基本情報



略歴

アル国は、多くの良将を有していながらも、アル国四天王が象徴するように、血統や官位にこだわった人事しか行わなかった。
レガードも出身の身分の低さと、生来の口の悪さから、ルドリアにもザグルスにも敬遠され、黙々と辺境を守備していた。
ルドリアの南征では、彼女の駐屯地が近くにあったことから召集されるが戦いは大敗、それでも彼女は最前線から生還を果たしている。
その後も反乱軍鎮圧で采配を見せ、リッドゾーンの戦い(694)、第2次ラウラの戦い(695)で共に戦ったフィッツは、彼女の武勇は十分通用すると見て幾度となくザグルスに献策するが、ついに聞き入れられなかった。

結果として彼女に主力部隊合流の要請が下ったのは、アル国滅亡の戦いとなるル・ヴァラヴァ・ザードの戦い(697)となり、負け戦につき合わされる形となってラゴベザスに生け捕られる。
戦いの後、説得を受けてベルザフィリス国に帰順し、以後は同僚と口論を重ねながらも、ようやく実力を発揮できる環境を得て戦果を重ねていく。

リボンの戦い(699)では、デイロードとレガードの性格が原因で、一度はロードレア国と一触即発の事態を作り出すが、全く悪びれた様子はなかったという。
その後もディースの戦い(701)、第2次ディースの戦い(702)、ロードレア遠征(708)、ヴァイグの戦い(710)等に参戦し、存分に破壊力を発揮するが、損害も大きく、真っ先に戦場から離脱することも多かった。


人物

  • 「お前が使者に立てばどの国とも開戦できる、たとえそれが同盟国に季節の挨拶として送られた使者だったとしても」と言われた。これは彼女の口の悪さを揶揄した冗談であり、実際は彼女に外交の仕事が与えられたことはない。しかし、リボンの戦いにおいて、ついに使者に立たなくても開戦寸前の状況を作り出してしまうこととなる。


関連項目



最終更新:2024年06月29日 03:44