下地点近郊にあった沼で大量に産卵されていた蚊に寄生して地球に根を下ろしていた。未知の生命体に寄生された蚊が子を成すと既に生命体に寄生された子供が生まれるようになり、いつしか新種の蚊として進化していった。
- この寄生虫は霊界、つまり神と呼ばれる存在がいるとされるもう一つの世界より人々世界の住む地上世界に誤って産み落とされた存在とされていた。霊界の神秘的なエネルギーを秘めた寄生虫は地上世界に居ながらもその力は霊界と常にリンクしており、地上世界の理には反する超常現象を引き起こす力を持っていた。そんな力を持った寄生虫を宿した蚊は構造こそ違うが、本質的には蚊で間違いなく、産卵期に人間を吸血しタンパク質を得ようとする。その際、寄生虫はより強大な生命エネルギーを有した人間へと宿主を変える。寄生虫が持つ霊界のエネルギーと人間の生命エネルギーが結び付いた時、人間の意識が霊界と繋がり世界の理の外を目の当たりにする。世界の理を外れた強大な力に耐えうる精神力と素質を持つ人間は神より褒美として「奇蹟」を授かり、超常的な力を扱うことができるようになる。しかし世界の理の外を見て、耐えられなかった人間は精神に異常を来してしまう。暴走した二つのエネルギーは肉体と精神が破壊され宿主を死に至らしめてしまう。しかし世界の理の外は夢のように、人間の記憶には欠片程度しか残らず全てを知ることは誰にも出来ないとされている。
- 聖痕の由縁はこの寄生虫を宿した蚊が吸血行為を行った際に身体に出来る痕が元となっており、超常的な力を得た人間はその証として吸血痕が黒く模様のように変化する。
- 世界最大宗教の始祖とされる人物はその伝承の中で、死に際に奇跡が訪れ神の領域に足を踏み入れたというものがあるが、この伝説もまた聖痕ではないかといわれている。
聖遺物とは
- 前述の寄生虫のように神世から誤って産み落とされた、神の世界の道具を指す名称。
- 神の世界には「付喪神」と呼ばれる神が存在し、この神は万物の神として神によって作られた物体や事象すべてに宿るとされていた。地上世界に産み落とされてしまった付喪神も前項の寄生虫同様に霊界と常にリンクしており、神秘的なエネルギーを持っていた。寄生虫と違って聖遺物は道具そのものに超常的な力が宿っており、それを持つもの全てがその能力を使うことが出来た。
- 聖遺物が世界各地で出土し始めていた当時は、国が保有する聖遺物の数で戦争の行く末が左右されるほど猛威を振るっていたとされている。聖遺物はその後の国家の伝承の一つとして語り継がれ中には国宝として扱われていくようになった。国が管理していない聖遺物はその価値が知られぬまま博物館や、オークションに掛けられるなど知られざる所今もなお出回っていると言われている。
- 現在「教会」で保管されている聖遺物の中に、神世の記録と思われる書物が発見されており、考古学者のチームが解析を進めていく中で前項の寄生虫のような存在が語られていることが最近明らかになった。
覚醒
- 死の淵に立たされた時、身体に宿る寄生虫が防衛本能で霊界へと繋がる扉を抉じ開け、再び世界の理の外を覗くことになる。一度は封印された外の世界の記憶が蘇り、自身に力を与えた「外の世界の存在」と話すことが出来る。そこで生にしがみつき生きる事を強く願い、神がその願いを聞き入れた時、神が自身の力を分け与えた子供に加勢するべく己の分身を地上世界に送り、能力と同じ力を持った存在が現れるようになる。「外の世界の存在」は同じ世界の存在にしか見ることが出来ないが、周囲に与える影響は大きく、時折「外の世界の存在」との対話を通ずることなく、その存在を認知できるようになるケースもごく稀に発生する。
- より強い力で外の存在と繋がることで、覚醒者は人間という生物の理から外れ、「外の世界の存在」へと近付くこととなる。寿命という概念が適用されなくなり、老化という概念は形骸化し、精神的には老いを重ねても肉体が老いる事はなくなる。
- 覚醒者とは姿形は人間のままだが、半分は神そのものに近付いており、その本質は神と並び立つものになっている。
人物
ALTEЯN4TIVE—オルタナティブ 人物
アリフ財団
若手投資家アクセル・アリフ・ウォーレンが、セントラルシティ進出を目指す若いアーティストを応援する為に立ち上げた財団。
アクセルが覚醒者と判明してからは、投資事業も続けながらも覚醒者向けの医療分野の事業を展開し、能力ゆえに普通の病院に通えない人々や、能力に悩む人々を助けようとしている。
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メンバー |
アクセル・アリフ・ウォーレン
性別:男
年齢:26
種族:人間
出身:キルフェンリート
身長:176
所属:アリフ財団
聖痕:フリージア/グリーディー
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人物の詳細 |
人物の詳細
ローダンハイヴでもかなり有名な資産家「ウォーレン一家」の次男坊。同じ街に住む嫌味な富裕層の人間を嫌い、自らの意志で地上に降り移動都市で生活している物好き。ハイヴの富裕層は嫌いだが、ハイヴに住むために成り上がろうとするような向上心のある人間が好きで、そういう人間には惜しみない投資をする。家系の血か先見の明があり、投資で稼いでいる。
アクセルの莫大な富を狙って襲ってくる悪漢に自身で対処できるほど、聖痕持ちとしての実力も兼ね備えている。
ギャンブル(賭け事)が大好きで、物事を決めるときにはすぐに賭けを提案するギャンブル狂。その性格が災いして面倒に巻き込まれることがしょっちゅうあるが、学ばず同じことを繰り返している。
能力の真相を知らない人間には、金だけでなく他人の能力も欲しがる欲張りな男という風に思われている。
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聖痕 |
聖痕:フリージア
他人の能力を奪うことが出来る力。
非常に強力な力で、覚醒者をただの一般人に戻すことが出来てしまう。しかし能力を奪うだけで自身が使えるわけではない。
しかしこの能力は、望まずに能力を手にしてしまった人々を助ける唯一の手段となっている。また聖痕病に苦しむ患者の聖痕(力)を一部アクセルが奪うことで病の進行を遅らせるという使い方も出来る。しかしそれをすれば当然、アクセル自身に聖痕病が進行していってしまうため、迂闊には使えない。
グリーディーはあくまで他称。
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シャルロット・レイブン
性別:女
年齢:18
種族:人間
出身:セントラルシティ
身長:151
所属:アリフ財団
聖痕:ディーパーディーパー
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聖痕 |
聖痕:ディーパーディーパー
他人の知られざる一面を引き出す力。
通常の人間に使っても何も起きないが、聖痕を持つ相手に使うことで真価を発揮する能力。能力を深く理解した者だけが知るような能力を持つ本人ですら知らないような能力の一面を引き出し、能力を強くさせる力がある。
終わりなき向上心を持った相手を応援したいというアクセルの想いが産んだ能力といっても過言ではない特別な能力。
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フレッド・アブサロム
名前:フレッド・アブサロム
性別:男
年齢:26
種族:人間
出身:ディスロスト
身長:193
所属:アリフ財団
聖痕:クロックストライクス
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ロフォカレ市警
ウェルズノット西部のセントラルシティとの街境にあるゲートの真上に建てられている。小さな犯罪が日常的に横行しているのは他のどの町とも大差ないため出動は多いが、捜査をしている時間よりもダイナーでコーヒーを飲んでいる時間の方が明らかに長そうな緩さがある。正義感溢れる警官はほんの一握りしか見られない。
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メンバー |
シンジロー・キド
名前:城戸 眞二朗
性別:男
年齢:26
種族:人間
出身:ウェルズノット
身長:172
所属:ロフォカレ市警察署
聖痕:
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人物の詳細 |
人物の詳細
ロフォカレ市警察署の数少ない真面目な警察官。
ギャンブルで大負けして犯罪組織に捕まったアクセルを助け出したことから、交流が増え今では友人として食事に行くこともある。
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ドルグワント
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メンバー |
ルツ
名前:ルツ
性別:男性
年齢:28
種族:覚醒者
出身:閉鎖区アヴェスラン
身長:184
所属:教会
聖痕:マンイーター
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人物の詳細 |
人物の詳細
悪魔信仰で知られ、黒魔術の研究が盛んに行われていたという禁足地「アヴェスラン」の出身。本名は不明。
教会の一員として聖遺物の回収任務についているが、その実態は聖遺物を横取りして、世を聖痕持ちで溢れさせ、弱肉強食の実力社会を築き上げようとしている組織「ドルグワント」のリーダー。本人はリーダーを名乗っているつもりも、その自覚もないが多くの部下は彼に忠誠を誓っている。部下でも幹部でも取引先の人間でも、誰に対しても飄々とした態度、軽い口調で接している。そのためか組織内では部下や幹部との距離が近く上下関係がないように見える。
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聖痕 |
聖痕:マンイーター
歪な口を出現させ喰らいつく能力。生み出された口は強靭な牙歯を持ち生物・無生物関係なくありとあらゆる物を喰らう咬合力を持つ。この口に喰らいつかれ呑み込まれたものは能力者の体内に栄養として吸収される。代償として味覚を失っている。
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最終更新:2021年03月18日 18:16