ヲズワルド

↑タイトル仮定。
剣と魔法の世界。中学~高校でやってた一次創作の再構築。
現代技術は何等かの天災によって崩壊。その後再び生まれた新たな人類によって再興された地球を舞台に始まるファンタジーもの。

世界

帝国

  • 大陸の中央に位置し大陸で最も広い国土を持つ国。中央大陸の長い歴史の中で巻き起こる幾度とない戦争で勝利を収めてきた実績は伊達じゃなく国力・軍事力ともに大陸トップクラスを誇る。結界や障壁などの防御に特化した魔法を得意とする家系が多く、帝国の魔法障壁は数千年間一度も破られたことがないという。一方で歴史が長いが故の弊害として皇族や貴族たちの多くが人間至上主義を掲げており、亜人種に寛容でないところが欠点。
  • 帝国にはブレイズフォート鉄血騎士団が存在する。主に騎士団と略されるその組織は帝国とその周辺集落の治安維持と来る他国との戦争に備えて日々鍛錬を積んでいる。黒と赤がナショナルカラーで、騎士団に属する騎士の甲冑や巨兵の装備も黒で統一されている。

航国

  • 王国の南部にある島国。国の規模はさほど大きくないものの貿易拠点として様々な国と太いパイプを持つ。元々は王族の人間至上主義が気に入らなかった王族の一人が王国での身分を捨て、別の島で新たに建国したのが始まりと言われている。人間から亜人種、魔族に至るまでありとあらゆる種族に対し寛容で多くの国で未だ認められていない他種族間結婚なども容認されており、開明的な国として世界に名を轟かせている。周辺諸国へ多くの船が出ていることから冒険者たちが出入りが多く、冒険者組合の本部もここに設置されている。
  • 同盟国として西方の火山地帯に位置する要塞国家、通称「魔国」と非常に友好的な関係にあり、王国が航国の貿易力を欲し軍事的支配下に置こうと画策するが航国の背後にある魔国の存在を恐れ、手出しできずにいるくらいには、魔国の存在は航国にとってなくてはならないものになっている。

魔国

  • 大陸の西方に位置する火山地帯にある要塞国家。火山に眠るマグマを利用した地熱発電で栄えている国。世界一の魔法大学があり世界有数の魔術師たちが日夜魔術の研究に明け暮れている。国全体が魔術の研究に対して非常に前向きな姿勢で、魔法を磨きたいと志す者は種族関係なく受け入れる航国に似た寛容な姿勢を見せている。しかし魔族だけは例外で、大昔の大戦で魔族による攻撃で多くの国民を失った因縁から魔族はあまりいい反応はされない。
  • 世界に存在する魔法の九割が魔国で生み出されたものと言われるほど。仮に新魔法を開発した場合には魔国で特許申請を取ることでその新魔法を書き記した魔導書が発行され、それを他魔術師が購入することで印税収入が得られるなど稼ぎにもなるため、もし魔法を開発した場合には魔国を訪れることをお勧めします。

妖国

  • 大陸東へずっといった所にある小さな島国。島全体が濃い霧に覆われており、近海を通りかかった船でさえも島の姿を見れないことから「幻の国」とも言われている。他所者を受けつけない鎖国国家として知られ、「サムライ」と呼ばれる剣士が強すぎて世界政府すら立ち入れない強国とされている。大陸とは大きく異なる技術体系で発展した国で、唯一貿易を許されている「蒸国」の技術を吸収し、独自進化を遂げているという。国の実態を把握している者が少なすぎて様々な噂がながれている。
  • 使用言語も大陸と異なる。蒸国の外交官曰く世界で最も複雑な言語を使用するらしい。
  • 大陸が魔法学によって発展した一方で妖国では科学が非常に発展している。中でも電気・電子工学に優れており大陸との技術水準の差が数十年分開いていると思われる。また魔導士そのものがかなり稀少な存在で魔法を使う者は懐疑的な眼で見られることが多い。

熱国

  • 大陸の東方に位置する小さな国。王国と昔から親交の厚い国で独自に生み出した技術は王国を始め、多くの国々で利用されている。世界で初めてディーゼルエンジンを生み出した国で、国の要となる中央都市はそのディーゼルエンジンを主軸とした設計で構築されている。魔国が魔術の研究に国力を集中させているのと同じように、蒸国では科学に国力を集中させている。その為、様々な発明家たちが集まり、日々より良い発明のためにお互いを高め合っている。
  • 戦争などの戦いによって自身等の科学力が発揮されることに喜びを感じるが、戦争によって自身等が生み出した技術が塵と化すことを恐れており、本質的には戦争を嫌う平和主義国。
  • 全世界の「巨兵」の発祥地。

竜国

  • 「世界竜」と呼ばれる途轍もなく大きな竜の亡骸に出来た大地に位置する亜人大国。大陸より北の亜寒帯に位置し、分類上島国に分類されている。亜人とは人間に似た人間以外の要素を持った人型の種族全般を指しており細かく分類すればその数は数十にも及ぶ。人間が人口の半数以上を占める周辺諸国と比べると技術力は比較的低いが、身体能力や魔力保有量などの基礎能力が人間の倍以上あるため、戦争でも引けを取らない腕っぷしを持つ。他外国と異なり、国を統べる存在がいないが、亜人たちは「竜」を主と認識しており、世界に五匹しかいないと言われる竜の意思に絶対服従する国民性を持っている。

巨兵(タイタン)

  • 3~4M程度の巨体を持った、人間たちの戦争では要となるロボット兵器。
  • ゴーレムを核として様々な装備で武装したゴーレムと同化し魔力で動かしている。操縦とはいうものの、本質はゴーレムと神経接続して自身の思う様にゴーレムの身体を操作しているということになる。
  • 熱国の独自技術だったが、実現に向けて計画を進めるには開発資金問題を解決する必要があり、熱国は同盟関係にあった帝国に援助を申し出、帝国との共同開発によってこれを実現した。本来は建築現場などの労働環境で作業効率向上のために開発されたが、武装することで他国を圧倒できると考えた軍部の命令で軍用モデルが製作されるようになり、現在では戦争の要となる代表的な兵器と化してしまった歴史を持つ。
  • 戦争で実戦投入されたものの初期段階の巨兵にはまだ脆弱性があり、当時は人間の手でも簡単に破壊可能だったため、他国に帝国製巨兵を鹵獲されてしまうことも多く、更に鹵獲した巨兵を他国が研究、独自改良を加えることで他国にも巨兵技術が兵器として浸透していってしまった。
 ナイト:帝国軍の主力機として開発された巨兵国獣である馬の頭部を模したバシネットが特徴的な巨兵。国色である黒一色で塗装されており、隊長機に任命された機体だけが赤い肩当を装着することを許されている。他国では主に帝国式と呼ばれている。
 スワロー:帝国式を改良した航国の主力機。旧型の帝式機がベースのため、帝国の最新鋭機には劣るものの元の良さから他国の主力機に引けを取らない性能をしている。元の黒一色から国色の白と青に染色している。国獣の燕を模してか身体は燕尾服のような形状をしている。
 ガーゴイル:帝国式から仕組みを研究し魔国独自のゴーレムを核に作り出した新型巨兵。体躯が人間大から2m程度の小ささ故に機動力に非常に優れており、魔法によって生み出した翼によって飛行も可能。代償として帝国式などで使われている高火力の武装を搭載出来ない。しかし飛行によるアドバンテージは非常に大きい。
 ドレッドノート:熱国式は帝国式の倍以上体躯を誇り、その火力や殲滅力は他の追随を許さない性能をしている。戦争を嫌う熱国の発明家たちが帝国に対する抑止力として作り出したもので、まだ実戦投入はしたことがない。二体のゴーレムを融合させたキメラ生命体を核として使っており、魔力供給面で安定性が低く起動の際に非常に膨大な魔力を有する。
 紫電:熱国と密かに通じていた妖国が熱国との共同研究により開発した強化外骨格。魔国式に非常に似ており体躯は人間大だが製作に熱国が大きく関わっているのもあって性能は魔国式をはるかに上回る。機動力は全巨兵中トップクラスとされ、小さな身体から振るわれているとは思えない剣戟を見せる豪腕など戦闘力も非常に高い。がその代償として防御力・耐久性に難がある。

五竜

  • この世界において純粋に「竜(ドラゴン)」と呼ばれるものは五匹しか存在していない。それぞれ別々の大陸で自然を司っている。かつては六竜と呼ばれ、その名の通り六体目の竜が存在したが、裏切りの天竜ジルクニスによって殺され、五竜となってしまった。
 火竜レクスウス:魔国がある火山地帯で「原初の火」を守護している。
 鋼竜マムロクス:帝国北部にある「孔」で「楔」を守護している。
 海竜アゼルヌス:航国より更に南に進んだ海にあるアゼル海溝の深部で「瞳」を守護すしている。
 森竜ドボルゼス:世界竜の頂点で亜人種の大国に加護を与え続けている慈悲深き存在。どの種族にも分け隔てなく接する寛容な懐の広さから「慈愛竜」とも呼ばれる。
 天竜ジルクニス:別名「厄災竜」の名を持つ混沌の権化。その神々しさすらある美しい風貌から想像できない程、凶暴で守護領域を持たないこともあった世界中で姿が目撃される竜。姿は見たが最後、その地には災いの渦が広がる。
 地竜ロンドルス:ジルクニスの裏切りによってこの世を去った竜。かつては帝国のあるローダン大陸の守護竜だった。

ガラテア魔法大学

  • 世界一大きく魔法を学び研究できる学校。ガラテアと言えばだれもが口を揃えて「魔法大学」と口にするほどに名の知れた場所で魔法を学ぶほとんどの人々が目指す魔法研究最高峰の地。魔導士としての才能が全てのこの国では学会に所属する魔導士が国の政治をも仕切っているため魔法大学といえど政府機関として扱われている。学内には大小様々な規模の組織が存在し、中でも「セントラル」と呼ばれる学会の上位十人で構成された組織が国の要となり政治は軍事において最終決定権を有している。
  • 魔国内で起きた事件などで逮捕された罪人などは大学地下にある収容施設に収監される。

キャラクター

帝国陣営

鉄血女帝

 名前:ルス
 性別:男
 年齢:27
 種族:人間
 出身:帝国 エルゼピオ
 詳細:
  • フォートブレイズ鉄血騎士団の団長。
 搭乗機体:黒騎士エルダリオ

黒い狂戦士

 名前:ステラ
 性別:女
 年齢:18
 種族:人間
 出身:航国 イニグラード → 帝国 エルゼピオ
 詳細:
  • フォートブレイズ鉄血騎士団の第八部隊の隊長。
 搭乗機体:黒騎士エルゼキヌ
 機体変遷
  • 第一形態:他隊長格と同等の一角獣形態。主武装はロングソードとグレートシールド。
  • 第二形態:第一形態に航国軍水陸両用式(旧式)の左腕を移植した改修機体。
  • 第三形態:他隊長格と一線を画す二角獣形態。主武装はグレートソードのみ。
  • 第四形態:魔国式に倣って重装備から軽装備に変更。主武装もロングソード二本へ。
  • 第五形態:魔国式と帝国式の融合機体。帝国式の重装備を残しつつも飛行を可能としたハイヴリット機体。主武装はグレートソードとグレートシールド。


航国陣営

赤狼

 名前:ペルナ・サシャータ
 性別:男
 年齢:16
 種族:人間
 出身:航国 イニグラード
 詳細:
  • 11年前、ペルナが5歳の時にイニグラード近郊の山に「ボルケーノ・ウルフラム」という魔物が出現した。本来魔国周辺にしか生息しないはずのその魔物は非常に強力でその魔物に暮らしていた村を焼かれ、夕食のために山菜狩りに出掛けていたペルナだけが生き残ってしまった。家族や村の人々を殺された恨みからボルケーノ・ウルフラムを殺す為だけに鍛錬を積むが、その目標は隣国の凄腕冒険者によって絶たれてしまう。生きる意味を見失ったペルナは、精神的に追い詰められ狼型の魔物を見るとボルケーノ・ウルフラムの幻覚を見るようになってしまった。幻覚で見るどのボルケーノ・ウルフラムも手応えがないことから、家族を殺したあの強いボルケーノ・ウルフラムを探し殺すために、狼狩りとなった。
  • 家族を失ったあと、山の消火に駆け付けたイニグラード消防隊の若い男に拾われ、養子として迎えられる。
  • 仕留めた狼型の魔物の毛皮で作った外套を纏っている。本来イニグラード近郊の山に生息する狼型の魔物は白い体毛を持つが、ペルナはその白い毛皮を魔物の血で、赤く染色したものを纏っている。
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魔国陣営

不老の魔女

 名前:エルザ
 性別:女
 年齢:127
 種族:亜人(狼獣人)
 出身:魔国
 詳細:
  • 不老長寿の魔法を自身の課題として研究しており、自身もその結果として生まれた魔法によって若い頃の姿のままで現在も暮らしている。外見年齢は一番美しかったとされる二十代後半から三十代前半の頃のまま。


妖国陣営

鬼斬り狂士郎

 名前:宴・狂士郎・吉継
 性別:男
 年齢:32
 種族:人間
 出身:妖国 八刻夜町
 詳細:
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熱国

駆動騎士

 名前:ウォルター・ロッツォ
 性別:男
 年齢:28
 種族:人間
 出身:熱国 アズハルディン
 詳細:
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竜国陣営

竜王

 名前:アドラ
 性別:男
 年齢:不明(数百は優に超える)
 種族:竜人
 出身:竜国
 詳細:
  • 竜によって生み出されし存在。竜とその他種族を繋ぐ唯一の架け橋。


最終更新:2021年03月25日 11:07