基本情報
略歴
ゲルジュはその後
モルコア国に駐屯、まだ
神器衆でなかった頃の
サウラと戦場で何度かぶつかった。(ただし、互いに無名時代の為正確な資料は残っておらず、あくまでも本人達の回想で語られたのみである)
モルコア国駐屯後の戦場での手柄により、各国に派遣された
ダルスバード艦隊を任される指揮官の一人となる。
翌3327年4月
第二次リゼルバ攻略戦が勃発。この戦いの数日前、彼の元を単身訪れた
サウラの説得により、戦闘中の寝返りを約束する。
あくまでも口約束であり、本当に実行されるか不安の中での戦いであったが、ゲルジュはこれに応え、
リゼルバ攻略の立役者となる。
人物
- 常に敵対する陣営にいたサウラとゲルジュは、兵卒だった時代互いに全力を尽くして何度も戦いあい、「敵との友情」という奇妙な関係を築いていた。これが後の寝返りに繋がるが、ゲルジュは後になって、「この感情は、古今東西様々な戦場で発生するのだが、自分が死力を尽くして戦っている相手なのだから、きっと相手も能力的にも人格的にも完成度の高い者なのだ…という、自分を美化する感情が生んだ錯覚なのかもしれない」と語った。
- 策士として戦局を動かしたジェルダーに対して、あくまでも一人の戦士として最前線で戦うことにこだわったゲルジュ、リゼルバ陥落時の二人の扱いの差は、ある意味では妥当なものであったが、自らの拳での戦いに拘るゲルジュとしては納得のいかないものであった。
関連項目
最終更新:2024年06月29日 04:53