概要
戦闘に至るまでの背景
元々は、
サムルトン国軍が
ライラックの戦いで奪われた都市を奪還するための出陣だったが、この戦いを提案したのは
クライシスであり、正規軍と私兵部隊が主導権を巡って睨み合いの状態となっていた。
敵軍の足並みが乱れていることを察した
フェリサスは、素早く迎撃部隊を編制すると、守備を固めるのではなく逆に進軍して戦いの主導権を握ることに成功した。
両軍の戦力
ストラアの戦い
かつて
六柱将が魔物と戦った古戦場だったこの地は、当時の城壁が入り乱れていた。
その複雑な地形を利用して、
ミレーヌを伏兵として帝国軍を挟撃しようとする
サムルトン国軍。
まずは、
リックスが勇者の名に恥じない突撃を仕掛け、
ラヴァを撃破する。
これに対して、
フレイズ、
ゼクトを向かわせるが、本陣が手薄となったことから、
ミレーヌが動き出す筈であった。
しかし、彼女の伏兵は
サンドラによって察知され、逆に強襲を受けて奇襲作戦は失敗、これ以上の戦闘は無意味と悟った
ムゥナは全軍を撤退させる。
リックスが殿軍として戦場に踏みとどまり、彼の獅子奮迅の活躍もあって、
サムルトン国軍は大きな損害を出さずに撤退するが、結果的にストラアの地を奪われることとなった。
魔女伝説
歴史的な資料は発見されないが、
サンドラの魔女伝説をこの戦いに絡めたエピソードがある。
サンドラの正体は、かつて
六柱将と戦いこの地を奪われた魔物の一族であり、彼女の真の目的は
カオスゼロの奪取とそれを使った復讐であったが、最終的に
フェリサスに興味をもち、そのまま本当に彼の臣下になったという説である。
彼女が
ミレーヌの伏兵を看破したのは、魔女の力で洗脳した兵士を
クライシス内に潜伏させていたため、情報が筒抜けであったという。
この時期、各地で「魔女に操られた」と称する異常者が多く見られた(
グラスシードも城下町で遭遇したことがある)ことも彼女の暗躍を裏付けるとされ、
ミレーヌから
カオスゼロの場所を聞き出したというが、そもそも
サンドラの魔女伝説はあくまでも噂レベルに過ぎず、その真相は謎である。
戦いの結末
最終更新:2024年08月17日 02:36