陸
■ キャラクター詳細設定
【名前】陸(Riku)※姓不明/
【コードネーム】:GRAVEBREAKER(墓割り)
【所属】S.O.A.(特異怪異殲滅部隊) 役職:前衛主力・殲滅戦特化担当
【外見】
- 身長:2m超/体重:100kgを軽く超える、まさに**「動く岩山」**のような巨躯。
- 筋肉の密度と質量は常人離れしており、戦闘時には重機にすら匹敵する破壊力を発揮。
- 髪は短く、野性味のある無造作な黒髪。無精髭を生やし、笑えば豪快だが、怒ると山が崩れるような迫力。
- 装備はS.O.A.特注の強化戦闘外骨格+高出力武装パーツを各所に装着。
【性格・口調】
- **豪快で明るく、器の大きい兄貴分。**どんな場面でもまずは笑い、動じない。
- 面倒見がよく、若手にもフラットに接する。特に劉や明日香には“年長者”として接しつつも、しばしばからかわれている。
- 口調はくだけており、「俺」「〜だな」「ガッハッハ」が基本スタイル。
- 実は細かいところまでよく見ており、場の空気を読むことに長ける。
【戦闘スタイル】
- 純物理火力に全振りした接近特化型。
- 自身と同サイズの超重量大剣を振るい、“一撃必殺”の殲滅力を持つ。
- 高速戦闘には向かないが、耐久とパワーで押し通す“最もシンプルで、最も恐ろしい”戦士。
【関係性】
- 明日香: 悪友的な信頼。彼女の爆発力と感情の起伏を笑いながら受け止める良き兄貴分。
- コルト: 相性は対照的だが、互いに全幅の信頼を置いている。黙っていても伝わる関係。
- 劉: 甥と叔父くらいの距離感。若かりし頃から見守ってきた後輩。劉の“変化”を誰よりも肯定的に受け入れている。
- 春鳴華: 基本的にからかい対象だが、彼女の理性と劉への想いに対しては内心敬意を抱いている。
【逸話・伝説】
- “神格怪異”と称された超巨大砂蟲型怪異『覇蛇大公』を、たった一太刀で真っ二つにした。
- 以降、都市周辺では「神殺しの陸」として語られ、伝説級狩人の代名詞となる。
- 現在もフリーの狩人として各地に名を轟かせており、彼の登場で群れが退いた怪異も存在するという。
【信条・名言】
「俺の一撃はな、誰かが“前に進むため”の道を切り開くんだよ」「逃げてもいい。でもそのときゃ、俺が背中を守ってやる」- 陸にとって戦いとは、“道を通すための開拓”であり、仲間の生存と前進を誰よりも願っている。
【現在】
- S.O.A.の名を伏せ、各地のスラムや外縁部で“フリーの怪異狩人”として活動中。
- 巨大な体と豪快な笑みがトレードマークで、「陸がいるなら大丈夫」と言われる安心感を与えている。
- 喧拳咢楽では最もよく笑い、よく飲み、よく騒ぐ存在。
■ 陸 通常運用兵装: 《シャイロックⅡ》
【《シャイロックⅡ》】
S.O.A.特注製造/超高密度振動刀
分類:特大型近接兵装/高出力・高破壊型戦術剣
通称:「怪物斬りの二番刀」
◆ 基本仕様
- 全長:約220cm、重量:約60kg
- 材質:高密度金属合金と、S.O.A.特製の**「斥力中和振動核」**を内蔵
- 通常の兵士では持ち上げることすら困難な“超重量兵装”
- 刀身は振動波を纏い、接触物体の構造を内側から断裂させる構造。
◆ 特徴と能力
- 一振りで鋼鉄製の戦車を真っ二つにできる破壊力を誇る。
- 斬撃範囲は“圧”ごと押し切るように展開されるため、命中精度を問わない面制圧能力がある。
- 長時間の使用で剣本体に蓄積される“振動ストレス”により、使用後の破損率が極めて高い。
◆ 限界と制約
- 陸の筋力と耐久があって初めて扱える設計。“あいつ専用”と設計者が断言した逸品。
- 最大出力を放つたびに刀身が自壊に近い形で損耗するため、運用コストが高い。
- 装備時は専用の外骨格補助システム(筋力サポート)との連携が必須。
■ 陸 禁忌兵装: 《シャイロック》
【2. 《シャイロック》】
“神を斬るために作られた剣”とされる過去の遺物
分類:禁忌兵装(アーティファクト)/伝承級単一兵装
通称:「神殺しの剣」
◆ 起源
- 陸が軍に入隊する以前、秘匿された遺構で発見された“神造兵装”。
- 作られた目的も製造者も不明。唯一明らかなのは、それが“概念”すら切り裂く力を持っていたこと。
◆ 発動時の効果
- 刀身内部に“物理・霊的・概念的干渉を中断させる波長”を内包。
- 一太刀で怪異を物理的に“斬る”のではなく、存在そのものを断絶させる。
- 初めて使われた際、その放出エネルギーの余波により、錆華市全域が丸一日停電。
◆ 現在の扱い
- 危険性の高さから、軍と怪異理研によって“永久封印指定”を受けた禁忌兵装。
- シャイロックⅡはこのオリジナルの一部構造と断片的技術をもとに、“模倣品”として再構築された。
- 陸以外が持つことは禁止されており、強制起動コードは彼の生体認証に直結。
◆ 特徴的な構造
- 刀身の一部に古代語めいた文様が浮かび、発動時には“唸るような低音”が響く。
- 一説には「この剣自体が怪異である」と囁かれ、刀を鞘から抜くたびに周囲の霊圧が乱れる。
◆ 備考
- 陸自身は「こいつはもう使わねぇ」と公言しているが、必要なら再び封印を解く覚悟も持ち続けている。
最終更新:2025年05月26日 08:50